2009/04/01 - 2009/04/11
84位(同エリア116件中)
ゆきさん
とうとうやってきました、メルクの大修道院。
「天上の愛 地上の恋」の美青年修道士アルフレートが、このメルクの修道院で勉強していた、というので、来てみたかったのです。一応、漫画の中では、ルドルフもここに来ていたし。
もちろんアルフレートとゆーのは、架空のキャラですが。
オタクにはそんなもの、関係ないのです。
ホームズが好きでロンドンに行くのと、同じレベルの話です!(力説)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
-
メルクの駅を出て、歩き出しました。
ああああ〜。いままで青空だったのに〜。
もうちょっと、がんばって〜。 -
どこから行けばいいのかわからなかったんですが、とりあえず、あのでかい修道院を目指して、坂をのぼっていきます。
-
ここでもイースターマーケット。
-
中央通りみたいです。
-
でも、売っているものはむしろ、普通の農産物とか、ハムとか、そんな感じでした。
イースターものもありましたが、どちらかというと、普通の縁日っぽかった。 -
てくてく。
-
道ばたのお花。
-
いそげ、いそげ! がんばるんだ!
早く行かないと、11時になってしまう! -
道に迷ったら、完全に遅刻だ!
-
よかった、まにあった〜!
11時からのガイドツアー、2分前に到着しました。 -
ガイドツアー開始30秒前に、偶然やってきたアメリカ人一家も加わって、観光スタート。
-
ピンクの階段。なんてラブリーな色彩感覚。
-
なんだろう。この煩悩を刺激しまくるキュートな空間は。
-
階段をのぼりきったところでチケットを見せます。ということは、あのピンク階段までは無料?
この廊下が、いちばん長い廊下なのだそうです。 -
廊下は肖像画だらけ。この修道院はもともと、王族の宿泊施設として建てられたので、宮殿のように豪華に作られたのでした。
もちろん、漫画の中ばかりでなく、本物のルド様も泊まっていったに違いないですよ! -
しかし、順路を進むと、異様な色のライトに照らされた部屋、続出。
-
この演出はまちがっていると思う。
-
うーん。
-
彫刻はみごとなんですけど‥‥
この異様な空間は、いったいどこまで続くのか〜! -
おお、やっともともとの修道院のなごりを見せてくれる部屋が!
この部屋に王族が泊まったそうです。すてきな床。 -
を直接、歩けるわけではなく、上に橋のような通路がかかっているのです。
-
橋が上下にぐね〜っとカーブしているのは、この修道院が、建てている最中に、うっかり火事でほとんど燃えちゃったとか、山あり谷ありの人生(?)をたどったことを表現しているそうです。
アーティストってわからん。 -
天井です。これも当時の名残があります。
-
いちばんミニサイズの本。
-
次はお宝陳列部屋。
-
ここに泊まりにきたお客さん(王族)が持ってくるので、こういう金ぴかが、いくらでもあるそうです。
-
司祭の帽子。
-
司祭のマント。
-
この鋭い顔はベルトルト・ディートマイヤーかな? メルクの修道院をここまででっかくした、やり手の若い修道院長です。しかし、建築中に修道院は火事でほとんど燃えるという事件が‥‥
-
むっ。誰だ、このおじさんは。よくわからないけど、うっかり撮ってしまった。
-
司祭服のフルセット。
この下には、靴もありました。 -
ううーん。こう、あまりに近代博物館化されていてですね。
「アルフレート!」という萌えが、いまいち感じられない〜。いちばん萌えを感じたのは、最初の無料のビンク階段だった〜。 -
と、内心、ぶーたれながら進んでいったら、ある意味、すてきなものがありました。
底にちょうつがいがついていて、ぱかっと開く仕様になっているのが見えますか? -
ある意味、究極のエコ。
使い回し棺桶です。
修道士は生まれた時のように、何ひとつ持たずにあの世に帰るべきだとかなんとかで、白木の棺で墓まで運ばれたのち、ぱかっと底が開いて‥‥で、また、次の葬式で、この棺桶を使う、と。
一度にふたりの葬式を出す時にはどうしたんだろう。 -
またさっきの廊下に出てきました。ずーっとここまで、廊下と平行する部屋の中を通過してきたことになります。
-
修道院の模型。この部屋に、ディートマイヤー修道院長の肖像画もありました。しかし、うまく撮れなかったので断念。
と、ここまでは正直、いまいちな展示ルームでしたが(あの照明の不気味な色とかねー)、この次からが、萌え全開の空間でした。 -
正直、ここまでの嘘くさい手作り空間にテンション下がり気味のツアー客一同でしたが、この部屋にはいってから、俄然、ヒートアップ。
マルモア・ザール。大理石の部屋です。この、扉のふちは本物の大理石。 -
で、それ以外は、人造大理石です(笑)。
-
こんにちは。
-
ここからはずっと、美しい天井画が続きます。
-
床もすてき。
-
なんだかなー。修道院という感じが全然しないです。
シェーンブルンよりもかわいいのが不思議。 -
ここから、一度、外に出られます。
-
メルクの街。わりと大きいですね〜。
-
同じ場所に立ったまま、うしろを振り向くと、こんなふうに見えます。
-
ここは二階テラスで、中庭を見下ろすかたちになります。
-
ずーっとのどかな風景が広がっています。
さて、このテラスの外回廊をぐるっと回って、再び、修道院の中にはいると‥‥ -
図書室!
-
こんにちは。
-
たしかに、とってもきれいなんですが!
-
わずか数日前、というか、ウィーンについてまっさきにすっとんでいった、王宮図書館の方が、ずっとすてきできれいで大きかったような気が。
うう、期待をふくらませすぎてしまったんでしょうか。 -
とはいえ、本が好きなら、ずーっとここにいりびたってしまいそうですね。
-
しかし、読めない。ドイツ語うんぬんではなく、文字が読めない〜。
-
二階にのぼる階段です。
-
階段前の天井画。
かわいいですよね、ここの天井画。女の子向け。 -
二階は見上げるだけ。立ち入り禁止です。
ツアーはここで終わります。このあと、螺旋階段で下におりていきます。 -
うずまき、ぐるぐるぐる。
-
写真で見ると大きく見えますが、実はけっこう狭い階段です。
そして、撮影に夢中になって、足を踏みはずしかける観光客続出。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- まみさん 2009/06/12 19:29:21
- わたしもわたしもーっ
- ゆきさん、こんにちは。
ルドルフ皇太子ツアーというのでタイトルは気になっていたのですが。
わたしもー、2003年(もう6年も前じゃ)にぜひ行きたいと思った理由が、「天上の愛 地上の恋」なのですー@
- ゆきさん からの返信 2009/06/13 10:44:21
- RE: わたしもわたしもーっ
- まみさん、こんにちは〜。
> わたしもー、2003年(もう6年も前じゃ)にぜひ行きたいと思った理由が、「天上の愛 地上の恋」なのですー@
あの漫画は影響力大きかったです。海外旅行はしばらく行かない、と思っていたわたしなのに、これを読んだら、むりやり時間とお金を作ってウィーンに行ってしまいました。
そして、また行きたいです!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ゆきさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
メルク(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
478円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
58