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 とうとうやってきました、メルクの大修道院。<br />「天上の愛 地上の恋」の美青年修道士アルフレートが、このメルクの修道院で勉強していた、というので、来てみたかったのです。一応、漫画の中では、ルドルフもここに来ていたし。<br /> もちろんアルフレートとゆーのは、架空のキャラですが。<br /> オタクにはそんなもの、関係ないのです。<br /> ホームズが好きでロンドンに行くのと、同じレベルの話です!(力説)<br /> 

ルドルフ皇太子ツアー ウィーン4日目 その2

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2009/04/01 - 2009/04/11

84位(同エリア116件中)

2

58

ゆき

ゆきさん

 とうとうやってきました、メルクの大修道院。
「天上の愛 地上の恋」の美青年修道士アルフレートが、このメルクの修道院で勉強していた、というので、来てみたかったのです。一応、漫画の中では、ルドルフもここに来ていたし。
 もちろんアルフレートとゆーのは、架空のキャラですが。
 オタクにはそんなもの、関係ないのです。
 ホームズが好きでロンドンに行くのと、同じレベルの話です!(力説)
 

同行者
一人旅
交通手段
鉄道
  •  メルクの駅を出て、歩き出しました。<br /><br /> ああああ〜。いままで青空だったのに〜。<br /> もうちょっと、がんばって〜。

     メルクの駅を出て、歩き出しました。

     ああああ〜。いままで青空だったのに〜。
     もうちょっと、がんばって〜。

  •  どこから行けばいいのかわからなかったんですが、とりあえず、あのでかい修道院を目指して、坂をのぼっていきます。

     どこから行けばいいのかわからなかったんですが、とりあえず、あのでかい修道院を目指して、坂をのぼっていきます。

  •  ここでもイースターマーケット。

     ここでもイースターマーケット。

  •  中央通りみたいです。

     中央通りみたいです。

  •  でも、売っているものはむしろ、普通の農産物とか、ハムとか、そんな感じでした。<br /> イースターものもありましたが、どちらかというと、普通の縁日っぽかった。

     でも、売っているものはむしろ、普通の農産物とか、ハムとか、そんな感じでした。
     イースターものもありましたが、どちらかというと、普通の縁日っぽかった。

  •  てくてく。

     てくてく。

  •  道ばたのお花。

     道ばたのお花。

  •  いそげ、いそげ! がんばるんだ!<br /> 早く行かないと、11時になってしまう!

     いそげ、いそげ! がんばるんだ!
     早く行かないと、11時になってしまう!

  •  道に迷ったら、完全に遅刻だ!

     道に迷ったら、完全に遅刻だ!

  •  よかった、まにあった〜!<br /> 11時からのガイドツアー、2分前に到着しました。

     よかった、まにあった〜!
     11時からのガイドツアー、2分前に到着しました。

  •  ガイドツアー開始30秒前に、偶然やってきたアメリカ人一家も加わって、観光スタート。

     ガイドツアー開始30秒前に、偶然やってきたアメリカ人一家も加わって、観光スタート。

  •  ピンクの階段。なんてラブリーな色彩感覚。

     ピンクの階段。なんてラブリーな色彩感覚。

  •  なんだろう。この煩悩を刺激しまくるキュートな空間は。

     なんだろう。この煩悩を刺激しまくるキュートな空間は。

  •  階段をのぼりきったところでチケットを見せます。ということは、あのピンク階段までは無料?<br /> この廊下が、いちばん長い廊下なのだそうです。

     階段をのぼりきったところでチケットを見せます。ということは、あのピンク階段までは無料?
     この廊下が、いちばん長い廊下なのだそうです。

  •  廊下は肖像画だらけ。この修道院はもともと、王族の宿泊施設として建てられたので、宮殿のように豪華に作られたのでした。<br /> もちろん、漫画の中ばかりでなく、本物のルド様も泊まっていったに違いないですよ!

     廊下は肖像画だらけ。この修道院はもともと、王族の宿泊施設として建てられたので、宮殿のように豪華に作られたのでした。
     もちろん、漫画の中ばかりでなく、本物のルド様も泊まっていったに違いないですよ!

  •  しかし、順路を進むと、異様な色のライトに照らされた部屋、続出。

     しかし、順路を進むと、異様な色のライトに照らされた部屋、続出。

  •  この演出はまちがっていると思う。

     この演出はまちがっていると思う。

  •  うーん。

     うーん。

  •  彫刻はみごとなんですけど‥‥<br /> この異様な空間は、いったいどこまで続くのか〜!

     彫刻はみごとなんですけど‥‥
     この異様な空間は、いったいどこまで続くのか〜!

  •  おお、やっともともとの修道院のなごりを見せてくれる部屋が!<br /> この部屋に王族が泊まったそうです。すてきな床。

     おお、やっともともとの修道院のなごりを見せてくれる部屋が!
     この部屋に王族が泊まったそうです。すてきな床。

  •  を直接、歩けるわけではなく、上に橋のような通路がかかっているのです。

     を直接、歩けるわけではなく、上に橋のような通路がかかっているのです。

  •  橋が上下にぐね〜っとカーブしているのは、この修道院が、建てている最中に、うっかり火事でほとんど燃えちゃったとか、山あり谷ありの人生(?)をたどったことを表現しているそうです。<br /> アーティストってわからん。

     橋が上下にぐね〜っとカーブしているのは、この修道院が、建てている最中に、うっかり火事でほとんど燃えちゃったとか、山あり谷ありの人生(?)をたどったことを表現しているそうです。
     アーティストってわからん。

  •  天井です。これも当時の名残があります。

     天井です。これも当時の名残があります。

  •  いちばんミニサイズの本。

     いちばんミニサイズの本。

  •  次はお宝陳列部屋。

     次はお宝陳列部屋。

  •  ここに泊まりにきたお客さん(王族)が持ってくるので、こういう金ぴかが、いくらでもあるそうです。

     ここに泊まりにきたお客さん(王族)が持ってくるので、こういう金ぴかが、いくらでもあるそうです。

  •  司祭の帽子。

     司祭の帽子。

  •  司祭のマント。

     司祭のマント。

  •  この鋭い顔はベルトルト・ディートマイヤーかな? メルクの修道院をここまででっかくした、やり手の若い修道院長です。しかし、建築中に修道院は火事でほとんど燃えるという事件が‥‥

     この鋭い顔はベルトルト・ディートマイヤーかな? メルクの修道院をここまででっかくした、やり手の若い修道院長です。しかし、建築中に修道院は火事でほとんど燃えるという事件が‥‥

  •  むっ。誰だ、このおじさんは。よくわからないけど、うっかり撮ってしまった。

     むっ。誰だ、このおじさんは。よくわからないけど、うっかり撮ってしまった。

  •  司祭服のフルセット。<br /> この下には、靴もありました。

     司祭服のフルセット。
     この下には、靴もありました。

  •  ううーん。こう、あまりに近代博物館化されていてですね。<br />「アルフレート!」という萌えが、いまいち感じられない〜。いちばん萌えを感じたのは、最初の無料のビンク階段だった〜。

     ううーん。こう、あまりに近代博物館化されていてですね。
    「アルフレート!」という萌えが、いまいち感じられない〜。いちばん萌えを感じたのは、最初の無料のビンク階段だった〜。

  •  と、内心、ぶーたれながら進んでいったら、ある意味、すてきなものがありました。<br /> 底にちょうつがいがついていて、ぱかっと開く仕様になっているのが見えますか?

     と、内心、ぶーたれながら進んでいったら、ある意味、すてきなものがありました。
     底にちょうつがいがついていて、ぱかっと開く仕様になっているのが見えますか?

  •  ある意味、究極のエコ。<br /> 使い回し棺桶です。<br /> 修道士は生まれた時のように、何ひとつ持たずにあの世に帰るべきだとかなんとかで、白木の棺で墓まで運ばれたのち、ぱかっと底が開いて‥‥で、また、次の葬式で、この棺桶を使う、と。<br /> 一度にふたりの葬式を出す時にはどうしたんだろう。

     ある意味、究極のエコ。
     使い回し棺桶です。
     修道士は生まれた時のように、何ひとつ持たずにあの世に帰るべきだとかなんとかで、白木の棺で墓まで運ばれたのち、ぱかっと底が開いて‥‥で、また、次の葬式で、この棺桶を使う、と。
     一度にふたりの葬式を出す時にはどうしたんだろう。

  •  またさっきの廊下に出てきました。ずーっとここまで、廊下と平行する部屋の中を通過してきたことになります。

     またさっきの廊下に出てきました。ずーっとここまで、廊下と平行する部屋の中を通過してきたことになります。

  •  修道院の模型。この部屋に、ディートマイヤー修道院長の肖像画もありました。しかし、うまく撮れなかったので断念。<br /><br /> と、ここまでは正直、いまいちな展示ルームでしたが(あの照明の不気味な色とかねー)、この次からが、萌え全開の空間でした。

     修道院の模型。この部屋に、ディートマイヤー修道院長の肖像画もありました。しかし、うまく撮れなかったので断念。

     と、ここまでは正直、いまいちな展示ルームでしたが(あの照明の不気味な色とかねー)、この次からが、萌え全開の空間でした。

  •  正直、ここまでの嘘くさい手作り空間にテンション下がり気味のツアー客一同でしたが、この部屋にはいってから、俄然、ヒートアップ。<br /> マルモア・ザール。大理石の部屋です。この、扉のふちは本物の大理石。

     正直、ここまでの嘘くさい手作り空間にテンション下がり気味のツアー客一同でしたが、この部屋にはいってから、俄然、ヒートアップ。
     マルモア・ザール。大理石の部屋です。この、扉のふちは本物の大理石。

  •  で、それ以外は、人造大理石です(笑)。

     で、それ以外は、人造大理石です(笑)。

  •  こんにちは。

     こんにちは。

  •  ここからはずっと、美しい天井画が続きます。

     ここからはずっと、美しい天井画が続きます。

  •  床もすてき。

     床もすてき。

  •  なんだかなー。修道院という感じが全然しないです。<br /> シェーンブルンよりもかわいいのが不思議。

     なんだかなー。修道院という感じが全然しないです。
     シェーンブルンよりもかわいいのが不思議。

  •  ここから、一度、外に出られます。

     ここから、一度、外に出られます。

  •  メルクの街。わりと大きいですね〜。

     メルクの街。わりと大きいですね〜。

  •  同じ場所に立ったまま、うしろを振り向くと、こんなふうに見えます。

     同じ場所に立ったまま、うしろを振り向くと、こんなふうに見えます。

  •  ここは二階テラスで、中庭を見下ろすかたちになります。

     ここは二階テラスで、中庭を見下ろすかたちになります。

  •  ずーっとのどかな風景が広がっています。<br /> さて、このテラスの外回廊をぐるっと回って、再び、修道院の中にはいると‥‥

     ずーっとのどかな風景が広がっています。
     さて、このテラスの外回廊をぐるっと回って、再び、修道院の中にはいると‥‥

  •  図書室!

     図書室!

  •  こんにちは。

     こんにちは。

  •  たしかに、とってもきれいなんですが!

     たしかに、とってもきれいなんですが!

  •  わずか数日前、というか、ウィーンについてまっさきにすっとんでいった、王宮図書館の方が、ずっとすてきできれいで大きかったような気が。<br /> うう、期待をふくらませすぎてしまったんでしょうか。

     わずか数日前、というか、ウィーンについてまっさきにすっとんでいった、王宮図書館の方が、ずっとすてきできれいで大きかったような気が。
     うう、期待をふくらませすぎてしまったんでしょうか。

  •  とはいえ、本が好きなら、ずーっとここにいりびたってしまいそうですね。

     とはいえ、本が好きなら、ずーっとここにいりびたってしまいそうですね。

  •  しかし、読めない。ドイツ語うんぬんではなく、文字が読めない〜。

     しかし、読めない。ドイツ語うんぬんではなく、文字が読めない〜。

  •  二階にのぼる階段です。

     二階にのぼる階段です。

  •  階段前の天井画。<br /> かわいいですよね、ここの天井画。女の子向け。

     階段前の天井画。
     かわいいですよね、ここの天井画。女の子向け。

  •  二階は見上げるだけ。立ち入り禁止です。<br /> ツアーはここで終わります。このあと、螺旋階段で下におりていきます。

     二階は見上げるだけ。立ち入り禁止です。
     ツアーはここで終わります。このあと、螺旋階段で下におりていきます。

  •  うずまき、ぐるぐるぐる。

     うずまき、ぐるぐるぐる。

  •  写真で見ると大きく見えますが、実はけっこう狭い階段です。<br /> そして、撮影に夢中になって、足を踏みはずしかける観光客続出。

     写真で見ると大きく見えますが、実はけっこう狭い階段です。
     そして、撮影に夢中になって、足を踏みはずしかける観光客続出。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • まみさん 2009/06/12 19:29:21
    わたしもわたしもーっ
    ゆきさん、こんにちは。

    ルドルフ皇太子ツアーというのでタイトルは気になっていたのですが。
    わたしもー、2003年(もう6年も前じゃ)にぜひ行きたいと思った理由が、「天上の愛 地上の恋」なのですー@

    ゆき

    ゆきさん からの返信 2009/06/13 10:44:21
    RE: わたしもわたしもーっ
     まみさん、こんにちは〜。

    > わたしもー、2003年(もう6年も前じゃ)にぜひ行きたいと思った理由が、「天上の愛 地上の恋」なのですー@

     あの漫画は影響力大きかったです。海外旅行はしばらく行かない、と思っていたわたしなのに、これを読んだら、むりやり時間とお金を作ってウィーンに行ってしまいました。

     そして、また行きたいです!

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