2009/06/03 - 2009/06/03
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jiuさん
43人の犠牲者を出した雲仙普賢岳の大火砕流が発生したのが平成3年6月3日。テレビで見た衝撃的な映像は今でも記憶に残っていますが、あれから18年が経ちました。島原市ではこの日を「いのりの日」として、市内各地で追悼行事が行われています。
雲仙災害記念館では「いのりの灯(ともしび)」という追悼行事が行われました。噴火災害から18年が経過し、噴火災害を直接知らない世代に伝えていこうと2年前から開かれているイベントです。
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄
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旧大野木場(おおのこば)小学校
島鉄バスターミナルから雲仙行きのバスに乗り「記念碑前」で下車。緩〜い傾斜地を約1km歩いて15分くらいで到着。 -
6月3日の大火砕流はここまで到達しませんでしたが、3ヵ月後の9月15日に発生した大火砕流が大野木場小学校を襲い、校舎は全焼しました。
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旧大野木場小学校
校舎の反対側に回ってみました。 -
旧大野木場小学校
火砕流をまともにかぶった側です。 -
旧大野木場小学校
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砂防みらい館
旧大野木場小学校の隣にあります。
地下1階、1階、3階に火山災害学習の展示があります。4階は監視所になっているので入れません。
開館時間は9〜16時30分で、休館日は12月29日〜1月3日。入場は無料。 -
砂防みらい館3階の野外展望コーナーから
緑色の物体は砂防えん堤で、土石流を食い止めるためのもの。左側が赤松谷川1号砂防えん堤、右側が水無川3号砂防えん堤。 -
サイレンが鈴なり、、
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雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)
開館時間は9〜18時。
有料の展示ゾーンの入館は17時まで。
入場料は大人1000円、中高生700円、小学生500円。 -
入口の前の広場に、地元の小学生や幼稚園の子供たちが作ったキャンドルが並んでいます。
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牛乳パックに溶かしたロウを流し込んで口を閉じ、水の中で転がし固めたものだそうです。
今キャンドルに乗っかっているフタは雨除けですが、幸い雨があがりました。\(^o^)/ -
大野木場小学校の子供達が作ったキャンドルも。
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到着したのが17時直前で、慌てて入館しました。
駆け足で1階の展示や平成大噴火シアターを見たあと2階に移動すると、2005年に発見されたテレビカメラが展示されていました。すぐ横では、復元できた映像をもとにしたドキュメンタリーが上映されています。画面がひどく乱れていて、かえって生々しく感じられました。 -
展望塔から
左の平成新山の方には雲が掛かったままですが、右の眉山は雲が取れて全体が見えています。 -
展望塔から
めいっぱいズームアップしてみたら、仁田峠のロープウェーの施設らしきものが写っていました。 -
展望塔から
さっき見たキャンドル -
18時から「いのりの灯」イベント開始
最初に地元高校生(島原商業)によるコンサートがロビーで行われました。
この高校生たちは18年前はまだ生まれていません。 -
こちらは島原高校の演奏。
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19時から、鐘ヶ江名誉館長、副市長の挨拶のあと、地元の子供たちも加わりキャンドルの点灯式が行われました。
鐘ヶ江名誉館長は当時の島原市長です。久しぶりにお顔を拝見しましたが、トレードマークだった髭はもうありませんね(生で見たのは初めて)。 -
みんなで次々にキャンドルに点灯していきます。
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きれいな写真が撮れて嬉しいけれど、子供たちにとってはキャンドルを作ることの方が楽しかったんじゃないかな〜と思う。そうやって一年に一度でも大火砕流災害のことに思いを馳せるのが大切なことかも。
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閉会(20時)まで見ていたかったのですが、バスの時間が来たので途中で帰りました。
Godzilla.T&Nさんが旅行記で紹介されていた土石流被災家屋保存公園(南島原市)にも行きたかったけど、今回は時間が無くてお預け。
次回は温泉に泊まって、ゆっくりしたいですね。
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