北タイ、ラオス紀行2009.5 ルアンナムターから

2009/05/20 - 2009/05/30

ルアンナムターのカムキンＧＨ。ファンルーム１泊６万Kip。
きれいな部屋で天井ではファンがぶんぶん回り、バスルームは清潔、バルコニーからの眺めも良い。
しかしそこは安宿ですから、掃除点検の甘い箇所もあります。洗面台の排水管は外れて水が漏れ、夕方から夜にかけての強風と雷雨で窓枠は外れて落ちていました。

翌朝のバスはビエンチャン行のVIPバスを選んだのが間違い。
前回の苦しい旅行以上に時間が掛かってしまいました。
ルアンパバーンまで11時間あまりの道中記です。

エリア その他の都市(ラオス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

安物の机上には所持品がごちゃごちゃしています。
樹脂合板のサブテーブルを引き出したら、使ったことがないようで綿埃が積もっていました。

洗面台を使うとそのまま床下に水がぴちゃぴちゃ落ちるので、見ると排水管が外れていました。
幸いまだ汚れはありません。自力ではめ直すことができました。

アクリルのルーパーのついた洗面台の窓。
タイ・ラオスではこのタイプの窓は時々みかけます。
右側のアルミの窓枠が外れて落ちました。手ではめこんだだけなのでねじ止めしないとまた外れるでしょうね。

メンテナンスに甘さはあったけれど、新しくて快適な宿でした。食堂はないけれど玄関ロビーでコーヒーやお茶が飲めるようになっていたしね。

朝は近くの店でカオソーイ。早くルアンパバーンのカオソーイが食べたい。

空港設備の改修工事が完成したルアンナムター空港。
わたしと中国へ行くという日本人の若者を乗せたトゥクトゥクはバスターミナルへ急ぎます。

切符売り場でルアンパバーンというと、係は９時(9:30?)のウドムサイ行きに乗れと言います。
先に出る８時30分発ビエンチャン行ＶＩＰバスの乗車券が欲しいと言うと８万Kipでした。

以前乗ったのもビエンチャン行でしたが、天井の押さえ枠が外れていて荷物の重さと振動で屋根がミシミシ音を上げる古いバスでした。

このバスはダブルデッカーですがトイレは閉鎖、１階部分は荷物室としていました。

中国国境までは30分、快調に走行。
その先は村ごとに乗客を乗せてローカルバスと変わりありません。

ウドムサイ地方で目にするようになった小型の馬やポニー。
近年中国方面から入ったもののように思います。

ウドムサイからルアンパバーン県パークモンまでは曲がりくねった山道が続きます。

途中の高い峠には高地ラオ族の村があります。
エアコン車で窓が開かない上に窓ガラスが汚れているのが残念。
バスは通過するだけなので村の様子を撮影するのは難しい。

高地の村を遠望。
それでもバスはこの時点では快調に走っていました。
ビエンチャンに深夜に着くのでしょうか。

ウドムサイは正午発、パークモンに14時30分。
しかしパークモンのバスターミナルで休憩。
１時間ほどするとエアコンも止められてしまい、女たちは駐車場の日陰で休みます。
いったい何時出発するんだ。ルアンパバーンには何時に着くのでしょうか。

４時頃出発する、ルアンパバーンには７時頃と言っていたのに発車は16時52分。もう日が傾いてきました。
その後も時間調整のため路上で無意味に停車したりで・・・。

パークモンの手前で乗車したタイダムの若い女性。
ビエンチャン近くの村に帰ると言っていました。
長時間停車の間、乗り合わせた人といろいろ話ができるのがただ一つの利点でしょう。