2009/05/22 - 2009/05/22
112位(同エリア351件中)
ニーコさん
ボルネオ(マレーシア・サバ州)に行って来ました。
ダナンバレー2日目。
ハードな1日が始まりました…。
ジャングル漬け。
この日1日でかいた汗の量は、3リットルを越えると思う…
そしてついに、ジャングルの洗礼を受けることになるのでした。
5/22 終日 ジャングル・トレッキングなど
朝・午前中・夕方・夜の4回
ボルネオ・レインフォレスト・ロッジ泊
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朝食前にキャノピー・ウォークを約2時間。
朝食を食べ終えて、9:30からまたジャングル・ウォーク開始です。
今日はかなりのタイトスケジュール。
昨晩夕食の時にお会いした日本人の男性は、私たちよりも1日早く来たそうなのですが、あまりにきつくて、ウォーキングを1回スキップした、と言っていました。
1日に4回のウォーキングは結構ハードです…。
写真は、部屋からロッジの入口に向かうデッキの上で遭遇したヘビ。
このウッドデッキ、トカゲとかヘビ、リスなど、意外と動物遭遇率高いです。ボルネオ レインフォレスト ロッジ ホテル
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赤い花に、蝶。
絵になりますね〜。
この他にも、蝶はいっぱい見ました。
昆虫好きの人にはたまらない場所でしょう。 -
ロッジの前に停めてあった車のフロントガラスにいた、蛾。
大きいので気持ち悪いのですが、よく見るときれい。 -
ロッジの入口に、木製のトレイルの地図があります。
今日はこれからCoffin hill trailを通って、丘の上のビューポイントに行き、Jacuzzi poolで泳いで帰って来ます。 -
いざ、出発。
夜、また雨が降ったので、テラコッタ色の大きな水溜りがあちこちに出来てます。
歩き始めて10分もすれば、トレッキングシューズはドロドロになります。 -
吊り橋で川を渡って、
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Coffin hill trailの方に向かいます。
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今日も相変わらず、鮮やかなみどり…
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と、こちらも相変わらずの落ち葉。
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てくてくてくてく。
ガイドのヒリンちゃんは、周りをよく観察しながら、耳をすませたり、気配を感じながら、歩くように、と言うけれど、へなちょこな私たちは足元が危ないので、主に下を見ながら歩きます。
もうすでに何回か転んでる(汗) -
サルに遭遇!
これは、レッドリーフモンキー。 -
こちらにも!
これは何ていうサルだろう?
白くてふわふわ、ぬいぐるみみたい。
抱っこしたい〜。 -
次はトカゲ。
というか、カメレオンの一種?
自分の身体の色を木に合わせつつあります。 -
このキノコ、美味しそう〜♪
味噌汁に入れたい感じ。
でも確実に、死に至りそう…(汗) -
昨日に引き続き、ムカデ。
ほんのちょっと慣れてきてる自分が怖い。 -
ここら辺からは、斜面を登っていきます。
これは絞殺し植物(ストラングラーツリー)が宿主に寄生して成長し、ついには宿主が枯れてしまって、ストラングラーツリーのみが生き残った状態だと思われます。
中が空洞になっています。 -
大きな大きな、葉っぱ。
プリーツが入ってます。 -
Coffinへの道しるべ。
Coffin(棺)とは、大昔からここに住んでいた原住民の部族のお墓があるところ。 -
昔の土器のようなものが、置かれています。
ここが、原住民の人達にとって、神聖な墓所である為に、儀礼的な意味で置かれているらしいです。 -
横には巨大な岩があって、そこにも植物の根が伸びて巻きついて、からみついて、ネットに入ったミカン状態。
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横の巨大な岩が、崖のようにそそり立っています。
岩の周りを包むように伸びる植物の根が、圧巻!
心なしか、パワースポットのような雰囲気。
神聖な場所なんだな〜という感じがひしひしと伝わってきます。 -
途中に、梯子というか階段がつくられています。
上ってみると、崖の途中の穴のようなところに、昔の人の骨が置かれています。
ここは、人が埋葬される場所。 -
梯子のあるところからさらに先に歩くと、崖の斜面の見晴らしの良いところに、木製の棺がありました。
これは、「鉄の木」とも呼ばれる堅い木で造られているのだそうです。
※帰国してから、ガイドブックを改めて読んでみたら、「スッパン族が岸壁の上に埋葬した約300年前の人骨や棺桶がある」と書いてありました。
あの骨や、棺桶は300年も前のものだったんだー! -
Coffinは、Coffin hill trailから1本脇道にそれたところにあるので、再び本道に戻って、viewpointを目指します。
coffinからさらに斜面を登りながら進むこと、約20分。
やっと、viewpointに到着!
山の上に見晴らし台がつくられています。 -
見晴らし台からの眺め。
延々と続く、熱帯雨林。
下の方を流れる川。
川のほとりにある、ロッジの全貌も眺めることができます。 -
ちょびっと、ズーム・イン。
ロッジの敷地に、ヘリポートがあるのも見えます。
その昔、先ほど訪れたcoffinに人を埋葬していた原住民の人達が、住んでいたのが、今のロッジのある辺りだったのだそうです。 -
別のチームも、続々と見晴らし台に到着。
ロッジに来る車が一緒だった、アメリカ人夫婦。
そのアメリカ人夫婦と一緒のガイドさんに付いている、背の高いおじさん3人グループ。
それから、私たち以上に軟弱な感じの、夫婦。
旦那さんの方は、短パンに普通の靴。
一応、ヒル除けソックスは履いているものの、そんな恰好じゃきついだろう、っていう格好。
欧米からの人達が、多いです。
そしてほとんどの人達が、2泊3日のコース。
アメリカ人夫婦を含む5人のグループは、かなり体力あって、好奇心旺盛。
3人のおじさん達は、すごいカメラを持ってるし。
大体同じようなコースを辿るものの、常に私たちを追い抜いていくペースです。 -
良い眺め♪
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見晴らし台を後にして、今度は山を下りつつ、進みます。
こちらの方は、トレイルはあるものの、あまり人が通らないようで、けもの道のような感じ。
ヒルも多い(汗)
他のグループは、別のルートを辿っているようで、歩いているのは私たちだけ… -
Fairy Waterfallの道しるべ。
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突如、目の前に現れた、滝。
Fairy Waterfallという名前にふさわしい、妖精のような、可憐な、滝。
落ちてくる水が、細かいので、やわらかくて幻想的な、印象。 -
マイナス・イオンがすごそう〜。
近くにいると、霧状の水が顔に当たります。
涼しくて、気持ちいい。 -
もうすでに2時間半以上歩いていて、さすがに疲れた。
もうちょっと、Fairy Waterfallのところで、ゆっくり休憩したかったのだけれど、ここはトレイルの中でも、ロッジから最も遠いポイントの1つ。
これから、まだまだ帰路は長いので、すぐにまた出発します。
ジャングルの中は、暑いうえに湿度が高いので、ミストサウナの中にいるよう…
汗もあり得ないぐらいかきます。
普段あまり水分を取らない私でも、500mlの水のペットボトルを2本ぐらい持って行かないと足りなくなります。 -
出た〜っ!
赤いムカデ!!!
自分が疲れているので、なんか憎々しく感じます。 -
ヒリンちゃんが、
もう1つ滝を見に行ってからJacuzzi Poolに向かう?
そこの滝に向かう道は、あまり人が通らないから、ヒルがたくさんいるけど…
と、聞いてきましたが、
私たちの答えは、もちろんNO!!!
もうさすがに、疲れたし。
わざわざ、ヒルの巣窟に入り込んでいく、気力がない。 -
ヒリンちゃんの指に吸いつく、タイガー・リーチ(ヒル)。
1度吸いつくと、引っ張っても取れません。
無理にひっぱがすと、歯が残るとか?!
ぐりぐりっと丸めてポイっとするか、木の幹などにこすりつけてはがし取るか。 -
Fairy Waterfallから歩くこと、30分以上。
やっと、Jacuzzi Poolに到着。
見晴らし台で会った、他のグループは、すでにひと泳ぎを終えて、帰るところ。
私たち、ものすごい遠回りをしたみたい。
ここでこれから、約30分、泳ぐ時間。
一応水着は持って来ているものの、着替えるのがめんどくさいなー。
トタンのようなものでつくられた、粗末な着替え小屋みたいなのがあるのですが、なんかあまり入る気になれないし。
水着に着替えるのはいいのですが、水着から元の服に着替えるのが、特にめんどくさい。
すぐにロッジに戻れるならいいのですが、ここで泳いだ後、また20分はジャングルの中を歩かなくちゃいけないし。 -
というわけで、ズボンをまくって、足だけ浸けてみることにしました。
汗をびっしょりかいた長袖のシャツも脱いで、タンクトップになって、ひんやり冷たい水に足を浸けると、気持ちいい!
そうしたら、
チクッ!チクッ!と足に刺激が!
何、何???
と、見てみたら、魚が私の足をついばんでる!
なるほど〜
「フィッシュ・スパ」の魚がいるって聞いてたけど、このことだったんですね〜。
もっと小さな魚だと思ってたのですが、全長10?くらいあります。
しかも、すぐに10匹以上が集まって来て、一生懸命私の足の角質を食べてる!
ただでフィッシュ・スパ♪と貧乏根性丸出しで、20分くらい角質を食べさせ続けてしまいました(笑)
心なしか、その後ちょっと足がスベスベになった気が…。 -
Jacuzzi Pool全景。
私は泳ぎませんでしたが、泳いだTさんによると、全体に浅いのですが、滝の落ちるところの周りは、急にがくんと深くなっているそうです。
水着姿になっているのは、欧米人の旦那さんとシンガポーリアンの奥さんのご夫婦。
結構、年配のご夫婦なのですが、この旦那さん、その場で堂々と裸になって着替えてた。
それで、魚についばまれた時のリアクションが大きくて、おもしろかった(笑)
30分程、ここで水遊びをした後、また20分程ジャングルの中を歩いて、ロッジに戻ります。
ロッジに戻ったのは、13:30過ぎ。
9:30に出発したので(途中、水遊びもしていましたが)、約4時間にもわたるジャングル・トレッキング。
きつかったー…。 -
トレッキングから帰って来て、昼食の時間もギリギリになっていたので、部屋に戻らずにそのままダイニングに直行しました。
喉が渇いて、渇いて、しょうがなかったので、まずバーに冷えたコーラを頼みに行ったら、スタッフのお兄さんから、
「服に血が付いてるけど、ヒルにやられたの?」
と聞かれました。
えっ??!!
と、脇腹を見てみたら、
本当だーーーっ!!!血が付いてるっ!!!
シャツをまくって見てみたら、ヒルは見当たりませんでしたが、ポツンと穴が開いていて、血がまだまだ出ています。
いつの間にぃぃーーー!
全く、気付きませんでした。
…でも、よくよく思い返してみると、あやしいのは、さっきのJaccuzi Poolのような気がする。
長袖のシャツを脱いで、タンクトップ1枚になって、着ていたシャツをその辺にぽんと置いておいたから…
その時にシャツにヒルが入り込んでいたのかも。
あーーー、ついに、ヒルの吸血の洗礼を受けてしまいました。 -
ヒルに血を吸われた件で、大騒ぎをした私。
ちょうどランチを取っていた皆さんや、ロッジのスタッフの大注目を浴びてしまいました。
気を取り直して、ランチをいただきます。
今日は、パスタ(その場で作ってくれる)、ホットドッグ、ポテトなど。
パスタは美味しかった♪
ホットドッグはちょっといまいちだったかな…。
それと、コーラがぶ飲み。 -
朝と午前中のトレッキングで、非常に疲れました。
ただ歩くだけでも疲れるのに、高温多湿の中なので、余計に体力を消耗するのです。
汗のかき方も、ハンパじゃないです。
シンガポールとか、バンコクとか、アジアの高温多湿なところに行くと、大抵私、肌の調子が良くなるのですが、今回はあまりに発汗し過ぎる為か、ノーメークなのに、肌の調子もいまいちな感じ。
さすがに、ハードなスケジュール過ぎるので、午後のトレッキングは16:00から。
着ていた服を洗って干して、すかさず昼寝。
Tさんは、シャンパン飲んでまったりしてました(笑) -
16:00からのトレッキング。
ヒリンちゃんも気を使ってくれたのか、それとも本人もちょっと疲れていたのか、このトレッキングは、軽め。
お天気が悪くなりつつあって、今にも雨が降りそう…。
道の途中で見つけた、きれいな花。 -
トレッキング自体はそんなにハードではないのですが、そのうちに雨がパラパラと降って来ました。
なので、すっぽりとレインコートを着たところ、スチームサウナの中で、サウナスーツを着ているような状態に!
暑い〜〜〜〜っ!!!
その発汗作用たるや、ハンパない。
顔からも滝のように汗がしたたり落ちる…。
しかも、ヒルも相変わらずいっぱいいるしー。 -
何かの実。
ドリアンの種類って言ってたかなぁ?
サウナスーツ着ながら歩いていたので、意識も朦朧としてて、よく覚えてないです(笑)
雨はその後一旦止みましたが、まだ空はどんよりとしている感じ。
熱帯雨林、というぐらいなので、やっぱり雨が多いですー。
でも、この雨のおかげで豊かな生態系がつくられているんですよね。 -
ロッジの入口に置いてあった掲示板。
ヒルについて。
ここのロッジでは、ヒルに血を吸われた人に、有料で(1枚あたりMYR5)証明書を発行してくれます。
私も発行してもらいました(笑)
CONGRATULATIONS!
This certifies that ○○ has donated blood to the TIGER LEECHES of Danum Valley Conservation Area.
You are now a member of the "Danum Valley Blood Donors Society"
おめでとう!
あなたは、ダナンバレー自然保護区のタイガーリーチに献血したことをここに証明します。
これであなたは、「ダナンバレー献血組合」のメンバーです。
なかなかユーモアがあって、おもしろいです。
しかも、証明書発行料の中からMYR2は、ダナンバレーの自然保護の目的に使われるそうです。 -
夕食は18:30から。
ロッジに泊っている人達は、大体18:00ぐらいにはダイニングに集まって、バーで飲み物を飲みながら談笑してたりします。
ここのダイニング、日中は日中で川とジャングルの景色が見えて良いし、夜は夜で雰囲気があります。
川の向こう側に、鹿の群れが水を飲みに来ているのが見えたり。 -
ダイニングの片隅には、小さなライブラリースペースもあります。
新聞、サバ州の写真集、英語の小説、など。
私たちがここに来るきっかけとなった、某機内誌もありました〜。 -
ジャングルの夜。
夕食前のゆったりとした時間…。 -
夕食。
相変わらず、ご飯美味しい♪
ハードなトレッキングをした後なので、食事も進みます。
野菜炒めも2種類あるし。
1つは、サバ州独特の野菜、サユールマニスかな。
ミーゴレン(焼きそば)、ラムのグリル(すっかりお気に入りになりました)、大きな海老♪
夕食の後、20:30から、懐中電灯を持って「ナイト・ウォーク」に出掛けたのですが、まもなく雨が降ってきたので30分くらいで終了。
何種類かのカエル、水の中を泳ぐ小さなヘビ、カマキリのような昆虫などを見ました。
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「へなちょこ探検隊 in ボルネオ(6)」に続きます!
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