2009/05 - 2009/05
572位(同エリア3579件中)
molmさん
本業は「京西陣 菓匠 宗禅」の名で「おかき」を造られており、
こちらの本店では喫茶コーナー「茶房 宗禅」がございます。
現在のご主人は四代目で、店名は応仁の乱での西軍の総大将の
山名宗全と「禅」を掛けているそうです。
「本物の味・技を追求し、後世にまで良き文化を継承する」を
店の使命と定められ、西陣の町家で営まれています。
場所は寺之内通浄福寺東南角にあり、千本通と堀川通の間で、
どちらの通りからでも500m以上あります。
この辺りは一方通行が多い地域で、まずは寺之内通を探された方が
宜しいでしょう。
尚、浄福寺通(北向一方通行)沿いに2台分の駐車場があります。
菓匠 宗禅 http://www.souzen.co.jp/
京都市上京区寺之内通浄福寺東入ル中猪熊町310-2
075-417-6670
10:00~18:00 毎月6日・毎週月曜(祝日以外)定休
茶房 宗禅は10:30~17:00(L.O.16:00)
-
こちらがお店の外観です。
偶然、前を通りかかった際にメニューを見たら「焼きアイス」(840円)とあり、珍しさも手伝って入店しました。 -
こちらの町家は築120年ほどで、屋根の張替え・壁の
塗替えなどのリフォームはされているものの、
梁などは当時のままだそうです。
こちらは本店の事務所かつ茶房で、おかきの工房は
久世郡久御山町にあります。
左の写真は店の奥から入口方面を撮影しており、町家の
北側がおかき販売スペースです。 -
「はて、焼きアイスとは何ぞや?」と気になりだしたら、お店の方が準備されてお持ちに。
アイスクリームの上にメレンゲを乗せ、砂糖を塗してバーナーで焼かれる様を目の前でして頂きました。
(写真の左上がバーナーの炎です) -
きな粉・黒ごま・抹茶の3種類です。
口にしてみると、メレンゲとアイスの口当たりが良く、アイスの底に敷かれている黒豆入り玉子せんべい「緞子」とマッチしていました。
欲を言えば添えてあった抹茶(冒頭写真)の量がもう少し欲しいところです。 -
きな粉を縦に割ってみました。
メレンゲ・アイスクリームに下に玉子せんべいが敷いてあるわけです。 -
また、おかき「朱珍」と煎茶をサービスで頂きましたが、
噛んだらすぐにかきもちの風味が広がりました。
この「朱珍」、京都ブライトンホテルのVIPルーム用
お茶菓子として提供されています。
こちらのおかきは本物志向が故に高価ではあるものの
相応の技術と誇りをかけ仕上がっていると思われます。
(HPや京都駅ビル・守口市の京阪モールで購入可能)
また浄福寺通の一部は石畳になっており、地域の方が
西陣の保全に尽力されていることも伺えますし、粋な
店も多いです。
減少傾向にあるものの、この辺りは町家や織物職人が
多い地区で、文化を守り続けていることも想像できます。
ごちそうさまでした。 -
日を改めて再び伺うことにしました。
今回は茶房の主力メニュー「織錦(おりにしき)」を注文。
注文してから出てくるまでの暫くの時間を利用して、
おかきの試食コーナーでピックアップ。
こちらに陳列されているのは7種類。
左から、食せる海老せんべいの器・朱珍・上朱珍・卯槌・
緞子・唐・上唐です。 -
付き出しで頂いた抹茶おかきに試食分です。
-
試食分は1個ずつにしました。
入口にこういうコーナーがあるのは、(買ってくれる)
味の自信の表れでしょうかね。 -
織錦を注文したら、こちらも渡されました。
詳細はこちらの写真をご覧頂きたいのですが、おかきは
勿論、白玉・アイスクリーム・生クリーム・抹茶ゼリーまで
全て自家製。
しかも上緞子や珈琲あられは織錦のためのオリジナルで、
このメニューのために焼かれています。 -
織錦は単品840円、抹茶とのセットで1,050円です。
(ほうじ茶・煎茶でも可) -
織錦を上からズーム。
写真ではわかりにくいですが、少し金粉も。
奥がアイスクリーム、真ん中がクッキー風おかき上緞子、
手前が白玉で、いずれも黄粉と抹茶の2種類ずつ。 -
横から。下から生クリーム・珈琲あられ・あずきクリーム・
抹茶ゼリー・生クリームに各具になります。
2012年より、黒豆クリームも追加されています。
グラスの性質により、手を添えて召し上がってください
とのこと。
おかきが美味しいのは言うまでもなく、特に凄かったのが
生クリームの味で、隠し味にほんの少し醤油を入れている
そうですが、言われてもわからないぐらいです。 -
底の部分には珈琲あられが。
全く違和感ない味わいで、パフェ用のみに焼かれ、
通常では販売しておりません。
あられの珈琲味ってイケますよ。
パティシエが専門ではないのに、同等いやそれ以上かと
思わせるほどの味わいで、値段を気にせず嗜めたのは
久しぶりです。(値段の割に量が少ないのですが)
ごちそうさまでした。 -
町家の雰囲気も良く、美味しく頂けたのは勿論ですが、
店員さん(奥様もおられました)の「おもてなし」の心に
感銘したほどです。
失礼ながら、この程度の料金体系で外までお見送りして
頂き、申し訳ないくらいでした。
個人的要望ですが、茶房は是非こちらの本店のみで運営
して頂き、2号店を出店しないことを望みます。
町家の雰囲気も含め、こちらに足を運んでこそだと思い
ますし、わかりにくく不便な場所ですが、お勧めしたい
店なのは断言できます。 -
また日を改めて「善哉と梅昆布茶」(1,050円)を注文。
善哉に紅白の鶴亀餅を入れて頂くのですが、こちらに
あるように、この紅白鶴亀餅、皇室へ献上したことが
あるほどの代物。 -
善哉を温めながら、鶴亀餅を焼いています。
餅が膨れてきて、亀が立体化しています。 -
最初はこんな感じで出してもらいます。
-
善哉は二層式になっており、上が餅・あられ・おかきが、
下は善哉になっています。 -
こちらが鶴亀餅・ぶぶあられ・十六穀おかきです。
ぶぶあられは梅昆布茶に加え、十六穀おかきは箸休めに
頂きます。
実はぶぶあられ、宝船型に焼かれています。 -
善哉は粒が潰れない程度にふっくら仕上がっており、
甘さは控えめ。 -
善哉には餅を加えます。(写真は亀)
備え付けのスプーンで掬って頂きました。
餅って歯にくっつきやすいことが多いですが、こちらは
そんなことなく、カリッとしており、おかきのような
歯応え・味わいでした。 -
梅昆布茶に宝船あられを加えました。
単なる昆布粉末ではなく、抹茶粉末に混ぜ、予想より
薄めでした。
というのも、ぶぶあられ自体に塩味がついており、かつ
風味が豊かなためだと思われます。
あられは焼きたてでないにも拘らず風味があり、しかも
梅昆布茶に浸すとより広がるという不思議な感覚でした。 -
梅昆布茶の説明についてはこちらをご覧ください。
(手抜きでスミマセン) -
また日を改め、京の招福ぶぶ漬けを頂くことに。
デザート付きで1,550円ですが、ぶぶ漬けはご飯2杯分、
デザートは小さなアイス2個&ぬれおかき「本しば」を
頂けます。
ぶぶ漬けは鯛と鰻を1杯ずつ頂く形式になっており、
いずれも創業400年を誇る「山ばな 平八茶屋」から
仕入れております。
それらに海苔・あられ・わさびなどを乗せ、自家ブレンド
した梅昆布茶を掛けて頂きます。 -
こちらが薬味一式です。
こられをお好みで乗せて頂きます。 -
まずはあっさり目の鯛茶漬けから。
ほぐした鯛はかなり薄味で、人によっては物足りなさが
あるかもしれませんね。
(個人的にはこれくらい薄味の方が好きです)
梅昆布茶も普段お茶として頂くものより少し薄めです。
鯛を先に頂く理由がよくわかりました。 -
続いて鰻茶漬けです。
こちらも蒲焼のような濃さはありませんが、少し脂が
浮き、胃に優しいです。 -
ぶぶ漬けを平らげたらデザートも頂けます。
自家製アイス(きなこ・抹茶)&ぬれあられ「本しば」です。
アイスは織錦に用いられているものと同じ。
「本しば」は焼いたあられをお汁粉に潜らせ、熱い状態で
頂くものです。
お薄は「松の緑」という種類を使用しているとのこと。 -
アイスと「本しば」をアップしてみました。
塩味のぶぶ漬けの後は甘いものが欲しくなりましたし、
それでいてアイスは甘さ控えめです。
(本しばはそこそこ甘いので)
注意しなければならない点は、本しばを早く頂くこと。
冷めてしまうと通常のあられより硬くなってしまうので。
また、お薄の濃さが絶妙でした。 -
こちらが京の招福ぶぶ漬けの説明です。
-
今回伺ったのは、こちらの招待状を頂いたためです。
2010年5/29〜30に販売された福袋の先行販売で、
招待状客には新商品「凍り餅」の試食も兼ねています。 -
凍り餅は、文字通り凍らせた餅を半解凍して頂くもので
外に抹茶ときなこをふりかけてあります。
確かに中は凍っている状態で、シャリシャリした食感で
おかきにしては珍しい食感でした。
因みに全解凍すると、わらびもちに近い食感だとか。 -
こちらが福袋です。(2010年5/29〜30は一般販売あり)
今回は茶房の3周年記念を目的として販売する模様で、
近隣へは折込チラシを投函しているとか。 -
福袋の中身がこちらです。
1袋が200〜300円程度するので、2,000円でも高くは
ないでしょうが、福袋ではこちらが1,050円。
私も1袋購入しました。 -
2010年秋にカフェチョコあられという商品が
出ました。
コーヒーはメキシコ産、チョコはベルギー産と
拘り、コーヒーあられをチョコでコーティング。
チョコの味が勝っており、あられの風味を感じ
にくいでしょうか。 -
久しぶりに行くと新商品が。
「京のお米ラスク」というそうです。
左から、抹茶・醤油・きな粉。
何度も試行錯誤し、香ばしさと食感をギリギリまで
出された苦労を感じます。
薄いため、加減を間違うと焦げてしまいますから。
さすがにこちらは機械焼きなんだとか。 -
お店では新たなブランド「beis(ベイズ)」を
立ち上げ、米ブッセ・米ラングドシャ・米サブレ・
米かりんとを新商品として開発。 -
店内に米かりんとの試食がありました。
とりわけ印象に残ったのが、キャラメル・苺・
醤油でした。
小麦粉アレルギーの子にも安心して食べさせ
られますね。 -
販売コーナーも少し商品が様変わり。
今回も店の外までお見送り頂き、再び恐縮。
茶房は20席程度なのですが、満席になったのを見たこと
がなく、静かに嗜むことができます。
またお子様メインですが、おかきや煎餅の焼き体験(有料)
もあり、おかきの良さをアピールされています。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- くまちゃんさん 2017/02/19 23:46:40
- うちの子どもを連れて
- 行きたいお店!
おかきも我が家の好物の1つ
- molmさん からの返信 2017/02/20 01:32:17
- 是非お連れください
- くまちゃん様、菓匠宗禅のおかきはお勧めで、手土産リストの中で
重要な1つです。
しかも京都駅ビルCubeでも買えるんですわ。
私の場合は選択肢がある本店で購入しますし、時折茶房で食べたり。
特に「西陣ひとえふたえ」というパフェ(旅行記当時は織錦)が
秀逸で、無性に食べたくなる時があります。
茶房では事前予約すればおかき焼き体験もあり、メニューも色々
あるから複数人でシェアするのがいいでしょう。
店員の応対も丁寧で、試食もでき、祝い用だけでなく葬儀用の
包装も対応してくれます。
余談ですが、会員(もちろん私も)になれば特別セールに参加も。
バス停からも遠いので不便ではありますが、機会があれば是非。
店に駐車場・駐輪場があるのは助かるmolm
-
- 鴨川の夕立!さん 2011/02/12 10:21:30
- おかき・・・食べたい!
- おはようございます!
おかき いいですね〜
とてもおいしそうです。
昨日 雪を期待して歩いたのですが
残念ながら嵐山でも意外と雪少なかったですね!
来週あたり京の冬の旅で妙心寺さんに行きますので
帰りにでも寄ってみたいです。
- molmさん からの返信 2011/02/12 17:10:19
- RE: おかきもパフェもお勧めです
- 鴨川の夕立!さん、嵐山も雪が残っていなかったようですね。
まぁ関西の都心部はほぼ積もらなかったんとちゃいますか。
1月末あたりに滋賀と福井の県境で2m近く積もったのには驚きましたが。
宗禅のおかきは手焼きに拘りお勧めです。
一部ですが試食もありますし、お茶もあります。
茶房のパフェ「織錦」はイチ押しですよ。^^)/
さて当方も茶房メニューを全て制覇せねば。
molm
-
- 鴨川の夕立!さん 2010/05/06 21:41:17
- はじめまして!
- 今晩は、焼きアイスはおいしそうですね!
私は、余りお店に入らないのでいい勉強になりました。
今度訪問してみます!
- molmさん からの返信 2010/05/06 22:02:43
- RE: こちらこそ、はじめまして!
- 鴨川の夕立さん!ご投票ありがとうございます。
旅行記はちょくちょく拝見しており、写真の美しさに敬意を表するばかりです。
宗禅はお勧めの店ですが、それだけでなく町家の雰囲気も楽しめますし、
周辺も結構町家が残っているので、撮影にも向いているかもしれません。
京都市在住molmの場合はあまり観光地には行かず、食い物開拓に奔走しています。
(そういや1000回以上前を通っている二条城には一度も入場したことがない)
とはいえ、少しマニアックな寺社には足を運び、特に千本釈迦堂の阿亀桜は好んでいます。
今後も面白そうな店を開拓していきますので、お楽しみに♪
molm
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