ルドルフ皇太子ツアー　ブダペスト４日目　その３

2009/04/01 - 2009/04/11

おひるごはんは高級レストラン、グンデルへ！

エリア ブダペスト(ハンガリー)

　ひとり旅行じゃ、こんなレストラン、なかなかはいりづらいから嬉しい。ブダペストだけでもツアーにして正解でした（笑）。

　隣は動物園、という、わけのわからない立地条件ですが。

　グンデル！

　うう、やはりひとりでははいりづらい空間。

　パンです。おいしいです。
「だめだめ、セーブしとかないと、このあとメインがどれだけくるか」
「やだ、おいしいから食べちゃったわ」
　という人、続出。
　わたしは用心して、ほんの少しだけにしておきました。

　ブロッコリのポタージュ。
　う〜ま〜い〜！！！

　牛肉とニョッキ。
　こんなおいしいニョッキ、初めて食べた〜！！！
　しかし、量が多すぎて、全部は無理‥‥

　そしてこれが有名な、グンデル・パラチンタ！
　パラチンタ（クレープ）にチョコソースをかけたものをグンデル・パラチンタというらしいですが、まさか元祖を食べられるとは思わなかったよ〜。
　しかし、これが見た目以上に多い‥‥
　中に、（たぶん）くるみの餡がみっちりはいってるんですよね〜。甘くて、もってりとおなかにたまる〜。
　おいいしいけど、半分しか食べられなかった。

　紅茶です。どんな高級店でもティーバッグです。

　あ〜、おいしかった。
　ブダペストに来てから、おいしい食事しかしてません。
　そういうところにばかりつれてきてもらっているのか、ブダペストの食レベルが高いのか。

　ごはんを食べたあと、近くの英雄広場で撮影会です。
　まあ、いいお天気。

　毎日、快晴です。
　晴れもここまで続くと、怖くなってきました。
　このあとのウィーンが雨続きだったら、どうしよう〜。

　部族の長たち。
　大きさは、青いTシャツのおじさんとの比較で（笑）。
　とにかくブダペストは建造物が巨大です。

　このあとは、ツアコンさんと一緒にゲッレールト温泉に行くグループと、フリータイム組にわかれます。
　わたしは温泉に興味がないので、フリー行動。
　そして、地下鉄に乗りました。
　これは地下鉄の中のポスターです。
　ハンガリーにはスズキの工場があるので、スズキの車がたくさん走っています。
　キャッチフレーズは、私たちの車、スズキ、だそうです。

　間に合った！
　３時と４時に、毎日、ガイドツアーがあります。
　オペラハウスに到着したのが2時55分。よかった〜。

　ここにはシシィがよく来ていたのだから、きっとルド様も来たに違いないですよ！
　というわけで、どうしてもガイドツアーで見学したかったのです。

　昼間のオペラハウス。昨日の夜とはとても雰囲気が違う。
　夜は観客がいっぱいいて、ざわざわしていたのに、しーんとしていて、ちょっと怖いです。

　あと、あまり照明がついていなくて、暗い。

　床のタイル。
　ガイドツアーは各国の言葉で催されます。日本語のツアーがある日もあるらしいのですが、この日はなかった。
　英語のガイドさんは、なかなかの好青年で、思わず写真を撮ってしまいたくなりましたよ。
　でも、すっごい早口。

　舞台の準備中。

　中央の席。

　あっちがシシィ・ロオジェだそうです。
　うう、昨日撮ったのは、反対側でした。

　氷で冷やした空気を送ったというむかしのクーラー。

　昨夜は飲み物を買う人たちがぎっしりで、はいれなかった部屋。ここの壁の絵は、とても若い画家によって描かれたそうです。のちにこの画家は有名になったそうな。

　新人が描いたとは思えない、見事な作品です。

　天井画。

　隣の狭い通路のような場所が喫煙室。
　この狭い空間で、みんながもくもくと葉巻をふかしていたので、この部屋はたいへん視界が悪かったそうです。
　そんなわけで、ここは恋人たちが密会するのに、最適な場所だったらしい。

　この部屋にも天井画。

　そして、次がいよいよ、ガイドツアーのメインの見所！　このツアーでしかはいることができません。

　皇帝夫妻の専用階段でーす！
　きっと、きっと、ここをルド様も通ったに違いない。
　と思って、ガイドさんに聞いてみたら、「ここに来たのはフランツ・ヨーゼフとシシイだけで、ほかのロイヤルファミリーは来たことがないですね」とのこと。
　がーん！

　‥‥なんだよ〜！　ルド様、オペラ見ようよー！

　むかしの有名な歌姫たち。

　ラブリー。

　壁一面に、歌姫の肖像画。

　かわいいお部屋。

　ストーブ。ですが、火が危ないので、ただの飾りなのだそうです。

　シシィロオジェの天井。

　ここからだと、天井画もはっきり見える。

　シシィロオジェから見下ろしてみました。

　シシィロオジェから見た舞台です。

　あちこちに、天井画や壁画があって、小さいながらも豪華な建物です。
　昼と夜と両方にオペラハウスを見て、よかった〜。

　中央の大階段です。
　ここで見学コースは最後。
　この像と、

　この像は目をあわせずに、向かい合っています。けんかしているから、だとか（笑）。
　どっちかが建築家で、どっちかが音楽担当だそうです（忘れた）。
　このふたりが協力して、オペラハウスを作ったのですが、建築家の意見と、音楽家の意見がしばしば対立することで、よりよい建物が、最終的にできあがったそうな。

　さて、次の目的地に向かいましょう。
　ガイドツアーのチケットは、この看板の←の先で売っています。ギフトショップです。
　あ、ずっと写真を撮っていましたが、もちろんフォトチケットは別売りです（笑）。

この旅行記へのコメント （2）

• すぱーくりんぐさん 2009/05/22 08:50:15

  ハンガリー、行ってみたくなりました！

  ゆきさん、はじめまして。
  
  ウィーンが好きだから、その近辺でどこか……と思っていて、ゆきさんの旅行記に出会いました。
  ハンガリーも素敵ですね〜。
  
  本当にツアーですか!?　お料理のグレードが高いっ！
  
  オペラハウスの見学も面白そう。
  音楽ホールやオペラハウスの見学は、あちこちの都市にありますね。建築好きとしてはとても興味があるのですが、スタート時間が限られているので実現したことがありません。
  雰囲気が分かったので、次はどこかでチャレンジしてみたいです。
  
  ウィーンの旅行記はこれからですか？
  楽しみにしています。(^_^)

  ゆきさん からの返信 2009/05/22 15:22:25

  RE: ハンガリー、行ってみたくなりました！

  　こんにちは〜。ご訪問ありがとうございました。
  
  > 本当にツアーですか!?　お料理のグレードが高いっ！
  
  　そうなんです。わたしも驚きました。
  　ツアーだから、ツアーな料理ばかりだろう、と思っていたら、とってもおいしいものばかり、食べさせてもらえたんですよ。
  　むしろ、ウィーンからは、わたしひとりになったので、粗食になってしまいました。ひとりだとレストランにはいりづらい‥‥
  
  > オペラハウスの見学も面白そう。
  > 音楽ホールやオペラハウスの見学は、あちこちの都市にありますね。建築好きとしてはとても興味があるのですが、スタート時間が限られているので実現したことがありません。
  > 雰囲気が分かったので、次はどこかでチャレンジしてみたいです。
  
  　時間が決まっていると難しいですよね。わたしも、偶然、間に合いそうな時間にフリータイム解散になったので、ダッシュでオペラハウスに行くことができました。
  　ブダペストのは毎日３時と４時の２回、やっているので、まだはいりやすいと思います。
  　ウィーンでも行ってみたかったんですが、時間がなくて行けませんでした。
  　ひとりで自由に見学するのもいいけれど、あんなふうに１時間くらいの簡単なツアーに参加するのもおもしろい、と開眼しました（笑）。
  　今度は、町歩きのツアーにもチャレンジしたいな〜、と思ったり。
  
  > ウィーンの旅行記はこれからですか？
  > 楽しみにしています。(^_^)
  
  　ありがとうございます〜。しかし、ひとり旅になるので、食べ物は急にしょぼくなります（笑）。