2009/04/27 - 2009/04/27
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4月27日、5日目のつづき。
アルハンブラ宮殿を後にした私たち。下ったところはヌエバ広場……のはずが、道を間違えてしまったらしく、とんでもない場所へ出てしまいました。(^_^;)
でも、おかげで美味しいランチが食べられたし、雰囲気も良かったし、すっかりリラックス〜。
元気も出たし、このままアルバイシンに行ってしまおう!
それにしても、気持ちいい気候。
「あー、あそこの公園にいるおばさんなんて、昼寝しちゃってるし」
「もしかして、さっきアルハンブラで何度か見かけた1人旅の人かもね」
なんて言いながら、おばさんの目と鼻の先を通り過ぎて坂を上り始めました。おばさんはベンチの横にリュックを置いたまま。
「無防備」……そんな言葉もちらっと頭をかすめました。
アルバイシンは細い路地や坂の続くところ。私たちが歩いている坂道も本当に細く、人とすれ違うときも少し譲り合いが必要です。
それなのに、道の真ん中にはコソコソと話し合う少年2人が立っていました。
何だか嫌だなぁ、と思いながら彼らのすぐ横を遠慮がちに通って、坂をさらに上がりました。
真っ白い壁の家が続くのに、落書きがたくさんあります。落書きがたくさんあるということは、治安があまりよろしくないということ。
少し怖いなぁ、と思っていたそのときです。
後ろから猛スピードで走ってくる足音がして、思わず振り向きました。
もしかして、坂道の途中にいた少年が私たちを追ってきた?
怖くなって、思わず夫っちの影に隠れました。
カメラもさっとバッグの中へ。バッグにしっかり手を添えました。
でも、足音は角を曲がり、別の方向に行ったようです。ホッ。
安心したのも束の間。今度は、その後をドタバタと追いかける人の姿が。何かを必死で叫んでいました。
まったく状況がつかめず、また怖くなりました。
私はチビなので見えなかったけれど、夫っちの場所からは大きな荷物を持って走る黒人少年が見えたそうです。そして、それを追いかけていくおばさんの姿も。
そう言えば、さっき彼らは昼寝をしているおばさんのほうをチラチラ見ていたかもしれない……。
何とかしてあげたいけれど、関わることで自分たちにも災難が襲ってくるかもしれない。
怖くなって私たちはその場を離れました。
都会では気を付けていても、少しのんびりした場所にくるとつい気が緩みがち。
でも、ここは海外。油断は禁物、と自らに言い聞かせた事件でした。
アルバイシンの白い街並は綺麗だったし、そこから見るアルハンブラ宮殿も素晴らしかった。
でも、常にどこか緊張していたような気がします。
【本日の出費】
朝食 5.80
アルハンブラ入場(日本で予約) 13x2=26.00
アルハンブラバス 1.20x2=2.40
アルハンブラでコーヒー 1.20
写真スタジオで撮影 11.90
ランチ 25.50
夕飯(スーパーで買い物) 15.82
ホテル宿泊代 55x2=110.00
TOTAL 198.62EURO
【登場人物】
私……B型。予習はしっかり。でも、現地では「勘」でどうにかなると思っている。建築やインテリアが好き。
夫っち(オットッチ)……A型。見て聞いて確かめてから行動する慎重派。自然が大好き。
クロコブタッチとモモコブタッチ……今回の旅のお供。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
-
アルハンブラを後にした私たち。
出たら右手に行けばいいんだよねー。
と地図を確認。
坂を下り始めました。
このまま行けばゴメレス坂に出るはずです。
それにしても、坂がキツイ。(^_^;)
これじゃ、昨日の韓国の女の子は無理だねぇ……。
ん? でも……、なんか違くない?
昨日下から見たときは、もう少し木が少なかった気がするし、もっと人が歩いていていいはず。 -
あれれれ?
城壁を右に見ながら坂を下るはずでは……。
左にあるの、どう考えたって、城壁、だよ、ね? -
道、間違えた?
地図とにらめっこをしていた夫っちが気づきました。
「アルハンブラから右手に来たつもりだったけど、最後に出てきたのはヘネラリフェだっ!」
そうなのです。
ヘネラリフェを出て右手に来てしまった私たちは、予定とは違うチノス坂を下ってきてしまったのです。
引き返すにしても、もう随分来てしまったし。
時々すれ違う人もいるってことは、下に出てもまぁ問題ないはず。
このまま進もう! -
坂の下までやってきました。
やっぱりチノス坂だった。 -
坂を下りたところはダーロ川沿いにいい感じの公園があり、広場にはたくさんのレストランがパラソルを広げていました。
暑いけれど、風は冷たくて心地いいので、私たちも外で食事をすることにしました。
またまたMENU DEL DIA(メヌ・デル・ディア/日替わり定食)。
これは本当に注文が簡単で、単品より手頃で、嬉しい限り。 -
クゥ〜。ビールが咽にしみるぅぅぅ。
たくさん歩いた後だし、本当に美味しい!
左側の緑の瓶は、その名も「Alhambra(アルハンブラ)」というビール。日本のモルツのような味わいで、美味しかった〜! -
前菜は、生ハムメロンとガスパチョをチョイス。
生ハムメロンは、日本だけのものかと思ったら、スペインでもよく見かけました。
メロンは、野菜っぽくてさっぱりした味。そこへ塩味の効いた生ハムがよくマッチしています。
サラダのような感覚で食べられました。
日本で食べる甘いメロン+生ハムとは、全然違います。
ガスパチョは何度か食べましたが、ここのが1番美味しかった!
パンも温かいのを出してもらえたし、本当に美味しかったです。 -
藤の花が綺麗でした。
そして、その向こうにはアルハンブラ宮殿。
こんな景色を眺めながらランチなんて、とっても贅沢! -
ギターの演奏をしている若者がいました。
(もちろん、後でチップを要求されましたが)
あんまり上手ではなかったし、知らない曲ばかり。
拍手もまばらでした。
が、この二人羽織のような弾き方をしたときは、周りもちょっとビックリして見ていました。 -
メインのお料理が来ました。
LOMO(ロモ/ロース)と、MERLUZA(メルルーサ/タラのような白身魚)はどちらも同じソース。
ハーブたっぷりのソースは、トマト味が続いていたせいか、とても新鮮で美味しかったです。
でも、一番美味しかったのは、付け合わせのポテトかも!? -
残念ながらデザートの選択肢にフルーツがなかったため、コーヒーを頼みました。
私の感覚では、デザートとコーヒーは全く別ものですが、MENU DEL DIAの場合、デザートの選択肢の1つとしてコーヒーがあります。 -
広場にはたくさんのお店のテーブルがありましたが、私たちが食べたのはこの「Cafe au Lait」というお店。
「カフェ・オ・レ」ってフランスではないのだし、ネーミングのセンスとしてどうなのよ……という気もしますが、サービスも良かったし、味もよかったし、何よりその公園の雰囲気が素晴らしかったです。(^_^)
旅行中、「あそこのメルルーサは美味しかった」「ガスパチョはあそこにはかなわない」と、ずっとこのお店のことばかり思い出していました。
お腹もいっぱいになったし、一度ホテルに戻ってシエスタしてからアルバイシン……と思ったけれど、もう坂は目の前。このまま向かうことにしました。
アルハンブラバスでも行かれますが、ここまで歩いたことだし、もう今日は歩きまくれ〜! という勢いで、坂へ。 -
この坂を下ったところが、ランチを食べた広場。
そのすぐ近くに、小さな公園があり、そこで例のおばさんが昼寝をしていました。
それを横目で見ながら、この坂を上るとき、立ち止まっている2人の少年の脇を通ったのです。
後から考えただけでもゾッとします。
このあたりは美しい白い壁に、無数の落書きがありました。アルバイシンでも、人通りの多い場所は落書きも少なめ。
落書きは、危険をはかる1つのバロメーターになります。 -
「おばさん、助けてあげられなくてゴメンネ……」
心の中で謝りながら、先へ進みます。 -
ほんの少し見えるブルーの花柄タイルが、オシャレ!
花もみごとに咲いていました。 -
緑のタイルで縁取られたポスト。
家の壁は一つ残らず白。
でも、こうして見ると1件1件さりげなく自己主張していて、ちゃんと違いがあります。 -
アルバイシンは、本当に迷路のよう。
インフォメーションでもらった、通りの名前がきちんと入っている地図がなかったら、ここを歩くのは無理かも……。
それでも、少し道に迷い、なんとかアルハンブラバスの通りに。
人も見かけるようになったので、何となく流れに沿って歩いていると、サン・ニコラス展望台に到着。
観光客もたくさんいたけれど、微妙に治安がよろしくない雰囲気でした。
本当は夕暮れ時に来たかったけれど、昼間も綺麗です。 -
さっきまでいた場所だけに、不思議な気持ちになります。
こうして見ると、さほど豪華には見えないのに……。
外観と内装のギャップがありすぎ。 -
真っ白な街並の中に、コンクリートの十字架。
モダンな雰囲気でした。 -
いつ頃できたものなのでしょうか。
キリスト教だから、レコンキスタ後?
なんて、少しスペインの歴史も分かるようになってきました。 -
車では通れないような道がたくさんあります。
でも、そんな細い道をアルハンブラバスは結構なスピードで走っています。
道があまりにも細くて、行き止まりかと思ったら、あっさりとアルハンブラバスが通り抜けていきました。(^_^;)
ちょっと物騒なアルバイシンですが、アルハンブラバスのルート上なら人通りもあるし、何となく安心です。 -
昔はアラブ人が住んだ街。
でも、今はあちこちで教会はもちろん、キリストに関するタイル等も見かけました。
それから驚いたのが、「カルメン○○○」という表札(?)が出た家の多いこと!
ある道では、全部「カルメン○○○」でした。
人の名前? でも、女の人だよねぇ……。
と不思議に思っていたら、カルメンとは中庭を持つ家のことなのだそう。
どこか中の様子が見られれば良かったけれど、残念ながら高い塀の家が多く、ちらりとも見えませんでした。(T_T) -
坂を下り始めると、あっと言う間に街が近付いてきました。
中央の大きなたてものはHospital Real。旧王立病院、だそうです。
ひとまず、その手前にあるエルビラ門を目指します。 -
こんなふうに落書きがある場所は、ちょっと気を引き締めて歩きます。
この時も、確か後ろから2人組が付いてきたので、途中でやりすごしました。 -
エルビラ門に到着。
以前は城壁の一部だったようです。
ここでアルバイシン散策は終わり。
怖かったけれど、やっぱり自分の足でそこを歩くといろんな発見があります。
バスでぴゅ〜んと通り過ぎるのとは、全然違う。
今回は時間の関係で参加しなかったけれど、ホテルには無料(チップ程度でOK)のアルバイシン・ウォーキング・ツアーの案内もありました。
簡単に抜粋してみると……
ヌエバ広場の噴水前に11:00集合。所要時間1.5H。毎日開催。
ツアー内容はサン・ニコラス展望台や城壁に加えて、フランメンコの起源、なんてものまで。
「Secret Plazas & Gardens」も見れるそう。
もしかすると、あの「カルメン」が見られるのかなぁ……。 -
トリウンフォ公園で休憩……と思ったら、日陰がない。(^_^;)
ベンチに座ったものの、早々に退散しました。
暑い暑い。
(朝は寒い寒いって言っていたのが、信じられない!) -
グラン・ビア・デ・コロンに沿って歩きました。
ようやくカテドラルへ。 -
昨日は雨でろくに見なかったので、じっくり。と思ったのですが、暑くて……。早く涼しいところへ入りたい!
さらにがんばって歩き、ダーロ通りにあるエル・コルテ・イングレスへ。目指すは地下のスーパー! -
今日はずっと外にいて疲れたので、たまには部屋でゆっくりしよう。
ということで、夕飯を買ってきました。
生ハムなんて、日本では高くてめったに買えないけれど、ここでは好きなだけ食べられます!
ん?
飲み物が多い?(笑)
DON SIMONのサングリアは、ジュース感覚でいくらでも飲めてしまいます。パッケージの表示には日本語も書かれていたし、日本でも売っているのかも。
グラナダはホテルの部屋も広々としていて、何より清潔だったし、外へ出れば景色が綺麗で、食べ物も美味しい。
それに何より、空気が美味しい!
本当に素敵な街でした。
あと2、3日滞在してもいいのだけれど……、アンダルシアにはまだまだ見たいところがいっぱい!
明日はコルドバへ移動です。
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