2009年5月19日　バーゼルは暑かった/Basel, Switzerland

2009/05/19 - 2009/05/19

スイスの銀行に用があって、ひとりで日帰りで国境の街バーゼルに行ってきました！
久しぶりのスイス、もうドキドキでした。
スイスに住んでいた頃、私こんなにスイス好きだったっけ？？？と思いつつもわくわくした気持で1年ちょっとぶりに再訪です。
朝早いTGVに乗って行ったのですが、電車の中では寝ることが出来ず、3時間半の間文章を書いていました。
本当は自分の住んでいたチューリッヒに行きたかったのですが、今回はパリから日帰りということで現地で過ごす時間が少しでも多くなるように、途中のバーゼルで用を済ますことにしました。
この日はパリもバーゼルも晴天！気持の良い1日でした。

エリア バーゼル(スイス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

パリ東駅です。

他の主要駅は大体利用したのですが、いつも東(アルザス地方、スイス)方面は車だったので東駅は初めて来ました！
駅に着いて、まずは家に電話して旦那を起こして…＾＾
8時24分発チューリッヒ中央駅行きで、いざ出発！

TGVに揺られて3時間半、無事にバーゼルに到着です！
先日近郊列車に乗ってみて、「もう二度と電車には乗らない！！！」なんて言っていましたが、TGVはストラスブールまでノンストップで人の出入りが少ないので快適でした。

1年ぶりのスイス。
駅を出た瞬間、真っ青な空の下、大好きな土の匂い、花の匂い、緑の匂いがしました。スイスに住んでいた頃はそれが当然だったからあまり感じませんでしたが、パリに住んでいる今となっては、この匂いが嬉しくてたまりません。

第一の用を済ませるべく駅前の郵便局へ。
窓口で順番を待って、自分の番が来たら「Gruezi！」と言われちょっとドキっとしつつも新鮮でした。
(Grueziはスイスなまりのドイツ語で「こんにちは」です。スイスではGuten Tagは使いません←もちろんハイジャーマンも通じますが)

スイスを離れている間、ドイツ語を使わず過ごしていたため、Grueziのあとは自然とフランス語になってしまいました（といってもフランス語もままならないのですが)。

でも国境都市バーゼルではフランス語もスイスジャーマンも英語もなんでも通じます！

郵便局で用を過ごしたあとは、銀行に行って、それから駅前で軽くお昼を食べて、短い時間ですが街中を歩来ました。

写真はMarktplatzにあるRathouse(市庁舎)です。

何度も見ていますが、またちょこっと中庭に入ってみました。
ひんやりしていて涼しかったです。

日陰で本を読んでいる人がたくさんいました。

時間があまりないので、先を急ぎます！

街中を歩いていて、入りたいお店がたくさんあったのですが、とりあえず、歩いて「帰りに時間があったら寄る」ということでパス。
でも時間があるわけありません＾＾;

まずはライン川に向かいました。

2006年3月、はじめてスイスに引っ越してきて、チューリッヒからの日帰り旅行でバーゼルに来たのが始まりです。バーゼルには大学の先輩夫婦（もう両親のような年齢です）も住んでいてちょこちょこ来てはいたのですが、いつも冬だった記憶が…。
こんなに晴天で暑いバーゼルは、はじめてです。なんだか新鮮です。

本当はぐるっと一周したかったのですが、時間がきになってしまって、橋を渡るのはやめました。
やっぱり電車で来ると時間に拘束されてしまいますね。

なので、ライン川沿いにある教会に向かいました。
教会までの上り坂の小道はとってもスイスらしくて思わず足を止めてゆっくりしてしまいました。

スイスらしい(というよりドイツらしいかな？)壁の文字です。

坂を上っている途中でまたライン川が見えました♪
天気は本当に暑いけど、気持のよい暑さです。

壁のバラが綺麗です♪

今日来て本当によかった〜と思いました。

またちらっとライン川を覗いて…

スイスと言えば…、やっぱり噴水ですよね！
そのままペットボトルに入れて飲む人もいれば、手を洗う人もいて、噴水をしっかりと活用しています。
水がきれいなのか…というと、人によっては売っている水よりきれいだという人もいます。
ちなみに私はVittel派です、Vittelがない時はEvian（笑)。

民族学博物館の入口です。
こじんまりとした小道にあって素敵な博物館です。

そして、目的地の大聖堂。
大聖堂外からはライン川沿いの眺めが綺麗に見えて、その前の広場では木の木陰で休む人々でいっぱいでした。

片方の塔は修理中でした。

大聖堂前の広場でぶらぶらしてから、ゆっくりとまた駅に向かいます。

孔雀の看板が可愛いです。

ここにも噴水！
スイスの街にはあちこりに数えられないくらいの噴水があります。
ちゃんと機能しているからすごいですよね！

バーゼルの街はゴッホ展で盛り上がっていました。
でも日本みたいに1日の入場者数が1万人越え…みたいな感じではありません。
ゆっくりと観覧できます。

駅の中にも、町中の本屋さんでもゴッホ展やゴッホに関する本がたくさん売られていました。
やっぱり芸術の街（というか博物館の街）ですね。

Stadttheater(市立劇場)の前の噴水です。
スイス出身の芸術家、タンデリーが手がけたもので、題材は「バーゼルの謝肉祭」です。

市立劇場の階段を上って、振り返って…

そろそろ本当に駅に戻った方がよさそうです＾＾;

でもまっすぐ戻ったら面白くないから初めての道をトライしてみよう！ということで看板は無視して通ったことのない道で駅まで向かうことにしました。

この小道の先には何があるのでしょう？
気になりますが、今日はパスして、想像だけ＾＾

教会前を通って…

ピラミッドのそばのベンチにもお昼休みにランチを食べている人でいっぱいでした。

このあと、はじめて通る道で駅に向かったのですが、地図も持っていなかったので大変！
方角的にはあっていたのですが、遠回りをして駅が見えず通り越してしまい、高速道路入り口の方まで来てしまって冷や汗を書きながら必死に歩きました。
道を聞こうにも歩いている人がいなかったので、もうどうにでもなれ！という感じで駅を探しました。

無事に駅に到着。

来る前に旦那にCOOPで懐かしいものいっぱい買ってくるね！と言って張り切って出て来たので、何か買わなければ…と、駅前のCOOPによりました。

早めに街を出発して良かった〜と思いながら、COOPでおみやげ探し。でも小さいCOOPだったので、これと言って買うものはなく、掃除用のビニール手袋とか、時々持ち歩いていたお菓子とか、買いました。

あとは駅構内のSprungliでマカロンをたくさん買って、チョコレート専門店でチョコレートをたくさん買い込んで、2フランの綺麗なトイレに入って（笑）

すっごく短かったけど、久しぶりにスイスの空気を吸って、懐かしいスイスジャーマンを耳にして、楽しい1日でした♪
これからはちょこちょこ来なければ！と思いました。
これから15時02分のTGVに乗ってパリに帰ります。

久しぶりに早起きしたせいか、久しぶりにわくわくしたせいか、なんだか疲れてしまったらしく、電車の中ではぐっすり…。
時々目が覚めると、横の列の向かい側に座っていたスイス人老夫婦が微笑を浮かべながら私の顔を覗き込んでいます＾＾;　スイスで電車の中で眠っているとよくあることですが…。子供が一人で、ぐっすり良く眠っていると思われているようです(笑)

到着予定時刻は18時半。目が覚めたのは19時過ぎ。「あれ？まだ走ってる？通り過ぎたか？」…。
そんなはずはありません。終点がパリですから。
人もまだみんな乗っているし、寝起きでぼーっとしていたからあまり気にせずもう一眠りしました。
まぁ通り過ぎたら戻ってくればいいだけのことです。

パリに着いたのは19時半ごろ。途中できっと電車がストップしていたのでしょうね。

おみやげで買ってきたSprungliのマカロンたち。
だんなと半分ずつ食べました♪

フランスのマカロンと違いクリームが柔らかくて、口の中で溶けてしまうので、いくつでも食べられます！どっちが好きか…というとどっちも好きですが、今はやっぱりSprungliのマカロンの方がおいしく感じます♪

次の日早速、おみやげで買ってきたお菓子たちを持って旦那は研究室に出勤しました＾＾*
残りのお菓子はこれから行くリスボンで食べます！

この旅行記へのコメント （2）

• Noririnさん 2009/05/20 22:42:43

  隣の国の銀行へおつかい？？

  ippuniさん　こんにちは
  
  フランスはイタリア・ドイツ・ベルギー・スペインも地繋ぎなんですよね。
  ヨーロッパって広すぎっ。
  以前暮らしてた街へ久し振りに行くと新鮮ですよね。
  ippuniさんはスイスと相性が良かったんですね〜〜
  
  バーゼルって「時計」っていうイメージしか無いのですが
  見所が多そうですね。
  ゆ〜っくり散策しながら過ごしてみたいです。
  スイスもいいなぁ。。。Noririn

  ippuniさん からの返信 2009/05/20 23:32:23

  RE: 隣の国の銀行へおつかい？？

  Noririnさん
  
  こんにちは！
  (って今日何回Noririnさんに「こんにちは」を言っているんだろう＾＾？)
  
  そうなんですよ〜。
  陸続きなので、行こうと思えばどこまででも…とは行きませんが、時間さえあれば行けないこともありません＾＾
  本来ならば住んでいた町チューリッヒに行きたかったのですが、日帰りだし仕方がないですね。
  でも久しぶりにゆっくりとスイスの空気を味わうことができました。
  
  明日の準備、まだな〜んにもしていないので、これから頑張って準備します！
  
  ippuni