2009/05/10 - 2009/05/10
512位(同エリア1019件中)
シベックさん
田貫湖を楽しんだあと、近くの白糸の滝に寄ってみました。40年振りの再訪でした。
天下の名瀑としてその名を知られる白糸の滝。この滝は、富士山の雪解け水が、伏流水として地盤の中を潜伏して流れ下り、絶壁から湧き出しています。高さ約20m・幅200mほどの湾曲した絶壁からは、大小数百の湧き水が滝となって流れ落ちています。この流れが、幾筋もの白い絹糸をさらしているように見えることから「白糸の滝」と言われています。流れ落ちる水の姿は、優しく繊細で女性的な美しさを見せて、今も変わることなく訪れる人を楽しませています。
写真は、絹糸をさらしたような繊細な白糸の滝。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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北奥の滝風景
この滝は、昭和11年(1936)に「白糸ノ滝」として国の名勝及び天然記念物に指定されています。
昭和25年(1950)「観光百選滝の部」の1位に輝き、 平成2年(1990)には、「日本の滝百選」に選定されました。
滝壺までは、遊歩道が整備されています。 -
一段と大きな滝の流れ
黒い岩肌をバックに、
糸を引くように落ちる水の縦線と
木々の緑や
エメラルドグリーンの透きとおった
滝壺などが、よくマッチして
美しい景観をつくっています。 -
滝壺
-
幾筋もの流れ
幅200m、高さ20mの崖から
絹糸を垂らしたように流れる落ちる滝。
この様子から「白糸の滝」の名が付けられた。 -
飛沫に霞む滝
-
大きな滝と細やかな滝
-
白線を描いて
この滝の上流に川は存在せず、
富士山の雪解け水が、
地盤上層の水を通す新富士火山層と、
下層の水を通さない古富士火山層の境を
潜伏して流れ下り、
絶壁から湧き出して流れ落ちています。
潜流瀑と言う滝だそうです。
岩盤の上を流れる表流水が
岸壁から流れ落ちる一般の滝とは、
少しその姿を異にしています。
水量は毎秒1.5トンもあるとか・・。 -
流れいろいろ・・
-
岩場を落ちる流れ
白糸の滝と呼ばれる滝は
富士宮の滝の他に、
全国に幾つか存在するそうです。
北から
山形県、福島県、群馬県、
山梨県、長野県、岐阜県、
福岡県、熊本県など・・。 -
まさに絹糸を垂らした如し
昔々・・富士の巻狩りの際に滝に立ち寄った
源頼朝が詠ん詩。
「この上に いかなる姫や おはすらん
おだまき流す 白糸の滝」
今でも訪れる人々の
ロマンをかきたてています。 -
段状のながれ
-
朝日があたって
大きな流れの滝に、
やっと朝日がふり注ぎ始めました。
深く落ち込んだ谷底もいくらか
明るくなりました。
相変わらず、飛沫の雨が降り注ぎます。
こんな感じが、
マイナスイオンたっぷり〜〜
というのでしょうか。 -
飛沫の霧雨が舞う
朝日に照らされて飛沫がキラキラと
舞い散ります。
冬のダイヤモンドダストと同じくらい綺麗です。
太陽の日差しと雨・・・
「狐の嫁入り」などと、昔よく聞いた言葉。 -
仮設の滝見橋から
幅200mの滝全景を一目では見られませんが、
ここからは、首を左右に振れば全てが眺められます。
写真は、右奥上流側の滝の様子です。
すぐ近くには、白糸の滝とは対照的な、轟音をとどろかす「音止めの滝」があります。白糸の滝とともに日本の滝百選の一つ。今回はパスしました。 -
一番大きな滝と滝壺
滝壺のそばには、
絶壁にへばりつくように
土産物や食事処の店が2軒建っていました。
以前来た40年前に比べると、
少し活気がなくなったような感じがします。
駐車場もバリケードで閉鎖状態、
看板などもペンキが剥げ落ちていました。
それでも、滝自体は昔と変わらず
綺麗さを保って流れ落ちていました。 -
かっての展望台から
今は、何かの事情があるのか、背の高いフェンスで閉鎖されていました。
フェンスの上にカメラを持ち上げ撮ってみました。
滝壺付近は風向きが悪く、服もカメラも飛沫でビショビショになりましたが、暖かな朝だったので気持ち良かったです。
〜おわり〜
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