2009.05 奥羽路? 青葉城で政宗公の人気に驚く

2009/05/03 - 2009/05/03

G.WはETC1,000円を利用して遠出しようということになったのですが、西は混みそうなので東北を選びました。
平泉→盛岡→角館→秋田→弘前→青森→八戸→松島→仙台
という、４泊５日の盛り沢山ルートです。

５日目、今回の旅の最終目的地である青葉城にやって来ました。
それもやっとこさ・・・
噂には聞いてたのですが、若い女性の間で政宗公が大人気なんですね、ゲームの影響で。
そんなわけで大混雑、渋滞に巻き込まれながらも、日暮前に何とか入城できました。

エリア 仙台(宮城)

【中門跡】
多賀城から１時間ほどで着くハズが、仙台城の周辺は大渋滞･･･大手門からの坂道は歩くよりも遅い状態。
渋滞中の車の中から見えた石垣を妻がパチリ。

【中門跡】
この石垣は中門が設けられていた跡で、解体修復がされているそうです。

【本丸北側の高石垣】
ようやく見えてきた本丸の石垣に、妻はカメラを持って降りていってしまいました。
それにしても迫力があります。

【本丸北側の高石垣】
発掘、修復されているのですが、もとからすき間なく規格を揃え積まれた石垣だったそうです。

【本丸北側の高石垣】
きれいに整えられた石垣、高さもあり素晴らしいですね。

北側の本丸入口を越え、さらに渋滞は続きます。
城の西側で古めかしい石垣を発見しました。遺構だとうれしいのですが。

手前と奥で明らかに違う積み方の石垣までありました。

【伊達政宗公像】
大手門跡から１時間ほどかかりようやく政宗公の騎馬像に会うことができました。
周りには若い女性グループが目立ちます･･･ゲームの影響で戦国武将がブームになっているとは聞いていたのですが、これほどまでとは考えていませんでした。

【本丸北側の高石垣】
今度は徒歩で本丸北側の石垣の前を通り城内を散策します。
だいぶ陽が傾いてきたせいか、石垣の色が先ほどとは違っています。

【支倉常長像】
渋滞の脇を歩くこと１０分、先ほど車で素通りしてしまった大手門跡までやってきました。

【大手門脇櫓】
国宝に指定されていた幅19.7ﾒｰﾄﾙ、奥行き6.8ﾒｰﾄﾙ、高さ12.5ﾒｰﾄﾙの規模の大きな大手門と脇櫓は、空襲で焼失したそうです。
見ることができるのは復元された大手門脇櫓です。

大手門跡の北側にある多聞塀？
石垣の上の漆喰塗の土塀は補修はされてはいるものの城内で唯一の現存建物だそうです。

【五色沼】
右手に五色沼を見ながら坂を下ります。

【長沼】
博物館入口から左手に見えるのは長沼です。このあたりの水量は少ないようですが、あの先で折れ、奥まで続いています。

【子の門跡】
博物館があるこの辺りは三の丸で子の門があったそうです。
博物館のほうへ進みます。

【残月亭】
博物館の脇にあった残月亭。

【三の丸東土塁跡】
南北に伸びる土塁、当時は3.6ﾒｰﾄﾙほどあったそうなのですが、博物館建設の際の整地で今の高さになってしまったそうです。
この土塁の向こうは堀（長沼）があり、守りは堅かったようです。

【清水門跡】
博物館からの登城路を歩きはじめるとすぐに清水門跡があります。

【清水門跡】
三の丸と沢の曲輪の境目の門で、御用酒づくりに利用された清水が近くにあることから清水門と呼ばれていたそうです。

清水門の奥に見られた石垣、とても古そうなものでした。

石垣を近くで見るために、少し登城路から外れて歩きます。

沢門近くまで来ると再び石垣が、沢門は沢の曲輪と中の曲輪をつないでいたそうです。

【沢門跡】
１時間ほどかけて散策した青葉城、大規模な城であったのに、城の面影が少なく少し残念に思います。

桜と城を巡った５日間の東北旅行、最後の最後で渋滞にハマってしまいましたが、毎日がとても充実したコースとなりました。
いつかまた桜を巡る旅をしたいと思います。