2009/03/20 - 2009/03/25
2570位(同エリア3933件中)
bula!さん
- bula!さんTOP
- 旅行記65冊
- クチコミ0件
- Q&A回答6件
- 186,402アクセス
- フォロワー2人
WBC(World Baseball Classic)は2006年に第1回大会が開催され今回は第2回となります。
今更ですがWBCは世界の国と地域が集う野球の世界一を決める大会で、ご存知の通り第1回大会は王貞治監督率いる日本代表が見事に世界一に輝き日本列島を興奮のルツボが包み込みました。
ディフェンディング・チャンピオンとして臨む第2回大会は、王貞治さんを特別顧問に迎え、読売ジャイアンツの原監督が「侍JAPAN」を率いることになりました。
東京での第1ラウンドは日本代表は順位決定戦で韓国に敗れ、第1回大会と同じく2位で米国サンディエゴでの第2ラウンドに進出しました。
私は米国での準決勝「ベネズエラVS韓国」「米国VS日本」の2試合と決勝戦の3試合を現地で観戦することを急遽決めて渡米しました。
~準決勝~ドジャースタジアム(ロサンゼルス)
3/21 韓国10-2ベネズエラ
3/22 日本 9-4アメリカ
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 大韓航空
PR
-
WBCの準決勝と決勝はロスのドジャースタジアムで行われました。
ドジャースタジアムは地元ロサンゼルス・ドジャース(ナ・リーグ西地区)の本拠地で日本人にもなじみの深い球団です。
過去には野茂、石井、斉藤、木田、中村紀などの日本人選手が在籍していたことでも知られています。 -
私は観戦ツアーに参加しましたので、残念ながら席は最上階でご覧のゲートから入場します。
-
試合前の両チーム紹介で整列しているところ。3塁側(写真左側)がベネズエラ、1塁側(写真右側)が韓国です。
-
手前のマークは今大会のシンボルマーク、その後方は今大会参加国の国旗が並んでいます。
-
国際大会らしく試合前には両国チームの選手が帽子を交換します。
-
観戦した席からのスタンドの3塁側の様子です。写真でも分かるように最上階の部分は傾斜がかなりきつく慎重に歩かないと、酔っ払うとやばいです。
-
こちらは観戦席から見た1塁側の様子です。
-
両国関係者による始球式。
-
べネズエラ側ベンチ。
-
韓国側ベンチ。
-
この時点ではまだ試合前ですが、この大きな文字は日が沈むと文字通り青く輝きます。
ブルーは地元ドジャースのチームカラーです。 -
野球観戦にビールは欠かせませんが、この日は予想以上に寒かったです。
-
ベネズエラの応援団?
-
ベネズエラのスタメン。ずらりと大リーグの球宴クラスの主力選手が並びます。
中軸のアブレイユ、カブレラ、ギーエン、オルドニェスは強力で予選リーグでは相手投手をことごとく打ち込んできました。 -
韓国のスタメン。大リーグの主力選手で固めたベネズエラに対し、韓国は6番ライトの選手だけが唯一の大リーガーです。
-
試合は初回に韓国がべネスエラの拙守につけこみ大量点を奪います。
-
韓国の先発はサイドハンドの尹(イン)投手です。
-
ベネズエラの4番はミゲール・カブレラ(デトロイト・タイガース)選手です。フロリダ・マーリンズ在籍時にワールド・シリーズを制覇した経験を持つ大砲です。
-
ベネズエラも反撃しますが攻撃が単発でした。
-
スタジアム内の売店です。
-
売店ではこのドジャードッグ(5ドル)が名物です。日本チームの試合ではないのでリラックして腹ごしらえをしていました。
-
試合は韓国が10−2でベネズエラを圧倒しました。ベネズエラは優勝候補の一角でしたが準決勝で敗退し、韓国が決勝進出を決めました。
-
ここからは準決勝2日目、アメリカVS日本です。写真は試合前の選手紹介で1塁側ベンチ前で整列するアメリカチーム。
-
こちらは3塁側の日本チーム。
-
試合前のメンバー表交換。原監督とジョンソン監督が本塁前で審判を交えてメンバー表を交換します。
因みにアメリカのジョンソン監督は第1次長嶋監督時代の助っ人です。 -
写真がチョッと不鮮明で申し訳無いですが、日本はエースの松坂が先発です。松坂は投手陣では唯一の大リーグ(ボストン・レッドソックス)在籍選手で、第1回大会のMVPです。(当時は西武ライオンズ所属)
-
アメリカのスタメン。2番のジーターが主将を務めます。アメリカは故障選手続出で選手の入替えが多く、当初のメンバーと大幅にラインアップが替わってしまい不安を抱えての試合となりました。
-
アメリカチームの主将ジーター選手はNYヤンキースでも主将を務めます。第1回大会に続いての出場で、知名度も高いことからスタンドからの拍手も大きかった選手です。
-
スタンドにはあちこちで日の丸を持つ人を見かけました。
-
この日も席は最上階でした。今日はアメリカが出場するので観客も昨日よりは多く感じました。
-
日本のスタメンです。
-
アメリカの先発投手は当初予定されていたピービーは不調で外され、オズワルト投手(ヒューストン・アストロズ)になりました。
オズワルト投手は昨季17勝を挙げたエース級の投手です。 -
侍ジャパンの象徴でもあるイチロー選手(シアトル・マリナーズ)。アメリカに乗り込んで本来の実力を発揮してもらいたい、誰もがそういう想いを込めて観戦していました。
-
アメリカ入り直後に体調を崩しサンディエゴでの試合では欠場しましたが、準決勝では再びスタメン復帰した中島選手(埼玉西武ライオンズ)。
イチロー選手の次の打順である2番を打つ中島選手ですが、ライオンズでは3番打者として日本シリーズ制覇に大きく貢献しました。
ライオンズではチーム一の人気者で幅広い年代から好かれる好青年です。 -
日本が得点し大いに沸くスタンド。この人たちは私と同じツアーに参加した人たちで、被り物や鉢巻持参で気合が入っていました。
-
松坂がピンチを迎えてマウンドに集合する内野手と山田投手コーチ(ウィンドブレーカー着用している人)。
-
松坂は球数が100球近くなったので(98球)、左腕杉内投手(福岡ソフトバンク)と交代しました。
杉内投手は第1回大会にも選出されていたホークスのエースです。このピンチでダン選手(ナショナルズ)からキレの良い球で三振を奪いました。 -
杉内投手の後を受けて7回からは田中投手(東北楽天)が登板しました。高卒3年目で侍ジャパン最年少ですが2三振を奪い、1イニングを無失点で切り抜けました。
-
試合はアメリカに先行されましたが、4回に一気に5点を奪い逆転しました。写真はアメリカの先発オズワルト投手からタイムリーをヒットを4回に放ちKOした中島選手。
-
7回には「野球の唄」とも言われる「Take Me Out To The Ballgame」を皆で歌います。
この時ばかりはお互いのファンが一緒に歌い和やかな雰囲気になります。歌詞の中に「Root Root Root For The Hometeam」の「Hometeam」の部分は普段は本拠地である「ドジャース(発音的にはダジャース)」と一斉に合唱しますが、今日はWBCですから私は「Japan」と叫びました! -
8回にアメリカに2点を奪われ4−6と2点差まで詰め寄られました。
しかし8回裏、直ぐに反撃しました。先頭の福留が四球で出塁後、代走に起用されたのは片岡内野手(埼玉西武)です。
昨季のパ・リーグ盗塁王で、WBCでも日本チームにとって終盤の大事な場面で代走起用され大会通算最多タイの4盗塁をマークしました。 -
試合は日本が地元アメリカを9−4で破りました!!!やりました、野球発祥国でありWBC開催国のアメリカを由緒あるドジャースタジアムで破った試合を観戦できて最高の気分です。
選手達が誇らしげにハイタッチをしてベンチに凱旋です。 -
控え選手たちが出場した選手とハイタッチしています。
-
ベンチ内の様子。
-
この試合のスコアです。序盤はアメリカが先行する苦しい展開でしたが、中盤に一気に逆転し8回にも追加点を上げて振り切りました。
スコアボードでも分かるようにアメリカは「失策3」が痛かったようです。スコアボードの下の「K」はアメリカが喫した三振の数で10Kは「10三振」を意味します。
因みに最後の打者だったダンも三振でした。 -
試合終了後、ゲートの外には日本人の集団が沢山残っていました。ツアー参加者だと思いますが、ゲート外で同行者を待っている間にも、見ず知らずの他の日本人と一緒に喜びを分かち合っています。
-
そのゲート前でフジTVの取材クルーが待ち構えていました。右側にユニフォームを着ている女性は、朝の情報番組「めざましTV」のスポーツコーナーを担当している遠藤アナです。
実は管理人もこの時、他の男性グループと一緒に遠藤アナから取材を受けて沢山答えました。この2人の女性は私たちへのインタビュー後に取材を受けていました。
私へのインタビューが実際に放送されたかは確認できていません。家族や会社の同僚に帰国後尋ねましたが未確認のままです。
私はアメリカに勝った直後だし、他の方々もそうでしたがかなり興奮していたのでカットされたかな? -
中々の色白美人の遠藤アナは多くの男性観戦者に囲まれてしまいました。TVで観ているよりもっと美人でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
bula!さんの関連旅行記
ロサンゼルス(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
48