酒、食、温泉を楽しむ旅（ファーストクラスで行く福岡、長崎編　その１）

2009/05/01 - 2009/05/03

久々に飛行機を利用してＧＷに旅行へ行ってきました。旅の行き先は長崎県です。旅の目的は大きく２つ。五島列島に行くこと、
以前から一度は乗ってみたいと思っていたＪＡＬのファーストクラスに搭乗することです。もちろん「酒、食、温泉を楽しむ旅」であることは言うまでもありません。

まずは、目的の１つであるＪＡＬのファーストクラスに搭乗するために羽田の第一ターミナルに向かいます。ＡＮＡのＳＦＣ取得の以前から基本的にＡＮＡが多かったのでＪＡＬに搭乗するのが何時以来かがはっきりとわかりません。少なくとも第二ターミナルができた後はＡＮＡのみですので、５年ぶりでしょうか？

エリア 五島列島(長崎)

• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ

まずはチケットの購入です。株主優待券を利用していたので当日チケット購入でＯＫです。チケットも手に入れたのでまずは展望デッキに向かいます。第二ターミナルの展望デッキには数回行きましたが、第一ターミナルははじめです。

当たり前ですが、ＪＡＬの飛行機がたくさんあります。あまり見ごたえもないのでチェックインします。専用の手荷物検査場があり、ここを抜けるといきなり専用のラウンジに入ることができます。
ラウンジ内は窓がなくＡＮＡのラウンジと大差はないように思います。こちらのラウンジはファーストクラスやＪＡＬの最上級会員ようです。もうひとつのサクララウンジにも行ってみることにします。こちらは窓もあり風景も楽しめるのが良いですね。ただＪＡＬのラウンジには「おしぼり」があるのが非常によいです。

それでは、福岡に向けて出発です。座席は一番先頭をチョイスしています。隣がいないので非常に快適です。革張りの椅子がよいですね。あまり幅がないような気がします。

お待ちかねの夕食です。メインはパイ包みです。ジャガイモによく火が通っていないようで一部がシャキという歯ごたえでしたが、食器も陶器ですし、いいですね。シャンパンを飲みながらゆっくりと頂きました。この他にサーモンのマリネも頂きました。ちょっと心残りだったのが「鯛にゅう麺」が食べられなかったことですね。ＡＮＡの+７０００円でプレミアムクラスと比較すると価値ある＋８０００円と思えます。

途中、日が沈むところで非常に綺麗でしたので、何枚か写真を撮りました。うまく取れないですが、中でも良いと思ったものがこれです。

そうこうしていると福岡到着です。
今日の宿は、ＡＮＡクラウンプラザ福岡です。５０％オフのキャンペーンで予約したので１泊５０００円と破格値です。シングルでしたがツインにアップグレードしていただきました。

夜になると小腹が空き始め、一杯にのみに行くことにしました。伺ったのは「モツ鍋　あんざ」さんです。ここはＡＮＡのマイルの貯まるようです。モツ鍋＋追加モツ、餃子、サラダ、ビール、焼酎２杯を頂き４８７０円です。カウンター席もあり１人でもＯＫのようです。
その後、帰り道にあったラーメン(名前を忘れました)によって、とんこつラーメンを頂きました。朝早い便で五島福江に向かうこともありアルコールなどは買わずにホテルに帰り就寝です。

翌朝７：５０発の便に乗ります。五島での宿泊も考えたのですが、長崎に行くこともはじめてでしたので長崎での宿泊として、今日一日は五島で過ごします。

八丈島に行っていた時によく搭乗していたスーパードルフィンです。これによると離島にきたなという思いになります。五島では観光バスを利用して回ります。利用したのは、五島自動車観光課の「五島めぐり観光バス（５１００円）」です。福江空港からバスに乗り込み、途中、ホテルや港などに寄り、はじめの目的地である堂崎天主堂に向かいます。

堂崎天主堂は海のそばに建っていて、行く途中の海が綺麗です。干潮時には先の岩のところまで徒歩でいけるそうです。

こちらが堂崎天主堂です。中は資料館になっています。拝観料は３００円です。中が撮影できないのが残念です。ステンドグラスや丸みを帯びた屋根が印象的です。

遠くからもう一枚。海辺から撮影しました。屋根が普通の日本瓦になっているのですが、中の作りとギャップがあり面白いですね。

海辺のほうはこんな感じです。遠くに島がいくつも見え、非常に気持ちがよいです。その後、バスに乗り込み次の目的地に向かいます。観光バスなのでガイドさんがいるのですが、結構、楽しませてもらいました。

福江の市街地を通り抜け向かったのは、鎧瀬熔岩海岸です。展望台から望むことができます。時間があればもっと近づいてみたいと思いますが、近づけるのかは分かりません。

こちらが鎧瀬熔岩海岸を作った元の山で鬼岳です。ここが５０万年前と３万年前に噴火したときに流れ出た熔岩で鎧瀬熔岩海岸が作られたそうです。まん丸な格好をしているのは定期的に山焼きをやっているということでした。この後も車窓からの眺めとガイドさんの説明を聞きながら福江港に向かいます。

車窓から武家屋敷を通ると写真のような壁が見えます。これは侵入者がよじ登ると石が落ちるようになっているそうです。これを「こぼれ石」というそうです。

午後の部が始まるのが１２：３０ですので、それまでの時間を利用して食事をします。食事の場所は迷った挙句「カンパーナホテル」の２階にある「和食処　萬葉」さんにしました。１人でしたが個室に通していただけゆっくりすることができます。まずは、１杯です。長崎に日本酒で紀ノ川（９４０円）を頂き、食事を待ちます。

注文したのは「五島御膳（２５００円）」です。五島うどん、五島牛のシチュー、きびなごなどが入った松花堂です。どれもおいしくお酒が進みますね。酒飲みにはちょうどおつまみにもなり正解でした。この他にも五島牛のステーキ御膳（４５００円）や五島うどん御膳（１２６０円）などメニューも豊富でおすすめです。

ちなみに個室はこんな感じです。ちょっとゆっくりしすぎで集合時間に送れそうでしたが、一番最後に到着です。次に向かうのが「大瀬崎断崖」です。港から出発しますが１時間以上バスに揺られて向かいます。この間、ガイドさんが色々お話をしてくれますので楽しく過ごせます。ちなみにお酒を飲んだので、ちょっとうとうとしてしまいました。

そして到着したのが「大瀬崎灯台」です。ちょっと怖いような感じですが、非常に綺麗ですね。

大瀬崎から福江島方面を見るとこんな感じです。非常に美しい景色です。うまく取れていないですが実際はもっと広々した感じで見ていて気持ちがよいです。

もう一枚。分かりづらいですが、奥のちっちゃな建物（中学校だったかな）を通って大瀬崎に来ました。五島福江にきたら、ここは見てほしいなと思います。

さらに別方面の１枚。「家政婦を見た」で有名な女優さんがこの風景を見ながらお弁当を食べていたそうです。さぞおいしかったことでしょうね。

この後はバスガイドさんいわく「九州のハワイ」といわれている「高浜海水浴場」へ向かいます。その途中にも景色が良いところがいろいろあります。海の青も綺麗ですし、山の緑も綺麗です。

高浜海水浴場です。いまいち写真では綺麗に取れていませんが、海の色も綺麗ですし、白い砂浜もあり、今の季節からでも気持ちよく海水浴ができそうです。

もう一枚。こちらの写真のほうが海の色が綺麗にでているかもしれません。

この後、観光バスは福江港に戻り終了です。この後、ジェットホイールで長崎まで戻りますが、まだ時間があるので、港そばのスポットを回ります。こちらが福江城で一番最後に立てられた城だそうです。以前は３方が海に面していたそうです。

後藤氏の庭園です。時間があれば入りたかったのですが、今回はパスします。また来ようと考えていますので。

「バラモン」をかたどった消火栓です。「バラモン」は通信手段としてし利用していた凧のことです。１畳ほどの大きなものです。確か空港に飾ってあったと思います。鬼退治に行った武者を兜ごと食べてしまったイメージになっているそうです。

これで五島列島周りも終了です。福江は下五島と呼ばれ、上五島も合わせて、五島列島になるそうです。今度は上五島にも足を運びたいと思います。

ジェットホイールで福江港から１時間３０分ほどで長崎港に到着しました。さすがに丸一日の観光で疲れてしまったのでホテルで一息つくことにします。

今日、お世話になるのはホリデイイン長崎です。こちらは１泊で９５００円くらいです。ただホリデイイン長崎は今日を最後に名称が変更になるとのこと。翌日からは別の名称になりました。
長崎でプライオリティクラブ系のホテルがなくなってしまうのは残念ですね。

２時間ほどゆっくりして、夕食をたべに中華街に向かいます。中華街といっても非常に狭いエリアで横浜などをイメージしていくと「あれ」という感じです。
皿うどん、ギョーザ、生ビールを頂き、１８００円くらいだったと思います。お店の名前は忘れてしまいました。疲れていたので早々にホテルに戻り、就寝します。