2008/07/02 - 2008/07/02
342位(同エリア392件中)
atomさん
今日はぼったくられる日。夕方にはローマに移動しなくてはいけないし、見たい所が点在しているし、やはり「時は金なり」ってことで、今日だけはぼったくりだろうとなんだろうと、ケチらずにお金を使う!最初からそう決めていた。
朝ごはんも食べずにホテルをチェックアウト。駅で荷物を預けてカゼルタに向かいます。カゼルタの駅を出てすぐ左側に小さなバスターミナルが。去年と違いターミナルの端っこに小さな小屋が立っていて、バスの時刻表などが張ってあり、バス会社らしき人も座っていました。ところがこれが全く役に立たない!まず向かいたいカゼルタ・ヴェッキア行きのバスが9時過ぎに出ることはわかったけど、ここではチケットは買えないとのこと。近くのバールで買うように言われ、言われたバールに行くと「ここじゃない、あっちだ」、あっちのバールに行くと「ここじゃなくて、向こうだ」、これを繰り返すこと3回ほど。結局最後にまた一番最初のバールに行くように言われた。…。ここで自分の頭が切れる音が聞こえた。もういい!もともと良い時間のバスがなかったらタクシーで行くつもりだったんだから、ぼったくられてもいいからタクシーに乗ろう。駅前に戻り、タクシーのおじさんに声をかけると、いいカモが来たと満面の笑みで迎えてくれた。あまりに腹が立っていたので、ろくろく値段交渉もせず乗り込んでしまった。もったいなかったなぁ。マイペースなおじさんは途中で知り合いのおばちゃんを乗せて送ったり、水を汲むために停まったり、何故か知らない人の電話に私を出して話させたり。車ならそんなに時間がかからないような距離のはずなのに、30分ぐらいかかってやっとカゼルタ・ヴェッキアに到着。到着すると帰りも自分を呼ぶようにと携帯電話を無理やり渡されそうになりましたが、断固拒否!さっさとお金を払ってタクシーを降りました。ぼったくってるんだから、当然チップはなし。よく考えたら、タバッキが近くにあったから、そこで買えば良かったのかな?絶対チケット売ってたよね。
まあ良いや。気を取り直して、これから中世の街並みの中に迷い込みに行きます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 タクシー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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タクシーは街の真ん中にあるドゥオモの前でとまりました。中には入れませんでしたが、街並みと同じくシックなつくりの素敵な建物でした。
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まだバスが到着する前の街はとっても静か。観光客はバイクを使って旅をしているお兄さんと私の2人だけ。まだ店も準備中のところが多く、石畳の落ち着いた街をほぼ独り占め。この点だけはタクシーを使って早く来て良かったところかな。
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まだ9時前。でもとにかく日差しが強くて、歩いていると汗がじわじわと出てきました。汗をふきふき歩いていると、地元のおじさんが「暑いね」とあおぐマネをして微笑んでくれました。
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丘の上の小さな町。地図はありませんが、ちょっと歩けばすぐに街の全体像が見えてきます。どこの家も手入れが行き届いており、とっても素敵!街のすみずみまでのんびり見て歩いても30分ぐらいで全部見終わってしまいました。
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街の端から見たカゼルタの王宮。左のほうの四角い建物が王宮で、そこから右に伸びている緑のところが庭園なんだけど。。。大きすぎてイマイチどこからどこまでが王宮の敷地なのかよくわからず、適当に撮ってみた。
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街の南のほうも見晴らしが良い。あっちのほうに次の目的地、ヴァンヴィテッリの水道橋があるはず。早くその姿を見てみたい!想像を膨らませてワクワクしつつ、次は帰りのバス停探しをすることにしました。
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やっと開いた小さな店に入り、バス停の場所とチケットについて聞きました。チケットはバスの中で買えるそう。バスは街の南側の坂を下りたところにある小さな教会の辺り停まるそう。時間は??よくわからないけど、言われたとおりの道を下っていくとすぐに教会が見えました。念のためもう一度近くの店で、バスはここで待てばいいのかと確認。とにかく教会の前にいれば良いというだけで、バス停も何もないからえらく心配。しばらく教会の前に立っていましたが、あまりの暑さに少しもどってさっき下ってきた坂の日陰から教会をみつつバスを待つことにしました。さっきの店で買ったアイスの冷たさが体に染み渡ります。
待つこと30分。走ってくるバスが見えたので教会前に移動します。 -
バスは近くのレストラン前で停車。運転手さんは中に入りのんびり食事をしながら大声で歌っています。やっと食事が終わった運転手さん。本来の停車位置ではないところに停めていたためかお店の人に怒られていましたが、そんなことは全く気にせず鼻歌を歌いながら教会前にバスを移動。バスはカゼルタ駅行きとの確認が取れました。その後、運転手さんは乗っていて良いよと言い残し、再びレストランに消えます。今度は優雅にお茶を飲んでいる。。。で、また歌ってる。バスを待ち始めて約1時間半、運転手さんとガイドっぽい男性3人を乗せてやっとバスは出発しました。
とにかくにぎやかな車内。途中で乗ってきたおばちゃんも加わり、話しと笑いが止まらない。みんな声もやたらと大きくて、この3倍は人がいる感じ。そして気になる開いたままのバスのドア。確かに風通しはいいけどさ…。暑いからって、それは危ないでしょ…と思っていたけど、おばちゃんはクネクネの山道を爆走するバスにブンブン揺られながら、その開いたままのドアの前にずっと立っていた。
ちなみにこんなに早くに観光を終えて帰る私を不思議に思ったのか、ここまでどうやってきたのか聞かれました。タクシーで来たというと、すぐにいくらだったかと聞かれ、渋い顔で料金を言うと「それはひどい!高い!」とみんな怒ってくれました。で、行きにたくさんお金を取られたんだから、バスはタダでいいとのこと。悪いからと降りる時にお金を出そうとしても、断固として受け取ってくれません。本当に!?なんていい人達なんだろう!!それならと、お言葉に甘えてタダ乗りさせてもらっちゃいました。 -
駅に着くと今度はマッダローニの水道橋に行くべく、再びバス探し。バスロータリーの小さな小屋で聞くと、バスでは行けないという。さっきカゼルタ・ヴェッキアから同乗してきたガイド風の男性が、あえてバスで行くなら…と、バス停をメモしてくれました。でも、これどこ?ここで降りたらどうやって端まで行くの?地図は持ってきたし、時間もあるし頑張れば歩けない距離じゃないけど。。。もう良いわ。今日はぼったくられる日!再びタクシー乗り場に向かうと、さっきのおじさんがいます。どうせならちょっとでも顔を知っている人が良い。そういうわけで、おじさんの今日2度目のカモになることにしました。
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目的地はさっきより遠いし往復する。いくらかと思えば、さっきよりだいぶ低い値段を言ってきた。拍子抜けしたものの、更に値切って交渉成立。でも、絶対そんなに上手くいくわけない。くるよ、くるよ、くるよ…。タクシーは王宮前の道路で停車。きた〜!!「ちょっと待って。??ホテルだと思ってさっきの値段を行ったけど、もしかして行きたいのはマッダローニの水道橋?だったらもっと料金がかかるよ。あぁ〜、勘違いしてたよ〜」と笑顔のおじさん。ずっとカバンの中で握っていたメモ帳とペンをすぐに取り出し、2度目の値段交渉開始です。それでもさっき取りすぎたからなのか、往復でも思ったよりは安くしてくれた。ぼったくりには変わりないけど。。。
またまた寄り道しながらのドライブ。もう何でもいいや〜ってことで、地元の人の生活している雰囲気やのどかな風景を楽しむことにしました。それでもしばらく走って山を抜け、橋が見えてきたときにはテンションが一気に上がりました。 -
橋を上から見ると、水が流れていた溝がハッキリ見えます。広い道路をまたがって架かっている橋の大きさをこの目で見ることができて、大感動です。
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ちょっとでも近づくと橋の全体が撮れないぐらい大きい橋。通ってきた山道にも橋の一部がかかっていました。
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橋をいったん通り過ぎると道はどんどん下っていて、橋のすぐ下まで行くことができます。近くで見ると本当に大きい。
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橋の中を線路が通っています。ポンペイもそうだったけど、世界遺産の中を電車で通りながら見られるなんて、本当に贅沢。いつか車窓からこの景色を見てみたいなぁ。
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下から見上げると、首が痛くなるほど高い!
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こちらがぼったくりタクシーのおじさん。私の写真を撮ってあげるといった後、次は俺だと自分を撮るよう要求。
「ありがとう」とか「こんにちは」とか日本語を少し知っていると自慢げに話していたけど、「ぼったくり」という言葉を教えて日本語のボキャブラリーを増やしてあげれば良かった。 -
橋を満喫した後は再びカゼルタの駅に戻り、今度は王宮に向かいました。
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今回は庭園のみの見学。チケットを買って入場し、あの一番奥の滝を目指します。ちょうどバスが目の前で出発してしまったので、歩いて向かうことにします。
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奥まで着いた。この庭園に水を流すためだけに、あんな大きな橋まで作って何十キロも水を引いてきたとか。
どれだけ贅沢なんだ! -
イギリス庭園には、ポンペイで発掘された遺跡の一部があります。
できればポンペイにそのまんま保存しておいて欲しかった。 -
あ、すいません。踏んでしまいました。
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王宮までの長い道のり。
帰りはちょうどバスが来たので、乗って帰りました。 -
庭園の入り口のカフェで休憩をした後、電車でナポリに戻りました。
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駅で荷物を受け取って、ローマに向かいます。ローマ到着は18時半ごろ。まだまだ明るいけど、急いでホテルに向かいます。駅近のホテルのはずがちょっと迷って徒歩10分。でもホテルがまわりにたくさんあり、観光客もたくさん歩いていたのでちょっと緊張しつつも安心して歩けました。何よりナポリの雰囲気を思うと、いかにも安全そうな空気が漂っていました。とはいえここは外国。ホテルのチェックインまでは気を引き締めて歩きます。
部屋に入って買ってきた夕食を食べると、どっと疲れが出てきました。明日からはまたバタバタの観光が続きます。早く寝て、明日に備えることにします。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ちょめたんさん 2011/12/12 21:19:13
- 今晩は
- カゼルタにバスで行くのは大変そうですねでも帰りは親切な運転手さんに会えたんですねatomさんは運が良いのかな?! 一度行きたいものです
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