ラオス北部紀行 2009.4 ウドムサイへ

2009/04/07 - 2009/04/29

ルアンパバーンからラオス北部を旅行しようとしましたが、バスの便が悪くなかなか果たせずにいました。

ウドムサイで１泊を覚悟してムアンクアへ。
ムアンクアは思いのほかベトナム国境に近く、約１００km３時間でベトナム西部の要衝ディエンビエンフーに達します。

ムアンクアからは舟でムアンゴイ、ノンキャウへ。ウー川を下ります。途中で見覚えのある村もありました。

エリア その他の都市(ラオス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: ANA

2009年４月、ルアンパバーン北バスターミナルからラオス北部への旅行に出発しました。
バスターミナルの黒板には白チョークで案内図が表示されていました。右上端はXAMNAUではなくサムヌアXAMNUAが正しい。

以前の失敗の経験から１日目はウドムサイまで行ければいいや、という感じで12時発のウドムサイ行。
小型バス。

ウドムサイまでは198km。この時はルアンパバーン９時、12時、16時発の１日３便で運賃45,000Kip。
バスダイヤは時々変わるのでご注意。

向こうに駐まっているバスはルアンパバーン−ボーケオと車体に表示があります。
ラオス人はフエイサイのことを県名のボーケオと言います。

出発はずるずると遅れ、ただ待つのもくたびれて、気持ちはいらいらからあきらめに変わりました。
出発予定時刻を過ぎてから来る地元の乗客も多かったのです。
13時33分に発車。30分ほどでウー川を渡ります。

パークモンのＴ字路まで来ると道中のほぼ半分ですが、ここから長い山道が始まります。
頭に布を巻いた少数民族の女たちが乗ってきます。

頂上付近の街道沿いには少数民族の村があります。
たまたま停車したときの一こま。

高地ラオ(ラオスン)のモン族でしょう。女たちはシンやジーパンをはいていて日常の服装は低地ラオ(ラオルム)のラオ族と変わりありません。

ウドムサイに暗くなる直前の18時33分に着きました。
ラオス料理のカンニャ。翌朝の写真なのでシャッターがおりています。単品の料理は中華のように１皿２人前以上あるのでご注意。

宿は橋のきわのヴィワーンＧＨ。ファンルーム１泊５万Kip。

玄関はこんな感じ。
建材屋の副業で、敷地に建物を建てて旅人を泊めているという風です。

宿はルアンパバーンからの国道が川を渡る直前の右側です。
道路の騒音は気になりませんでした。

橋を渡ったあたりがウドムサイの中心で市場やホテル、インフォメーションなどがあります。

まだ雨が止みません。
市場の道路に面した場所は電気屋。

入ってゆくと衣料品、食べ物や食材を売っています。

カオニャオも買えば朝ご飯がいただけます。

昨晩食べきれなかったので、この朝は残り物で済ませました。

ドークブアデーンＧＨのこの看板のところから、丘に登る長い階段があります。

この階段の上が塔の丘(プータート)です。

塔は改修中で足場が組んでありました。
曇り空なので白い仏塔が映えません。

塔の基壇を金の蓮の花ドークボアトンが取り巻いています。

丘の上からウドムサイ市街の眺め。
右手の白い四角い建物は銀行の新しい建物。
中央の青い屋根の建物は新しいホテル。その右手の大屋根は市場でしょう。

背面から見たプータートの仏塔。
実際は坂道を回り込んで階段を下りたのです。
自動車の通る坂道は途中から草が茂って雨に濡れていました。

南に目を向ければバスターミナルの屋根。

看板が立派なシンペットレストラン。
車通りのある道路ぎわなのにのんびりした雰囲気。

ここでフルーツシェイクを頼んで一休み。

こんな看板がありました。
ウドムサイは中国−ラオスの国際バスの行き交う要衝でもあります。

国際バスが停車するのは重慶賓館の前。
ウドムサイバスターミナルなどのラオスの路線バスとは無関係に発着するのがわかりにくい。

ちょうど国道を葬列が通ってゆきました。

丘の上から見えた銀行の建物。
左にプータートの白い塔も見えます。