2009/04/28 - 2009/05/04
64位(同エリア658件中)
あんいえさん
今年のゴールデンウイークは丸々1週間。
この長い休みを利用して、いつもの週末中国旅行とは違う楽しみをしたくなりました。
特典航空券+中国国内線乗り継ぎで、遠くまで行ってみようかな。
どこがいいだろう・・・。
思い出したのは、アモイの旅行。
路に迷っていた私を助けてくれた、大学生の男の子の言葉。
「次は成都に行ってみたら?」(※アモイ編参照)
夫妻肺片、毛血旺、水煮魚、火鍋など、四川料理はもともと大好きで、いつか本場のそれを食べてみたいと思っていました。
成都から九寨溝行きのツアーに参加することもできるようです。
よし!成都行こう!
<日程>
1日目:成田→広州→成都
2日目:九寨溝ツアー参加(1日目)
3日目:九寨溝ツアー参加(2日目)
4日目:九寨溝ツアー参加(3日目)
5日目:九寨溝ツアー参加(4日目)
6日目:成都観光
7日目:成都→広州→成田
<費用詳細>
航空券(成田-広州):特典航空券
航空券(広州-成都):1,200RMB
ホテル代:460RMB
ツアー費用・オプション:1,150RMB
食事代・水等:103RMB
タクシー・バス代:131RMB
熊猫基地門票:50RMB
武侯祠門票:60RMB
-------------------------------
合計:3,154RMB(約45,000円)
今回はいつもに比べて贅沢な旅になってしまいました。
それでも日本からのツアー費用に比べれば、1/4くらいだと思います。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 中国国際航空
-
●1日目●
天気予報で成都の天気を調べると、3日連続で"雨"。
なんてついていないんだろう。
日本はこんなにいい天気なのに・・・。 -
さあ、出発!
窓の外に、建設中の成田新高速鉄道が見えます。
それと、滑走路の脇に、先日着陸に失敗・炎上した、貨物機の残骸が並べてありました。
私の飛行機、無事に着きますように・・・。 -
飛行機は上海上空を通過して広州へ向かいます。
成都へ行くなら北京か上海経由が近いのですが、今回は中国国内航空券の値段の関係で広州経由となりました。 -
広州白雲空港に着きました。
国内線のチケットはWEBで予約しただけで、ほんとに予約できているのかちょっと不安だったのですが、無事に発券してもらえました。 -
国内線のラウンジです。
フロアの一角を囲っただけの簡単なつくりです。
コーヒーを飲みながら中国のファッション雑誌を読んで、待ち時間をつぶします。 -
中国国際航空の成都行きの飛行機に乗り換えます。
-
3列+3列の小さな飛行機です。
ANAでアモイに行ったときと同じくらいの大きさです。 -
飛行機は成都に向かって30分遅れで出発しました。
実は、九寨溝ツアーは成都に着いてから申し込むつもりでした。
到着が遅れると、旅行会社の営業時間を過ぎてしまうかもしれません。
もし、今日中にツアーに申し込むことができないと、明日からの予定が狂ってしまいます。
どうしよう。どうすることもできず、焦っていました。 -
簡単な機内食がでました。
サラダとフルーツは美味しくいただけましたが、パンは食べませんでした。ほかほかでやわらかくて香ばしい香りだったのですが、胃はひとつ。今夜の楽しみを失うわけにはいきません。 -
成都に到着。
飛行機からタラップを歩いて降りるのは久しぶりです。 -
時は金なり。
タクシーで市内へ向かいます。 -
タクシーに乗ってしばらくすると、運転手が「エンジンが動かなくなった。降りてくれ」と言い出します。
えっ?こんなところで降ろされても・・・
しかし、壊れたのなら仕方がありません。
程なく後ろから別のタクシーがやってきて「どうした?」と声をかけてきます。
運転手同士話をして、「50RMBでどうだ?」と私に交渉してきました。 -
なーんだか、絵に描いたような詐欺の手口だよなあ、と思いつつ、
以前に調べた情報では「成都市内までタクシーで60RMBくらい」だったはずだし、
それに、既に18時半。旅行会社の営業時間が気になります。
とりあえず、OKして乗り込んでしまいました。
ホテルに到着。
当初の話通り、50RMBだけ払って車を降りました。
何だったんだろう?
※答えは最終日に判明します -
華通悦達商務酒店。
ここを選んだ理由は、値段ももちろんですが、九寨溝ツアーを申し込める旅行会社が近くにあるだろうと思ったからです。
旅客中心という、バスセンターがすぐ近くにあり、成都から近郊各地へのバスの拠点になっています。
私は初日分だけをeLongのサイトから予約しました。
http://www.elong.com/hotels/details.aspx?hotelid=02301037
ツアーから帰ってきた後の宿泊は、この日にフロントでお願いしました。
どちらも同額で宿泊できました。 -
ビジネスダブルベッドルームが一泊140RMBです。
-
お湯もしっかり出ますし、掃除もそれなりに行き届いています。
-
テレビも問題なく映ります。
フロントの態度もよく、好感を持ちました。
近くには小さなスーパーや食堂などが多くあり、滞在するのに不便を感じることはないでしょう。
反面、市内中心からは若干離れている(バスで10分くらい)ので、頻繁に市内中心方面へ行く場合は不便です。 -
さて、九寨溝ツアーを申し込みに行きましょう。
ホテルから歩くこと20m。すぐに見つかりました。
旅遊超市、直訳すると「旅行のスーパーマーケット」です。 -
中には3つの旅行会社が入っており、その中の1つ華南旅行社で手配をしてもらいました。
ツアー基本料金580RMBと、九寨溝の観光バス90RMB(これはほぼ必須条件です)で、合計670RMBです。 -
ちなみに、
九寨溝の入場料:220RMB
黄龍の入場料:200RMB
これに3泊4日の宿と食事、移動の費用がついてこの値段ですから、破格であることはお分かりいただけると思います。
ただし、1人で参加した場合、部屋は相部屋ですよ。 -
夕食はあまりにベタですが、陳麻婆豆腐に行きました。
-
55路のバスに乗れば、ホテルの近くのバス停から4駅です。
-
麻婆豆腐。
うーん、しびれる!
花椒がたっぷりかかっています。 -
回鍋肉。
端休めというか、花椒のないものも欲しくって。
これがお肉の食べ納めになるとは、この時は予想していませんでした。 -
ごちそうさまでした。
-
●2日目●
朝5:20にホテルのロビーで待ち合わせ。
軽ワゴン車に数人と乗せられて向かった先は、近くのホテル交通飯店。
ここで、ツアーのバスに乗り換えました。
参加者は13人のみ。
天気予報が雨だったからか、それとも、まだ5・1の休みになってないからか。
いずれにしても、30人乗りのバスはガラガラのまま出発です。
参加者の内訳は
・ラサから来た若夫婦:夫は警察官
・地元成都の若夫婦:奥さんはすぐすねるけど、だんなさんがすごく優しい
・遼寧省からきた60台夫婦:この旅で一番のお世話になるおじいさんとおばあさん
・北京から卒業旅行できた友達二人組:医学部
・瀋陽からきた母娘
・おばあちゃんと娘(といってもかなりの中年女性)
こんな感じです。
みんな二人組み。
だれかと隣り合わせに座って話をしながらの道のりを期待していましたが、いきなり出鼻をくじかれました。
何せ片道10時間。退屈をどうしのごうかしら。 -
私たちの乗ったバスです。
乗り心地はそれほど悪くなく、リクライニングもできます。窓も大きなタイプです。 -
ドリンクホルダとポケットがなかったのが残念。
代わりに買い物袋を吊り下げておくと便利でした。 -
2時間おきくらいにトイレ休憩がありました。
このバス、エンジン冷却のために、頻繁に大量の水供給(加水)をする必要があるようで、加水とトイレ休憩がいいタイミングで行われました。
トイレは有料で0.5元。扉はありましたが、山奥に入ったあとの4回目のトイレは扉がありませんでした。 -
以前のツアーバスは、この地図の左回りのルートを走っていたようですが、現在は右回りのルートを走っています。原因は、四川大地震で途中の[シ文]川が決定的な打撃を受けたからです。
赤が昔のルート
青が今回のルート
下が成都
上が九寨溝
です。 -
成都を出発して2時間半。既に山道を走っています。
北川という街を通過しますが、ここも四川大地震の被害を大きく受けた場所の1つです。 -
仮設住居が並んだエリアが、道沿いに何箇所もありました。
衛星TVのアンテナがあったり、洗濯物が干してあったりするところを見ると、まだまだたくさんの方が暮らしているようです。 -
「救災」と書かれた青いテントも目立ちました。
めくれた入り口から家電製品や家具が見えることもあり、テントでの生活を余儀なくされている方もまだいるようです。
暑い夏と寒い冬を乗り越えてきたことを想像すると、胸が痛くなります。 -
大規模な山崩れがあちこちで発生していたこともよく分かりました。
-
この道も崩れた土石は片付けられていましたが、ガードレールはリボンのように曲がったり、千切れたりしたままでした。
-
かろうじて残った建物が妙に目立ちます。
仮設テントの脇で、再建作業が行われています。 -
復興にはまだ遠い街の中心部。青空市場が開かれています。
その後ろには仮設住宅郡の姿が見えます(右上)。
日々生きる、人々の熱気を感じました。 -
仮設のお店もまだまだ多いです。
「救災便利店」(日本語では「救災コンビニ」)という名前のお店もいくつかありました。 -
建て直し途中の家がたくさんありました。
-
レンガをはじめとする建築資材があちこちに山と詰まれ、赤地のスローガンがあちこちに張ってありました。
「みんなで厳冬を乗り切ろう」とか
「1年我慢、2年復興、3年隆盛」とか・・・ -
橋が壊れて建設中。バスは仮設の橋を渡ります。
写真のちょうど真ん中あたりに、壊れた橋の橋げたが見えます。
車窓からは、地震の爪あと、そして復興の様子を1時間以上に渡って確認することができました。
この旅では言葉に出せないくらい美しい自然の光景にたくさん触れることができましたが、被災地からはそれ以上の衝撃を得て、忘れがたい思い出になりました。 -
11時に、途中の食堂で昼食です。
朝が早かったので、おなかが空きました。
13人が2つのテーブルに分かれていただきました。
味は普通においしいけど、花椒が嫌いな人は少し難しいかもしれません。
それと、材料のほとんどが野菜。菜食主義者みたいな生活になります。 -
ここで果物を売っていました。
みんなさくらんぼが珍しく、たくさん買いますが、食べきれずにみんなにおすそ分けします。私はおすそ分けだけで十分たくさんいただきました。 -
さくらんぼの実った木。
酸っぱくて甘くて、日本のとは少し違う味です。 -
川沿いの道から峠道へと変わります。延々と登ると、山頂にはまだ雪が少し残っていました。
-
紅宝石大酒店
今回泊まったホテルです。九寨溝入り口から車で走ること5分くらいのところにあります。 -
ホテルに着いてから分かったことは、私は相部屋ではなく、1人部屋とのこと。
皆さん2名参加で、私だけ1人参加だし。
そのかわり50RMB/日の追加料金が必要になりました。
お金はともかく、うーん、夜こそ誰かとおしゃべりして過ごしたかったのに・・・。仕方ありません。 -
ベッドには電気敷布がありました。
寒い夜もこれがあれば暖かく寝ることができます。 -
バスタブもあるし、お湯もたっぷり出ます。
-
18:00晩ご飯
昼間のご飯よりは美味しかったです。
食べ終わって部屋に戻ると、隣の部屋のおじいさん(遼寧省からきた60台夫婦)が部屋から閉め出されて困っていました。おばあさんが鍵を持ったまま買い物に行った模様。
おばあさんが帰るまでここでどうぞ、と部屋に招いておしゃべりをすることにしました。
ご夫婦には子供が二人いて、どちらもアメリカで生活中。アメリカには孫に会いに3度行ったとのこと。経由地として日本も訪問済みで、国際感覚のある方でした。
開拓団や引揚者の話も出てひやりとしましたが「中国人も日本人も苦労したんだよ」と締めてくれました。
ところで、おじいさん、何かお酒臭くありませんか?
おじいさんは持っている水のペットボトルを掲げてニヤリ
「白酒。」
さすが東北人です。高山病怖くないんですか?
この日は21時前に就寝しました。
おやすみなさい。
※(2)に続きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- arfaさん 2009/05/05 23:17:46
- こんばんは、arfaです。
- あんいえさんの表紙の写真は「アヒル屋」さんですか。
中国ならではでしょうか、この丸いまな板といい独特の雰囲気がありますね。この感じなら広州あたりでしょうか?
さしずめイスラム圏なら羊肉屋さんですね。
http://4travel.jp/traveler/arfa/pict/13827584/
新疆の串焼きの事もちょっと書かれていましたが行かれたことがあるんですか?
- あんいえさん からの返信 2009/05/06 07:42:37
- RE: こんばんは、arfaです。
- arfaさん、こんにちは
> あんいえさんの表紙の写真は「アヒル屋」さんですか。
これは、マカオのセナド広場近くの市場の風景です。
通常、市場って露天かそれに屋根のついた程度なのですが、
ここは土地の狭いマカオ。5階建ての建物に市場が入っています。
鶏肉は鶏肉、豚肉は豚肉、野菜は野菜、と階が分かれているのですが、
それ以外は、雑然として活気にあふれた市場そのものの光景です。
私、市場大好きなのです。
- arfaさん からの返信 2009/05/06 11:37:34
- RE: こんばんは、arfaです。
- arfaです。
>これは、マカオのセナド広場近くの市場の風景です。
セナド広場の近くに市場があったんですか!
セナド広場近辺は2度歩き、卸問屋街は広場の西側に広がっていましたが市場には気が付きませんでした。
>雑然として活気にあふれた市場そのものの光景です。私、市場大好きなのです。
私も市場歩きは大好きです。フィリピン、カンボジア、タイ、ミャンマー、ベトナム、ラオスと市場はよく行きました。物を見るだけでなく、結構市場の中には商売人のための食堂などもあり地元食を安くいただけたりして面白いですね。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
九寨溝(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
50