観心寺

2009/05/03 - 2009/05/03

せっかくのゴールデンウイークなのでどこか遠出でもしたかったのですが、車の渋滞を考えると億劫になってしまい近場の河内長野市の「観心寺」や富田林の寺内町に行くことにしました。
それと千早赤阪村の楠木正成誕生地も訪問しました。

観心寺は後醍醐天皇の厚遇を受け、楠木正成を奉行として現在の金堂（国宝）が建立されました。

関西花の寺第二十五番に指定され梅や紅葉が有名です。今はツツジが咲き始めで綺麗でした。

エリア 河内長野(大阪)

山門脇の駐車場前にある楠木正成の銅像。

楠木正成は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて活躍した人物です。 永仁２年(1294)、ここ千早赤阪村の水分で生まれたといわれています。
正成が生まれたころ、140年あまり続いた鎌倉幕府は衰え、秩序が崩れていました。 そのなかで、政治を武士から天皇に戻そうという気運が高まっていました。大きく時代が変わろうとしているときでした。
元徳３年(1331)、正成は後醍醐天皇の皇子護良親王とあわせて、鎌倉幕府に 対抗するため下赤坂城で兵を挙げました。元弘３年(1333)には、千早城に100日間籠城し、鎌倉勢を釘付けにしました。
この間に、新田義貞(1301〜38)らが鎌倉へ攻め込み、鎌倉幕府は滅亡しました。 このことから、後醍醐天皇は鎌倉幕府を滅亡に導いた功労者として、正成を従五位下検非違使に任命しました。
その後、建武３年(1336)、天皇を中心とした政治に疑問を持ち反旗をひるがえした足利尊氏(1305〜58)に湊川の戦いで破れ、自害しました。（千早赤阪村のホームページより）

観心寺の山門

山門脇のツツジ

山門

山門を入って左手にある梅園とツツジ。

右手にある後村上天皇御旧跡
第九十七代天皇で後醍醐天皇の皇子。約十ヶ月日本の政治を観心寺で執行。

中院
楠木正成の学問所です。

金堂への階段

階段脇に咲いていました牡丹

鎮守堂（訶梨帝母天堂）

恩師講堂への参道
ツツジもこれからという感じです。

恩師講堂

霊宝館

牛滝堂

金堂（国宝）昭和五十九年に昭和の大修理が行われました。

本尊は如意輪観音です。

建掛塔
三重の塔建立の予定が、楠木正成が湊川で自害したため、未完のまま現在に至っています。

建掛塔

鐘堂

御影堂

開山堂（本願堂）

楠木正成の首塚

後村上天皇檜尾陵への参道

第九十七代天皇で後醍醐天皇の皇子。住吉大社で没後観心寺に御陵がつくられました。

観心寺を出て、楠木正成生誕の地を訪ねるため千早赤阪村に行きました。

ナデシコ科のドウカンソウ（サボナリア　バッカリア）

ナデシコ科のドウカンソウ（サボナリア　バッカリア）

この旅行記へのコメント （2）

• morino296さん 2009/05/11 21:56:58

  ＧＷ、近場が良いですね

  きよさん
  
  こんばんは。
  
  ＧＷ、何処へ行っても、人・人・人。
  そんな中、ご近所の散策、ゆっくりと楽しめて良いですね。
  私も、自宅の近場をうろうろしておりました。
  
  この辺りは、一度だけ、富田林のかんぽの宿に泊まり、バスで河内長野へ出て、
  南海電車で高野山へ行ったことがありますが、全然知らない所なので、
  興味深く拝見しました。
  
  morino296
  

• 義臣さん 2009/05/04 16:08:49

  始まして

  はじめまして
  
  懐かしの観心寺拝見。
  
  春の観心寺の美しい事
  
  一票です
  
  　　義臣