モンゴル旅行記２

2007/01 - 2007/01

北京に到着したのは夕方真近。飛行機の出発時間が遅れてしまったため、到着も当然ながら遅れてしまった。北京では世界遺産に指定されている天壇公園、故宮…へ行こうと考えていたのに、予定を変えざる得なくなった。

まず、空港にて近くにあるホテルを紹介してもらい、荷物を置いて北京市内へ行こうと思った。宿のスタッフに「市内へ行きたい」と伝えると、「タクシーで行け!!」の一点張り。「タクシーで市内まで行くとなると、かなり費用がかかるので嫌だ。空港へ行ってそこでエアポートバスに乗って市内へ行く。空港まで行きたいので、タクシーを呼んで欲しい」というと、「市内まで行かないなら、自分でタクシーを呼んで勝手に言ってくれ」の一言。あまりの不親切さに頭にきたが、「まあこの空港近くの北京の下町をぶらぶらしてみてもいいか」と思い市内へ行くことを諦めた。

ホテルの門をくぐり敷地外へ出ると、人々が行き来し非常ににぎわっていた。そこで、焼き芋を売っているおばちゃんがパッと目に付いた。僕は中国へ行き焼き芋を見ると、必ずといって良いほど買ってしまう。甘くて非常においしい。寒い季節に熱い焼き芋が本当に良く合う。

中国といえば、やはり料理。数多く店がある中で、どのお店が良いのか探し回った。どのお店も地元の人間を対象とした食堂。こぎれいな店から小汚い店、小さな店から大きな店、多種多様だった。その中で、私は少し小汚くて小さな店に入った。中国では小汚い店が意外と美味しい。

頼んだものは、木須肉（木耳と豚肉、卵の炒め物）、麻辣豆腐、ご飯の計三点。日本のチェーン店で食べる中華料理とは味が全く異なる。特に麻辣豆腐は味が異なった。中国のものには山椒がたんまりかかっている。これがご飯に良く合う。残さず全てたいらげました。三点で１５元。日本円に換算して約２２５円。安い。中国では、いい店に入らなくても安くて美味しいものが食べられるので本当に嬉しい。

エリア 北京(中国)

食堂の写真。北京にて。

食堂で食べた麻婆豆腐と木須肉。安くておなか一杯になりました。

私が大好きなドラム缶で焼かれた焼き芋。
甘くてホクホク。
非常に美味しく癖になる味。