和歌山電鉄貴志駅スーパー駅長たまVOL．1

2008/05/27 - 2008/05/27

和歌山電鉄貴志駅に猫の駅長がいて大人気だということで、善は急げ！早速スーパー駅長こと「たま」に会いに行ってきました。
平日にもかかわらず多くの人が「たま」に会いに来ていて、無人駅が異常な賑わいをみせていました。
貴志駅を降りて改札を過ぎると、猫の駅長や助役がいるという意外性に思わず表情がほころび癒されました。

【たま駅長の勤務時間】
夏季：　９：００〜１７：００
冬季：１０：００〜１６：００
※日曜日は休日となっていますので・・・

エリア 和歌山市(和歌山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 自家用車

いちご電車と言うかわいらしい電車が着ました。
この辺はいちごの産地なんですね。
和歌山電鉄貴志川線を利用するのは今回が初めてだったのでちょっとした感動がありました。

この「いちご電車」のほかに、「おもちゃ電車」や２００９年３月２１日から登場した「たま電車」などバラエティにも富んでます。

もうすぐたまに会えます。

貴志駅に到着し駅長室はありましたが・・・
ご覧のように駅長たまは自分の寝床に穴熊状態で・・・
助役や駅長もどうやらグロッキーみたいですね。

とりあえず、たま達が起きるのを待とうと思い駅の外へ出ることに・・・
集まったみなさんも少し残念そうでした。

そこに救世主が現れました。
写真の二人です。
たまも喜んで寝床から出てきているようでした。

左の男性が今回の旅の救世主です。
この方は、たまがスーパー駅長として有名になる前から、ここ貴志駅にたまの写真を撮りによく来ていたそうです。
ところがこのたび東京に転勤になったので、今日はたまにお別れに来たそうです。
右の女性がたまの世話人で貴志駅売店のおばちゃんです。

いよいよお別れの時が来ました。

電車は行ってしまいましたが・・・
しばしたまはその行方を見ていました。
おばさんは少し涙ぐんでいたようです。
たま達はこのようなやさしい人たちに囲まれて幸せ者です。

電車が行った後は、撮影会に・・・
このように大人気です。

助役はやはり駅長のことが気になっていたようです。
ちなみにこの助役はたまの母親だそうです。
名前はみーこ。

駅長室に戻りました。
上の駅員？は最後まで寝ていました。

ほんとうに仲がいいですね。

お行儀良く駅長助役が並びました。
たまの首のワッペンが「スーパー駅長たま」から「駅長たま」に替えられました。
今日は新聞社や週刊誌の取材があったので「スーパー駅長たま」にしていたそうです。
日々多忙なスケジュールをこなすネコなんですね。

駅長助役の写真もう一枚。

世間は駅長たまばかりに注目していますが、この助役ことみーこもなかなかかわいいと思いました。

駅員？は「ちびちゃん」と言うそうです。
ちびちゃんは生まれたばかりの時に貴志駅前で母親とはぐれて瀕死の状態でいたのをたまが母親代わりになって育てたそうです。
さすがですね。たまは駅長になるだけのことはあります。

たまは多忙なスケジュールをこなし疲れているのか、再び寝床に戻りました。
みーこだけが元気でした。

たまのプロフィールです。

たま達に別れを告げ貴志駅を後にしました。

心が癒されました。

この旅行記へのコメント （2）

• 一歩人さん 2009/04/26 07:01:56

  そういえば、TVニュースみました

  熊野古道さんへ
  そういえば、気になっていた一歩人です。
  ありがとうございました。
  これは、町お越し、いや駅お越し！？
  とってもいいアイデアですよね。
  感心します。
  失礼しま〜す。

  熊野古道さん からの返信 2009/04/26 10:49:08

  初めまして、一歩人さん。

  コメントいただきありがとうございます。
  
  たま駅長の経済効果は１１億円とも言われています。
  貴志駅は小さな駅ですが、実際に行って見るとその人の多さに驚きます。
  
  また和歌山県知事から表彰され「たま卿」などと言われています。
  どうやら駅長以上の大出世ですね。