常春の楽園５：　キャメロン・ハイランドの都　「タナ・ラタ」　ア・ラ・カルト

2009/03/12 - 2009/03/29

キャメロン・ハイランドのタナ・ラタには約１ヶ月滞在してしまった。

暑いビーチのランカウィに１ヶ月滞在して、毎日暑い日々を過ごした。

そのあと、暑くもなく寒くも無い、「常春のハイランド」に住んでしまえば、もうあの暑い平地には戻りたく無くなる。

多くの、定年退職した日本人たちが、ここに来て住みつく気持ちが、良く理解できる。

１ヶ月のハイランド生活で気が付いたこと、２～３件、紹介致します。

緊急避難ページ;
http://www.geocities.jp/qpdhr272/eurasia3_123.html

エリア キャメロン・ハイランド周辺(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「ＺＡＩＮＡＢ　ＳＡＭ」マレー・レストラン。

道路を挟んで向こう側には、外人用レストランが並んでいます。

ここは地元民の食堂です。

毎朝このローティ・ショーが見られます。

練った小麦粉＋イーストの小塊をまぜて、器用に延ばして行きます。

インド人の「ロ―ティ・チャパティ」と同じ様なものです。

＊察するに、これはインド文化からマレー料理への登用か？

実に、薄く薄くして行くのです。

一種の匠の技ですね。
薄く引き延ばした生地に、卵を割って入れたり、刻んだ玉葱を入れたり、何も入れたりせずのもの、それを四角に畳んで、鉄板で焼きます。

これを、「ローティ・チャナイ」といいます。

「ローティ・チャナイ＋カレーの漬け汁」セット。

たったの１ﾘﾝｷﾞｯﾄ（27円）。

これ一つで、朝食はお腹一杯。

また、ここのカレーは辛くなく、日本の古い時代の黄色い昔の、お母さんのカレーに似ているのです。

しかも、ウマイのです！

ローティ・チャナイは午前中のみ。
午後からはありません。

コックさんの後ろに、そのメニューと価格表があります。

その他メニューと価格表。

お米が不味いのは仕方ないとして、ビュッフェスタイルのおかずは、皆、美味しい。

もやし炒めとナスの煮込み＋そのスープ：

３.５ﾘﾝｷﾞｯﾄ

旅行案内所やバス・ターミナルに良く、
「タマンネガラ国立公園行きバスあり」
と書いてある。

知る限りでは、東西に横切る道路はキャメロン近くには無かったはず。
ところが、最近その道路が新設されている。

地図の黄色い部分。
この道路のお陰で、東海岸にも出れるようになっている。

サンデー・マーケット。

修道院前の広場で、毎日曜日、朝から晩までやっている。

地元民が作った野菜中心に、魚、肉の販売がなされている。

ちょっとした、おやつの屋台も参加。

ここに住む日本人も、多くがやって来る。

大きなワラビ。
食べてはいないが、少し硬そう。

町の市場でも野菜、魚、肉は毎日あるが、その規模は小さい。

また、路上屋台でローカル・レストラン街側の駐車場で、インド人の野菜屋台が、毎夕オープン。
こちらは種類は少ないものの、質が良くて安い。

アンダマン海の海の幸。

アンダマン海の海の幸。

アンダマン海の海の幸。

高原の幸。

タイの米も不味いが、マレーシアの米も不味い。

もち米であれば、うまくは無いがマシ。

こうした日本人用のものも、ローカルのものも同じレベル。

カリフォルニア米が切れた時は、もち米を食べているようだ、ここの日本人たちは。

タナ･ラタでは、インディアン・レストランが随分とマシだが、その香辛料は強い。

ﾜﾚﾜﾚは、自室でもち米を炊いて、缶詰カレーをかけて食べる。

ラーメンもあっさりした、「QINTANラーメン」のスープを、濃さ1/2にして、日本のラーメンに近づけて、食べる。

ﾊﾟｰﾄﾅｰは洗濯好きなので、日当たりの良い物干しは不可欠です。

ランドリー・サービスもあるが、洗濯は自由。

物干しも完備。

３.７ﾘﾝｷﾞｯﾄ(100円)で「ＢＯＨ　ＴＥＡ」が２５杯楽しめる。

アッサリした紅茶で、レモン・ティーに合っているようだ。

ミルク・ティーでも美味しい。

図書館付属のテニス・コートは、いつも在住日本人で一杯です。
非常に健康的で良い。

トレッキングもあり、散歩には事欠かない。

日本人の大抵が、１５００ﾘﾝｷﾞｯﾄ/月（３ＬＤＫ）のアパートに住んでいる様子。（約４万円弱）

中には３人で、１アパートをシェアしている人たちも居るそうです。

ゲスト・ハウスの庭には毎日「千鳥」の一種の鳥がやって来て、その可愛い鳴き声を聞かせてくれます。

庭には色とりどりの花々が咲いており、のんびりするには最適の場所です。

こうして、１ヶ月は知らぬ間に過ぎていきました。

以上、タナ･ラタ　ア・ラ・カルトでした。

地理的な理解を助けるために、地図をご参照下さい。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/22tanarata.JPG

この旅行記へのコメント （2）

• ANZdrifterさん 2009/08/13 12:22:08

  RE：まさに　道祖神の招き　でした

  アリアンさん　こんにちは！
  
  ランカウイから　キャメロンハイランドまでを　ぶっ続けで拝見しました。
  
  情報量として　大きいし、内容も興味ふかいので　時間がたつのを忘れました。
  
  小生は　昔はフィリピンに三年住んでいましたが　後期高齢者ゆえ
  最近は暑いところは無理で　涼しいところだけを　旅しておりましたが
  キャメロンハイランドならば　チャレンジできそうな感じがしました。
  
  久しぶりに旅心をそそられる　読み物でした。
  
  これからも　素晴らしい旅をお続けくださって　「片雲の風にさそわれて
  漂白の思いやまず」というような「道祖神の招き」を　高齢者にも
  感じさせて　旅心を掻き立ててくださいますよう　お願いします。
  
  ありがとうございました。
  
  ANZdrifter

  アリヤンさん からの返信 2009/08/13 12:34:35

  RE: RE：まさに　道祖神の招き　でした

  ANZdrifterさん
  
  ご無沙汰しております。こんにちわ！
  
  イヤー、お役に立てて嬉しいです。
  キャメロンハイランドはあそこに住めばもう暑い下界には下りたくなくなるところです。長期滞在ならばHeritage Hotelを訪ねてみればいいと思います。3LDKで1,500-2,000ﾘﾝｷﾞｯﾄ/month くらいと思います。
  それではごきげんよう！
  
  アリヤン　拝