2009/04/10 - 2009/04/10
39792位(同エリア46824件中)
Bachさん
京都の名庭園といわれる100寺院の写真集です。
「京都名庭100選」の一覧リストはコチラをご覧下さい。
→http://shokyoto-kyoto.seesaa.net/
「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸のさわぐなりけり」(西行)の心境で、桜真っ盛りの「南禅寺」界隈の散策です。
駐車場が無料の「真如堂」をスタートし、黒谷さん金戒光明寺の墓地の中を抜けて、「洛翠」から「南禅寺」へ。「南禅寺方丈」、「南禅院」、「天授庵」と「金地院」を駆け巡って、帰路は野村美術館から永観堂前を通って真如堂に戻るコースです。
「真如堂」(しんにょどう)は、千年昔の984年に比叡山の阿弥陀如来像を移して開いたとされ、正しくは真正極楽寺といい、極楽往生の出来るところです。
境内は意外と広く、本堂や三重塔、鐘楼堂などが建ち並び、桜や楓に覆われ大きな沙羅の木もあり、静かな落ち着いた感じのお寺です。
目玉は、涅槃(ねはん:悟りの境地)を表したという「涅槃の庭」で、東山連峰を借景として、奥に垣根がない解放感のある枯山水庭園です。比叡山をはじめとした雄大な山並みと、大胆な涅槃の石組みと大木がシンクロしたダイナミックな庭園です。
特に大文字をすぐ前に見ることが出来ますが、あまり近すぎて火床の間隔が開いて、「大」の字にならないそうです。綺麗なものは遠くで見るに限ります。
洛翠庭園(らくすいていえん)は、明治の名造園家小川治兵衛作の池泉回遊式庭園ですが、今では庭を眺めながらの食事や宴会、宿泊まで出来るようになっています。
ここは、もともと琵琶湖汽船や鉄道事業家の藤田小太郎氏の邸宅ということで、作庭を依頼された小川治兵衛が、当時ちょうど完成していた琵琶湖疎水を利用し、伊能忠敬の日本地図から琵琶湖の地形を知り、琵琶湖をそのまま藤田家の庭に実現したのだそうです。瀬田の唐橋や当時はなかった近江大橋や琵琶湖大橋まであるから驚きです。
小堀遠州流派の小川治兵衛は、屋号が「植治」であることから、「植治(うえじ)の庭」と広く呼ばれおり、それまでのわびさびの庭とは違う、明るくて開放的で癒しとなる庭が特徴で、平安神宮神苑や二条城清流園、円山公園、京都国立博物館庭園などたくさんの名園を残しています。
この界隈には、いわゆる高級住宅地に小川治兵衛作の庭園が散在していますが、無燐庵とここだけが公開されて、過去見れていた對龍山荘(たいりゅうさんそう)と何有荘(かいうそう)は残念ながら現在は公開されていません。
そして又、この洛翠庭園も、来月5月10日で閉館になるそうですから、このミニチュア版琵琶湖庭園ももう見れるかどうかわかりません。どういう分けか郵政共済の所有になっているため、郵政事業の終了で売却するそうですが、こういう所にも影響が出てくるとは、なんと罪作りな郵政でしょうか。
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