イポーの宿は、カーレース場の真ん中にあるようなもので、夜通し車の音で、眠れやセン！<br />トンデモナイ宿でした。<br /><br />道理で、近くに葬儀屋が軒を連ねていたわけだ。<br />殆んど眠れない長い夜をすごして、もうキャメロン・ハイランドに行きます。<br /><br />国外退去になるようなヤツ（約40年前、イスタンブール⇒テヘランの寝台列車で乗り合わせたマレー人のこと）が薦めたイポーは、ガサガサした大きな町で、さっぱり魅力的ではありませんでした。<br />郊外に洞窟寺院があるようですが、洞窟はベトナムの世界自然遺産のフォンニャ洞窟を見た以上、どこの洞窟も興味が沸きません。<br />洞窟寺院では、敦煌の莫高窟や、インドのエローラや、アジャンターの石窟は見たいけど、イポーのものには触手が動きません。<br /><br />さて、熱帯の高原、キャメロン・ハイランドに行きます。<br />「常春の楽園」と想像しています。 <br />多くの定年退職した日本人が、その魅力に取り付かれ住んでいるという所です。<br /><br />赤道に近い熱帯の高原とは？<br />どのようなところか？<br />本当に楽園なのか？<br /><br />チェック、チェックです。<br />興味津々、期待度満点です。<br /><br />トップページはＣＨ（キャメロンハイランド）へのバスの前を横切ったおおトカゲのイメージ図です。<br /><br />For emergency pages;<br />http://www.geocities.jp/qpdhr272/eurasia3_079.html

常春の楽園１：　イポー⇒「キャメロン・ハイランド」

9いいね！

2009/03/11 - 2009/03/11

56位(同エリア218件中)

エリア

キャメロン・ハイランド周辺(マレーシア)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.0

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

ランカウィ⇒アロースター⇒イポー ⇒キャメロン・ハイランド
の地理的案内図です。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/1-1.jpg
イポー：この喧騒地獄の南洋ホテルを、朝９時にチェックアウト。

夕べは、９時頃から寝たけど、朝早く起きられませんでした。
キャメロン行き６時のバスには、間に合いませんでした。

とんでもない宿でした。
荷物を転がしてバス・ターミナルに向かいます。

もう暑くてたまりません。
中国人の好きな籠の鳥です。

香港、旺角の裏側には、このような鳥屋さんが所狭しとあったのを思い出します。
前日に、市内バス・ストップをチェックしていました。

市内バスに乗ってバス・ターミナルへ向かいます。

市内バス一人１ﾘﾝｷﾞｯﾄ(27円).
キンタ・バス・ターミナル（Ｂ・Ｔ）。

＊このイポーには「キンタ」という言葉の付いたお店や会社がとても多い。
お仕事現役時代、アジア課・マレーシア係でよくこの「キンタ」という会社名を聞いた。
当時は「キンタってあのキンタ・クンテと関係あるのか？（キンタ・クンテとはアメリカの黒人奴隷の末裔がアフリカに追い求めたご先祖の名前で、40年位い前のアメリカ・テレビドラマでよく流行った）」とも思ったり、「キンタ○」を連想させたりで、「なんとも奇妙な代名詞があるもんだ！！」とつまらん想像をしていた。
キンタ＝金打であって、どうも昔の中国人移民がマレーシアで働いた錫鉱山と何らかの関係がありそうである。
「錫細工を打つ」という意味かな？
JAYA JUSCO行きのバスがあります。

つまり、ジャヤにはジャスコ・スーパーがある、という事でしょう。

覗いてみたい気もありますが、
キャメロンが待っています。
朝９時台に着いたので、キャメロン・ハイランド行き１１時まで充分時間があります。

うたた寝していたキップ売り場のオッチャンに聞いたら、１０時半に来い、と言う。
出発３０分前でないとチケットは売り出さないらしい。

ベンチで待ちます。
目の前のヒマなオッチャンが器用に寝ています。
キャメロンハイランド行きバスチケット売り場。
１０時半になってやっと、キャメロン・ハイランド行きチケット、ゲット。

１０.３ﾘﾝｷﾞｯﾄ（355円）。
バスターミナルにはお菓子売りの屋台があるが、どれもインド人経営です。
このバスターミナルには、こうしたスタンドが３軒あるが、どれも全く同じものを売っているのです。

お互い違ったものを売るほうが良く売れる、と思うのですが、、
それは日本人の考えであって、彼等には何ら関係の無いことです。
そのうちバスがやって来ました。

ちゃんと表示板を、フロントに付けています。
幹線道路から高原への道に入って、しばらくすると、ビックリすることがありました。

コモド・ドラゴンのような大きなトカゲが、ゆっくりと道路を横断しているのです！
バスの運ちゃん、クラクションを鳴らしながらうまく避けました。
でも対向車に轢かれるのでは？
クラクション鳴らしても、トカゲは聞こえるのか？色々心配します。

とてもエキサイティングな出来事でした。
それを写真に撮れなかったのが、返す返す残念でした。

カメラマンには、成れそうにありません。
イチオシ

大とかげ道路横切りのイメージ図。
バスはドンドン高度を上げていきます。
空気が涼しくなると、エアコンを切って、なんと昇降口を開けたまま走ります。

心地よい山の空気が、顔をなでます。
高原野菜栽培のビニール・ハウスが見えてきます。

さぞかし美味しい野菜が、一杯食べられるのだろう。
途中、野菜市場とか、イチゴ園とか、お茶販売所などが時々現れてきます。

ワクワクしてきます。
キャメロン・ハイランドのバスターミナル。

イポから２.５時間。

着きました。
イチオシ

Ｂ・Ｔから街への移動中、観光客いっぱいのインディアンレストランのオープン・テーブルの横を歩きます。

インディアン・レストランが賑わっていました。
午後１時、まだお昼を食べていませんでした。

ここ、インディアン・レストランで食べることにしました。

大きな荷物を持ったままです。
チキン・ライス鍋。
インド式ビビンバ？
おこげがあって大変美味しいものでした。

お腹が満足すると、周りの空気が読めるようになりました。

そう、ここは暑くも無く、寒くもありません。

ちょうど良い按配です。
インディアンのオヤジに「ＴＷＩＮ　ＰＩＮＥＳ　ＧＨ」の場所を聞くと、結構近くであることが分かった。

しかし、俄かに空が掻き曇り、非常に危うくなってきました。
雨です。

ランカウィのスコール並みに降ります。

ここが熱帯地域であることの証明です。

銀行の前で雨宿りです。
すぐに止むことが分かるスコールです。
イチオシ

ＴＷＩＮ　ＰＩＮＥＳ　ＧＵＥＳＴ　ＨＯＵＳＥ.

これは歩き方で紹介されていたのを見て、キャメロン・ハイランドではここか、DANIEL'S GHのどちらかにしようと考えていました。

雨が止んだのを機会に、ＴＷＩＮ　ＰＩＮＥＳに入った。

ツインでバストイレ共同でRM２５.-(678円).
共同バストイレが綺麗だったし、安いのが魅力。

とり合えず、ここにお世話になることにした。

いつまた雨が降るかもしれない、空模様だった。