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ストレスの急激な堆積と、連日の晴天続きにより、急遽、桜鑑賞の日程を早めて(4月13日→4月10日)、行ってきました。<br /><br />そもそもの発端は、旅行会社からの情報冊子に出ていた日帰りバスツアーでした。<br />『原谷苑』というところは、近場なのに全く聞いたことがなかったので、【なんだ、それは!!】ということで、ネットサーフィンをしていくと、とても評判がよく、一度は見に行くべきとの声が大多数。<br /><br />桜の近くには杉もあることが多く、アレルギーのこともあって、控えていただのですが、なんとなくここは大丈夫かも・・・と思い、訪れることに。<br /><br />今年は予定より開花が早くなる可能も高かったので、ツアーには申し込まず、自力で行くことにしました。<br /><br />桜の時期以外はHPは上がっていないようで、3月に入ってから再度情報を収集しました。<br /><br />かなりの不便な場所であることは間違いなく、また個人の方が所有しているところをこの時期のみ開放しているため、公共交通機関も臨時便等はなく、大変たどり着きにくいです。<br />が、それでも行ってみる価値は確かにあり!!でした。<br /><br />もっとも安く行くには、京都地下鉄の北大路駅を下車して、番号M1の原谷行き市バスを利用するものです。<br /><br />が、前述のとおりバスの便が悪く、1時間に1本が普通で、時間帯によっては便がありません。<br /><br />原谷苑近くのバス停から北大路へ行くバスが、午後1時台の次は3時50分くらいまでないため、徒歩でどこかいけるところはないかということで、金閣寺か御室仁和寺のどちらかが可能であるため、仁和寺へ行くというプランで決定。<br /><br />さて、10日当日も前日に引き続きの晴天で、予定通り北大路駅12時19分発の市バスに乗りました。<br /><br />どうやら最近は、乗降の際にバスが乗り降りしやすいように傾くらしく、目的地まで立っている人には少しツライ印象でした。<br /><br />バスは途中から大変道幅の狭いところを走り出し、坂もものすごく急峻なところがあり、どちらかのサイトで見た【帰りは下りだからいいけれど、行きは上りなので歩きは勧めない】との文言は、正しく正解と思いました。<br /><br />そして、マイカーの方も直接の訪問は禁止されているため、タクシーがピストン運転で何台も運行していて、【平日でもやはり人がたくさん来ているんだ〜〜】と期待が大に・・・<br /><br />バス停から苑はもうすぐで、入苑代1200円を払って中に。<br />ちなみに料金は、土日は1500円で、年によっても少しずつ異なるようです。<br /><br />入ってすぐに評判の枝垂桜が迎えてくれます。<br />もう本当に、あっちもこっちも枝垂れてて(笑)、そのどれもがかなりの大きさで見事です。<br /><br />特にはっきりとした見学順路はなく、苑の上の方では、見学&休憩用の台がいくつもあり、腰を落ち着けて眺めたり、またそぞろ歩いたりと、たっぷり堪能しました。<br /><br />桜以外の花もたくさんあって、上も下も楽しめるといったところでしょうか。<br /><br />テーマパーク同様、飲食物の持込はできないのですが、中で和菓子(桜餅とかおはぎなど)やちらし寿司、お茶などが売っています。早目にお昼をとって訪れるのも手かもしれないですね。<br /><br />私は散らし寿司を購入して、観桜しながら食べました。<br /><br />心ゆくまで見学してから、次は御室仁和寺へ。<br /><br />ネットでの開花状況では4月6日の時点でつぼみとなっていたので、少しは咲いているだろうと思うんだけど、地図も準備せずに果たして徒歩で行けるものだろうか?との不安を抱きつつ、苑の人に聞いてみると、一本道だから大丈夫とのこと。<br /><br />そちらへ歩いていく人が全くいない中、とりあえず移動を開始しました。<br /><br />車ばかりが通る、車道を歩いていくと、途中の山並みの中にも桜があって、いい雰囲気でした。<br />残念ながら、デジカメのバッテリーが切れてしまったので、仁和寺を含め、ここのあたりの写真はアップできないのが残念です。<br /><br />途中で突然、宇陀天皇陵墓陵参詣道というのが出てきたので、時間もあることだし、見に行ってみようかと道を辿りだしたところ、かくしゃくとしたおじいさんに遭遇。<br /><br />「この先って何かあるんですか?」<br />「いやぁ〜〜、たいしたもんはない」<br />「あ〜・・・じゃあ見に行くほどではないですか?」<br />「そうだね。人も全然いないし、だから何もないとは思うけど、女の人一人では行かないほうがいいねぇ」<br /><br />ということで、仁和寺に行こうとしているというと、車道は大きく曲がりくねってかなりの回り道になるから、よければ山道だけど案内してくれると仰るので、同行することにしました。<br /><br />これが、本当に正解。<br />足場はよくないけれど、手を使わないといけないほどではないので、かなりのショートカットで仁和寺に到着できました。<br />おじいさんに会えて本当にラッキー★彡<br /><br />仁和寺はこの桜の時期は別途料金が発生するらしく、おじいさんは「お金がかかるから儂は入らないよ。それにいつもきてるし」と言って去っていきました。 <br />これはご覧になってないと思うけれど、心より御礼申し上げます。有難うございました。<br /><br />さて。チケット売り場のところに『御室桜満開』と出ていたので、またもや【ついてる】と嬉しくなって、入りました。<br /><br />五重塔や納経堂等をめぐって桜園へいくと、真っ白な花園が。<br />高さが低く、枝振りの感じは梅のようですが、白の割と大き目の花をつけて咲き誇ってました。<br /><br />こちらは、世界遺産になっていることもあり、修学旅行生だけでなく、外国のツアー客も訪れていました。<br /><br />平日だったので、ごった返すほどの人並みもなく、こちらも落ち着いてゆっくり堪能することができました。<br /><br />仁和寺の正門前の通りは【きぬかけのみち】というらしく、この道沿いに龍安寺ほか、桜の名所が徒歩で見学できる位置に点在しているらしく、機会があればまたそちらも行ってみたいと思いました。<br /><br /><br /><br />

原谷苑および御室仁和寺の桜鑑賞

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2009/04/10 - 2009/04/10

1883位(同エリア3400件中)

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kalen

kalenさん

ストレスの急激な堆積と、連日の晴天続きにより、急遽、桜鑑賞の日程を早めて(4月13日→4月10日)、行ってきました。

そもそもの発端は、旅行会社からの情報冊子に出ていた日帰りバスツアーでした。
『原谷苑』というところは、近場なのに全く聞いたことがなかったので、【なんだ、それは!!】ということで、ネットサーフィンをしていくと、とても評判がよく、一度は見に行くべきとの声が大多数。

桜の近くには杉もあることが多く、アレルギーのこともあって、控えていただのですが、なんとなくここは大丈夫かも・・・と思い、訪れることに。

今年は予定より開花が早くなる可能も高かったので、ツアーには申し込まず、自力で行くことにしました。

桜の時期以外はHPは上がっていないようで、3月に入ってから再度情報を収集しました。

かなりの不便な場所であることは間違いなく、また個人の方が所有しているところをこの時期のみ開放しているため、公共交通機関も臨時便等はなく、大変たどり着きにくいです。
が、それでも行ってみる価値は確かにあり!!でした。

もっとも安く行くには、京都地下鉄の北大路駅を下車して、番号M1の原谷行き市バスを利用するものです。

が、前述のとおりバスの便が悪く、1時間に1本が普通で、時間帯によっては便がありません。

原谷苑近くのバス停から北大路へ行くバスが、午後1時台の次は3時50分くらいまでないため、徒歩でどこかいけるところはないかということで、金閣寺か御室仁和寺のどちらかが可能であるため、仁和寺へ行くというプランで決定。

さて、10日当日も前日に引き続きの晴天で、予定通り北大路駅12時19分発の市バスに乗りました。

どうやら最近は、乗降の際にバスが乗り降りしやすいように傾くらしく、目的地まで立っている人には少しツライ印象でした。

バスは途中から大変道幅の狭いところを走り出し、坂もものすごく急峻なところがあり、どちらかのサイトで見た【帰りは下りだからいいけれど、行きは上りなので歩きは勧めない】との文言は、正しく正解と思いました。

そして、マイカーの方も直接の訪問は禁止されているため、タクシーがピストン運転で何台も運行していて、【平日でもやはり人がたくさん来ているんだ〜〜】と期待が大に・・・

バス停から苑はもうすぐで、入苑代1200円を払って中に。
ちなみに料金は、土日は1500円で、年によっても少しずつ異なるようです。

入ってすぐに評判の枝垂桜が迎えてくれます。
もう本当に、あっちもこっちも枝垂れてて(笑)、そのどれもがかなりの大きさで見事です。

特にはっきりとした見学順路はなく、苑の上の方では、見学&休憩用の台がいくつもあり、腰を落ち着けて眺めたり、またそぞろ歩いたりと、たっぷり堪能しました。

桜以外の花もたくさんあって、上も下も楽しめるといったところでしょうか。

テーマパーク同様、飲食物の持込はできないのですが、中で和菓子(桜餅とかおはぎなど)やちらし寿司、お茶などが売っています。早目にお昼をとって訪れるのも手かもしれないですね。

私は散らし寿司を購入して、観桜しながら食べました。

心ゆくまで見学してから、次は御室仁和寺へ。

ネットでの開花状況では4月6日の時点でつぼみとなっていたので、少しは咲いているだろうと思うんだけど、地図も準備せずに果たして徒歩で行けるものだろうか?との不安を抱きつつ、苑の人に聞いてみると、一本道だから大丈夫とのこと。

そちらへ歩いていく人が全くいない中、とりあえず移動を開始しました。

車ばかりが通る、車道を歩いていくと、途中の山並みの中にも桜があって、いい雰囲気でした。
残念ながら、デジカメのバッテリーが切れてしまったので、仁和寺を含め、ここのあたりの写真はアップできないのが残念です。

途中で突然、宇陀天皇陵墓陵参詣道というのが出てきたので、時間もあることだし、見に行ってみようかと道を辿りだしたところ、かくしゃくとしたおじいさんに遭遇。

「この先って何かあるんですか?」
「いやぁ〜〜、たいしたもんはない」
「あ〜・・・じゃあ見に行くほどではないですか?」
「そうだね。人も全然いないし、だから何もないとは思うけど、女の人一人では行かないほうがいいねぇ」

ということで、仁和寺に行こうとしているというと、車道は大きく曲がりくねってかなりの回り道になるから、よければ山道だけど案内してくれると仰るので、同行することにしました。

これが、本当に正解。
足場はよくないけれど、手を使わないといけないほどではないので、かなりのショートカットで仁和寺に到着できました。
おじいさんに会えて本当にラッキー★彡

仁和寺はこの桜の時期は別途料金が発生するらしく、おじいさんは「お金がかかるから儂は入らないよ。それにいつもきてるし」と言って去っていきました。 
これはご覧になってないと思うけれど、心より御礼申し上げます。有難うございました。

さて。チケット売り場のところに『御室桜満開』と出ていたので、またもや【ついてる】と嬉しくなって、入りました。

五重塔や納経堂等をめぐって桜園へいくと、真っ白な花園が。
高さが低く、枝振りの感じは梅のようですが、白の割と大き目の花をつけて咲き誇ってました。

こちらは、世界遺産になっていることもあり、修学旅行生だけでなく、外国のツアー客も訪れていました。

平日だったので、ごった返すほどの人並みもなく、こちらも落ち着いてゆっくり堪能することができました。

仁和寺の正門前の通りは【きぬかけのみち】というらしく、この道沿いに龍安寺ほか、桜の名所が徒歩で見学できる位置に点在しているらしく、機会があればまたそちらも行ってみたいと思いました。



同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス 私鉄 徒歩

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  • 中に色目の濃いのが混ざって、とても印象的です。

    中に色目の濃いのが混ざって、とても印象的です。

  • 本当にこれでもかって言う位、枝垂れてますよね<br />(*^_^*)

    本当にこれでもかって言う位、枝垂れてますよね
    (*^_^*)

  • 馬酔木もたくさん、きれいに咲いてました。

    馬酔木もたくさん、きれいに咲いてました。

  • 比較物がないのでわかりにくいですが、通常よりかなりの大輪の水仙です。

    比較物がないのでわかりにくいですが、通常よりかなりの大輪の水仙です。

  • 黄色いのは、たしか皐月の一種と聞いたような・・・

    黄色いのは、たしか皐月の一種と聞いたような・・・

  • こちらでは苗木の販売もされてるのですが、この白いのもそれで、既に売約済みでした。<br />なんて種類だったかは、覚えてません(-_-;)

    こちらでは苗木の販売もされてるのですが、この白いのもそれで、既に売約済みでした。
    なんて種類だったかは、覚えてません(-_-;)

  • これは大島桜のアップです。<br />ピンクの枝垂れ桜の中で、ひときわその存在が目立ってました。

    これは大島桜のアップです。
    ピンクの枝垂れ桜の中で、ひときわその存在が目立ってました。

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