アイスランド３日目は、ランドマンナロイガルへ

2008/09/06 - 2008/09/06

ランドマンナロイガル

っていうんですね、
私の行った場所・・・・

今回旅行記をＵＰするにあたって、ようやく覚えました（汗）


アイスランドの地名は本当難しい・・・



この場所はアイスランドの内陸部に位置しており、
夏の間でないとツアーが催行されないらしい
道路が冬の間は封鎖されちゃうのかな？？

せっかく夏に来たのであれば
ここはとりあえず押さえておかなければなるまい・・・

エリア その他の観光地(アイスランド)

ツアーへは、現地にて申し込み済み


朝ホテルへピックアップに来てくれるというので、
のんびり構えていたら、案の定なかなか車が来ない



そうそう、
昨日のツアーも１５分ほど遅れてきたし・・・

な〜んて思いながら
ホテルの中で待っていたら
日本人のカップルに声を掛けられた

「ひょっとしてLahiriさんですか？」


うん？なんで知ってるの、私の名前？？


さっき運転手さんと思しき男性が
「Lahiriさんを探してましたよ、
名前呼んでいたんで覚えてたんです」
とカップルの女性



きゃ〜、それはえらい事だ！

運転手さんが迎えに来てくれた
時に私がいなかったため、どうやら置いていかれたらしい事を知る・・・

ほんの１、２分のすれ違いらしいけど、
それにしても緊急事態だ、どうしよう・・・


意を決して
ホテルの人に相談に行く

え、やっぱりフラ語は話せない？とほほ・・・


あきらめて英語の単語だけを並べ
事情を伝えたところ、
「もう仕方ないわね」という表情で
ツアー会社に電話してくれる

「今から迎えに来てくれるから
表で待ってるように！
これからは時間厳守で！！」
としつこく言われ、表で待つこと数分


ミニバンが迎えに来てくれた、良かった！！


しかし日本人のカップルが私に気付いてくれて
本当に良かった〜

ツアー会社の駐車場で本来のバンに乗り込む

もちろん私が１番遅い到着なので
空いている席に乗り込む


私の前の方に座っている
大学生くらいの男の子とその父親、
英語で運転手さんと話しているけど
運転手さんが会話の合間に
「monsieur（ムッシュー）」と呼びかけてる

これはひょっとして・・・



出発数分後に早くもトイレ休憩を兼ねて
ガソリンスタンドに併設されている
ショップに立ち寄る


そこで運転手さんとそっくりの男性が
合流し、一緒に車に乗り込む


運転手さんの横の助手席（というより補助席）に
ぴったりと寄り添い、なんだか妙に親しそうに
話してる


・・・？

途中から合流の彼はガイドさんかと思ったけど
運転手さんがどうやらガイドも兼任しているみたいだ


彼は一体・・・

途中、この滝に訪れました


ちなみに今回のツアーのメンバーは
デンマーク人グループと女の子２人組み

先述の男の子と父親
（やっぱりフランス人のよう）

１人で参加のフィンランド人女性


そしてアジア代表の私

そのフランス人の男の子

まさに日本人がイメージしているフランスの
美少年って感じでドキドキしちゃった（笑）

この年代の男の子は無口だから
黙っていると大人っぽいけど、
この格好でお父さんに写真を撮らせているところを
見ると、やっぱり若いなぁって微笑ましくなる
ひょっとして高校生か？？


父親の方が英語で話しかけてきたので
フラ語に切り替えてもらい話をしていると、
彼らもパリから来ていること

今は少し郊外に住んでいるらしいけれど、
以前はどうやら私の家の近所に住んでいたらしいこと、

私が到着する１日前からバカンスで
アイスランドに来ていることなどを話してくれた



「シラク（前大統領）は日本が大好きだったね
愛犬にもスモウって名前付けてたね」
などと気を遣って話題を振ってくれた


『あぁ、そういえば日本に愛人と子供も
いるって噂で聞きましたけど・・・』
と言う私に、

「さぁ、それは分からないけど」
と、フランス人お得意の肩をすくめるポーズ


「日本の銀行に隠し口座があるとも言うよね」
と、彼の息子

「う〜ん、それも分からないけどね」
と、また同じポーズ


「でもね、それでもシラクはいい大統領だったよ
右にも左にも偏ってなかったし・・・」
（少し遠い目・・・）



『あはは、確かにサルコ（現大統領）は
日本人には人気ないです』
と相槌を打つ私に


「サルコ！！（←大げさに）
彼が好きなのは
お金と宝石と、カーラ（ブルーニ）だけさ！！」



ふ〜ん、このくらいの年代の男性で
私が住んでいる場所（に昔住んでいた）を考慮すると
サルコ派かなぁ〜なんて思ったけどな




息子さんの方は、
「日本に行ってみたいけど高くつくからね。」
と言ってくれた

あなたが来てくれたら、きっと日本人の女性は
目がハートになっちゃうよ


でも、遠い日本に興味を持ってくれて
嬉しいわ、ありがとう

驚くほど天気がころころ変わる

不思議な色をした河があった


きれいな色

しかしフランス人はよくしゃべる


そのフランス人は
ツアー中すっかりグループのまとめ役になってた・・・

会話の中心にはいつも彼がいた

サービスエリアのような場所で昼食を挟み
バスに乗ること数時間


景色も天気も、
あっという間に変わっていくので
まるで飽きない

さらに内陸部に車を走らせ・・・

こちらでしばし休憩

火山湖なのかな？


青く濁った湖と
なだらかな傾斜の具合がすごく幻想的

剥き出しの土肌の色も
何ともいえない深みのある色で
見ていてちっとも飽きない

大自然ってすごい

あまりにも美しい景色が広がるので
同じような写真ばかり撮ってしまう


しかし風景って写真の力量が明らかに出るというか
なんとも難しい・・・
自分の力不足を感じる・・・

湖の中には何かいるのかな？？

さらに奥地に車を走らせること数十分

こちらは脱衣所

目的地のランドマンナロイガルに到着

ここでは２時間の休憩

温泉があるので
タオルや水着などの用意がある人たちは
皆温泉に向かう




温泉に浸かる楽しそうな
運転手さんと、助手席の男性


昼食を取るレストランで薄々気付いたのですが
彼らは２人仲良くテーブルでランチを取り、
目的地のランドマイナロイガルでは、
そして手に手を取るように、いそいそと
温泉に向かう２人



そうかぁ、カップルの片割れが
相手の男性の仕事に便乗して
遊びに来てるんだぁ〜

やっと謎が解けたわ！


まぁ、ガイドも運転も抜かりなくこなしてくれるし
誰にも不都合なことはないけど・・・



皆が楽しければ、ま、いっか

こちらは温泉の支度をしていないので
のんびりと周辺を散歩

夏も終わりに近付いている時期だけれど、
白い綿毛のような花がちらほら咲いていた

春や夏に来たらキレイだっただろうな



それにしても天気が悪いのが残念

たま〜に青空も覗くものの・・・

それにしてもここの丘陵は
実に色々な色が入り交ざっていて
どうしたら自然にこんな色合いになるんだろう


うっとりするほど繊細な色

絵画みたいな自然

２時間の休憩があるものの、
全く何もない所なので
時間を持て余してしまう

寒くなければ景色を見ているだけで
楽しいのだけれど・・・


古くて味のあるバスが２台停まっていたので
近付いてみると・・・

夏の間は、このバスはカフェになるらしい

残念！　入ってみたかった！！


この景色をバックに飲むカフェは美味しいだろうな

このバスを見た時、
その年の初めに観た
「ＩＮＴＯ　ＴＨＥ　ＷＩＬＤ」を
思い出してしまった

アラスカの自然が素晴らしく広大で
２回も観てしまった

原作も買っちゃったし・・・



私は都会が好きだけど、
主人公がアラスカに惹かれたのが
分かるような気がするな・・・

大型バスで乗り付けてきた旅行者集団


どうやらフランス人のグループらしく
年齢層も若干高めのよう


皆で協力してテントを張り出したものの、
ただでさえ共同作業が得意でなさそうな
フランス人たち

見ていてガイドが大変そうだった・・・

がんばれ

寒くて天気も悪くて
乾くのかなぁ・・・と心配になる

まぁ、乾燥はしてるかな・・・

アイスランドの羊は
私がイメージしていた羊さんとは
ちょっと違っていた

なんか、こうもっとワイルドだった・・・

ちなみにこの２匹は親子だとのこと
ガイドさん曰く
「子供の方は、まだ○ヶ月（失念）」

すご〜い、見るだけで分かるんだ〜




気を遣ってかがんでくれているのは
私と同じく一人旅のフィンランド女性

妹さんに会いに来ていると言っていたような・・・

「どうして日本人はムーミンが大好きなの？
日本人旅行者は皆揃いも揃って
ムーミンの前でウットリした表情を浮かべてるわ
そもそもムーミンが放送されたのは
大分昔の話なのに、どうして日本では今でも
人気なの？？」

う〜ん、何一つ答えられない・・・
本当なぜかしら？？？

まぁ、私もコンビニで見かけて
つい嬉しくなってしまい
買っちゃったもの・・・


ビスケットもムーミンの形をしていて
とってもかわいかった


同時期にフィンランドに行った友人に見せたら
「このお菓子ウィンドウに並んでたけど
期限が切れていてお願いしたのに売ってくれなかった」
と羨ましがられました