2009/03/04 - 2009/03/05
12337位(同エリア17017件中)
Timoさん
パリ市内観光を終えた後は、個人的に一番楽しみにしていた寝台列車を使ってイタリア・フィレンツェへと向かう。寝台列車は人生初体験だ。今回乗るアルテシアナイト号はフランス→スイスを経由→イタリアという順路なので、当然の事ながら列車で国境をまたぐ。これは島国日本では体験できない事だ。
ホテルに預けていた荷物を引き取った後、パリ・ベルシー駅へ。この駅はもともと貨物列車用として使用されていたらしく、場所も中心部からは若干はずれている上に、すこし哀愁漂う感じの駅だ。
寝台列車には4人部屋や6人部屋などのクシェットが用意されているが、今回僕が手配したのは特等の2人用個室。今回の旅行にかかったコストの実に1/3を占めるという気合いの入り用(笑)特等もしくは一等客室を予約している場合は、駅で専用のラウンジを使用することが出来る。ベルシー駅の2Fに設置されているが、1Fの待合室との差がスゴイ。ドリンクサービスまで付いてくるので、是非おすすめだ。
さて、いざ乗車してみると車内は思ったより狭い。特に通路はかなり狭いので、大きめのスーツケースなんかを持っている場合はすれ違うことはまず不可能。座席には関しては当初はシート状になっており、夕食から戻ってくるとベッドスタイルにセッティングして置いてもらえる。さらに国境をまたぐので、パスポートは車掌さんに預けておくと、自動的に通関手続き等はやってもらえるという仕組みだ。ちなみに今回お世話になった車掌さんがメチャ良い人で、かなりお世話になりました。この人のおかげで僕の中ではイタリア人>>>>越えられない壁>>>>>フランス人という印象が(笑)一概には言えないけど、物腰が柔らかい感じがあって取っつきやすい、とでも言う感じだ。
実際に一晩寝て思ったことは、ベッドに関しては凄く快適で、列車の揺れも心地よいぐらいです。カーブでは遠心力を感じるかな。洗面台やコンセント、そしてエアコンも完備されているのでいたって快適です。ただ、シャワーを浴びられないのは痛い。近年の合理化の流れでシャワールームは無くなってしまったそうなので、実に惜しい。
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