2008/08 - 2008/08
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polodaddyさん
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オアハカ市内とミトラ遺跡周辺そして友人の自家用車での移動という利点を利用して、山の裏側にあるイエルベ・エルアグアまで足を伸ばした。ミトラ遺跡はその多くの部分が後年遺跡の上に建設された教会と、近隣の民家に覆われてしまっており、修復も一部に限られている。教会の建設に遺跡の石材が流用された為にかつての姿は想像に頼るしかない。
イエルベ・エルアグアの石の滝の様な景観は凄かったけれど、近年の降雨不足と地下水の取水過多でミネラルを含んだ地下水の湧出量が減ってしまい、既に雨季なのに全体的に枯れかけた風景になってしまっているのが残念であった。
規模の小さいパムッカレと云うところだろうか?
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オアハカ旧市内の街角。
宿泊先のホテルは旧市街の直ぐ外側なので歴史地区へは歩いていける距離である。 -
さすがに観光都市で道路も綺麗に清掃されていて、歩いていても気持ちが良い。
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16世紀に一世紀をかけて建設されたサントドミンゴ教会。この左手にオアハカ文化博物館がある。
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教会内部の装飾は相変わらず過多であるが、なかなかに荘厳な雰囲気。大変な時間と財力が投じられた事が良く判る。
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天井画も素晴らしく、軽快な色合いに少しホッ!とする。
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宿泊したホテルの中庭とプール。
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同じホテルの夜景。
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ミトラ遺跡への遠景。この遺跡は他のメキシコの遺跡ピラミッドと違い、山の麓にある。
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これがミトラの近景。教会の建物が目立ち「遺跡はどこ?」と探す。
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遺跡を破壊した石材で建てられたサンパブロ教会と手前の遺跡の一部が同時に見える。
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サポテコ様式と言われる壁面の装飾。
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神殿跡あるいは司祭の住居と言われる。
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壁上部の装飾や一部壁画も残されている。
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僅かに残された壁画の一部
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地下に降りると奥のほうに何やらオマルの様なモノが見える。当地の言い伝えでは、この石に座ると子供を授かるという。
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遺跡の上に建てられた民家が見える。本当の遺跡の範囲は広いが、上に民家が建っているので全てを発掘することが出来ない。
保存状態もあまり良くなく、それが原因でこの遺跡単独では世界遺産には登録出来ない。 -
遺跡の上に建てられたサンパブロ教会の中では、地元の人の結婚式が行われていた。
本当に宗教と言うものは罪深い。 -
ミトラを離れ荒野をひた走り山道を登って山の裏側に向かう。イエルベ・エルアグアへは標識らしいモノが出ておらず地元の人に聞く他は無い。
実はそこへの山道には2ルートあり、夫々の道がが違う村に属している為、観光客からの通行料を村同士で奪い合う事態となっており、ここでも自分勝手なメキシコ人気質が浮き彫りとなる(笑)
ケンカしてないで、案内板ぐらい出せ! -
この手前からミネラル分の多い水が湧き出して、永い年月で石灰田の様な景観を作った。
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その水が谷に向かって流れ落ちるとこのような石の滝が出来る。
規模かなり小さいが、トルコのパムッカレと同じような構造です。 -
右にも左にも同様な石の滝がある。
本当は対岸の山から眺めると全体が見えて素晴らしいらしい。数年前に地元ビールのTVコマーシャルにこの風景が使われたそう。 -
現在は水量が減ってしまってご覧のよう。
水が溜まっていれば水面が青く映って多分もっと美しいのだと思う。
今では年に限られた日数しかその様な景色は見れないそうだ。 -
草臥れたので立ち寄った織物で有名な村の中の店の中庭に面した席で飲み物とタコスを食べる。
二階では伝統的な織物を売っている。 -
オアハカへの帰路の途中にあるトゥーレの木。
アメリカ大陸最大の木(実は樹幹の容積が最も多い、つまり高くは無いけどデブだ!という事で、いかにもズングリしたメキシコ人体型のような)と言われ総重量が550トンもあると言われている木を見学。 -
オアハカに戻って翌日、文化博物館を見学。
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元はサントドミンゴ教会に隣接した修道院だった建物が博物館となっており、建物も素晴らしいが収蔵品もなかなか見ごたえあり!
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ヒスイに覆われた頭蓋骨。
日本や中国同様にヒスイには特別な力があると信じられていたらしい。
他の地域のピラミッドからもヒスイで出来た仮面などが発掘されており、身分の高い死者を葬る時に覆ったようだ。 -
遺跡から出土した黄金の装身具。
これはほんの一部で他にも大量の装飾品が展示されている。 -
これは黄金の仮面。
似たような黄金の仮面や装身具がたくさんNYのメトロポリタン美術館に収蔵されている。
鋳潰されて単なる金のインゴットにならなくて良かったね! -
ちょっと笑顔になってしまう粘土で出来た動物や人の形の置物。
本当に収蔵品には良いモノが多く、この博物館には訪問する価値あり! -
博物館から1ブロック離れた処にある、ラテンアメリカ中でも5指に入ると言われるカミノ・レアル・オアハカホテルの中庭風景。
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たくさんある中庭を囲むように居室やレストランが配置されていて、静かな佇まいの高級ホテル。
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改装前のシンガポールラフルズホテルもこんな感じだった。
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ごった返すベニートフアレス市場の中。
煙は地元特産の干し塩漬け肉(セシーナ)と小タマネギ(セボージャ)を炭火で焼いている。 -
肉やソーセージはキロ単位で(1キロとか1.5キロとか)セボージャは束単位で注文して炭火で焼いてもらう。
注文すると小僧さんが空いている席に案内してくれて飲み物を注文。テーブルの間をトルティージャやサルサを売り歩くオバサンがいるので声を掛けて買う。暫く待つと焼きたての肉とタマネギを載せたザルを持ってきてくれてイタダキマス!当然Cash on Deliveryだ。
美味しくて凄い量だと思った肉があっという間に無くなった。
食後は市場にある、有名なソルベ屋さんで30種類以上ある自家製シャーベットを選んでデザートに。満腹!
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