マレーシアの首都クアラルンプールを訪問５泊してきました。

2009/03/01 - 2009/03/06

ベトナムの首都ハノイから足を伸ばしてマレーシアの首都ＫＬ（クアラルンプール）を十数年ぶりに訪問し５泊してきました。
久しぶりのＫＬは空港のみならず街中もすべて一変していました。斬新な新空港ビルは芸術性に富んだ立派なものでした（建築デザインは日本の黒川紀章氏による）。ＫＬの人口約180万。
更に以前は空港から街までガタバスに揺られましたが今や快適な
エキスプレストレインでノンストップ３０分でした。
街中にはＬＲＴトレイン２線モノレール１線郊外電車２線が走りとても移動が便利になり街の中心チャイナタウンも整備されきれいになっていました。又新市街地区には高層ビルが増えてこの１０年で急速な近代化を実現し回教国の模範としてマハテイール政策は大成功でした。マレー人、中国人、インド人それに最近増えたインドネシアからの出稼ぎ人など仲良く共存、各国の言葉が飛び交い国際色が豊かです。
それでも赤道直下の暑い気候は変わらず連日夕方には豪快な雷とスコールに見舞われ南国の雰囲気を久しぶりに実感しました。
写真はマレーシア近代化の象徴、高さ452メートルのペトロナスツインタワー。1998年完成。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ヒッチハイク

チャイナタウンの中心道路。サルタン通り。昔はゴチャゴチャしていましたが今回はきれいになっていました。

同じくサルタン通り。スーパーやショッピングセンターのビルが建っていました。

チャイナタウンの名物、ハンリキル通り。安くてうまいワンタン麺やお粥の店は今も繁盛していました。

同じくハンリキル通り。夜はとても賑わいます。

チャイナタウンのクランバスステーション（左側）と新しくできた高架ＬＲＴのパサールスニン駅。

チャイナタウンには昔の建物がまだ残っていました。

同じ。

同じ。

同じ。この建物は昔の安宿で蚊に刺されながら泊った懐かしい思い出があります。

同じくチャイナタウンの古い建物。

チャイナタウンの中央ブタリン通りの入口門。

同ブタリン通り。夜店がたくさん出て賑わいます。でも昔はこんな立派なアーケードは無かった。

チャイナタウンの新旧ビルの対比。後方はホテルマレーシア。

同じく新旧ビルの対比。後方はＳ＆Ｍプラザショッピングセンタービル。

同じく新旧ビル対比。

同じくチャイナタウンの新旧ビル対比。

チャイナタウンの中心にある昔ながらの中国寺院、関帝廟。鮮やかに塗装されていました。

同関帝廟の内部。

同関帝廟のカラフルな仏様。

チャイナタウンの前の大通り。チェンロック通り。
向こうにアンカサホテルが見える。

チャイナタウンから直ぐのプドウラヤ長距離バスステーションとホテルプドウラヤ（右側）。左は当方滞在の安ホステルが入っているビル。

チャイナタウンの南側はずれにあるマレーシア風のこの建物は文化会館で伝統芸術保存や舞踊公開に使っている由。

チャイナタウンの西側を流れるクラン川。堤防ができてきれいに整備されていました。

チャイナタウン側から見上げた堂々たる超高層ビルはマレーシアNO.1の銀行メイバンクの本社ビル。

チャイナタウン西側はずれにあるお土産品専門のセントラルマーケット。建物内部もきれいに改装されて立派になっていました。（スコールが間もなくやってくる直前で空が真っ黒でした）

同セントラルマーケットの入口二階に飾られているマネキン達。マレーシアの最新ファッションだと記載あり。

セントラルマーケットから西の橋上から眺めるクラン川とゴンパック川の合流地。ここがＫＬ発祥の地点らしい。

この合流地点に建つヤシの木に囲まれたマスジッドジャメ回教寺院。

クラン川同橋を越して更に西に進むとＫＬの歴史地区即ち英国統治時代の歴史的文化的建物が見えてくる。

旧鉄道事務局ビル。

今も残るコロニアルな建物。

更に進むとムルデカスクエア（独立広場）にやってきます。

独立広場の噴水とコロニアル建物。

独立広場。ここで英国統治時代クリケットボール試合を楽しんでいた。向こうの赤屋根はクラブハウス。

コロニアル建物と新しいビルの対比。

同じく対比。共に立派な威厳のある建物ですね。

ＫＬの象徴のひとつ、全長137Mもあるムーア式レンガ造りの巨大建物は旧英国連邦事務局ビル。今は最高裁判所。

正面から見た同建物。中央の時計塔は高さ40M。

左側から眺めた同ビル。

独立広場の北側にある静かな公園。

同公園から首を出して見えるＫＬタワーとペトロナスツインタワー。

同公園の片隅で見つけた旧大樹の根もとを利用したユーニークな芸術作品。

旧市庁舎のビル。

旧英国連邦調査ビル。

独立広場の西側にある英国統治時代のクリケットクラブハウス。

独立広場の北隣りに静かに佇むセントメリー聖堂。
1885年建立の英国系教会。

一方、小高い丘上に新しく建つアパート群とその間に
首を出すＫＬタワー。

ＫＬの銀座といわれるショッピングエリアのブキビンタン地区。そのブキビンタン通りの椰子の並木が美しい。

ブキビンタンの中心サルタンイスマイル大通り上を走るモノレール。

ブキビンタン通りの一本裏道アロー通りは中華屋台が連なる。

同裏道は昼は静かだが夜は一変、立ち並ぶ中華屋台が夜明けまで大賑わいです。

ブキビンタン地区サルタンイスマイル大通りを歩いていくと両側は高層ビルが立ち並び驚きでした。

高層ビルとＫＬタワー。

高層ビルの合間からペトロナスツインタワーも見えてきます。

高層ビルにちょっと首を出すＫＬタワー。

いよいよペトロナスツインタワーが間近かに迫ってきました。

ペトロナスツインタワーの前にある静かな公園の池。

同公園から見える西方の高層ビル群とＫＬタワー。

同公園に遠足でやってきた小学生たち。

ごく間近かからペトロナスツインタワーを見上げるとその高さに圧倒されます。

同ツインタワー正面入り口前の噴水池。

同ツインタワービルの近くに建つ変わったデザインの高層ビル。有名ホテルかな？

ここからはＫＬタワーも近くに見えました。

ペトロナスツインタワー前のアンパン通りをこれから西に向います。

このアンパン通りは緑の大樹が並び美しい。

同じ。

アンパン通りに面した古い建物。

同じく古い建物が並んでいる。
（これはレストランでした）

次に並んで建っていたのはマレーシアツーリズムセンター。（第二次世界大戦中は旧日本陸軍の本部）
炎天下歩き疲れたのでちょっと立ち寄り冷房で休憩させてもらいました。

ひときわ目立つ1996年建立のＫＬタワー（通信タワー）。

高層ビル群とペトロナスツインタワーを望む。

独立広場から南へ歩くとイスラムデザインの美しいダヤブミビルがある。

このダヤブミビルは３６階建ての高層ビルでペトロナスツインタワーが出来るまではマレーシア近代化の象徴だった。

ダヤブミビルを通過して更に南に歩くとマスジッドヌガラ（国立モスク）。高さ73Mのミナレット（尖塔）と傘のような屋根のデザインはモダンな回教寺院。

国立モスク前の噴水公園からダヤブミビルを望む。

国立モスク前にあるマレーシアイスラム美術館。

国立モスクから直ぐのＫＬ鉄道駅。白亜の尖塔が印象的。でも今はＫＬセントラル駅が近くに出来て寂れてしまった。

右側から見た同駅。

同駅の構内。マレー鉄道は今も通っている。昔ここからバンコックまで列車に乗ったので懐かしい。

ＫＬ鉄道駅前に建つ立派なマレー鉄道事務局ビル。

高層ビルの谷間にマレーシア風の建物を発見、近づいてみるとローカルバンクの本社でした。

チャイナタウンの安食堂での当方の夕食。マレーシアは回教国でアルコール飲料はビールしか見当たらず、しかも高税率で値段が高い。タイガービール660ML大びん5%.ALで13リンギ(325円）焼き飯は5.5リンギ(140円).今後酒飲みがマレーシアに入国する場合はデューテイフリーショップでアルコール買って持ち込みがベターです。（一瓶１ＬまでＯＫ）

この旅行記へのコメント （2）

• hiroshi_kakogawaさん 2011/08/26 14:13:49

  感謝

  懐かしいマレーシアを拝見させて頂き感謝です。
  
  小生も在職中にマレーシアのセレンバンと言う所に２か月間
  
  滞在していました。帰国後、夫婦で３回訪問しました。
  
  しかしお元気ですね。私は昭和２３年生まれなので貴方様は昭和１３年
  
  生まれではありませんか？私はその昔、留学していた台湾だけが今は
  
  メインの旅行先となっています。たまにはマレーシアもいいかもと
  
  思っています。先ずはご挨拶まで。

  ICHIKITAさん からの返信 2011/08/26 23:59:15

  RE: 感謝

  kakogawaさん。掲示板に下記お言葉を頂き有難うございます。
  
  当方は昭和１１年生まれで今年末には遂に後期高齢者の仲間入りですが、お陰様で健康に恵まれ感謝しています。
  
  台湾は1984年から３年間仕事で高雄に駐在していましたが、当時北京語を習うのが精一杯で台湾語はとても難しくて無理でした。でも台湾特に高雄に魅せられて大好きになりました。今年末再び高雄を訪問してのんびり楽しんできたいと思っています。昔の台湾友人も見つかり待ってくれていますので。
  
  kakogawaさんは御夫婦共に北京語台湾語ご堪能で台湾を再々訪問されて正しく第二の故郷として楽しんでおられるようですね。素晴らしいです。
  
  マレーシアは生活環境が良くペナンなどで退職された日本人が長期滞在して老後の人生を楽しんでおられますね。でも回教国のため酒類が高くて当方には欠点です。
  
  これからもお互いに元気で世界の旅を楽しみましょう。多謝！
  
  ICHIKITA 2011.8.26.