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1月31日(土)10時30分ころ早めにラウンジに行ってゆっくりする。NH209便12:30発で16:30定刻前にフランクフルト着。せっかくファーストクラスなので、前菜のキャビアをもらうが、どうもこれが特別に美味しいとは思えない。高級品だから美味しいことになるのだろうな。メインは牛ヒレを選択。食後にチーズ盛り合わせをもらうが、このチーズの味は好みとちょっとはずれていた。<br /><br />今回は、フランクフルトのホテルが高かったので、空港から電車でマインツに行く。フランクフルトでイベントがあったのかも?ライン川沿いにあるマインツヒルトンに宿泊。1泊94ユーロ。12000円。到着前に軽食を食べたら、ほぼお腹が満足でそのまま寝た。<br /><br />2月1日(日)マインツの駅まで歩いて、駅でサンドイッチの朝食。8時30分。安いけど結構美味しい。9時過ぎの電車に乗ってフランクフルトへ。定番の市内観光。<br /><br />最初にマインタワービルの屋上に上がってみる。ここは初めてだったので、最初は違うビルに行ってしまい迷った。屋上に上がると市内を一望できて景色が良い。地上で雪がちらついていたが、200mの屋上にはうっすらと雪が残って見える。<br /><br />旧市庁舎のレーマー広場へ。ここは風情がある。そして大聖堂の教会へ。午後になるとミサが終わると思っていたが、午後1時に人が集まって説教と合唱が始まった。大聖堂付属の博物館があったので、先に一回りしてみる。合唱がまだ続いていたので、礼拝兼ねて内部に入る。反響が良いので合唱も感動的。おごそかに聞いている間に献金が回って来た。献金もしたから、ちょうど良いだろう。<br /><br />さて、ランチとデパートに行ったら、日曜日は休み。閉まっているお店が多く、ほとんど開いていない。やっと開いているお店を見つけて、13時40分。パンなどの盛り合わせのランチ。たっぷり食べた。その後、ゲーテハウスを見学。夕方4時半に電車に乗って、マインツに戻る。薄暗くなったマインツの街中を歩くと、この街並みはなかなか風情があることを改めて感じる。夕刻6時にホテルに戻った。ランチをたっぷり食べたら、お腹もすかないのでそのまま食べずに寝た。<br /><br />2月2日(月)6時半まだ暗い中を駅に向かう。荷物を持っていると、結構な道のりだった。7時2分の電車でフランクフルト空港へ。チェックインしてラウンジで軽食。LH4530便、9:35発でリスボンへ。11時30分着。時差が1時間ある。機内でサンドイッチの朝食が出た。空港からシェラトンリスボンホテルへ。タクシー代3200円(25ユーロ)であったが、後で2倍以上にぼったくられたことを知る。ホテルは、クラブフロアルーム3泊で49000円。結果的にブッフェの朝食まで付いてこの料金は安かった。部屋の内装は、クラブルームなので現代的。バスルームが透明ガラス。カーテンは電動。窓からは市街が一望できる。<br /><br /> 13時30分にホテルを出て、街歩き。大通りを歩いて、街の中心、ロシオ広場&駅へ。電車の時刻表を調べる。市電に乗って、高台に行く。そこから歩いて降りながら、サンジョルジュ城に入る。途上にも立派な教会の建物がある。テージョ川が海のように見える。夕刻になるとさすがに空腹を感じて、海老、貝のリゾットを食べる。大きい伊勢海老の他に、海老、貝類が大量に入っていて美味しい。1品のみにしたが、それでも食べ切れないくらい量が多かった。このレストランは当たり!ホテルに帰って、クラブルームに行ってお茶にする。お酒を飲む人にとっては有難い場所だと思う。軽いオードブルなどもあった。<br /><br />2月3日(火)8時半に朝食。品数も多く、品質も良いブッフェ。パン類も豊富で名物のエッグタルトもある。フルーツ、チーズ、ハム類も豊富。たっぷり食べて満足。<br /><br />11時発ロシオ駅からシントラに行く。シントラは、生憎の雨模様。観光用バスに乗って、王宮、ベーナ宮殿を見学。外は、雨と霧で景色が見えなかったのが残念。内部は、暖かいのでゆっくり見学した。かなり規模も大きく庭園も広いので、好天だとさらに見どころがいっぱいある。<br /><br />3時にロシオ駅に戻る。大規模なショッピングセンターに行く。屋内に入ると風雨が関係なく暖かいので心地良い。5時過ぎになったので、スープとキッシュで夕食にした。ホテルに戻ってラウンジでゆっくりした。ホテルのラウンジは景色も良く、無料だし心地よい。<br /><br />4日(水)8時前に朝食。たっぷり食べる。1時間以上歩いて、国立古美術館に行く。ポルトガルの美術品の集大成のようだ。建物は立派だが、他のヨーロッパの国に比較するとこの国の歴史の新しさと収蔵の浅さを感じる。一時期繁栄して栄華を極めたがポルトガルは、ヨーロッパの田舎との感じでもある。その分、物価も安い。<br /><br />ベレンまで市電に乗ってジェロニモス修道院に行く。この修道院は、予想以上だった。大規模で繊細な彫刻は凄い。見学者も多い。近くに大航海時代の発見のモニュメントがある。ベレンにエッグタルトの創業老舗があるので、コーヒーとエッグタルトの休憩。大勢の人が来ているが上手にさばいている。そして、エッグタルトはさすがに美味しい。満足。路面電車に乗ってロシオに戻る。中心地に近いショッピングセンターでスープとサンドイッチの夕食を食べる。ホテルに戻ってラウンジでコーヒー。暖かい食事が少ないので、暖かいラウンジでのコーヒーが落ち着く。<br /><br />5日(木)6時45分にチェックアウト。空港のラウンジで軽食。TP712便9:15発の予定であったが、遅れて10時過ぎに出た。12時20分マドリード着。ところが荷物が出て来ない。荷物が行方不明。ロストバッゲージの手続きをして、タクシーでウエスティンパラセにチェックイン。タクシーに乗る前に行き先書いてレシートを要求したら最初のタクシーは分からないと出て行ってしまった。次に実際乗ったタクシーは実直で3000円。レシートを要求しないとぼったくるタクシーが多いのかもしれない。ホテルは、朝食付き3泊で65000円。昨年前半なら1泊で65000円だったと思う。街の中心部に近く美術館などの見学には絶好の立地。<br /><br /> すぐにプラド美術館に行ってみる。特別展の内容は、自分には興味がなかった。常設展でも絵画などの展示品が多く一通り見るだけでも運動になる。次に、ソフィア王妃芸術センターへ。ピカソのゲルニカを見る。このゲルニカ以外は、余り理解できない展示があった。夕刻になってお腹がすいたが、意外と開いているレストランが無い。ランチが16時ころまで開いていて、夕食は7時半にならないと開かない。タイ料理レストランで、料理を作ってくれるとのことで入った。スープ、麺類の夕食。ホテルに戻って、荷物の行方を確認するがなかなか分からない。荷物が着くか着かないか?分からないのが一番対処に困る。<br /><br />6日(金)8時半に朝食。リスボンのシェラトンより小規模だが、朝食の品揃え、質とも良い。小規模故種類はやや少ない。ティッセンボルネミッサ美術館に行く。この美術館は、ピカソや印象派の絵画も多く、自分の好みに合っていた。たっぷり好みの絵画を見られて満足。その後、王立植物園に行く。多くの植物が植えられていたが、冬であるため咲いている花が少なかったのが残念。<br /><br /> ホテルに戻って電話をすると、荷物がやっとマドリード空港に着いているのが確認できた。届けてもらうと夕刻以降になってしまうとのこと。荷物の配送の信頼性も疑問だったので、空港まで荷物を取りに行くことにした。午後2時にやっと自分の荷物を回収した。ついでに往復のタクシー代金6000円も払ってもらった。タクシーの領収書をもらっておいて役立った。しかし、荷物の確認でホテルから7回電話してその料金が2900円。電話代も高いものだ。これはホテルチェックアウトの時に請求されたので回収し損なった。<br /><br /> 荷物が戻って一安心。支度をして、午後から王宮見学に行った。2700の部屋がある大規模。隣のアルムデーナ大聖堂も見学。夕食は、地球の歩き方を参考にして店を捜したら、何と閉店していた。バルは美味しそうであるが、冷たい皿ばかりで立ち食い。暖かい食事を座ってゆっくり食べたいので、エルコルテイングレス デパートに行った。この最上階にカフェテリヤがあった。チーズソースの暖かいラビオリを食べて満足。デザートも食べたいが量が多いので食べられない。デパート内を歩き回ってホテルに戻る。地階にはスーパーがあったのでチーズなどを買った。<br /><br />7日(土)9時にゆっくり朝食。レティーロ公園に行く。広大でガラスの宮殿や銅像など立派。週末のためか、散策したり、遊びに来ている人も多い。<br /><br />午後は、市街地がかなりの人出。マヨール広場も人気。イシドロ教会、デスカルサスレアルス修道院などに行ってみる。残念ながら教会も修道院も昼休みで閉まっていた。空腹も感じたので、タイ料理屋に行ったら人気があって行列。再度、デパートのカフェテリヤで串焼き牛肉を食べた。その後、再度プラド美術館に行き、改めて有名な絵をピックアップして見た。ボッシュの快楽の園は、なかなかエロティックでもある。裸のマヤが見つからないと思ったら、貸し出し中であった。<br /><br />8日(日)7時半に朝食。9時にチェックアウトして、タクシーでバスステーションへ。タクシー代1000円だから安い。9時半のバスに乗って、グラナダに向かう。5時間のバス代は2100円。トイレ付きでゆったりした席なので安い。途中、30分のトイレ、軽食休憩。2時半にグラナダ着。タクシーでアリサレスホテルへチェックイン。2泊で11800円。目当てのアルハンブラ宮殿に近いので便利。チェックイン後、街に降りて、カテドラル見学。カフェで5時にポークの夕食。<br /><br />9日(月)7時に朝食。周囲は日本人の団体客でいっぱい。アルハンブラに近くて便利なので旅行各社の団体が泊っている様子。8時半の開場を目指して行くので、朝食も一斉に引き揚げる。入場数に制限があるので、私も8時の窓口オープンでチケットを購入した。アルハンブラの入場券は、ナスル朝宮殿に入る時間が指定されている。私は開場時の8時半指定であったが、日本人団体客も8時半が多い。この時間帯はほとんど日本人の専用時間であった。団体客と前後しながら、内部を見学。アルハンブラ物語の何となくロマンティックなイメージが人気の理由なのかもしれない。コマレス宮では、鏡の水面に映る塔の姿が美しい。ナスル宮殿を出て、ヘネラリフェは庭園部分だ。良く整備されている。景色も良い。ヘネラリフェの反対側にはアルカサバ、ベラの塔があってここから見る景色も素晴らしいが、こちらには団体観光客はほとんど入らない。アルハンブラをゆっくりたっぷり堪能できた。<br /><br />午後から街に降りて、王室礼拝堂見学。グラナダを深く愛したイサベル女王が建立し、夫のフェルナンド2世と共に眠る墓になっている。この夫婦の仲良く揃って眠っている像が墓の上にある。そして、その子供夫婦も仲良く眠っている。死後までこのように仲睦まじくできるのは、何よりの幸せであると思う。<br /><br /> 中華屋を見つけて、ランチに入る。ペキンダックを頼んで見たが、初めて食べる独創的なダックであった。グラナダ市街の循環バスに乗ってみる。小型のバスで狭い道路を循環している。バスが通過するのにぎりぎりの広さの場所もある。ホテルで一度休んでから、再びバスに乗り、歩いてサンクリストバル展望台に上がってみる。アルハンブラ宮殿とその遠くに雪山が見え景色が美しい。帰りにはアルハンブラパラセホテルのカフェに入り、景色を眺めながらコーヒー休憩。豊かな気持ちになれる。<br /><br />10日(火)7時半に朝食。今日も団体客が多いが、ぼちぼち皆が出て行く時間帯なのでゆったりできる。朝は、アルハンブラ宮殿の公開部分を再び散策した。宮殿内部にもホテルが2つある。10時半にチェックアウト、タクシーで空港に向かう。グラナダ空港は街から遠く、タクシー代4100円。グラナダ空港は小さいのでラウンジも無く、フライトの食事は有料であった。JK6621便、12時30発、13時50分バルセロナ着。バルセロナはタクシーが多く、ぼったくりもなさそうで安心感がある。アヴェニーダパラセは2泊で27000円。4星だが、正統派のクラシックホテルだけあって高級感がある。立地も絶好の場所。<br /><br /> まずは、歩いて地球の歩き方に出ていた中華鶴城酒家にランチを食べに行く。餃子と麺が美味しかった。そこからミロ美術館に行く。次に隣のカタルーニャ美術館に行くが、修理中でもあり、入口が反対側で遠かった。この美術館は、1929年の万博の際に建てられた建物とのことだが大規模で立派。内部も広大で、スペインの分かりやすい美術品が多く展示されていて見ごたえがある。予想以上に豊富。7時の閉館に合わせて出る。エルコルテイングレスデパートに行く。<br /><br />11日(水)8時前に朝食。品揃えは多く、品質もまあまあ。開場の9時に合わせてサグラダファミリア見学に行く。朝1番は、やはり日本人団体客が多い。大規模な大聖堂を建設中なのに改めて感動。中世の教会や宮殿は、このくらいの期間をかけて建設されていることを思い起こす。建設に数十年かかるのも当たり前か。<br /><br />その後、サンパウ病院へ。この前も日本人団体のバスが止まっていた。病院内部まで見学コースもあり、歩いて見られる。タクシーでガウディがデザインしたグエル公園へ。ガウディの住居として使われた建物が博物館になっている。<br /> 再びタクシーで市の南側にあるピカソ美術館へ行く。ピカソの若い時期の作品がたくさん展示されている。<br /> 次にカテドラルへ。午後の有料の時間帯に入場したので、エレベータで展望台に上り、回廊、美術館なども見学できた。王の広場にも寄ってみる。通りがかりにファーストフードの焼きそばを見つけて食べた。冬で肌寒いが暖かい食事ができるところが少ない。スターバックスでコーヒー。ランブラス通りは路上パーフォーマンス、花屋が並んでいて楽しい。<br /><br />12日(木)7時15分に朝食。9時にカサペドレラ(ガウディの民間建築物)に入る。この建物の屋上に出るとキノコのような立体が立っていたり、中空があったり。上階にはこの建物の模型や説明の展示がある。実際にレイアウとされた部屋も展示している。建物の所有者のガウディに対する深い愛情を感じる。日本語の解説本まであったので思わず買った。世界遺産になっているカタルーニャ音楽堂に行ってみる。外観もさすがと思わせる。次に世界遺産のグエル邸に行くが、生憎改装中で地下だけが公開されていた。<br /><br /> 12時半にチェックアウト。タクシーで空港へ。ラウンジはお菓子程度。LH4455便、1505発フランクフルト1720着。フランクフルト空港で、運動も兼ねて歩きまわる。全日空のファーストクラスなので、ルフトハンザのファーストクラスラウンジが使えないかと行ってみたが、追い返された。全日空は、ルフトハンザのセネターラウンジを使用するようになっていた。このラウンジは、通常のビジネスクラスのラウンジより品揃えがちょっと豊富。軽食程度は食べられる。NH210便2045発13日1555着。帰りの機内食は、和食を注文した。さすがにしっかりしたコースになっている。到着前の軽食は、かにとホタテの海鮮丼を注文。1622発の特急京成電車で帰りました。<br /><br />

スペイン・ポルトガル・フランクフルト旅行日記

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2009/01/31 - 2009/02/13

5423位(同エリア6904件中)

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みのるさん

1月31日(土)10時30分ころ早めにラウンジに行ってゆっくりする。NH209便12:30発で16:30定刻前にフランクフルト着。せっかくファーストクラスなので、前菜のキャビアをもらうが、どうもこれが特別に美味しいとは思えない。高級品だから美味しいことになるのだろうな。メインは牛ヒレを選択。食後にチーズ盛り合わせをもらうが、このチーズの味は好みとちょっとはずれていた。

今回は、フランクフルトのホテルが高かったので、空港から電車でマインツに行く。フランクフルトでイベントがあったのかも?ライン川沿いにあるマインツヒルトンに宿泊。1泊94ユーロ。12000円。到着前に軽食を食べたら、ほぼお腹が満足でそのまま寝た。

2月1日(日)マインツの駅まで歩いて、駅でサンドイッチの朝食。8時30分。安いけど結構美味しい。9時過ぎの電車に乗ってフランクフルトへ。定番の市内観光。

最初にマインタワービルの屋上に上がってみる。ここは初めてだったので、最初は違うビルに行ってしまい迷った。屋上に上がると市内を一望できて景色が良い。地上で雪がちらついていたが、200mの屋上にはうっすらと雪が残って見える。

旧市庁舎のレーマー広場へ。ここは風情がある。そして大聖堂の教会へ。午後になるとミサが終わると思っていたが、午後1時に人が集まって説教と合唱が始まった。大聖堂付属の博物館があったので、先に一回りしてみる。合唱がまだ続いていたので、礼拝兼ねて内部に入る。反響が良いので合唱も感動的。おごそかに聞いている間に献金が回って来た。献金もしたから、ちょうど良いだろう。

さて、ランチとデパートに行ったら、日曜日は休み。閉まっているお店が多く、ほとんど開いていない。やっと開いているお店を見つけて、13時40分。パンなどの盛り合わせのランチ。たっぷり食べた。その後、ゲーテハウスを見学。夕方4時半に電車に乗って、マインツに戻る。薄暗くなったマインツの街中を歩くと、この街並みはなかなか風情があることを改めて感じる。夕刻6時にホテルに戻った。ランチをたっぷり食べたら、お腹もすかないのでそのまま食べずに寝た。

2月2日(月)6時半まだ暗い中を駅に向かう。荷物を持っていると、結構な道のりだった。7時2分の電車でフランクフルト空港へ。チェックインしてラウンジで軽食。LH4530便、9:35発でリスボンへ。11時30分着。時差が1時間ある。機内でサンドイッチの朝食が出た。空港からシェラトンリスボンホテルへ。タクシー代3200円(25ユーロ)であったが、後で2倍以上にぼったくられたことを知る。ホテルは、クラブフロアルーム3泊で49000円。結果的にブッフェの朝食まで付いてこの料金は安かった。部屋の内装は、クラブルームなので現代的。バスルームが透明ガラス。カーテンは電動。窓からは市街が一望できる。

 13時30分にホテルを出て、街歩き。大通りを歩いて、街の中心、ロシオ広場&駅へ。電車の時刻表を調べる。市電に乗って、高台に行く。そこから歩いて降りながら、サンジョルジュ城に入る。途上にも立派な教会の建物がある。テージョ川が海のように見える。夕刻になるとさすがに空腹を感じて、海老、貝のリゾットを食べる。大きい伊勢海老の他に、海老、貝類が大量に入っていて美味しい。1品のみにしたが、それでも食べ切れないくらい量が多かった。このレストランは当たり!ホテルに帰って、クラブルームに行ってお茶にする。お酒を飲む人にとっては有難い場所だと思う。軽いオードブルなどもあった。

2月3日(火)8時半に朝食。品数も多く、品質も良いブッフェ。パン類も豊富で名物のエッグタルトもある。フルーツ、チーズ、ハム類も豊富。たっぷり食べて満足。

11時発ロシオ駅からシントラに行く。シントラは、生憎の雨模様。観光用バスに乗って、王宮、ベーナ宮殿を見学。外は、雨と霧で景色が見えなかったのが残念。内部は、暖かいのでゆっくり見学した。かなり規模も大きく庭園も広いので、好天だとさらに見どころがいっぱいある。

3時にロシオ駅に戻る。大規模なショッピングセンターに行く。屋内に入ると風雨が関係なく暖かいので心地良い。5時過ぎになったので、スープとキッシュで夕食にした。ホテルに戻ってラウンジでゆっくりした。ホテルのラウンジは景色も良く、無料だし心地よい。

4日(水)8時前に朝食。たっぷり食べる。1時間以上歩いて、国立古美術館に行く。ポルトガルの美術品の集大成のようだ。建物は立派だが、他のヨーロッパの国に比較するとこの国の歴史の新しさと収蔵の浅さを感じる。一時期繁栄して栄華を極めたがポルトガルは、ヨーロッパの田舎との感じでもある。その分、物価も安い。

ベレンまで市電に乗ってジェロニモス修道院に行く。この修道院は、予想以上だった。大規模で繊細な彫刻は凄い。見学者も多い。近くに大航海時代の発見のモニュメントがある。ベレンにエッグタルトの創業老舗があるので、コーヒーとエッグタルトの休憩。大勢の人が来ているが上手にさばいている。そして、エッグタルトはさすがに美味しい。満足。路面電車に乗ってロシオに戻る。中心地に近いショッピングセンターでスープとサンドイッチの夕食を食べる。ホテルに戻ってラウンジでコーヒー。暖かい食事が少ないので、暖かいラウンジでのコーヒーが落ち着く。

5日(木)6時45分にチェックアウト。空港のラウンジで軽食。TP712便9:15発の予定であったが、遅れて10時過ぎに出た。12時20分マドリード着。ところが荷物が出て来ない。荷物が行方不明。ロストバッゲージの手続きをして、タクシーでウエスティンパラセにチェックイン。タクシーに乗る前に行き先書いてレシートを要求したら最初のタクシーは分からないと出て行ってしまった。次に実際乗ったタクシーは実直で3000円。レシートを要求しないとぼったくるタクシーが多いのかもしれない。ホテルは、朝食付き3泊で65000円。昨年前半なら1泊で65000円だったと思う。街の中心部に近く美術館などの見学には絶好の立地。

 すぐにプラド美術館に行ってみる。特別展の内容は、自分には興味がなかった。常設展でも絵画などの展示品が多く一通り見るだけでも運動になる。次に、ソフィア王妃芸術センターへ。ピカソのゲルニカを見る。このゲルニカ以外は、余り理解できない展示があった。夕刻になってお腹がすいたが、意外と開いているレストランが無い。ランチが16時ころまで開いていて、夕食は7時半にならないと開かない。タイ料理レストランで、料理を作ってくれるとのことで入った。スープ、麺類の夕食。ホテルに戻って、荷物の行方を確認するがなかなか分からない。荷物が着くか着かないか?分からないのが一番対処に困る。

6日(金)8時半に朝食。リスボンのシェラトンより小規模だが、朝食の品揃え、質とも良い。小規模故種類はやや少ない。ティッセンボルネミッサ美術館に行く。この美術館は、ピカソや印象派の絵画も多く、自分の好みに合っていた。たっぷり好みの絵画を見られて満足。その後、王立植物園に行く。多くの植物が植えられていたが、冬であるため咲いている花が少なかったのが残念。

 ホテルに戻って電話をすると、荷物がやっとマドリード空港に着いているのが確認できた。届けてもらうと夕刻以降になってしまうとのこと。荷物の配送の信頼性も疑問だったので、空港まで荷物を取りに行くことにした。午後2時にやっと自分の荷物を回収した。ついでに往復のタクシー代金6000円も払ってもらった。タクシーの領収書をもらっておいて役立った。しかし、荷物の確認でホテルから7回電話してその料金が2900円。電話代も高いものだ。これはホテルチェックアウトの時に請求されたので回収し損なった。

 荷物が戻って一安心。支度をして、午後から王宮見学に行った。2700の部屋がある大規模。隣のアルムデーナ大聖堂も見学。夕食は、地球の歩き方を参考にして店を捜したら、何と閉店していた。バルは美味しそうであるが、冷たい皿ばかりで立ち食い。暖かい食事を座ってゆっくり食べたいので、エルコルテイングレス デパートに行った。この最上階にカフェテリヤがあった。チーズソースの暖かいラビオリを食べて満足。デザートも食べたいが量が多いので食べられない。デパート内を歩き回ってホテルに戻る。地階にはスーパーがあったのでチーズなどを買った。

7日(土)9時にゆっくり朝食。レティーロ公園に行く。広大でガラスの宮殿や銅像など立派。週末のためか、散策したり、遊びに来ている人も多い。

午後は、市街地がかなりの人出。マヨール広場も人気。イシドロ教会、デスカルサスレアルス修道院などに行ってみる。残念ながら教会も修道院も昼休みで閉まっていた。空腹も感じたので、タイ料理屋に行ったら人気があって行列。再度、デパートのカフェテリヤで串焼き牛肉を食べた。その後、再度プラド美術館に行き、改めて有名な絵をピックアップして見た。ボッシュの快楽の園は、なかなかエロティックでもある。裸のマヤが見つからないと思ったら、貸し出し中であった。

8日(日)7時半に朝食。9時にチェックアウトして、タクシーでバスステーションへ。タクシー代1000円だから安い。9時半のバスに乗って、グラナダに向かう。5時間のバス代は2100円。トイレ付きでゆったりした席なので安い。途中、30分のトイレ、軽食休憩。2時半にグラナダ着。タクシーでアリサレスホテルへチェックイン。2泊で11800円。目当てのアルハンブラ宮殿に近いので便利。チェックイン後、街に降りて、カテドラル見学。カフェで5時にポークの夕食。

9日(月)7時に朝食。周囲は日本人の団体客でいっぱい。アルハンブラに近くて便利なので旅行各社の団体が泊っている様子。8時半の開場を目指して行くので、朝食も一斉に引き揚げる。入場数に制限があるので、私も8時の窓口オープンでチケットを購入した。アルハンブラの入場券は、ナスル朝宮殿に入る時間が指定されている。私は開場時の8時半指定であったが、日本人団体客も8時半が多い。この時間帯はほとんど日本人の専用時間であった。団体客と前後しながら、内部を見学。アルハンブラ物語の何となくロマンティックなイメージが人気の理由なのかもしれない。コマレス宮では、鏡の水面に映る塔の姿が美しい。ナスル宮殿を出て、ヘネラリフェは庭園部分だ。良く整備されている。景色も良い。ヘネラリフェの反対側にはアルカサバ、ベラの塔があってここから見る景色も素晴らしいが、こちらには団体観光客はほとんど入らない。アルハンブラをゆっくりたっぷり堪能できた。

午後から街に降りて、王室礼拝堂見学。グラナダを深く愛したイサベル女王が建立し、夫のフェルナンド2世と共に眠る墓になっている。この夫婦の仲良く揃って眠っている像が墓の上にある。そして、その子供夫婦も仲良く眠っている。死後までこのように仲睦まじくできるのは、何よりの幸せであると思う。

 中華屋を見つけて、ランチに入る。ペキンダックを頼んで見たが、初めて食べる独創的なダックであった。グラナダ市街の循環バスに乗ってみる。小型のバスで狭い道路を循環している。バスが通過するのにぎりぎりの広さの場所もある。ホテルで一度休んでから、再びバスに乗り、歩いてサンクリストバル展望台に上がってみる。アルハンブラ宮殿とその遠くに雪山が見え景色が美しい。帰りにはアルハンブラパラセホテルのカフェに入り、景色を眺めながらコーヒー休憩。豊かな気持ちになれる。

10日(火)7時半に朝食。今日も団体客が多いが、ぼちぼち皆が出て行く時間帯なのでゆったりできる。朝は、アルハンブラ宮殿の公開部分を再び散策した。宮殿内部にもホテルが2つある。10時半にチェックアウト、タクシーで空港に向かう。グラナダ空港は街から遠く、タクシー代4100円。グラナダ空港は小さいのでラウンジも無く、フライトの食事は有料であった。JK6621便、12時30発、13時50分バルセロナ着。バルセロナはタクシーが多く、ぼったくりもなさそうで安心感がある。アヴェニーダパラセは2泊で27000円。4星だが、正統派のクラシックホテルだけあって高級感がある。立地も絶好の場所。

 まずは、歩いて地球の歩き方に出ていた中華鶴城酒家にランチを食べに行く。餃子と麺が美味しかった。そこからミロ美術館に行く。次に隣のカタルーニャ美術館に行くが、修理中でもあり、入口が反対側で遠かった。この美術館は、1929年の万博の際に建てられた建物とのことだが大規模で立派。内部も広大で、スペインの分かりやすい美術品が多く展示されていて見ごたえがある。予想以上に豊富。7時の閉館に合わせて出る。エルコルテイングレスデパートに行く。

11日(水)8時前に朝食。品揃えは多く、品質もまあまあ。開場の9時に合わせてサグラダファミリア見学に行く。朝1番は、やはり日本人団体客が多い。大規模な大聖堂を建設中なのに改めて感動。中世の教会や宮殿は、このくらいの期間をかけて建設されていることを思い起こす。建設に数十年かかるのも当たり前か。

その後、サンパウ病院へ。この前も日本人団体のバスが止まっていた。病院内部まで見学コースもあり、歩いて見られる。タクシーでガウディがデザインしたグエル公園へ。ガウディの住居として使われた建物が博物館になっている。
 再びタクシーで市の南側にあるピカソ美術館へ行く。ピカソの若い時期の作品がたくさん展示されている。
 次にカテドラルへ。午後の有料の時間帯に入場したので、エレベータで展望台に上り、回廊、美術館なども見学できた。王の広場にも寄ってみる。通りがかりにファーストフードの焼きそばを見つけて食べた。冬で肌寒いが暖かい食事ができるところが少ない。スターバックスでコーヒー。ランブラス通りは路上パーフォーマンス、花屋が並んでいて楽しい。

12日(木)7時15分に朝食。9時にカサペドレラ(ガウディの民間建築物)に入る。この建物の屋上に出るとキノコのような立体が立っていたり、中空があったり。上階にはこの建物の模型や説明の展示がある。実際にレイアウとされた部屋も展示している。建物の所有者のガウディに対する深い愛情を感じる。日本語の解説本まであったので思わず買った。世界遺産になっているカタルーニャ音楽堂に行ってみる。外観もさすがと思わせる。次に世界遺産のグエル邸に行くが、生憎改装中で地下だけが公開されていた。

 12時半にチェックアウト。タクシーで空港へ。ラウンジはお菓子程度。LH4455便、1505発フランクフルト1720着。フランクフルト空港で、運動も兼ねて歩きまわる。全日空のファーストクラスなので、ルフトハンザのファーストクラスラウンジが使えないかと行ってみたが、追い返された。全日空は、ルフトハンザのセネターラウンジを使用するようになっていた。このラウンジは、通常のビジネスクラスのラウンジより品揃えがちょっと豊富。軽食程度は食べられる。NH210便2045発13日1555着。帰りの機内食は、和食を注文した。さすがにしっかりしたコースになっている。到着前の軽食は、かにとホタテの海鮮丼を注文。1622発の特急京成電車で帰りました。

同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
高速・路線バス タクシー
航空会社
ANA

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