2009/02/27 - 2009/02/27
21133位(同エリア28258件中)
ふぁいさん
初めての台湾。
事前に色々と調べている内に、どうしても三峡に行ってみたくなった。
http://tabitabi-taipei.com/more/2003/1104/index.html
見所は清水祖師廟と老街。いつかここの神猪競賽(旧暦1月6日)を見てみたいので、下見も兼ねて。
地図で見ると桃園空港から近いので、恐らくバスで行けると思うのだが、ネットで検索しても空港からのアクセスについて(日本語の)情報が全く見つからない。
まあ、行けばなんとかなるだろう、ということでとりあえず向かってみることにした(^-^)。
■台北桃園空港 13:03
↓桃園客運 バス43元 50min
■桃園火車駅 14:08
↓桃園客運 バス34元 30min
■三峡 14:38
・清水祖師廟
・三峡老街
■三峡 15:35
↓桃園客運 バス21元 15min
■鶯歌火車駅 16:03
↓台湾鉄道 区間車31元 30min
■台北火車駅 16:30
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
正午過ぎに台北桃園空港に到着。
雲は厚いが、天気は何とか持ちそうだ。
蒸し暑いと聞いていたが、意外に涼しくて過ごしやすそう(^^)。 -
入国審査を済ませ、まずはバス乗り場へ。
-
裏側出口に近い通路脇に案内板を発見。桃園火車駅には桃園客運のバスが出ているようだ。71番のバス停から終点まで行けば良いらしい。が、バスターミナルの位置や乗車券の購入場所、値段などはどこにも書いてない。
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案内板の横に乗車券売り場があった。バス会社ごとに窓口があるようなのだが、桃園客運が無い。
どこかに「桃園火車駅」と書いてないかと思って表示を眺めていたら、売り場の女性が「タイペイ?タイペイ?」と聞いてきたので、「我想到桃園火車駅」と言ってみたら、「アウトサイド!」と英語で教えてくれた(笑)。 -
外に出るとバス停がずら〜〜。でも、番号が大きな文字で書かれているので、遠くからでもすぐに見つけられた。
-
バス停には時刻表が書いてあった。日中でも1時間に1本くらいはあるようだ。次は13:03。まだ30分くらいある。
乗車券の値段は残念ながらここにも書いていなかった。バスに乗る時に聞くしかないか。 -
バスの時間を確認できたので、一旦ターミナルの中に戻って両替。
レートは1万円で3400元でした。ちょうど3倍。 -
まずは自動販売機でジュースを買ってみる。
値段はペットボトルで25元だから、日本円で75円位。約半額だ(^^)。やっぱり安いな〜。 -
バスは定刻に到着。チケット売り場に名前がなかった訳がわかった。この路線だけが普通の路線バスなのね。
先に乗り込んだ現地の人のやり方を観察すると、乗る時に金を払っている様子。邪魔にならないように最後に乗り込んで「到桃園火車駅、多少銭?」と聞くと43元とのこと。おぉ、会話が成立した(笑)。
と、ここで問題が発覚。料金が事前にわからなかったので必要な小銭を用意していなかったのだ。43元と言われたが、さっき飲み物を買って小銭を使ったので財布には100元からしか無い。(とその時は思っていたが、今考えると3400元から25元使ったのだから、小銭が50元は入っていたはずだ^^;)。両替をしてくる間待っていてくれそうな雰囲気ではないし、次のバスはまた1時間先になってしまう。どうしたものか上がり口で困っていると、事態を理解したのか後ろの乗客に何か話しかけて、「後ろの誰かに両替してもらうから、とりあえず後ろに座れ」みたいなことをジェスチャー混じりで言われたので席に着く。
しばらくの間どうしたものかと考えていたが、もしかしたら「自分で後ろの誰かに両替えして貰え」と言われたのかな?と思い至った。現地の人なら小銭はそれなりに持ってるに違いない。バスの中で見知らぬ人に話しかけるなんて日本ではまずやらないと思うが、まあ、旅先だし、このまま躊躇していると人が減って更に事態が難しくなるかもしれないので、思い切って後ろの人達に「大家、那位換銭可以馬?ツォン百元」と文法無視の単語ベタ並べで訴えてみた(笑)。
するとさっき運転手と話してた乗客のご夫婦が、「心配するな、自分達の分も含めてここに3人分あるから、これで払いなさい」というようなことを申し出てくれた(中国語でね)。見ず知らずなのになんて親切な♪
でもさすがにお金までもらうのは気が引けたので、つたないやり取りでお釣りは受け取ってもらう。おかげで無駄に払いすぎずに済んだし、台湾の人の親切さに触れることもできてすごく嬉しい気分になった(^^)。
教訓:バスに乗る時は事前に小銭を十分に用意する -
桃園客運では、お金を料金箱に入れると、小さな札をくれる。バスに乗る時か、乗っている間に金を払って札を受け取り、降りる時にこの札を渡す、というシステムらしい。なるほど。
バスの中では特にバス停の名前などのアナウンスはなかった。ちょうど座っていた席の横にバスルートが貼ってあったので、時折見えるバス停の名称と照合しながらだいたいの位置を確認する。今回は終点まで行けばよいので気楽だが、途中で降りたい時などはちょっと難しそうだ。 -
一般道を1時間ほど走ったところで終点。ここでも運転手からは何もアナウンスは無いが、周りの乗客が終点だよ、と教えてくれる。親切だな〜。
だが、車を降りて周りを見渡しても駅らしき建物も標識なども見当たらない。きょろきょろしていると、バスに乗っていたらしい年配の方が日本語で「駅はあっちですよ。」と指差してくれた。度々恐れ入ります^^;。 -
言われた方向に行くと、すぐに開けた駅前に出た。駅前はロータリーがあってバス停とタクシーが並んでいて日本とそんなに違わない。
結構大きな駅前で、目的のバス停を探すのも大変そうだったので、近くにいた桃園客運の年配のおじさんに、例によって「我想到三峡!」で教えてもらう。駅の下を潜って向こう側にバスターミナルがある、と中国語にジェスチャー混じりで教えてくれた後、「日本人ですか?」と日本語で聞かれた。そうですと言うと、日本語でもう一度説明してくれた。お見事。 -
三峡行きのバスターミナルには、この地下通路を通って駅の裏側に回らないといけない。聞かないと絶対わからなかったと思う。感謝感謝。
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地下通路を抜けて1区画ほどまっすぐ行くと、目的の建物が現れた。手前に大型バスが何台も止まっているし、壁に「桃園客運総駅」の看板がかかっているので見落とすことはない。
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料金は行き先別に全部掲示してあった。
まだ慣れないので、事前に確認できるのは助かる^^;。 -
三峡までは34元(100円)。ほんとに、嬉しくなるくらい安いなぁ。
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乗り場や時刻表の表示がないかときょろきょろしている間に目的のバスの方が来てしまった。結構な頻度で運行しているようだ。
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乗り込んだらまずは料金を払う。
今回は乗り込む前に料金を確認できたので先に用意しておいたが、念のため運転手に「到三峡、多少銭?」と聞いて、小銭を掌の上で見せ、料金箱に放り込む。
この程度のやり取りでも、一応異文化コミュニケーションが取れているようで嬉しい(^^*)。 -
三峡行きの札はこんな感じ。システムがわかれば別に難しいことはない(^^)。
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バスの中に路線図が貼ってあったのでしっかり確認。何しろ土地勘上に日本のバスみたいに停留所ごとに読み上げたり止まったりしないので、これを見ないとどのくらいまで来てるのかわからないのだ。
2系統の路線があって、どちらも鶯歌駅経由で三峡まで行っているようだ。このバスがどちらの路線を走っているのかは見た目ではわからなかったが、まじまじと見比べていると近くにいた人がこっちだ、と教えてくれた。見知らぬ人にも気軽に世話をやいてくれる所は大阪人風?
幸い、三峡に行くにはどちらでも大丈夫なようだ。 -
途中の鶯歌(インクー)火車駅。帰りはここから電車に乗るつもりなので、いつ頃降りるチャイムを鳴らせば良さそうか、周辺の眺めをよく確認しておく。
この駅に限っては、駅の前のロータリーまで乗り付けてくれるので、気づかずに降り逃す事は無さそう。ちょっと安心。 -
相変わらずバス停を読み上げてくれることはなかったが、見るからに外国の観光客に見えたからか、他の客が数人降りたのに降りないところを見て、「三峡(サンシア)!三峡!」と声を掛けてくれた。おぉ、やばいやばい。おっちゃんありがとう^^;。
路線図でだいたいの距離感は掴んでいたのだが、鶯歌火車駅を出て橋を渡り、山をちょっと上がっただけ、という感じ。もっと深い山の中をイメージしていたので、あっけに取られるくらい近かった。
で、一応バス停に「三峡国小」と書いてあるが、ちょっと町外れという感じのところでどっちに行ったものか判断がつかない^^;。 -
とりあえず人の多そうな方に向かってみる。
商店街にはTVで今山峡の新しい名物になっているという牛角(クロワッサンみたいな形状のパン)屋がやたらいっぱいあった^^; -
牛角も美味しいのだろうが、折角台湾まで来てパンはちょっと・・・ということで、たくさんある屋台の中から無愛想なこのおじさんの店をチョイス。
一応、商品を買ってからカメラを指差して「可以馬?」と聞くと、にやっとしてくれた(^^)。 -
買ったのは掌大の餃子!香ばしくてしっかりした皮の中に野菜たっぷりの具がいっぱい♪太好吃!
-
だんだん賑やかしいエリアに。おっほぉ〜、どこも美味しそう(^,^)。
左側の店の屋根の上に見えているド派手な装飾が・・・ -
目指す清水祖師廟!うっひゃ〜。
李梅樹という芸術家の設計だが、あまりのこだわりように彼の存命中には完成させることができなかったらしい。まさにガウディ(笑)。サグラダファミリア同様、こちらも現在も彼の設計に忠実に建造が続けられているそうだ。 -
入り口で狛犬がお出迎え。心なしか品と愛嬌があるような(^^)。
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荘厳な本堂(?)。細部の細部まで丁寧に彫りこまれていて、どこを覗き込んでも手抜きがない。都合がつくなら是非行って見ることをオススメします(^^)h。
(ただ、門と本堂以外のところ(特に2階に上がる階段から先)はかなり新しく、作りも量産品っぽくなってしまっていたので、見ない方ががっかりしなくて良いかも) -
もう一つの見所、老街へ。だいぶ老朽化して廃れていたものを国が改修して2006年に開放されたエリアだそうで、レンガ造りの町並みが格好の観光スポットになっている。入っている店も食べ物屋を中心にみやげもの屋なども入っていて台北からの手頃でおしゃれなデートスポットという感じ(^^)。
-
文化路から三峡橋方面の眺め。この交差点から手前の方向に帰りのバスが走ってくる。地図にはこの辺にバス停があると書いてあったが見当たらなかったので、近くの店員さんに聞こうとしていたら行きに乗ったのと同じバスが向かってきたので手を挙げて乗せてもらった。
なので、本来の正しい乗り場は不明(笑)。まあ、文化路の北側で捕まえれば乗せては貰えるようだ。 -
三峡→鶯歌は21元(60円強)。15分もかからなかった。近い〜♪
行きに通ったように袋小路にある駅のロータリーまで付けてくれる。 -
駅の入口には上り/下りそれぞれの次の列車が表示されていて親切。日本の郊外の駅と見た目に全然違わない。
ちょうど15分後に基隆行きの区間車が来る♪慌てずに済むくらいの余裕があって良かった。 -
駅の内部。コンビニや売店などもあって、普段から利用者が多いことが伺える。
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駅の中の土産物屋。そういえば鶯歌は陶器で世界的にも(?)有名な街らしい。
陶器にはあまり興味無いけど、綺麗だな〜。 -
時間待ちにちょっと土産物屋に入ったら、8福神の陶製の可愛い人形が売ってたので買ってしまった(笑)。3体で100元(300円)♪それにしても、デザインがほんとに日本人の好みに合ってると思う。
あと、土産物屋とかでもうるさい客引きや勧誘が全然無かった。国民性かな〜。 -
券売所。手前が自動券売機で奥が窓口。見ればわかるか^^;。これも一見して日本と変わりません。
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料金表。幸い支線が無いのでシンプルで判りやすい。台北までは区間車(Local train)で31元(100円弱)♪
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これが自動券売機。
使い方は親切に番号が書いてあり、更に手順を追って必要なボタンが点灯する。
具体的には
1)金を入れる
2)枚数指定
3)車両の種類の指定(特急/急行/普通)
4)割引有無の指定(子供や障害者は半額)
5)降車駅の指定(駅名が書いてある)
6)切符とお釣りを受け取る
という具合。
判りやすい〜(^^)。 -
時間通りに電車が到着。利用者は結構多いが、座れないほどではない程度。
車両も駅舎もJRそのまま。この写真を見ても日本だか台湾だか見分けがつかない^^;。
ただ、今回乗った車両はなぜか窓が小さかった。何でだろう?? -
30分ほどで台北火車駅に到着。楽チン〜♪
さすがに中央駅だけあってスケールがでかい! -
最新のパンフなどを入手するため、旅遊服務中心へ。かなり流暢な日本語を話すスタッフもいた。
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空港も含めていろんなパンフを入手したが、今回の一番のお気に入りは台北捷運公司発行のこのタイプ。淡水から猫空まで台北市内の行動エリアが1枚に全部収まっていて一覧性が良いのに観光名所や街路名の記述も適切で大変使い易かった(^^)。
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こちらは観光局発行の台湾全図。記載エリアが広すぎて今回の旅の間に役に立つことは無かったが、台北からの遠出を計画する時に役に立ちそう。
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これは台北市発行のガイドブック。ちょっとチョイスが偏っているが、主要な観光名所について歴史から詳しく説明されており、読み物としても面白かった。サイズも手頃なので、帰りの飛行機の中でずっと読んでしまった。
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夕方、ようやく宿に到着して同行者と合流。みんなも一日歩き通しだったので、まずは足ツボへ。
日本人観光客向けパンフに載ってた店だったが、店員でもない地元のおじちゃん、おばちゃんが客でもないのにたむろっていた(笑)。うんうん、地元の人に愛されているお店の方が効きそうな気がする(^^)。 -
足ツボの後はやっぱり夜市!初めての夜市は寧夏路にした。
テレビで見ていたように賑やかで、眺めて歩くだけでも楽しい。ただ、ここは端まで歩いても10分程度のこじんまりとした所だった。 -
惹かれるものはいくつかあったが、お腹が空いていたので無難に麺とご飯の屋台でテーブル席のある所をチョイス。飾り気はないけど、うまい〜(^^)。期待を裏切らない味だった。これで1杯50〜70元(210円)程度。
お腹が膨れたところで迪化街まで散歩してみたが、残念ながら店の閉まる時間に少し間に合わなかった。
タクシーでホテルに戻って、大満足の1日目が終了。
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