モンテ・アルバン遺跡

2008/08 - 2008/08

夏休みで日本に一時帰国中の下の子供達の居ない間に家内と逆に大学が休みで当地に来ていた長女と友人家族とでオアハカ州の世界遺産モンテ・アルバン遺跡に行ってきました。紀元前数世紀から紀元後数世紀まで栄えテオティワカンとも交流があった都市だったそうです。
この遺跡、実は「ナチョ・リブレ」という2006年公開でジャック・ブラック主演のコメディ映画の最後にシーンで使われています。
ジャック・ブラックは大好きなコメディアンで、スクールオブロック、ガリバー旅行記やジュマンジなどで主演していますのでご存知の方も多いでしょう。

エリア モンテ・アルバン遺跡周辺(メキシコ)

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー

球戯場跡の遺跡。
此処での勝者は勇敢な戦士として名誉ある生贄としてその心臓と血液が神に捧げられたと言われています。
当時の人の生贄として自分を捧げるという意識は今の感覚では非常に理解しにくいものです。

モンテ・アルバンは遺跡全体がコンパクトで、見学して周るのは、他の遺跡よりも楽です。まあ、大きなピラミッドは無いけれど調和がとれて非常に美しい遺跡です。
正面は天文台

南の大墳墓の遠景

遺跡入り口方面から全体を見渡す。

遺跡オタクの家内に言わせると、これがサポテカ様式なのだそう。

なんだか良く判らない象形文字が彫られた記念碑。此れマヤ文字なんでしょうか？

遺跡について友人達家族はガイド並みに詳しく、家内は事前に用意した資料を見ながら見学。
まるで学術調査隊のようです。

踊る人々の石版。
遺跡内の屋外にあるのはレプリカで本物は博物館の中。
変な格好をしているが、拷問の様子とも、病気の人たちとも言われる。当地ではダウン症や身体障害者は昔から異形の稀人として神格化され丁重に扱われたという。

このままサッカーコートになりそうな広場

遺跡内の博物館にある本物の石碑。
あとミイラが一体展示されていて地元の人が群がって見ていた。

それにしても本当に綺麗な青空！
この時期は雨季なので緑も美しく最高の天気に恵まれました。