ぽかぽか温泉紀行～谷川の湯あせび野編

2009/02/21 - 2009/02/22

初めて中伊豆の温泉に行きました。細かいところにも魅せられた旅館。次回は違う季節に再訪したいと思います。

エリア 天城湯ヶ島温泉(静岡)

あせび野といえば、天井の高いロビー。
でもロビーだけでなく、いろいろなところで開放感とほどよいプライベート感を満喫しました。

↑の場所を３階のロビーから撮った写真です。

窓側だけでなく、ロビー全体が広々としています。
夕方〜夜にかけても異なった雰囲気が味わえるのでは、と期待していたのですが、今回は部屋にお籠り状態だったので、昼の明るい雰囲気だけを味わいました。

ロビーの外にある空間です。今回は寒い冬だったので、あまり外に出る機会がありませんでしたが、気候が良ければ、とても気持ちが良い場所だと思います。

宿泊した山の蔵の入り口。ロビーから、このドアを抜けると山の蔵のエリアになります。

↑のドアを抜けると、こんな空間があります。
あせび野さんは、あちこちに写真を撮りたくなる場所を見つけたのですが、いつもカメラを持ち歩いているわけではないので、悔しい（？）思いを度々感じました。

エレベーター内をはじめ、いろんな所に椅子が置いてあり、エレベーター待ち（ほとんどありませんが・・・）など、ちょっとした時もまったりと過ごせます。

狙っていったせいもありますが、今回は大浴場を３回利用（到着日２回、出発日１回）し、いつも貸切状態でした(^^)
内風呂はありませんが、そのかわりに露天風呂がとても広いです。
お風呂の写真は撮れませんが、あせび野さん公開の写真より広く感じました。広すぎて、どこに居ていいのかわからないくらいでした(^^)ゞ
日が高い内も周りの景色がよく見えて癒されますが、夜は夜で雰囲気があってステキです。海が見える絶景露天風呂とは違った、雰囲気満点の夜の露天風呂も満喫しました。

お休み処はあまり広くありませんが、鍵が各部屋２つずつ渡してもらえるせいか、部屋からの眺めの方が良いせいか、人に会いませんでした。

お休み処から、大浴場へと抜けるところです。
庭園風で、なかなか風流な眺めです。

何気にこだわった空間。
お休み処には、冷たい麦茶と冷水が用意されています。

あせび野さんは３つの貸切風呂があり、無料でそれぞれ一回ずつ借りられるそうです。
今回私たちは、寝湯だけお願いしました。
どの貸切風呂も、花の蔵にある出入り口から行くことになります。
花の蔵の廊下は、半屋外になっており、冬は少々寒い思いをしての移動になります。

う〜ん、せっかくの貸切風呂なのにお風呂からの風景写真しかありません・・・(^^;
寝湯で寝ながら(?)見える風景はこんな風ですが、すぐそこに猫越川が流れているのが感じられます。夏だったら、右にあるベンチで気持ちよく涼めると思います。

あせび野さんでは、旅館内のあちこちに花があり、女心をくすぐります。
入口前には旅館名の由来になった、あせびの木があり、すずらんに似た花が一部咲きでした。
こちらは玄関先です。

有名なうさぎの歓迎直後にも、華やかな花が出迎えてくれます。
館内のそこここに花が活けてあり、そんなところにも癒された滞在でした。

部屋内の洗面台１に飾ってありました。
この洗面台は、トイレ後の手洗い＆お茶入れのような場所でしたが、この花瓶一つで贅沢な気持ちになれました。

部屋の床の間にも花が活けてありました。
春はあけぼの…枕草子の掛け軸にマッチした、風流な生け花です。

備品もちょっとした所がとても心をくすぐります。
写真のタオルは部屋にある素材としては普通の温泉タオル。でもでも…やわらかなパステルカラーで刺繍が入っている、それだけで、ぐぐっときます♪

おチビな私は、温泉宿に泊まっても、なかなか心地よく浴衣が着ることができません…。
でも、あせび野さんでは身長に合わせて浴衣を用意してくれるだけではなく、150cm用、というのがありました(^o^)/
色浴衣も良いですが、ジャストサイズの浴衣は本当に助かりました。
右にあるのは作務衣。浴衣も大き過ぎないので、着ることができましたが、作務衣は前がはだけることもなく、リラックスして着られました。

今回、宿泊したのは山の蔵２０５号室です。
メインの和室はこんな感じです。１０畳ほどあり、ここだけでも２人旅なら十分な広さ。
和室ですので、夕食中にお布団がひかれていました。

↑の右横には掘りごたつがあります。冬場なので本当にこたつになっており、２０年ぶりにこたつでまったりと過ごしました(^^)

部屋からベランダを見た風景です。
真下に猫越川が流れていて、季節が良ければ、ベランダもまったり過ごすのにとても良い空間だと思います。

･･･でも･･･今は冬場の終わり＆こんなシーズン。
杉の花粉を初めて見ました(^^;

入口すぐにある洗面所です。
冷蔵庫に入っている２Ｌのお水が無料でした。水分補給量が多い私は、とても助かりました(^^)
お茶のセット＆竹炭かりんとうが置いてありましたが、竹炭かりんとう、とても美味でした！
売店に置いてあるので、チェックアウトの時に自宅＆お土産用に購入しました。

もう一つの洗面所です。
この後ろが浴室への入り口となります。そのすぐ横にはタオルウォーマーがあり、湿ったバスタオルを乾かすだけでなく、冬場はお風呂上りに温かいバスタオルで体をふくことができます(^^)
･･･至れり尽くせりだったあせび野さんですが、ひとつ不思議だったのが洗顔フォームが一つしかなかったこと。私は普段使いをとりあえず持って行ったので、困りませんでしたが、旅館の備品で済ませる人は困るかも、と思いました。

客室露天風呂はこんな感じです。露天、というより半露天、という感じです。
湯船は見た目よりずっと広く、右にある枕風の石に頭をのせれば、大抵の方は脚が伸ばせると思います。
適度に遮られていることで、リラックスできたりもしました(^^)

到着時に出された、お茶＆茶菓子です。
客室内に置いてあった竹炭かりんとうの姉妹品、ごまかりんとうが真ん中にあり、こちらも売店で購入できます。
右のねりきり風の和菓子も売店で売っていました。
お茶も含め、どれも美味でした(^^)

夕食も、どれも美味しく、かつボリューミーでした(^^)
美味しい、と最初から全部食べると途中で息切れ(?)するので、たくさん食べる自信がない方は、勇気を持って、少しずつ残すことをお勧めします。

それというのも、最後の炊き込みごはん＆デザートが超美味！！
温泉旅館でこれほど美味しいデザートは初めてでしたｖｖ

朝食は、和食と洋食から選べます。
どちらにしようか悩んだ末、和食を選択。
もともと朝からガツガツ食べる方なので、おかわり＆ほぼ完食しましたが、お櫃に残っていた美味しいごはんがとても心残り…。
梅干しもあったので、おにぎりを作りたかった…

和食でも、デザートの飲み物にコーヒーが選べました。
ちょっとしたことかもしれませんが、とても贅沢な気分で最後の時を過ごすことができました(^^)v

おしまい

この旅行記へのコメント （1）

• なつ0905さん 2010/05/02 06:46:34

  こんにちは。はじめまして

  oraoraさま
  
  はじめまして。なつ０９０５と申します。
  
  今度わたくしも家族連れで「あせび野」さんへお泊りするんです。なので、
  
  oraoraさんの旅行記で少し予習させていただきました。山の蔵。。ちょっと
  
  ゴージャスそうだしいいですねぇ。私はどこを予約したんだっけ？と思い
  
  メールを確認してみたところ木の蔵とありました。山の蔵の方がいいか
  
  も？！と今からぐらぐら揺れておりますが。。oraoraさんの旅行記でとって
  
  も楽しみになってきました。
  
  また、素敵なお宿の旅行記楽しみにしております。これからもよろしくで
  
  す。