2006/09/17 - 2006/09/21
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ゴリさん
マニアな旅シリーズ!
上海から江蘇省北部の宿遷という街へ。宿遷は項羽が生まれた場所だ。そして垓下の戦いがあった場所へ向かう。
表紙の写真は宿遷の中心部にある朝もやの項羽像。鼎をかついでいる。
項羽と劉邦・春秋戦国時代の遺跡
http://www.oct.zaq.ne.jp/afdlr005/page148.html
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上海を20:30に出発し、宿遷に着いたのが朝の4:40。寝てたらたたき起こされて降りろといわれた。ここどこ?
降りたところにタクシーが止まってたので、とりあえずバスステーションに行ってみる。中国では珍しく英語で標記してあった。 -
バスステーションの隣にあった役所。
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まだ5時前だし当然バスも走っていない。でも、何故か人がわんさかいた。ぶらぶらしていると看板発見。項王というのが項羽のことだ。
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少し明るくなってきた。こんな感じやったんやね。
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人がうじゃうじゃ集まってきた。
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東バスターミナルでは行きたいところに行く便がなかったので中央に行く。
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これが宿遷中央バスターミナル。3月にはここからタクシーに乗って遺跡めぐりをしたのだ。
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だいぶ明るくなってきた。
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泗洪というところに行く。
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こんなバスだ。
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いい感じだ。
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バス乗り場は結構広い。
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6:40発のバス。
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バスの中はこんな感じ。
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これが泗洪バスターミナル。宿遷から1時間30分ほどのバスの旅。
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トイレに行ってみるとニーハオトイレだった。思わず写真を撮ってしまった。失礼しました。
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思っていたより近代的な建物だ。
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切符売り場。
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タクシーをチャーターして出発!まずは虞姫墓へ。項羽の奥さんの墓だ。
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まだ9時前なのですがすがしい感じ。
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中国らしい。
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だんだんと田舎になってくる。
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1時間ほどで虞姫墓に到着。
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とうもろこしを道路一面に干してあった。
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街道沿いにある。
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中に入るといきなり大きな墓があった。入場料は3元。
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素晴らしい!
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この中に像がある。
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この像は虞姫がなくなる場面。項羽に抱えられている。とてもよく出来た像だ。ただ、撮影すると罰金20元と書いてあったが無理やり撮影。管理人のおっちゃんに怒られたが罰金は取られなかった。
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再び虞姫墓。
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違うアングルで。虞姫はこの近くの垓下の戦いの場所で、項羽の足でまといにならないように自害した。そして項羽軍の武将によりここに葬られたのだ。
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そんなに広くないので30分もあれば周れる。
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しかしまー中国らしい道路だ。
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近くには虞姫と名がつく店などが目に付く。
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そして次に垓下の戦いの場所に向かう。霊壁という場所にある。看板を撮ろうと思ったがトラックに邪魔された。
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とにかくすごい田舎道を進む。途中、運ちゃんもわからなくなったみたいで、何回か地元に人に聞いていた。
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地元の人に聞いてもらっている間、ちょっと休憩。車に天津一汽と書いてある。
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このあたりが近くの街。舗装してない。
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ひょっとしてこの道行くの?と思っていたら、車はどんどん突き進む。綺麗にしてあった車なのに申し訳ない!
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牛もいた。
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こんな風景が続く。後で気付いたが、もうこのあたりは垓下の地だった。
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ついに発見!垓下の碑。畑の中をひた歩き、ここにたどり着く。
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雰囲気でてる。
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風が強いのか、木が横に向いてる。
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こうやって見たらおもしろい。
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ここに車での道はこんな感じ。
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近くには民家がある。
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子どももいた。
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垓下にはもう少し山があるかと思っていたが、とても広い荒野になっていた。2000年以上経って地形が変わっているのかもしれないけど、少しイメージと違った。でも、ここで有名な「四面楚歌」が歌われたのかと思うと、感慨もひとしお。
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ここは安徽省だが、中国のなかでも貧しい省だ。その安徽省のさらに田舎なので、すさまじい。でも、のどかな空気が流れており、昔、ここで戦争があったとは思えない場所だった。
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垓下から1時間30分ほどで泗洪のバスターミナルに帰ってきた。昨夜は夜行バスだったこともあり、もう疲れもピーク。まだ2時前だが、ここから淮安に行ってホテルにチェックインすることにした。
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泗洪のバスターミナル前。泗洪さようなら!
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淮安までのバスは少しは綺麗そうだ。
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窓ガラスの色のせいでセピアになってしまう。
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バスターミナルも哀愁が漂う感じになる。
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セピアが面白く写真撮りまくり。
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ビルもセピア。
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バイクも。
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城北バスターミナルに寄るが、誰も客が乗ってこなかった。
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淮安は2回目だ。淮安は劉邦軍の大将軍韓信のふるさと。見覚えある病院が見えた。
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迎賓館。
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活気ある淮安の街。
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泗洪から2時間30分で淮安だ。途中は爆睡していたものの結構時間がかかったものだ。
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前に一度泊まったホテルに向かう。
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前回も泊まったホテル。わずか200元(約3千円)でなかなか綺麗だ。
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部屋の中。
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ホテルの裏は何か工事するのか?
この日はバテバテで10時に就寝。
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この旅行記へのコメント (2)
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- スーポンドイツさん 2009/06/21 17:15:51
- 虞美人
- ゴリさん、虞美人の墓参が叶いましたね。
項羽は自分の力を過信し、尊大なので好きではありませんが、虞美人は項羽を最後まで支え、芯の強い女性だったと思います。
たまたま今、楊貴妃のビデオ(中国TV)を見せてもらっているのですが、楊貴妃はただただ天真爛漫、私としては虞美人の方に魅力を感じます。
すーぽん
- ゴリさん からの返信 2009/06/21 19:15:04
- RE: 虞美人
- すーぽんさん、いつもありがとうございます!
虞美人の墓はとっても大きくて、2200年以上経った今でも地元の人に慕われているのがよくわかりました。項羽関連の遺跡は観光地化されている感じがしましたが、虞美人の墓はひっそりとしてて、とても印象に残っています。
確かに垓下での虞美人の最後はとても泣けます。あんな風に思われていたら項羽も幸せだったでしょうね。
引き続き、夢想の中国旅行を楽しんでください!(笑)まだ投稿していない中国旅行記もあるので、ぼちぼちアップしていきます。
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