一歳児連れてワシントンＤ．Ｃ．　Vol.1

2002/08 - 2002/08

　一人目の子供が産まれ、二歳違いで二人目の子供が誕生…５年近く海外旅行なんて無縁な生活を送っていました。
　そんな時、弟夫婦がワシントンD.C.に留学することに。「現地ガイドがいるうちに遊びに行こう」と思いながらも、二人目の子供がまだ小さいのに飛行機での長旅は…躊躇します。
　しかし、子供が大きくなるのを待っていては、弟夫婦は帰国してしまう！
　「ええい、どうにかなるワイ！」と、私と妻、３歳と１歳６ヶ月の息子、加えて私の母親の５人で、ワシントンD.C.の弟夫婦を訪ねることにしました。
　小さい子供を連れての旅行、どうなることやら…。

エリア ワシントンＤ.Ｃ.(アメリカ)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ANA

小さな子供を連れての旅行開始、不安がいっぱいです。

まずは伊丹から成田に飛び、成田発の全日空002便、ワシントンD.C.行に乗り継ぎます。

上の息子は３歳なので席がありますが、下の息子は２歳未満ということで、座席なし。
妻の膝の上での12時間以上のフライト…
子供はぐっすり寝てくれて、その点ではありがたいのですが、「寝ると石の様に重たい…」とは妻の談。

とはいえ、興奮しているのは私と妻だけ、子供はぐっすりと眠っているうちにダレス国際空港に着きました。

迎えに来た弟夫婦と合流。
７人の移動になるので、空港そばのダラーレンタカーで、ミニバンを借りました。

まずは弟夫婦の住まいへ。
弟の住むアパートは、ワシントンD.C.の街からポトマック川を挟んで対岸となる、ヴァージニア州のアーリントンという街にあります。

アパートの屋上からは、ワシントン記念塔や国会議事堂が見えます。
なかなか生意気な…じゃなかった、良いロケーションです。

荷物を置いて一休みした後、車でアパートのすぐそばにある、「合衆国海兵隊記念碑」に行きます。
「父親たちの星条旗」で一躍有名になりましたね。

そしてそのすぐそばには、「アーリントン国立墓地」が広がっています。

J.F.ケネディ大統領のお墓も。

とにかく広大な墓地です。

弟の運転で、ワシントンD.C.の街をぐるりと巡ります。
国防総省（ペンタゴン）です。

9.11テロからまだ１年も経っておらず、飛行機が突っ込んだ箇所を修理している最中でした。

ワシントンD.C.の街を取り囲む高速道路を走ります。

続いて街中へ。
しかし、こちらは時差ぼけで眠気が頂点に…。

リンカーン記念館へ。

リンカーン大統領の像です。
写真では見たことがありましたが、実物はとても大きいです。

有名なゲティスバーグでの演説、『人民の人民による人民のための政治』のフレーズが見えます。

中華料理屋で夕食を済ませ、スーパーマーケットで食材を買ってから、弟のアパートに戻りました。

我々の宿は、アパートの地下にあるゲストルーム。
寝室も２つ、バスルームも２つあって、下手なホテルに泊まるより快適です。

翌日（２日目）は、市内の博物館・美術館めぐりをします。
アーリントン墓地駅から、地下鉄ブルーラインでスミソニアン駅まで行きます。

しかし、何で駅の構内がこんなに暗いんでしょうか？

地下鉄駅から、スミソニアン博物館までは、ワシントン記念塔と国会議事堂を結ぶ公園の中を歩きます。

まずはスミソニアン航空宇宙博物館へ。

膨大な展示ですね。
１歳児には宝の持ち腐れですが…。

３歳児には楽しめたようです。

昼食は博物館に設けられたマクドナルドで。

地下にはお土産コーナーがあり、定番のボールペンや宇宙食、飛行機のおもちゃなど売られています。

長男は買ってもらったおもちゃで早速遊んでいます。

次に見るのはナショナル・ギャラリー
ゆっくり見たいところですが、子供はつまらなそう。

しょうがないのでナショナル・ギャラリーを早めに切り上げて、自然史博物館へ。

しかし、長男はベビーカーで寝てしまいました。

大人もくたびれてきたので、アパートに戻ることにします。

市内の見所は、地下鉄での移動が便利です。