2007/02/17 - 2007/02/18
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junjunさん
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イスタンブールを出発したバスは16時間をかけてシリアとの国境の街、アンタクヤに到着した。
大型バスから今度は小型のワゴンに乗り換える。
運転手の他に客はエジプト人ビジネスマンが2人、日本人の女の子、俺の4人だけ。am10:00に出発。
国境付近に差し掛かると、道路には信じられないくらいのトラックの長い列。そんなトラックの群れをビュンビュン追い抜いて、トルコ側のイミグレーション前で降ろされる。
陸の国境を超えるのは初めてだったのだが、道路は舗装もされておらず、出国審査の建物もお粗末な安普請。
だが、パスポートには問題なく出国のスタンプが押される。
エジプト人ビジネスマンのおっちゃんと話す。
彼らは仕事でイスタンブールまで来ていて、カイロまで帰る途中だとのこと。シリアで一泊してそこからは飛行機で帰るらしい。
会話はなぜか国際政治に。
おっちゃん『中東はアメリカが来る前は平和だったんだぜ。』
俺『日本はアメリカを支持して自衛隊を派遣したんだ。』
おっちゃん『big mistakeだ!忘れたのか?アメリカ日本に原爆を落としたんだぜ?日本は唯一の被爆国なんだ。』
俺『イランは本当に原爆を持とうとしていないのかな?』
おっちゃん『あたりまえだろ、エネルギー目的の平和利用だよ。』
ちなみにエジプトは歴史はあるけど文化はないから、
旅行先としてはお勧めしないとのこと。
さて、シリア側のイミグレーション。
雰囲気がガラっと変わる。
入国審査官はパスポートの全頁をくまなくチェック。
イスラエル印を探しているに違いない。
このあとイスラエルに行くとは絶対言えない。
かばんの中のテルアビブ発の航空券も絶対見せられない。
『アレッポ以外はどこに行くんだ?』
質問は以上で入国OK。
イミグレの建物を出ると、
あれ!?ワゴンが消えている!?
エジプト人に『バスどこに行った?』と聞くと、
『もう帰っちゃったよ』
『え!?だって、荷物がまだ中に!』
『はっはっはっー!!(爆笑)』
でも、ちょっと先の木陰に止まって待っていた。
エジプト人のジョークにひやりとする。
ワゴンはアレッポ中心街に向けて走る。
やはりアラブ、トルコとは全く雰囲気が違う。
街がほこりっぽいのが第1印象。看板もアラビア語表記。
中心街の駐車場で降ろされる。
アジア人に興味心身の子供たちにあっというまに囲まれる。
アラブっ子は人懐っこくて可愛い。
歩き方に載っているスプリングフラワーホステルもすぐに発見。
マネージャーも従業員もすごくいい感じ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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