上海旅行記(ブログ) 一覧に戻る
【上海初日】<br />11月9日から13日まで上海へ行って来ました。今回は目的がはっきりしています。上海の病院の視察旅行で、日本旅行医学会のプロジェクトです。現在、上海がニューヨークを抜いて、世界一日本人の駐在員とその家族が多いそうです。日本人の駐在員や旅行者が安心して入院できるレベルの病院かどうか、我々医者の目で確認するのが目的です。ですから、渡航費、ホテル代は学会から出ます。私は9月と同じ中国東方航空で福岡から直行便で上海浦東国際空港へ飛び、東京からの三人(二人の医師と中国人の通訳)を待ち、空港で合流しました。今年は9月の医者として初めて同行した中国ツアーが洛陽と上海でしたので、短期間に二度目の上海です。今まで近いのは知っていてもあまり中国本土には興味ありませんでしたが、実際に行くと福岡からはあらためて近いです。ちょうど、羽田までと同じ時間しかかかりません。正反対の方向ですが。<br /><br />それから、観光で有名な海灘(ワイタン)地区にあるホテル(恒升半島国際酒店)へチェックインし、夕方、日本人用クリニックである上海グリーンクリニックで働いている一人の日本人医師にロビーに来てもらい、色々話を聞きました。そして、日程的に一番余裕があるので、夜は上海雑技団(China Circus World)をみんなで見に行きました。7月に久しぶりに訪れたラスベガスでのショーを思い出しました。食事は近くのレストランでしたが、魚等の素材を目の前で指定して料理してもらうタイプでした。中々全ておいしい中華料理でした。少し、レストランがうるさいので隣の会場を覗きに行くと、結婚式をやっている様子で、しばらく見学しました。基本的には、あまり日本のと変わらない印象でした。<br /><br />【上海二日目】<br />今回の病院視察一番目は、午前中に2004年までは上海第二医科大学と呼ばれていた上海交通大学医学院附属瑞金 (Ruijin) 医院を訪れました。かなり立派な病院で、応接室でまず副院長と日本語のできる、つまり日本に留学経験のある女医さんと事務員が応対してくれました。最初に、病院宣伝用のビデオを見せてくれました。<br /><br />この病院はフランス人による創設らしく、そのため今でもフランス語や英語のできる医者が多いそうです。もちろん、日本に留学した医者も多いそうです。肝、心移植が中国で最初に行われたのが自慢らしく、白血病の研究、火傷の治療でも有名だそうです。この病院には直接受診することも可能なようで、救急車(120番)を呼んだ場合、病院指定も可能だそうです。医学部には30〜50名の留学生(アフリカからも)がいるそうです。よく知られていることですが、アフリカはフランスの元植民地も多く、従ってフランスとの結びつきが強いのです。遠くここ中国まで留学生がいるのは、この病院がフランス人による創設という歴史と関係あるのでしょう。<br /><br />中国でも有数の24時間対応の PTCA(要するに、カテーテルによる心臓手術)グループがあるそうです。90%の医者に留学経験があるそうで(多くは欧州)、同じ敷地内に外国人専用の病院もあります。日本語の通訳もあるようですが、料金がやや不明瞭で、外人は薬代以外、全て3倍の値段がかかるそうです。全室、個室です。<br /><br />この日の午後は「中山医院」へ向かいました。まだ、中国語の「医院」が「大きな病院」を意味すると言うことが今一ピンときてない私は、日本にもありそうなちんけな「中山クリニック」のイメージで病院へ向かっていました。ところが、自分が間違っていると言うことに到着するとすぐに気が付きました。門を入ると広い敷地に、建物がいくつもあり、右手には建物の前に銅像があります。「中山」とは「なかやま」ではなく、あの中国の革命家、孫文の別名、孫中山「ちゅうざん」のことで、中国語で「ゾンシャン」と発音するらしいのです。要するに、ちんけな医院どころか、孫文由来の由緒ある病院らしく、よく読むと復旦大学の附属病院でした。<br /><br />この病院では、専門が私と同じ泌尿器科の院長や北大博士号を持つ形成外科医らが応対してくれました。230例の心移植の経験があり、肝癌の治療で有名らしく、肝移植後の5年生存率も40%とかなりのレベルの病院のようです。院長が泌尿器科だけあって、泌尿器科もかなりのレベルのようで、腎移植も多数例やっており、ESWL(体外衝撃波による腎・尿管砕石術)や HIFU(超音波による前立腺の手術)も多数例やっているようです。<br /><br />敷地内には外人専用病院である逸仙(これも孫文の別名らしい)病院があり、日本人が入院する場合はこの病院になるでしょう。印象に残ったのはこの中山医院を訪れたのは午後なのに、吹き抜けの広い一般外来待合室は非常に混雑していました。電光掲示板があり、色々な案内が流れます。かなり広々とはしているのですが、それ以上に人が溢れかえっているのです。人口の割に病院が少ないのでしょう。中国は政治的には共産主義ですが、病院でも医者のランクにより診察料金に差があり待合室に明示しています。教授も研修医も同じ料金の社会主義的な日本の病院よりはるかに資本主義的です。<br /><br />夕方には、この日3つ目の上海浦東森茂診療所の内科の日本人医師と面会しました。この診療所も日本人専用で4〜5人の内科医と小児科医がいます。駐在員の子供を診てもらえるということで大事なようです。場所は第一森ビルで、最近できた有名な観光地でもある(第二)森ビル(9月には私は展望台まで登りました)の近くです。この先生は神戸大学出身らしく、まず3年間大連の病院で働いて、上海のこの病院へ移って2年目らしいです。<br /><br />彼も夜は予定が空いていたので、我々四人と一緒に大榮府というレストランで食事をし、色々上海および中国の情勢について聞くことができました。早くも、2日連続名物の上海蟹を食べています。おいしいですが、私は勝手にタラバガニのような大きな蟹を想像していました。メスがオスより高く、小さいせいか一匹30〜60元(今回は1元が14円程度)とそんなに高くありません。但し、そんなに感動もしなかったのが正直な感想です。おいしくないことはないのですが、タラバガニのようにカニ足の大きな果肉を食べる方が好きです。彼は海外旅行傷害保険の Cashless service は便利だけど、査定が甘く問題が多いと言っていました。その他、中国らしく医療の世界でも色々な悪い連中が暗躍していて、料金等がかなり不明朗だと言っていました。本人はそろそろ日本に帰りたいそうですが、奥さんが日本では経験できない中国での生活が止められず、帰国できないそうです。出発前は反対していても、慣れると日本では経験できないような贅沢な生活を覚え、奥さんが帰国に反対するようになるのが一般的なようです。<br /><br />【三日目、11日】<br />2ヶ月前の中国旅行で体重が増え、戻すのに苦労したので今回はジョギングの準備もしています。朝、少しホテルの周りを走りました。周りは結構貧民街でした。でも、ビルもあります。デパートらしき建物があったのですが、笑ってしまいました。大きく書いてある宣伝にです。 Chsedo と書いてあり、漢字でも自然堂です。もちろん、Shiseido、資生堂のコピーというのが見え見えです。同様にあるトイレで、 HOTO というブランドも見つけました。もちろん、これも TOTO のコピーに間違いありません。やはり、中国では何でもコピーされるのでしょう。<br /><br />この日の午前中は、上海交通大学附属第六人民医院を訪れ、副院長、事務局長が対応してくれました。市内南西部に位置し、立派な中国庭園がある病院でした。整形外科、マイクロサージェリー(指切断後の再建術など)が有名だそうで、糖尿病の治療も有名で麻酔科もしっかりしているそうです。泌尿器科でも、尿道再建術で有名だそうです。但し、精神科はなく、火傷の治療もやっていないそうです。<br /><br />救急患者は3級(日本の三次)急救(日本語と漢字が逆)で、緑色(green pass)優先で外人は優先的に診てもらえます。つまり、日本人の旅行者などが上海の病院を受診する時は、例えばこういう3級急救を受診すべきです。急診(急患)とも書いています。一般の受付に行くと、日本語も英語も通じないし、大変な混雑でとんでもないことになります。大事な情報です。ここにも特需室があり、入院の場合は同じく外人用です。日本語のわかる女医さんもいるそうです。もちろんここなら英語は通じます。ここの特徴として、かなり大きな高圧気船(酸素)室(hyperbaric oxygen chamber room)を備えています。ここも最新の CT や MRI の検査機器もあり、心臓カテーテル手術もかなりの症例をこなしているようです。<br /><br />午後は、復旦大学附属華東 (Huadong) 医院を訪れました。今まで見た大学附属病院の中では、やや規模も小さく古い感じでした。名刺に東京医科歯科大学博士号を強調した医者などが応対してくれました。1951年に外交官の病院として出発したそうで、<br />2000年から附属病院になったようで、42の科があります。特需部という外人の多い(日本人も)病棟もあり、以前は外人専用だったようですが、今は中国人 VIP および富裕層もかなり入院しているようです。80%の医者が英語か日本語ができるそうで、ナースも半年以上日本に留学した人も多数いるそうです。<br /><br />急救部専用の病棟もあり、一日 1000〜2000 元と少し高いようです。放射線科は名古屋大学と提携しているようで、CT や MRI も日本と同じ最新式のものが使われています。<br /><br />今まで、昼食も夕食も中国人の陳さんがレストランを選んでくれて、さすがにどこもおいしかったです。でも、ふと気が付くと大量に注文するものの、健全に野菜料理が多いのです。私自身は野菜が好きだし問題はありません。そのせいか、今回はジョギングもしたし、帰国後もほとんど体重は増えていませんでした。<br /><br />でも、陳さんが風邪でダウンしているので、この夜からは夕食は我々日本人だけでした。今回も同行している専務理事の篠塚先生が詳しく、人民広場の黄河路にある美食街で、安くておいしそうな店に入りましたが、全て正解でした。次の夜もこの一角に来ましたが、同じく安くておいしい店でした。<br /><br />【四日目、ハイライト】<br />この朝もジョギングしました。昨日と違って、ビルの谷間の反対側を走りました。しばらく走ると、第一人民医院というかなり大きな病院が見えました。確か、最後の日に訪れる予定の病院の名前がこんな名前でした。ひょっとしたら、最後の日にこの近くの病院訪問を入れているのかもしれないと思いながら、走っていました。でも結論から言うと、同じ名前の病院が南部の郊外にもあり、私が見たのは北部というか中心街にある病院でした。郊外のはもっと巨大な病院でした。後述します。<br /><br />この日は、市内北東部に位置する上海交通大学医学院附属新華 (XinHua) 医院を訪れました。結論から言うと、今回視察した上海の病院で総合的に日本人に一番お薦めの病院です。関連病院として、上海児童医学中心と言う名の有名な子供病院もあります。今回は訪問しませんでしたが、子供には絶対この病院がいいようです。それもそのはず、歴史的には、紅十字病院で小児病院として発展したそうで、小児心臓手術や双胎分離術などで有名なようです。<br /><br />今年創立50周年のようで、病院のスタッフも我々日本旅行医学会の視察団を大歓迎してくれました。呼吸器科が専門の徐院長、女医さんで埼玉医大と久留米大学に留学経験のある日本語が堪能な段先生、他多くの医者や事務員が応対してくれました。段先生に久留米ラーメンはどうだったと聞くと、とてもおいしかったと言っていました。そう言えば、上海では久留米に近い熊本ラーメンのチェーン店、味千ラーメンの看板をたくさん見かけました。<br />     <br />救急外来ももちろん充実していますし、一言で言えば、近代的で清潔で広々とした病院です。透析室も広々として清潔で、一日3回転(午前、午後、夕方)しているようです。感染予防のために、B型肝炎患者と非B型肝炎患者を分離した部屋で透析しています。全部で40〜50台の透析台があり、まだ余裕があるようです。つまり、日本からのツアーの患者の透析等も受け入れ可能なようです。<br />  <br />心臓カテーテル手術も経験豊富で、もちろん留学経験のある心内科の王先生が中心です。 CT および MRI も最新式のものがあります。特需(VIP)室は14床で、今は 90% が中国人富裕層だそうで、料金は中国人が 1,500元、外国人が 3,000元です。但し、豪華な病室ですが、珍しくテレビは液晶ではなく、ブラウン管でした。と言うのは、今まで見た他の病院の特需室では大きな液晶テレビがありました。だいたいどこの特需室も、二つのベッドの部屋を個室として使っていました。たぶん、付き添い者が寝れるのでしょう。<br /><br />我々が大歓迎された証拠に、院外の高級なレストランへ出かけ、院長はじめ10数人のスタッフと我々視察団で豪華な昼食を食べました。これが中国式の歓迎のはずです。<br /><br />午後は病院に戻って、いよいよ具体的な提携などの話し合いになりました。例えば、お金の支払いは直接日本の AIU保険や東京海上火災保険で行うというものです。他の病院では、どうも色々な仲介があり、料金がかなり不明朗で北京と比べても格段に値段が高いというのが上海の問題点だからです。我々からの提案として、<br />病院内の表示を中国語以外に、英語、日本語、できれば韓国語もと申し出ました。受診の手順の flow chart もあればわかり易いとも提案しました。<br /><br />日本語通訳も前もって電話予約しておけば可能だということです。医者だけでなく、ナースや管理者の日本への留学を希望するということで、日本旅行医学会との積極的な交流を希望していました。フロリダの大学とはもう5年間の交流があるそうです。<br /><br />この日は、新華医院で時間を費やしたので、午後3時半頃に次の第二軍医大学東方肝胆外科医院を訪問しました。肝癌専門の病院で、非常に有名な院長自ら応対してくれました。アジア最大の専門病院で年間30万人もの患者が訪れるそうです。肝細胞癌と胆管癌のみを扱っており、救急外来はありません。中国にこんな立派な専門病院があるとは知りませんでした。ある意味、驚きです。でも、我々の今回の視察の目的はメディカル・ツーリズム(医療観光)、つまり治療が目的で海外へ旅行する、ではなく、あくまでも海外旅行者や上海在住の日本人が受診する可能性の多い病院を調べに来たので、この病院はそういう意味ではあまり重要性はありません。<br /><br />最後の夜なので、夕食後は一人で按摩(マッサージ)の店へ行きました。朝のジョギングで辺りを散策して様子がわかっています。朝と夜ではずいぶん顔が違いますが。260〜380元程度の値段のマッサージが多いです。でも、明らかに怪しいマッサージの店もあります。下着姿のような女性の格好を見れば一目瞭然です。もっと安い30元の足つぼマッサージの店に入りました。結構45分くらい真面目にやってくれました。でも、隣で友達らしい3人がトランプをして遊んでいます。この辺のいい加減さは私には気になりません。こういう国は多いです。盛んに肩マッサージもどうかと誘われます。足つぼマッサージが値段の割に満足できたので、了解しました。そしたら、薄暗い二階へ連れて行かれました。今度は回りに誰もいません。でも、しばらく肩マッサージをまじめにしてから、さかんに彼女の手が股間にやって来ます。やはり、下心があるようで逃げ帰って来ました。そんな予感がないこともなかったのですが。<br /><br />【最終日】<br />今日は帰国の日ですが、最後にやや市内から遠く南部郊外(松江地区)に位置する交通大学附属第一人民医院(上海市第一人民医院)(Shanghai First People’s Hospital)を午前中に訪問しました。いつものように、朝のラッシュを避けるために、タクシー、地下鉄、タクシーを乗り継いだのですが、2時間近くかかりました。2010年の上海万博の会場の近くらしいです。ドイツ人設計の近代的な巨大な建物のかなり大規模の病院です。そして、近くに三角形の会議場も所有しています。副院長はじめ多くのスタッフが応対してくれました。他の多くの病院と同じように、まずプロモーション用のビデオを見せてくれました。<br /><br />この病院は歴史があるようで、1864年に総合病院として開設されたようで、1953年に上海市第一人民病院となり、市内中心部、虹口地区(たまたま我々のホテルの近くで、ジョギング中に見つけた病院)に現在改築中のと、今回訪れた郊外の2ヶ所に同じ名前の病院があるようです。ここも医者の多くは、ドイツ、アメリカ、日本などへの留学経験があるようです。<br /><br />北部(虹口地区)と南部(松江地区)の二つの同名の病院で、医者が月、水、金と火、木で移動(要するに、二つの病院をローテート)するようです。日本ではこんなシステムはあまり聞いたことがありません。<br /><br />この病院(松江地区)の説明は、ややこしく、二つ合わせてなのか単独なのか一部不確かです。いずれにせよ、1,580 床で、年間手術件数が 17,400 例だそうです。産婦人科と小児科が特に有名らしく、検診にも力を入れているそうで、在留日本人患者もだいぶいるようです。がん検診で有名な PET-CT もあるそうです。乳がん検診用のマモグラフィもあり、日本人受診者もいるそうです。心臓カテーテル手術もたくさん施行し、救命率も高いそうです。外人は特別扱いの透析室(北部に16台、南部に20台)もあり、一透析当たり800元程度のようです。伝統医療である漢方もあり、学会発表や論文も多数だそうです。<br /><br />北部と南部の両病院に国際医療保健中心という名の外人用病棟もあり、日本、米国、東南アジアの患者が多いそうです。外人は<br />Green pass 扱いで、優先して診てもらえるようです。ここには、山梨へ留学経験のある日本語のわかるナースが1人いました。英語はほぼ全員通じるそうです。但し、今は70%が中国人の患者だそうで、料金も高いのでもちろん富裕層に限られます。今まで、脳出血、心筋梗塞、外傷、肺炎などの患者が入院したそうです。<br /><br />一通り病院見学が終わったところで、女医さんから昼食に病院の食堂に案内されました。もちろん、大した食事ではありません。大歓迎された新華病院とは雲泥の差です。我々がそんなに歓迎されてないことがわかります。しかも、ここの昼食を食べた後で私は吐き気を催しました。病院の食堂であたったのでしょうか?幸い、しばらくして自然治癒しましたが。確かに二度目の中国は、特に上海はおいしいのですが、やはりこのように下痢や吐き気などの心配が拭えません。この国のあまりにも極端な貧富の差が改善されない限り、何でもありのこの国では食に関しても同じでしょう。食いしん坊の私ですが、さすがに安心して食べれないようではおいしい以前の問題です。残念です。<br /><br />いよいよ帰国です。タクシーと地下鉄で駅へ移動しリニアモーターカーに乗り、10分もかからずに浦東空港へ着きました。2ヶ月前に乗った時は、朝なので何故か最高速度を300km程度に抑えていましたが、今回は実際に430kmくらいのスピードを体験できました。いずれにせよ、乗っている時間はたったの10分間程度です。<br /><br /><br />私は本邦初の「海外旅行に添乗する専門医」で、<br />「空飛ぶドクター」(登録商標)と名乗っていま<br />す。私のサービスに興味のある人はウェブサイト<br />http://www.kanoya-travelmedica.com を参考し<br />て下さい。<br /><br />

上海病院視察旅行記(日本旅行医学会)

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2008/11/09 - 2008/11/13

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空飛ぶドクター

空飛ぶドクターさん

【上海初日】
11月9日から13日まで上海へ行って来ました。今回は目的がはっきりしています。上海の病院の視察旅行で、日本旅行医学会のプロジェクトです。現在、上海がニューヨークを抜いて、世界一日本人の駐在員とその家族が多いそうです。日本人の駐在員や旅行者が安心して入院できるレベルの病院かどうか、我々医者の目で確認するのが目的です。ですから、渡航費、ホテル代は学会から出ます。私は9月と同じ中国東方航空で福岡から直行便で上海浦東国際空港へ飛び、東京からの三人(二人の医師と中国人の通訳)を待ち、空港で合流しました。今年は9月の医者として初めて同行した中国ツアーが洛陽と上海でしたので、短期間に二度目の上海です。今まで近いのは知っていてもあまり中国本土には興味ありませんでしたが、実際に行くと福岡からはあらためて近いです。ちょうど、羽田までと同じ時間しかかかりません。正反対の方向ですが。

それから、観光で有名な海灘(ワイタン)地区にあるホテル(恒升半島国際酒店)へチェックインし、夕方、日本人用クリニックである上海グリーンクリニックで働いている一人の日本人医師にロビーに来てもらい、色々話を聞きました。そして、日程的に一番余裕があるので、夜は上海雑技団(China Circus World)をみんなで見に行きました。7月に久しぶりに訪れたラスベガスでのショーを思い出しました。食事は近くのレストランでしたが、魚等の素材を目の前で指定して料理してもらうタイプでした。中々全ておいしい中華料理でした。少し、レストランがうるさいので隣の会場を覗きに行くと、結婚式をやっている様子で、しばらく見学しました。基本的には、あまり日本のと変わらない印象でした。

【上海二日目】
今回の病院視察一番目は、午前中に2004年までは上海第二医科大学と呼ばれていた上海交通大学医学院附属瑞金 (Ruijin) 医院を訪れました。かなり立派な病院で、応接室でまず副院長と日本語のできる、つまり日本に留学経験のある女医さんと事務員が応対してくれました。最初に、病院宣伝用のビデオを見せてくれました。

この病院はフランス人による創設らしく、そのため今でもフランス語や英語のできる医者が多いそうです。もちろん、日本に留学した医者も多いそうです。肝、心移植が中国で最初に行われたのが自慢らしく、白血病の研究、火傷の治療でも有名だそうです。この病院には直接受診することも可能なようで、救急車(120番)を呼んだ場合、病院指定も可能だそうです。医学部には30〜50名の留学生(アフリカからも)がいるそうです。よく知られていることですが、アフリカはフランスの元植民地も多く、従ってフランスとの結びつきが強いのです。遠くここ中国まで留学生がいるのは、この病院がフランス人による創設という歴史と関係あるのでしょう。

中国でも有数の24時間対応の PTCA(要するに、カテーテルによる心臓手術)グループがあるそうです。90%の医者に留学経験があるそうで(多くは欧州)、同じ敷地内に外国人専用の病院もあります。日本語の通訳もあるようですが、料金がやや不明瞭で、外人は薬代以外、全て3倍の値段がかかるそうです。全室、個室です。

この日の午後は「中山医院」へ向かいました。まだ、中国語の「医院」が「大きな病院」を意味すると言うことが今一ピンときてない私は、日本にもありそうなちんけな「中山クリニック」のイメージで病院へ向かっていました。ところが、自分が間違っていると言うことに到着するとすぐに気が付きました。門を入ると広い敷地に、建物がいくつもあり、右手には建物の前に銅像があります。「中山」とは「なかやま」ではなく、あの中国の革命家、孫文の別名、孫中山「ちゅうざん」のことで、中国語で「ゾンシャン」と発音するらしいのです。要するに、ちんけな医院どころか、孫文由来の由緒ある病院らしく、よく読むと復旦大学の附属病院でした。

この病院では、専門が私と同じ泌尿器科の院長や北大博士号を持つ形成外科医らが応対してくれました。230例の心移植の経験があり、肝癌の治療で有名らしく、肝移植後の5年生存率も40%とかなりのレベルの病院のようです。院長が泌尿器科だけあって、泌尿器科もかなりのレベルのようで、腎移植も多数例やっており、ESWL(体外衝撃波による腎・尿管砕石術)や HIFU(超音波による前立腺の手術)も多数例やっているようです。

敷地内には外人専用病院である逸仙(これも孫文の別名らしい)病院があり、日本人が入院する場合はこの病院になるでしょう。印象に残ったのはこの中山医院を訪れたのは午後なのに、吹き抜けの広い一般外来待合室は非常に混雑していました。電光掲示板があり、色々な案内が流れます。かなり広々とはしているのですが、それ以上に人が溢れかえっているのです。人口の割に病院が少ないのでしょう。中国は政治的には共産主義ですが、病院でも医者のランクにより診察料金に差があり待合室に明示しています。教授も研修医も同じ料金の社会主義的な日本の病院よりはるかに資本主義的です。

夕方には、この日3つ目の上海浦東森茂診療所の内科の日本人医師と面会しました。この診療所も日本人専用で4〜5人の内科医と小児科医がいます。駐在員の子供を診てもらえるということで大事なようです。場所は第一森ビルで、最近できた有名な観光地でもある(第二)森ビル(9月には私は展望台まで登りました)の近くです。この先生は神戸大学出身らしく、まず3年間大連の病院で働いて、上海のこの病院へ移って2年目らしいです。

彼も夜は予定が空いていたので、我々四人と一緒に大榮府というレストランで食事をし、色々上海および中国の情勢について聞くことができました。早くも、2日連続名物の上海蟹を食べています。おいしいですが、私は勝手にタラバガニのような大きな蟹を想像していました。メスがオスより高く、小さいせいか一匹30〜60元(今回は1元が14円程度)とそんなに高くありません。但し、そんなに感動もしなかったのが正直な感想です。おいしくないことはないのですが、タラバガニのようにカニ足の大きな果肉を食べる方が好きです。彼は海外旅行傷害保険の Cashless service は便利だけど、査定が甘く問題が多いと言っていました。その他、中国らしく医療の世界でも色々な悪い連中が暗躍していて、料金等がかなり不明朗だと言っていました。本人はそろそろ日本に帰りたいそうですが、奥さんが日本では経験できない中国での生活が止められず、帰国できないそうです。出発前は反対していても、慣れると日本では経験できないような贅沢な生活を覚え、奥さんが帰国に反対するようになるのが一般的なようです。

【三日目、11日】
2ヶ月前の中国旅行で体重が増え、戻すのに苦労したので今回はジョギングの準備もしています。朝、少しホテルの周りを走りました。周りは結構貧民街でした。でも、ビルもあります。デパートらしき建物があったのですが、笑ってしまいました。大きく書いてある宣伝にです。 Chsedo と書いてあり、漢字でも自然堂です。もちろん、Shiseido、資生堂のコピーというのが見え見えです。同様にあるトイレで、 HOTO というブランドも見つけました。もちろん、これも TOTO のコピーに間違いありません。やはり、中国では何でもコピーされるのでしょう。

この日の午前中は、上海交通大学附属第六人民医院を訪れ、副院長、事務局長が対応してくれました。市内南西部に位置し、立派な中国庭園がある病院でした。整形外科、マイクロサージェリー(指切断後の再建術など)が有名だそうで、糖尿病の治療も有名で麻酔科もしっかりしているそうです。泌尿器科でも、尿道再建術で有名だそうです。但し、精神科はなく、火傷の治療もやっていないそうです。

救急患者は3級(日本の三次)急救(日本語と漢字が逆)で、緑色(green pass)優先で外人は優先的に診てもらえます。つまり、日本人の旅行者などが上海の病院を受診する時は、例えばこういう3級急救を受診すべきです。急診(急患)とも書いています。一般の受付に行くと、日本語も英語も通じないし、大変な混雑でとんでもないことになります。大事な情報です。ここにも特需室があり、入院の場合は同じく外人用です。日本語のわかる女医さんもいるそうです。もちろんここなら英語は通じます。ここの特徴として、かなり大きな高圧気船(酸素)室(hyperbaric oxygen chamber room)を備えています。ここも最新の CT や MRI の検査機器もあり、心臓カテーテル手術もかなりの症例をこなしているようです。

午後は、復旦大学附属華東 (Huadong) 医院を訪れました。今まで見た大学附属病院の中では、やや規模も小さく古い感じでした。名刺に東京医科歯科大学博士号を強調した医者などが応対してくれました。1951年に外交官の病院として出発したそうで、
2000年から附属病院になったようで、42の科があります。特需部という外人の多い(日本人も)病棟もあり、以前は外人専用だったようですが、今は中国人 VIP および富裕層もかなり入院しているようです。80%の医者が英語か日本語ができるそうで、ナースも半年以上日本に留学した人も多数いるそうです。

急救部専用の病棟もあり、一日 1000〜2000 元と少し高いようです。放射線科は名古屋大学と提携しているようで、CT や MRI も日本と同じ最新式のものが使われています。

今まで、昼食も夕食も中国人の陳さんがレストランを選んでくれて、さすがにどこもおいしかったです。でも、ふと気が付くと大量に注文するものの、健全に野菜料理が多いのです。私自身は野菜が好きだし問題はありません。そのせいか、今回はジョギングもしたし、帰国後もほとんど体重は増えていませんでした。

でも、陳さんが風邪でダウンしているので、この夜からは夕食は我々日本人だけでした。今回も同行している専務理事の篠塚先生が詳しく、人民広場の黄河路にある美食街で、安くておいしそうな店に入りましたが、全て正解でした。次の夜もこの一角に来ましたが、同じく安くておいしい店でした。

【四日目、ハイライト】
この朝もジョギングしました。昨日と違って、ビルの谷間の反対側を走りました。しばらく走ると、第一人民医院というかなり大きな病院が見えました。確か、最後の日に訪れる予定の病院の名前がこんな名前でした。ひょっとしたら、最後の日にこの近くの病院訪問を入れているのかもしれないと思いながら、走っていました。でも結論から言うと、同じ名前の病院が南部の郊外にもあり、私が見たのは北部というか中心街にある病院でした。郊外のはもっと巨大な病院でした。後述します。

この日は、市内北東部に位置する上海交通大学医学院附属新華 (XinHua) 医院を訪れました。結論から言うと、今回視察した上海の病院で総合的に日本人に一番お薦めの病院です。関連病院として、上海児童医学中心と言う名の有名な子供病院もあります。今回は訪問しませんでしたが、子供には絶対この病院がいいようです。それもそのはず、歴史的には、紅十字病院で小児病院として発展したそうで、小児心臓手術や双胎分離術などで有名なようです。

今年創立50周年のようで、病院のスタッフも我々日本旅行医学会の視察団を大歓迎してくれました。呼吸器科が専門の徐院長、女医さんで埼玉医大と久留米大学に留学経験のある日本語が堪能な段先生、他多くの医者や事務員が応対してくれました。段先生に久留米ラーメンはどうだったと聞くと、とてもおいしかったと言っていました。そう言えば、上海では久留米に近い熊本ラーメンのチェーン店、味千ラーメンの看板をたくさん見かけました。
     
救急外来ももちろん充実していますし、一言で言えば、近代的で清潔で広々とした病院です。透析室も広々として清潔で、一日3回転(午前、午後、夕方)しているようです。感染予防のために、B型肝炎患者と非B型肝炎患者を分離した部屋で透析しています。全部で40〜50台の透析台があり、まだ余裕があるようです。つまり、日本からのツアーの患者の透析等も受け入れ可能なようです。
  
心臓カテーテル手術も経験豊富で、もちろん留学経験のある心内科の王先生が中心です。 CT および MRI も最新式のものがあります。特需(VIP)室は14床で、今は 90% が中国人富裕層だそうで、料金は中国人が 1,500元、外国人が 3,000元です。但し、豪華な病室ですが、珍しくテレビは液晶ではなく、ブラウン管でした。と言うのは、今まで見た他の病院の特需室では大きな液晶テレビがありました。だいたいどこの特需室も、二つのベッドの部屋を個室として使っていました。たぶん、付き添い者が寝れるのでしょう。

我々が大歓迎された証拠に、院外の高級なレストランへ出かけ、院長はじめ10数人のスタッフと我々視察団で豪華な昼食を食べました。これが中国式の歓迎のはずです。

午後は病院に戻って、いよいよ具体的な提携などの話し合いになりました。例えば、お金の支払いは直接日本の AIU保険や東京海上火災保険で行うというものです。他の病院では、どうも色々な仲介があり、料金がかなり不明朗で北京と比べても格段に値段が高いというのが上海の問題点だからです。我々からの提案として、
病院内の表示を中国語以外に、英語、日本語、できれば韓国語もと申し出ました。受診の手順の flow chart もあればわかり易いとも提案しました。

日本語通訳も前もって電話予約しておけば可能だということです。医者だけでなく、ナースや管理者の日本への留学を希望するということで、日本旅行医学会との積極的な交流を希望していました。フロリダの大学とはもう5年間の交流があるそうです。

この日は、新華医院で時間を費やしたので、午後3時半頃に次の第二軍医大学東方肝胆外科医院を訪問しました。肝癌専門の病院で、非常に有名な院長自ら応対してくれました。アジア最大の専門病院で年間30万人もの患者が訪れるそうです。肝細胞癌と胆管癌のみを扱っており、救急外来はありません。中国にこんな立派な専門病院があるとは知りませんでした。ある意味、驚きです。でも、我々の今回の視察の目的はメディカル・ツーリズム(医療観光)、つまり治療が目的で海外へ旅行する、ではなく、あくまでも海外旅行者や上海在住の日本人が受診する可能性の多い病院を調べに来たので、この病院はそういう意味ではあまり重要性はありません。

最後の夜なので、夕食後は一人で按摩(マッサージ)の店へ行きました。朝のジョギングで辺りを散策して様子がわかっています。朝と夜ではずいぶん顔が違いますが。260〜380元程度の値段のマッサージが多いです。でも、明らかに怪しいマッサージの店もあります。下着姿のような女性の格好を見れば一目瞭然です。もっと安い30元の足つぼマッサージの店に入りました。結構45分くらい真面目にやってくれました。でも、隣で友達らしい3人がトランプをして遊んでいます。この辺のいい加減さは私には気になりません。こういう国は多いです。盛んに肩マッサージもどうかと誘われます。足つぼマッサージが値段の割に満足できたので、了解しました。そしたら、薄暗い二階へ連れて行かれました。今度は回りに誰もいません。でも、しばらく肩マッサージをまじめにしてから、さかんに彼女の手が股間にやって来ます。やはり、下心があるようで逃げ帰って来ました。そんな予感がないこともなかったのですが。

【最終日】
今日は帰国の日ですが、最後にやや市内から遠く南部郊外(松江地区)に位置する交通大学附属第一人民医院(上海市第一人民医院)(Shanghai First People’s Hospital)を午前中に訪問しました。いつものように、朝のラッシュを避けるために、タクシー、地下鉄、タクシーを乗り継いだのですが、2時間近くかかりました。2010年の上海万博の会場の近くらしいです。ドイツ人設計の近代的な巨大な建物のかなり大規模の病院です。そして、近くに三角形の会議場も所有しています。副院長はじめ多くのスタッフが応対してくれました。他の多くの病院と同じように、まずプロモーション用のビデオを見せてくれました。

この病院は歴史があるようで、1864年に総合病院として開設されたようで、1953年に上海市第一人民病院となり、市内中心部、虹口地区(たまたま我々のホテルの近くで、ジョギング中に見つけた病院)に現在改築中のと、今回訪れた郊外の2ヶ所に同じ名前の病院があるようです。ここも医者の多くは、ドイツ、アメリカ、日本などへの留学経験があるようです。

北部(虹口地区)と南部(松江地区)の二つの同名の病院で、医者が月、水、金と火、木で移動(要するに、二つの病院をローテート)するようです。日本ではこんなシステムはあまり聞いたことがありません。

この病院(松江地区)の説明は、ややこしく、二つ合わせてなのか単独なのか一部不確かです。いずれにせよ、1,580 床で、年間手術件数が 17,400 例だそうです。産婦人科と小児科が特に有名らしく、検診にも力を入れているそうで、在留日本人患者もだいぶいるようです。がん検診で有名な PET-CT もあるそうです。乳がん検診用のマモグラフィもあり、日本人受診者もいるそうです。心臓カテーテル手術もたくさん施行し、救命率も高いそうです。外人は特別扱いの透析室(北部に16台、南部に20台)もあり、一透析当たり800元程度のようです。伝統医療である漢方もあり、学会発表や論文も多数だそうです。

北部と南部の両病院に国際医療保健中心という名の外人用病棟もあり、日本、米国、東南アジアの患者が多いそうです。外人は
Green pass 扱いで、優先して診てもらえるようです。ここには、山梨へ留学経験のある日本語のわかるナースが1人いました。英語はほぼ全員通じるそうです。但し、今は70%が中国人の患者だそうで、料金も高いのでもちろん富裕層に限られます。今まで、脳出血、心筋梗塞、外傷、肺炎などの患者が入院したそうです。

一通り病院見学が終わったところで、女医さんから昼食に病院の食堂に案内されました。もちろん、大した食事ではありません。大歓迎された新華病院とは雲泥の差です。我々がそんなに歓迎されてないことがわかります。しかも、ここの昼食を食べた後で私は吐き気を催しました。病院の食堂であたったのでしょうか?幸い、しばらくして自然治癒しましたが。確かに二度目の中国は、特に上海はおいしいのですが、やはりこのように下痢や吐き気などの心配が拭えません。この国のあまりにも極端な貧富の差が改善されない限り、何でもありのこの国では食に関しても同じでしょう。食いしん坊の私ですが、さすがに安心して食べれないようではおいしい以前の問題です。残念です。

いよいよ帰国です。タクシーと地下鉄で駅へ移動しリニアモーターカーに乗り、10分もかからずに浦東空港へ着きました。2ヶ月前に乗った時は、朝なので何故か最高速度を300km程度に抑えていましたが、今回は実際に430kmくらいのスピードを体験できました。いずれにせよ、乗っている時間はたったの10分間程度です。


私は本邦初の「海外旅行に添乗する専門医」で、
「空飛ぶドクター」(登録商標)と名乗っていま
す。私のサービスに興味のある人はウェブサイト
http://www.kanoya-travelmedica.com を参考し
て下さい。

同行者
社員・団体旅行
交通手段
タクシー
航空会社
中国東方航空

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  • 上海雑技団

    上海雑技団

  • 雑技団演技

    雑技団演技

  • レストランの一角で出くわした結婚式

    レストランの一角で出くわした結婚式

  • 有名な上海のテレビ塔と森ビル

    有名な上海のテレビ塔と森ビル

  • 瑞金医院(病院)

    瑞金医院(病院)

  • 小児救急室入り口

    小児救急室入り口

  • 野菜中心の豪華な食事

    野菜中心の豪華な食事

  • 孫文(別名、中山)の中山医院(病院)

    孫文(別名、中山)の中山医院(病院)

  • 中山医院の入り口

    中山医院の入り口

  • 広々とした外来待合室

    広々とした外来待合室

  • 上海第六人民医院(病院)

    上海第六人民医院(病院)

  • 病院の中国庭園

    病院の中国庭園

  • 華東医院(病院)

    華東医院(病院)

  • 新華医院(病院)

    新華医院(病院)

  • 新華医院(病院)<br />歓迎の表示の前で

    新華医院(病院)
    歓迎の表示の前で

  • 新華医院(病院)<br />表示がいっぱいの外来待合室

    新華医院(病院)
    表示がいっぱいの外来待合室

  • 新華医院(病院)による大歓迎会の<br />高級レストランでの会食

    新華医院(病院)による大歓迎会の
    高級レストランでの会食

  • 真ん中が徐院長

    真ん中が徐院長

  • 東方肝胆外科医院、世界的に有名らしい

    東方肝胆外科医院、世界的に有名らしい

  • 巨大な第一人民医院(病院)

    巨大な第一人民医院(病院)

  • 外人専用病院の前でスタッフとともに

    外人専用病院の前でスタッフとともに

  • 広々とした外来棟

    広々とした外来棟

  • ごちそうされた(?)病院での食堂食

    ごちそうされた(?)病院での食堂食

  • リニアモーターでの速度表示

    リニアモーターでの速度表示

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