2009/02/01 - 2009/02/01
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しんちゃんさん
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北関東自動車道路「桜川築西インター」で頂いた笠間市案内図を見ていて、「石の百年館」を発見!ま・ネーミングから誰もが「石に関する百年の歴史の博物館に違いないな」と思います。どんな石か、何に使用するのか、石の勉強をしました。大人300円。早速見学開始です。
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貰った地図を頼りに「石の百年館」を探していたら笠間市稲田石材団地を発見。石の看板は巨大であった。推定100トンはあろうか?重さを事務所に聞いて見たい。
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「石の百年館」へのアプローチ
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旨く削るもんだ!
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「石の百年館」…奇抜な建築物でした。
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(株)タカタが私的に建設した博物館です。博物館は砕石部事務所の隣に事務所より立派に建設されています。「入場券は事務所にて購入してください」事務所は休日のため閉店でした。残念!休みかな?と思って博物館に行きましたら、広い館内にお姉さんが、ぽつねんと暇そうに数字パズルをしていました。「写真を撮ってよければ、見学したいんですが?」初めから脅す文句で質問しました。OKの了解を頂いたので、さっそく見学開始。
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石碑だらけ!売るほどある石ですので…展示室は5箇所に分かれています。「調査研究コーナー」「資料コーナー」「岩石・鉱物展示室」「採掘・加工具展示室」「大型道具展示室」
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大鳥居(とりい)大華表(かひょう)との表題でした。説明は略(左下にあり)。大正4年です。“華表(かひょう)”とは鳥居の事だそうです。
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「古峰(こぶ)神社鳥居字彫り」稲田駅前加工場で字彫り作業。栃木県鹿沼市に設置。(昭和37年6月8日撮影)“古峰”は地元では“こぶがはら”或いは“ふるみね”と言います。
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「皇太子殿下(平成天皇)御結婚記念大噴水」どこかで見た形……和田倉噴水公園の噴水だ!「http://4travel.jp/traveler/hatago/album/10295734/」そうかこれもここで作られたか!
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和田倉噴水公園の噴水。昭和35年には、けや木はまだこんなにも、小さかった。
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「三名組石材臺帳」明治時代、笠間町の稲荷神社宮司 塙豊幹、酒造業 武藤藤兵衛、笹目宗兵衛の出資により有限責任 笠間石材会社を設立、その当時の台帳の写し。明治26年(1893)4月
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はて、何でしょう?爆薬です。説明では【「黒色六稜火薬」大口径砲用として種々改良したもの。(成分硝酸カリウム+硫黄+木炭)7世紀に中国で発明された。日本では明治15年(1882)陸軍岩鼻火薬製造所で黒色火薬の製造を開始した。「褐色六稜火薬」黒色火薬の木炭に低炭化木炭を用いた。】なるほど、火薬とはこんなにも単純なものから出来るの?作ってみようかな!
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「火薬の説明」要約です。石材を採石する場合、黒色火薬が使用される。黒色火薬は爆薬の中では破壊力が弱いが、石を痛めずに取り出す事ができる。ダイナマイト・アンホは衝撃波が石を痛めるため必要のない石の除去に使用される。
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「大土手(おおどて)切削工場円盤磨き作業」(昭和35年11月15日撮影)
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ダイナマイト、爆薬各種。
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「捕獲岩と流理構造」花崗岩マグマの中に捕獲された岩石が熔けこんでいく際に見られる現象が観察できる標本。捕獲岩の熔け込みと動きによって花崗岩側にも黒雲母の片よりが生じている。茨城県笠間市稲田岩倉産
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【シュリーレン(Schlieren)火成岩中に見られる組織の異なったレンズ状〜縞状の部分をいいます。成因としては、マグマが冷却して早期に鉱物が結晶したものが集まったもの、岩石中に他のマグマが入りこんだもの。捕獲岩が部分的に混成作用(マグマに熔けて混ざりあうこと)を受けたものなどが原因と考えられています。稲田花崗岩に見られるシュリーレンの多くは、捕獲岩を熔かしこむ際にできたものだと考えられています。石材としては、黒ムラとして嫌われますが、天然の描いた芸術とみれば二つとない造影と考えことができます。】
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【水晶QUARTZ(SiO2)笠間市で採れた水晶では最大クラスのものやや煙水晶がかる。茨城県笠間市来栖 旧丸巳屋山砂採取場産、飯村衛男氏寄贈】
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説明と石を見比べてください。
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説明版からです。【「魚目石」APOPHYLLITEペグマタイトの晶洞(穴になっている部分)に産する桃色の部分で濁沸石を伴うため水につけてあります。その他、長石、石英、黒運も見られます。晶洞の周りの白い長石中に灰色をした石英が象形文字のようにちらばっています。これを文象(ぶんしょう)構造といい花崗岩ペグマタイトの特徴的な構造の例です。茨城県笠間市稲田岩倉産】“濁沸石(だくふっせき)(Laumontite)”とは先端が斜めに切れた角柱状の結晶で、白濁した結晶は水中に保管しないと分解して壊れてしまうそうです。弱々しいものなんですね、発見されるまでは空気に触れないので分解しないのですね。そんな石があるんですね!
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見た事のある建築物でしょう?広島市の「原爆死没者慰霊碑」広島平和都市記念碑とも言われています。現在は二代目昭和60年にここ茨城県笠間市稲田の御影石(黒御影石)で製作されました。博物館の持ち主?タカタが手がけたそうです。ミニチュア1/20がありました。
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お土産の「ワインの置き台」¥4000也。見学した前の日に千葉県北西部で地震がありましたマグニテュード3.5だそうです。受付状いわく、結構揺れたそうですが、朝出勤してきて、このワインは倒れていなかったそうです。倒れないワイン立てはいかがでしょう
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お土産品…非売品だった!
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お土産品
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採石現場
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野外展示室
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