２００９年１月　熊本旅行～さよなら＜富士・はやぶさ＞（後編）

2009/01/28 - 2009/01/31

２００９年３月に廃止になってしまう、＜富士・はやぶさ＞に乗ろうと、熊本へ行きました。

前編として、上り＜はやぶさ＞乗車までの熊本旅行。後編として、上り＜はやぶさ＞乗車をお伝えしたいと思います。

エリア 熊本

• 同行者: 友人
• 交通手段: JR特急

熊本城見学→藤崎宮前駅の展望風呂でひとっ風呂浴びたら、意外と時間が押してしまいました。

いよいよ、上り＜はやぶさ＞乗車です。

東京まで１８時間の旅のスタート。

直前まで、「みどりの窓口」で見てもらったのですが、結局取れなかった、Ａ個室「シングルデラックス」。Ｂ個室「ソロ」も同様に、取れませんでした・・・。

知人と２人で乗車しましたが、結局、２人とも開放式Ｂ寝台ということになりました。

ただし、私は、車端部で、丁度２人個室のような区画の下段が取れました。しかし、知人は別の車両の上段しか取れませんでした。

とりあえず、熊本発車後しばらくの間、２人、下段でくつろぎました。

途中駅で、私の上段の人が乗車してきたので、知人が持っている寝台と交換交渉し、無事成功しました。

２月のみ、一部の車両は、指定券を買えば、九州内のみの乗車が可能ですが、Ｂ寝台は、３人掛け指定のようです。

九州内だけとは言え、ちょっと窮屈かもしれませんね・・・。

列車は、熊本から３時間かけて、門司駅に到着。上り＜はやぶさ＞の場合、ここで面白いシーンを体験できます。

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・上り＜はやぶさ＞が、左の６番線に到着。
↓
・機関車を、交流機関車から、関門トンネル通過用の、交直流機関車に付け替え。
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・一旦、数百メートル引き上げる。
↓
・その間に、上り＜富士＞が、右の５番線に到着。＜富士＞の機関車を離す。
↓
引き上げた＜はやぶさ＞が、右の５番線に転線し、＜富士＞と連結して、＜富士・はやぶさ＞の完成！

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というわけです。なので、上り列車で、「お別れ乗車」するなら、「引き上げ＆転線」を体験出来る＜はやぶさ＞がオススメ。

門司駅での「＜はやぶさ＞引き上げ＆転線」が終了し、５番線で停車中の、＜富士・はやぶさ＞

ここが私の寝台。

車端部で、２人個室のような区画でしたが、車端部ゆえ、揺れは少々多いです・・・。

下松で、「おやすみ放送」が流れましたが、広島まで知人とおしゃべりしたあと、就寝。

途中、トイレで起きはしましたが、翌朝、浜松到着前の「おはよう放送」まで、ほぼ熟睡。静岡まで横になっていました。

で、長い１８時間の旅も終え、東京駅に到着。

これで、お別れ乗車完了です・・・。九州ブルトレこそ、なくなって寂しいですが、「北陸」・「あけぼの」のように、国鉄色、昭和色豊かな車両に、気軽に乗れるブルトレがまだまだ存在します。

・・・しかし、これらのブルトレも、北陸新幹線や東北新幹線が延伸されれば、無くなる可能性が高いので、今のうちに乗っておきましょう！

東京駅到着後、回送しますが、人だかりが凄い！

今回の旅行の、復路のきっぷです。