２００９年１月　熊本旅行～さよなら＜富士・はやぶさ＞（前編）

2009/01/28 - 2009/01/31

２００９年３月に廃止になってしまう、＜富士・はやぶさ＞に乗ろうと、熊本へ行きました。

うち、上り＜はやぶさ＞は、門司駅で、珍しいシーンを体験できるため、往路は、福岡まで飛行機で行き、熊本を観光（＋競馬観戦）してから、上り＜はやぶさ＞乗車を決めました。

前編として、上り＜はやぶさ＞乗車までの熊本旅行。後編として、上り＜はやぶさ＞乗車をお伝えしたいと思います。

エリア 熊本

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ JR特急 私鉄

1/28（水）、朝のＡＮＡ便で福岡へ。

西鉄福岡駅より、西鉄特急で大牟田へ行き、まずは荒尾競馬場へと向いました。

荒尾競馬場

熊本県ですが、大牟田市の隣町なので、福岡県の続きのようなところですかね・・・。

日本最南端の競馬場であり、かつ、海が見える数少ない競馬場です。

この日は快晴で、向こうに雲仙普賢岳が見えました！

パドック。

出走表は、チョークで手書きです。

以前、競馬チャンネルである、グリーンチャンネルで放送していた、「競馬ワンダラー」という番組で、ここの競馬場の出走表書き体験が放送されていました。

返し馬の様子

レーススタートの様子

この日は、１４００ｍで、４コーナーからスタートするレースが多かったでした。

ゴールシーン

荒尾に限らず、地方競馬場は、経営が厳しいため、スタンドがボロボロのところが多いです。

しかし、それが昔の雰囲気タップリで、逆にいいんですよねぇ・・・。

スタンドのとある場所を見たら、こんなポスターが・・・。

若かりし頃の武豊ジョッキー・・・。

いつも、パドックで、馬の調子を見て馬券を買うのですが、結構当りました。

そんな荒尾競馬場を後にし、熊本市へ。「全日空ホテルニュースカイ」に宿泊しました。

ホテルから眺めた熊本の夜景です。

1/29（木）

この日は、熊本１日観光・・・。

と言っても、鉄道中心ですが・・・。

まずは、熊本電鉄・藤崎宮前駅へ行き、駅ビルの上にある展望風呂で、熊本城を見ながらの朝風呂を満喫した後、御代志行きの電車に乗り込みました。

乗った電車は、元都営三田線の６０００系。

車端には、「東京都交通局」の銘板が・・・。

地元では、「菊池電車」と呼ばれているようですが、かつて、藤崎宮前〜御代志〜菊池までを結んでいました。

しかし、御代志〜菊池間は、２０年以上前に廃止になりました。

今の終点の御代志駅は、島式ホームの片側の線路が撤去され、駅舎も無く、あまり風情のない駅となった感がします・・・。

目の前も、クルマがひっきりなしに通る国道です。

御代志駅から北熊本駅に引き返し、以前乗った、元東急「青ガエル」に再び乗り、上熊本駅へ向いました。

上熊本駅に到着すると、丁度お昼。

昼食を済ませた後、市電に乗り、熊本競輪場へ・・・。

すみません・・・。競輪もちょっとかじっているもので。

熊本競輪場は、日本最南端の競輪場で、最後の直線が、日本一長いことから、通称「滑走路」と呼ばれています。

因みに、競輪場はどこもそうですが、色々な事情があるため、「写真撮影禁止」です。

前日の快晴と、うって変わり、この日の熊本市は、午後から本降りの雨・・・。

熊本競輪の車券も、大して買ってはいませんが、大ハズレに終わりました・・・。

で、夜は、ちょっと気になっていた、熊本城の裏手にある、「城の湯」という、一応、「温泉」と謳っている風呂屋へ行って、また汗を流しました。

しかし、塩素臭がきつく、露天風呂も壁に囲まれているので、藤崎宮前駅の展望風呂の方が一枚上です・・・。

1/30（金）

昼に知人と落ち合った後、上り＜はやぶさ＞に乗車しますが、知人と落ち合う前に、久しぶりに三角線に乗りました。

終点の三角駅。

三角駅の目の前は、海。

天草諸島が見えます。

三角駅にて、キハ３１。１９８７年初頭の、国鉄の本当に末期に製造された車両です。

三角線に乗った後、熊本駅で、羽田から来る知人と落ち合い、少し観光。

上り＜はやぶさ＞発車まで、４時間程度しかなかったので、熊本城を観光→前日行った、藤崎宮前駅の展望風呂で、夜行乗車前の、ひとっ風呂という計画としました。

熊本城は２度目ですが、前回、復元工事中だった、本丸御殿が完成し、見学することができました。

大広間です。

本丸御殿縁側より、庭園を眺める。

「昭君之間」。本丸御殿の中でも一番格式の高い部屋で、藩主の居間であり、接客の場としても使用されたらしいです。