「歴史と文化、潮の香りを味わう小田原ウォーク」【駅からハイキング】

2009/01/17 - 2009/01/17

■今まで小田原というと、箱根の入口とか伊豆からの帰りによるところ・・・のようなイメージでした。でも実際に歩いてみると歴史あり文化ありの奥深い街でした。
※駅からハイキング(駅ハイ)はJR東日本が主催するハイキング＆ウォーキングイベントです。

■コース(歩行距離:約8km、所要時間:約4時間30分
小田原駅---2km/30分---?松永記念館---3km/45分---?小田原漁港---1km/15分---?小田原文学館---0.5km/8分---?小田原城址公園---1.5km/22分---小田原駅
■Googleマップでハイキングコースを辿って再現してます。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&gl=jp&ptab=2&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=111401057908086377946.000460be625d896cc6e91

エリア 小田原(神奈川)

■小田原駅[おだわらえき]

東海道線に揺られて小田原駅に到着しました。

改札の上にある大きな提灯は小田原提灯。
携帯性に優れ、江戸時代にはヒット商品だったとか。
持ち運ぶときは、紙でできた白い部分を縮まして、上下の黒い部分だけにします。

今日は小田原駅からハイキングスタートです。

■道すがら

駅から少し歩くと、予想外の坂。

■道すがら

けっこう急な坂。
それでも子供たちは走っていきます。

この坂の上に小田原城の秘密があります。

■道すがら

地図を見ると、この辺は八幡山というようです。

現在よりも小田原城はかなり広範囲でした。
現在、小田原城は天守閣周辺の城址公園を中心に保存されています。

■道すがら

現存する城郭遺構のひとつ「小峯の大堀切」という空堀。

大きな空堀の底を歩いていきます。
自由に歩くことができます。

■道すがら

地元の方のジョギングコースにもなっているようです。
落ち葉に覆われた空堀の底を歩くなんてちょっと不思議な気分。

■道すがら

空堀をぬけると相模湾を見渡す高台にでました。

■道すがら

小田原市のマンホールはなかなか凝ったデザインでした。

酒匂川の渡し、小田原城、箱根山・・・
神奈川じゃないけど、富士山も。

■道すがら

松永記念館の手前で梅の香りが漂ってきました。
花咲く香林寺に寄道を。

●香林寺
神奈川県小田原市板橋908
0465-22-7240

■道すがら

梅は、まだまだ咲き始め。
境内には枝垂れ桜、ロウバイ、水仙などあり花の季節が楽しみです。

■道すがら

■道すがら

上ばかり見て歩いていたら下の方で動く影が。
木陰に隠れた猫たちがいました。

■松永記念館[まつながきねんかん]1

ようやく第1ポイントの松永記念館へ到着。

●松永記念館
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/e_f/kyodo/matu.html

■松永記念館[まつながきねんかん]2

松永記念館では、電力王と呼ばれた松永安左ヱ門が収集した美術品などを展示しています。

■松永記念館[まつながきねんかん]3

敷地内には茶室もあり、落ち着いた佇まいです。

■松永記念館[まつながきねんかん]4

庭園は「日本の歴史公園100選」に選ばれていて、花も楽しめそうです。

■道すがら

コース途中にあった豆腐屋さん
お昼前だったので、お弁当のおかずを一品増やそうと、駅ハイ参加者でいっぱいでした。

■道すがら

豆腐よりも、がんも揚が人気のようです。
20種類以上もありました。

■道すがら

店中人だらけでがんも揚を撮影できず、やむなく豆腐を撮影。
豆腐も美味しそう！

■道すがら

店の奥では、作業に大慌て。

■道すがら

住宅街を歩いていると、ちらっと観音様が見えました。
東善院というお寺に大きな観音様が立ってました。

●東善院
神奈川県小田原市早川482
0465-22-1454

■道すがら

真下から見上げると、デカッ！

正式には、魚籃大観音と呼ぶそうです。
海上安全、大漁祈願、厄除開運・・・で建立されたそうです。

買物帰りの近所の○○さんに見えてしまいました(＊＾−＾)

■道すがら

もうひとりの観音様がいる真福寺です。

●真福寺
神奈川県小田原市早川892
0465-22-7022

■道すがら

本堂に早川観音という観音様が祀られています。

■道すがら

境内には目石という大きな石も祀られています。
目が良くなるのだとか。

■道すがら

近くで見るとちょっと不気味。
目の中にお賽銭の1円玉と5円玉が。

■小田原漁港[おだわらぎょこう]1

やっと漁港までやってきました。

■小田原漁港[おだわらぎょこう]2

ここにも小田原提灯が。
提灯が灯台になっていました。

■小田原漁港[おだわらぎょこう]3

モニュメントに足跡が。
なんだろう？とあたりを見回したら・・・

■小田原漁港[おだわらぎょこう]4

・・・こんな写真が撮れるんだそうです。
それにしても、一体このおじさんは誰？

■小田原漁港[おだわらぎょこう]5

■道すがら

早川橋のモニュメント

■小田原文学館[おだわらぶんがくかん]1

小田原文学館には小田原ゆかりの作家の資料などが展示されています。
小田原は作家に人気の土地だったようです。

●小田原文学館
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/bungakukan.html

■小田原文学館[おだわらぶんがくかん]2

文学館は洋風な建物です。

■小田原文学館[おだわらぶんがくかん]3

尾崎一雄邸書斎

■小田原文学館[おだわらぶんがくかん]4

白秋童謡館

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]1

文学館から少し歩いて、城址公園に到着しました。
いざ、住吉橋から入城。

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]2

住吉橋を渡ると、大きな銅門[あかがねもん]が見えてきます。

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]3

銅板で装飾されたことから銅門と呼ばれます。
かなり頑丈そうな門。

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]4

本丸手前の常磐木門をくぐると、いよいよ本丸広場に。

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]5

本丸広場には、なぜか猿たちがいました。
寒くて身を寄せあっています。

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]6

象もいました。
60歳を超えるウメ子おばあちゃん。

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]7

額に傷あとが。
何があったんでしょうか？

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]8

いざ、天守閣へ。

■小田原城址公園[おだわらじょうしこうえん]9

城内は資料館になっていました。
撮影禁止でしたが。

天守閣からは四方を見渡せます。
小田原駅の向こうに丹沢の山々が見えます。

■小田原駅[おだわらえき]

小田原駅に戻ってきました。
ちょっと小田原を分かってきたような気持ちで帰途に・・・

・・・おわり