BAから日帰りで行くイグアスの滝

2008/12/31 - 2008/12/31

南極クルーズの帰りにブエノスアイレス（BA）に2泊するものの、年末年始でお店などが営業していないかもしれないことに気づき、急遽イグアスの滝にBAから日帰りで行くことにした。フライトはLAN航空のウェブサイトからオンラインで購入。往復でUS$485くらい。直前だったからか思いのほか高かった。

BAからイグアスの滝のあるPuerto Iguazuの空港までは1時間40分くらい。便数も1日7-9本あるらしい。私たちが予約したときは4日前と直前だったからか、5本しか候補がでてこなかった。朝8時半の便でBAを発ち、イグアス18時40分発の便で帰ってきた。ブラジル側にはビザを取得する時間がなかったため行っていない。しかし、アルゼンチン側だけでも相当広いので時間は足りないくらいだった。

イグアスの空港から公園まではタクシーを使い、帰りも飛行機の時間に合わせて迎えにきてもらった。片道US$20。

エリア イグアスの滝周辺(アルゼンチン)

アルゼンチン側の公園入り口

快晴。気温は35度くらいで日差しも強い。ただ、東京の夏よりは乾燥しているのか、日陰に入ると過ごしやすい。

憧れのイグアスの滝についに来た･･･！

園内の移動には電車を使います。本数は30分に1本ほどと少ない。

しかも乗客が多くて、ほぼ満席だった。

踏切がいっちょ前にある。BAの街中でさえ踏切のないところがあったのに。

まずは一番のハイライト悪魔の喉笛に向かう。

岸から悪魔の喉笛のある滝まで川を渡っていくのだが、写真を撮りながらゆっくり歩いて20〜30分くらい。日陰も少なく、とにかく暑い。イグアス川、幅が広すぎ。

ワニ

小魚を狙っているようだった。

何年か前の洪水で壊れた遊歩道の跡

ここまでくるとあと少し

悪魔の喉笛

間近で見ることができ、ものすごい迫力。

思ったより水はかからず、南極クルーズでゲットした防水ジャケットは使わずじまい。

とにかくものすごい水量が落ちていくのを何も考えずに見ていると不思議な気持ちになる。

これだけの迫力の滝を見ると、水に打たれずとも自分の中にある様々な思いや感情まで流されていくような感覚を覚える。滝行もこんな感じなのかもしれない。

悪魔の喉笛はコの字型になっていて、滝が三面にある。

下は水しぶきの霧になっていて文字通り真っ白で見えない。

対岸はブラジル側。

下の方にうっすらと虹が見える。

いつまでも眺めていたい景色だけど時間が限られているので次の場所に移動する。

とさかのあるかわいい鳥。

次にゴムボートでカタラタス駅付近までエコクルーズ。

アルゼンチン側のイグアス国立公園の地図

これに乗ります。

滝の近くには残念ながら行きません。

サギみたいな鳥が羽を広げて乾かしている

ワニが隠れているのが分かりますか？？

亀。足が長い？？

近くを泳いでいるワニ

泳いでいるワニって初めて見たかも。

次にUpper Circuit。滝の上流の遊歩道へ。

紅葉っぽいのは竹林。枯れていました。

イグアスの滝は滝幅4キロと世界最大の滝です。大小300の滝からなり、1つ1つの滝もすごくきれい。

下に見えるのはLower Circuit（下側）の遊歩道

微妙に虹も見えている

左に見えている、滝の真ん中にあるSan Martin島には、水量が多いため行けなかった。

上側コースの一番奥

水は茶色っぽい

サボテン？

次に滝の下側コースへ

このコースの途中に滝の下までつっこんでいくボートの乗り場がある。

このコースは早歩きで1時間くらいはかかる。

悪魔の喉笛方面に向かう船

下側からだとほぼ全体が見えるので絶好のカメラスポット

滝につっこむモーターボート

これに乗るとぬれるので皆さん水着を用意していました。私たちは時間がなかったので乗れず。

Salto Bossetti

滝壺の間近なのですごい水がかかります。

その下に虹が！しかもうっすらとダブル・レインボー。

これまた美しい滝。

…なのですが、ぽつんと少し離れており、みんな通り過ぎていく。他の場所にあれば単体で観光スポットになれるレベルの滝なのに、イグアスにあるばかりに見向きもされない可哀相な滝。

鏡に映したように対称的な双子の滝、Salto Dos Hermanas。

これまたみんな素通り。贅沢すぎる。

なんだかでっぷりしているとかげ？でかいです。とかげは嫌いじゃないけど、これはキモかった。

暑かったが園内には至る所に売店があるので水の心配はない。お手洗いは怖くて入ってないのでトイレ事情は分からない。

日帰りだとゆっくりはできないが、アルゼンチン側だけであれば一応ほぼ全体を回ることはできた。