2008/12/29 - 2009/01/01
103位(同エリア160件中)
しろくろさん
大国ロシアの脇に鎮座する国、その名はベラルーシ。
「欧州最後の独裁者」ルカシェンコ大統領の率いる「忘れられた国」ベラルーシとはいかなる世界なのか、乗り込んでみることにしました。
当初アエロフロート航空・ロシア経由の予定が、出発直前に一部フライトのキャンセルが発覚したためオーストリア航空・ウィーン経由という快適旅程に変更!
めでたくMoskvaシェレメチェボ空港での5時間待ちを免れました。
ベラルーシの世界遺産「ミール城」を見学するつもりが、寝坊してバスに乗りそこない、ホテルの人にタクシーで行きたい旨伝えると、高いのでやめたほうが良いと言われ・・・潔く諦めました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- オーストリア航空
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何の思い入れもないオーストリア航空。
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が、ミネラルウォーター1本くれるし機内食はなかなか美味しいし、結構いいかも、オーストリア航空♪
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がらーんがらーん。
窓側3列独占・夢のエコノミーファーストです。 -
綿あめ!
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約10時間のフライト後3時間待ちの末、いよいよベラルーシの首都ミンスクへ。
夜10時過ぎに到着したミンスク国際空港は、国際空港とも思えぬこじんまりとした空港です。入国審査もスムーズ、無事ガイドさんと落ち合い送迎車でホテルへ。
ガイドブックには「空港(駅)で健康保険に加入の必要あり」と書かれていますが、保険のカウンターも見当たらず、出国の際も未加入であることが問題にはなりませんでした。 -
我がホテル、プラニェータ。
その宇宙的な名はいかにも旧ソ連、といった趣。
私の部屋は眺めのいい11F、向かいにはメイドのおネエさん方の詰め所がありセキュリティ面で安心でした。
大晦日に日本から持参した「どん兵衛」を作る時に、お湯を貰うことにしよう。 -
気温はおそらくマイナス7℃前後、さほど寒くありません。
反対にホテルの部屋は意外に暖房の設定温度が低いらしく、微妙に寒かった。ロシアからの天然ガス供給が不足しているのかも。 -
ミンスクにはあまり観光スポットがありません。
聖霊大聖堂。
清楚で可愛らしい教会です。
聖堂内は見事なイコンで埋め尽くされています。 -
ミンスク市内は徒歩で十分回れるので、結局地下鉄に乗る機会がありませんでした。
奥に見えるマク○ナルドは大人気でいつも混雑しているもよう。 -
ご当地メニュー「チェリーパイ」。
お値段は日本と特に安くもない7,800ベラルーシ・ルーブル(約320円)。 -
ベラルーシで信者の多い正教会のクリスマスは1月7日。あと一週間後です。
街中の飾り付けが華やか。 -
ミンスク駅です。
意外にも(?)明るく活気にあふれています。
私も列車に飛び乗ってみたくなりました。 -
中心部にある聖シモン・エレーナ教会。
カトリック教会だそうです。
長崎の浦上天主堂から贈られた鐘があります。
一気に親近感が湧きました。 -
ファーストフード店"Poctok"
ブリンチキ(具を巻いたおかずクレープ)、ポテト、カプチーノで10,110ベラ・ルーブル(約400円)。
おまけでひとくちチョコもついてきました。
ポテトは塩加減も絶妙、コクがあって非常に美味しいです。
ロシア人に「じゃがいも人」と揶揄されるほど、ベラルーシ人はじゃがいも好きだといいます。 -
本屋兼雑貨屋に入ったら、ロシアのあの方のバッヂが売られていました。あれ、自分の国のは?
ご安心を。
我らが大統領ルカシェンコ氏のポスターや生写真もありました。写真を撮ろうとしたら店員に睨まれた?ので諦めました。ヘタレです。 -
明日の年越しパーティのためなのか、街行く人々の手には大きなケーキの箱が。
それは、いかにも温かい家庭の団欒の象徴のようで、ひとりプラプラしている私はほんの少し感傷的に・・・
悔し紛れに、スーパーで巨大な量り売りのケーキを買った。甘さ控えめで美味しかったです。 -
「大祖国戦争史博物館」
7,000ベラ・ルーブルで写真可。
なかなか工夫を凝らしたよい展示です。英語の説明がないので、こういう時ロシア語が出来たらな・・・と本当に思います。勉強しようっと。 -
夜の十月広場。ミンスクの夜景は、建物がキレイにライトアップされ素敵です。
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今日は大晦日。
昨日は寝坊して食べ損なった、バイキングの朝食にありつきました。
チーズがやたらパサついてるのと珈琲に目を瞑れば問題なし。肉団子が妙に美味しかった。
珍しいのはラズベリーのジャム。これも美味しい(ペクチン多すぎでプルプルしてるけれど)。 -
ホテルのすぐ近くにある「英雄都市記念碑」。
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川はガチガチに凍ってます。
オレンヂの木箱に入ってやってきた、南国生まれのチェブにはちと寒いですな。 -
戦没者慰霊碑、のようです。
この寒空の中、バスで乗りつけ続々と人がやって来ました。
☆調べたところこれは「アフガン戦没者慰霊碑」とのこと…兵士たちのご冥福を祈ります。 -
入り口の小さな門に無数の錠前が付いています。
よく見れば何やら縁結びのおまじないのようで、乙女心は万国共通なのだなあ、と・・・微笑ましい光景でした。 -
第二次世界大戦で悉く破壊されたミンスクの街を再現したトラエツカヤ旧市街区。
エストニアのタリンで見られるような、可愛い色の木造家屋が仲良く並んでいます。 -
ここにもありました、「スシ」屋。
この小さな街に、2店舗も構えています。 -
国立美術館は大晦日も営業。
カッサの係員が不在だったので切符が買えない!と別のおばさんに訴えると、タダで入ってよいと言われました。
出るときには係員が戻っており、客は普通に切符を買っていました。??? -
「地球の歩き方」にも載っているお店"マクシ・ビス"にて昼兼夕食を。
カウンターに並んだ料理を指差し注文する形式なので楽です。
野菜の甘みとダシがきいたボルシチ、今までで一番美味しいかも?!
じゃがいものパンケーキ「ドラニキ」はひき肉入りでボリューミー。2枚も食べたら胸焼けしました(^^;
リンゴジュースも入れて11,860ベラ・ルーブル。 -
地下街。
床がやたらとツルツルで何度も滑りそうに。
街を徘徊していると、突然前を歩いていたオッサンが手を差し出してきたので反射的に後ずさりした。
微笑みながら何やら言う彼の手には飴が。私が子供に見えたのかしら?有難く頂戴した。 -
スーパーでロシア製板チョコなどを買い込みホテルへ戻る。やっぱりロシアチョコは美味しい。
深夜0時、年越しのその瞬間。
テレビでは国家が流れ、ちょうど窓から見える英雄都市記念碑広場では花火が打ち上げられていました。
さあ年越しどん兵衛をと思いきや、当てにしていた詰め所のおネエさま方が不在でお湯がもらえず。。。 -
とりあえずミンスクで年をまたぎ、安心して寝る。
2009年1月1日、元日。
あけましておめでとうございます。
8時に朝食のためレストランへ行くと、真っ暗で誰もいない。聞けば、6時まで年越しパーティーをしていたので今日の朝食は11時から、とのこと。初耳だ。
11時に再度足を運べば、こんなに豪華なブランチにありつけました。 -
昨日ホテルに依頼した空港までのタクシー、お迎えは3時。およそ50US$とのこと。
徘徊は飽きたし、元旦くらいゆっくりしようと20EURで3時まで部屋を延長した。
3時におよそタクシー運転手とも思えぬジャージ姿のオッサンが迎えに来た。
車窓から見たミンスクを代表する無意味なオブジェ。(画面左端)
到着した日に見たが、夜は派手なイルミネーションに彩られる。 -
空港まで約40分の道すがら、ほとんど真っ白な平原(あるいは湖)に、家々が点在する。
こんな辺鄙な土地でも普通に生活している人がいる。当たり前かもしれないけど妙に感動。
思えばミンスクには「何もない」けど、私にとってはあたかも住んでいるかのように不思議と過ごしやすい街だった。
この次は田舎の方にも行ってみたい。 -
空港に到着。
残しておいた110,000ベラ・ルーブル(約4,500円)で支払う。一応領収書もくれた。
ミンスク国際空港は薄暗過ぎる。
いよいよ向かいに座ってる人の顔が見えないくらいになると、ようやく電気を点けはじめた。
チェックインカウンターの人が、普通考えられないくらいのおじいさんで意外だった。 -
海外発着の便では、日本でお目にかかれない飛行機に出会えるのも楽しみのひとつ。
ベラルーシの航空会社、ベラヴィア航空機。
UAEアブダビ行きのエティハド航空というのも初めて見た。近々日本への就航も予定されているとか。
さようなら、ベラルーシ。きっとまた来るでしょう。
これからオーストリア、ウィーンに向かいます。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- 柴犬さん 2010/04/05 11:23:25
- はじめまして
- エコノミーファースト…ウケました(笑)
あれイイですよね。でも、年末に遭遇できるとは、羨ましいです。
次回の旅を、ウクライナ&ベラルーシで計画中なので、旅行記を参考にさせてもらいました。
写真を拝見するに、首都は意外と小奇麗な町の様ですね。
ちなみに、英語の通用度はどの程度なのでしょうか?(若者は通じるorホテル等で通じる...etc)
情報頂ければ幸いです。
- しろくろさん からの返信 2010/04/05 13:08:28
- こちらこそ
- はじめまして、柴犬さん!
旅行記を見ていただいてありがとうございました。
エコノミーファースト遭遇率が高いんです、私。
首都ミンスクは整然とした綺麗な町です。悪く言えば面白みがないのかな。
でも突っ込みどころはいろいろとあると思います(笑
全体的にソフトなロシア、って感じで私は好きになりました。
真冬にせわしなく旅行したため人との交流はあまりなかったのですが、若者には片言でも英語が通じると思います。(マクド店員さんもOKでした)
泊まったホテルの若めの従業員(30代くらいまで)は皆まともな英語を話してました。
年配の方はほぼロシア語のみ可だと思います。でも愛想は悪くないですよ。
ウクライナ羨ましいです。いつ頃行かれるんですか?楽しみですねぇ♪
しろくろ
- 柴犬さん からの返信 2010/04/06 10:52:42
- RE: こちらこそ
- 突っ込みどころ満載ですか、楽しみです!!
旧ソ連を旅するのにコレ、必須ですよね(笑)
言語>とりあえず旅をするだけなら、英語でもなんとかなりそうですね。
安心しました。
情報ありがとうございました。
-
- vabさん 2009/01/10 01:19:15
- 素敵!
- しろくろさんの旅行記&お写真は、
自分が旅行しているような気分になれます♪
プチトリップいたしました! 温度、景色、機内食(笑)
-7度だけど寒くない、分かります。日本にいる時は寒さ感じるのに、
何なんでしょう!?
留守中のニャンコちゃまはお任せくださいね♪
- しろくろさん からの返信 2009/01/11 01:46:40
- RE: 素敵!
- vabさん、ご訪問&コメントありがとうございます!
> しろくろさんの旅行記&お写真は、
> 自分が旅行しているような気分になれます♪
> プチトリップいたしました! 温度、景色、機内食(笑)
何の工夫もない旅行記で恐縮です。
自分が忘れないためにも細かく記録を残したくて…特に機内食!
> -7度だけど寒くない、分かります。日本にいる時は寒さ感じるのに、
> 何なんでしょう!?
そうですよねー。日本で5℃なんて寒い寒いと大騒ぎするのに。
いつか、マイナス50℃になるという世界一寒い町に行くのが夢です。
> 留守中のニャンコちゃまはお任せくださいね♪
いつもありがとうございます。
出来ることなら国境越えの達人、vabさんと旅行ご一緒したいものです。
まだまだ旅行記の続きを更新しますので、よかったらまた訪問お待ちしております!
しろくろ
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