2008/10/25 - 2008/10/26
7224位(同エリア12025件中)
だーとーさん
ひとり食い倒れ旅、蘇州から上海に戻り、出国するまでの後編。
いちおう表向きは上海蟹を満喫するグルメ旅なのだが、今回の裏イベントとして「ひとり火鍋」にもチャレンジ。
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蘇州から再び上海へ。
晩御飯に火鍋の専門店へ出撃したのだが、三十数組待ちの大行列。
えらい人気店ではないか。
でもこの店が深夜まで営業しているのは事前にリサーチ済みなので、店が空くまでどこかで時間をツブそう。
(雑技団のチケットでも取っておけばよかったかな)
新天地は特に興味はないんだけど、フラフラと歩いて結局何か食べようと入ったのがこの店。
【その5 小南国(新天地店)】
昨日も小南国に行ったばかりやんけ、とツッこまれそうだけど、別の支店だし、まだ食べてないメニューもあるし、構わず入店。
ていうか、食事を待つ間に別の店で食事かよ、という部分にツッコミが来るか。 -
店内は超モダン。超ハイソ。
こういう雰囲気の店は苦手なんだけれど、何度も言うように相手は中国。気後れなんてしませーん。 -
お茶は昨日の龍井ではなく、ただのお茶。3元くらいだったっけ。
初めての日本人ならビックリしてしまう、オキテ破りの茶葉、直に投入。
中国(といってもホンのごく一部の地域しか知らないが)、少なくても上海の人は確かに皆こうやって飲んでいたけれど、
慣れない日本人はどうやって飲むのか、いつも難儀してしまう。
フーフーしてお茶っ葉を対岸に寄せてみやり、つついて沈めてみたり。 -
藕行藕素(レンコンのもち米詰めキンモクセイ風味)。22元。
これも前日の糯米紅棗のように、たいして期待していなかったらけっこうおいしかった。
輪切りじゃないから歯ごたえがよかったし、ちゃんと温かかったからかな? -
ナマコの煮込みアワビ風味。138元。
グロ画像?かと思ってしまうようなリアルナマコ。
ナマコはプルプルの食感で、アッという間に食べてしまったけど、残ったアワビソースがまた激ウマ。ていうかこれがメインか。
ごはんに絡めて残さず平らげる。 -
上湯豆苗(豆苗のスープ仕立て)。28元。
もともとスープを頼もうと思っていたけれど、店の人がコレを薦めてくるので注文。
一瞬、これホウレンソウじゃ?と思うほどぶっとい豆苗。
何てことないシンプルな料理だけど、これ、めちゃくちゃウマいぞ。
やっぱりちゃんと野菜料理を頼まなくちゃイカンな。 -
外婆紅焼肉(家庭風豚肉の醤油煮)。48元。
家庭料理という割にうやうやしく壺に入ってきた豚の角煮。
日本人が想像するトロトロのやつは東坡肉、トンポーローで、杭州料理らしい。
東坡肉ではないが、トロトロ肉は昨日の豚のヒザ肉で経験済みなので、今日はこっち。
紅焼肉の方が肉々しいというか、歯ごたえのある肉をじっくり噛みしめる感じ。 -
さて、紅焼肉の入っている器は壺のフタの部分なので、見た目より量は少ない。
さらに底の方にはガーゼを結んだような物体が。
たぶん干豆腐?みたいなものだと思うけど、調べると、百葉結と言われていて、紅焼肉にはよく入っているらしい。
味が染みていてウマー。
今回もハズレなしで、小南国、意外と使えるぞ。 -
さて、深夜になって、店が空いてきたころを見計らって再び参戦。
【その6 三人行骨頭王火鍋】
いくつか支店があって、今回は肇嘉浜路と宛平南路の交差点付近にある店。
(人民広場とか、中心部に近いのは、延安東路と浙江南路の交差点付近の店かも)
ここは豚骨スープのダシを取る時に使う豚の骨、いわゆるゲンコツを鍋の具として食べる火鍋の店なのだ。 -
オーダーシート。
さーて、これを見て何をどう注文すればいいのやら、解読しなければいけない。
まず、左の「凉菜」と右下の「点心」は無視。
おそらく、右上の「鍋底」で鍋の種類を選んで、真ん中に羅列されている具を選ぶ方式だろう。
真ん中の右下に載っているはタレの種類だよな。
、、、ところで、豚骨は初めから具として入っているのか?別注文なのか?わかんねー。
真ん中の左上に「特色骨頭」と書いてあるではないか。
店員にカマを掛けるため、右上の骨頭王砂鍋(小)と特色骨頭に両方チェックを入れて店員に渡してみたら、
店員があわてて何やら説明をし始めた。ほーら、ひっかかったぞ。
これはきっと、「鍋の中に最初から豚骨が入っているから、頼まなくていいのよ」てな意味だろう。勝手な解釈だけど。
というわけで、安心して特色骨頭は不要にしてもらう。
どうやら、「骨頭王砂鍋(小)」だけで、最小限の具は入ってるみたい。 -
じゃーん、これが、骨頭王砂鍋(小)。98元。どこが「小」じゃ、どこが。
確認できる具は、カニカマ、タケノコ、シイタケ、ブロッコリー、干し肉、卵餃子、、
これらの具の下に豚骨が入ってます。 -
まず、火をつけてしばらく温めた後、沸騰すると噴きこぼれてしまうので、頃合いを見計らってお姉さんが豚骨の一部を鍋から取り出します。
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取り出された豚の骨。これが具。
これは後で鍋に入れ直して温めて食べる分。 -
何度も言うようにこれが鍋の具。
右に見えるのが食べるときに使うビニール手袋。
これをはめて直接骨を持ってアグアグと骨の周りの肉を齧る。
味はまぁ、スープに全部旨みが移ってしまったので、カスカスな豚肉って感じだけど、
腱の部分を口の中でグニャグニャと噛み砕く食感が面白い。
骨髄の部分もストローで吸うことができます。美味しくはないけど。
実は最初に入っていた具も、ダシ用みたいな感じで、超ウマいというわけではないので、
ちゃんとした肉とか野菜とかを食べたい場合は、やはり最初のオーダーシートで具を別注文した方がいいでしょう。 -
店内。
さすがに24時を過ぎれば混んでいた店内もこの通り。
どういうわけか?この店の小姐は、つっけんどんでもなく好奇の目で見ることもなく、超普通の服務態度。
フツー、外国人が夜中にひとりで鍋食ってたらレジ横でヒソヒソ話をして笑い合うのが中国のレストランの小姐だ。
今だから言うが昨日の圓苑でもそんな応対をされたし。
この店はたまたまなのかなぁ。あまりに普通なのでかえって印象に残るくらいだったぞ。
さて、すべての具は食べきれないけれど、シメに麺が食べたかったので紙に「面」と書いて店員に見せたら、
またしても店員が何かを説明し始めた。
きっと、面も鍋の料金に含まれているということだろう。(←都合のいい解釈)
ここの面は(画像左下)、箸で持ってもブツブツ切れることもなく、美味しく頂きました。
というわけで、最初に頼んだ骨頭王砂鍋(小)で全部の食事が完了。
ただし、タレは別料金で、しかも日本人にピッタリ合う組み合わせがなかなかないので、
いろいろ頼んで試してみたほうがいいかも。タレがなくても十分イケるけど。
ちなみに、日本の豚骨ラーメンのような臭さは全くないので、そういうのを期待する人は肩透かしを食らうのでそこは気をつけて。 -
3日目、最終日の朝。
昨夜は遅くまで火鍋をしていたので、本当は何も食べたくないのだが(笑)、
小揚生煎館とどちらにするか迷ってこちらで朝食をとることに。
【その7 滄浪亭(淮海店)】
前日に蘇州に行ったのに、時間の都合で蘇州麺が食べられなかったから温かい麺も魅力だが、
本当に食べたかったのは「葱油拌面」、つまりあえそばの方。
ということで、葱油拌面を求めていざ入店。 -
店内。
まだ開店間もないのでそれほど混雑はしていない様子。
1階は食券式のため、食べたい物を決めていないとレジ前でパニックになること必至。
昼前になれば2階が開くので、じっくり選びたいときは2階へどうぞ。
で、いざ食券を買おうとした時に壁のメニューに「葱油拌面」の文字が無くやはりパニック。
慌てて紙に葱油拌面と書いて見せたら、「葱油肉絲面」なら有るらしい。 -
葱油肉絲面。8元。
スープを少し面の器にいれて混ぜやすくしてからかき込む。
醤油ダレと葱の香ばしさが口いっぱいに広がるけど、急いで食べるとネギがノドにはり付いてむせるぞ、ゲホゲホ。
ただ、値段を見てもわかるとおり、あくまでファストフード、B級グルメとしてのおいしさかな。一度食べれば十分だ。
わりとまともなレストランでも葱油拌面は置いてあるのでそちらで試してみるのもいいかも。 -
そして最終日の昼。
いよいよメインイベントの上海蟹を食べにレッツゴー。
たいてい最終日というのはうまく時間を使えなくて、バタバタと荷造りや土産物の購入に充てがちなので、
最後の最後に何か盛り上がるイベントを用意してキモチ良く帰りたい。
幸い、上海発の最終便なら、昼過ぎまで市内にいても十分に間に合うので、ランチに時間が取れるし。
【その8 成隆行蟹王府】
南京東路から1本南の地味〜な九江路沿いの上海蟹専門店。
客のほとんどが日本人観光客らしいけど、ま、そこは構わずに入店。 -
店内。
ひとり客なので、入口付近の大卓に通されちゃったけど、雰囲気はなかなか。
客のほとんどが日本人観光客、ということは、店員もほとんど日本語が通じる人ばかりなので、
予約やオーダーの際にはとても便利。
日本人観光客相手の店、というだけで高くて美味しくないものを食べさせられるような胡散臭さを感じてしまうけど、
この店はそんなことはない、と思う。
日本語で接客されるサービス料がプラスされてると思えば安いもんだし、
ここでは1年中蟹が食べられるのでうっかりシーズンを知らずに来ちゃった観光客にも安心だし、
中国の店そのものが当たりハズレが大きいから、いつ来てもそこそこのものが食べられるというのも結構大事なのだ。
わざわざ地元の人が行く隠れた名店をネットで探す観光客など、実際にはごくわずかなんだろうし、
ツアーで何も知らずに連れて行かれるヒドい店は他にもいっぱいある中で、ここは良心的な方だと思うぞ。 -
メニュウ。もちろん日本語付き。
蒸した上海蟹のほかに是非とも食べたいのは、蟹の身とカニミソをほじくり出した「蟹粉」を使った料理。
日本で食べると手間もコストもかかるので割高で、種類もごくわずかしかないのだ。
そもそも、蒸した上海蟹しか出してない店も多いし。
というわけでメニューを見るとあるわあるわ蟹粉○○のオンパレード。
上海でよく見られる定番料理のほかに、蟹専門店のプライドかはたまた日本人向けか、
とりあえず蟹粉入れちゃいました的なメニューも満載。 -
メニュウその2
使った蟹の量でハッキリと値段に差があるのが面白い。
一個とか一匹とかあるのは、ホントに一個から注文できるのかな?
蟹粉獅子頭(肉団子)は一個でも注文出来たけど、車海老はどうなんだろう。
ともあれ、ひとり客にとってはありがたいサービス。 -
メニュウその3
こちらは麺、ご飯もの。
ホントは全部頼みたいくらいなんだが、どうしよう〜。 -
こちらにはコースメニューもあります。
たぶんひとりからでも注文可能。ひとり客パラダイスか? -
コースメニューその2
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王府醉蟹(酒漬け蟹)。58元。
生きた蟹を紹興酒のタレに漬けた、酔っ払い蟹。
お酒が苦手じゃない人なら是非マストトライな一品。
これも日本ではなかなか食べられないので上海行きが決まってからというもの、ずっと楽しみにしていたのだ。
甘〜いカニミソとタレがもう、たまらん。何度も皿のタレを絡めてチュウチュウ吸ってしまう。 -
蟹粉豆腐(蟹みそ入り豆腐)。98元。
たしか小南国では48元だったから、相当高いんだけど、以前ハンパな店で不味い蟹粉豆腐を食べてしまったことがあるので、
絶対ハズさないようにこの店で注文。
良かった、ここのはちゃんとしてる。あんかけで水増ししてないし、ヘンな味もしない。
もちろんご飯を頼んで上に載っけてモリモリと食べる。 -
蟹粉坦坦面(蟹みそ掛け坦坦面)。68元。
上海蟹専門店ならではのメニュー。実はこれが目当てでこの店を選んだと言ってもいいくらいの品。ちょっと高いけど。
こうやって別々に出てくるので、自分で面の上に蟹粉を載せる。 -
蟹粉を載せたところ。どうだ、美味そうだろ、と言わんばかりのビジュアル。
もともと辛さを抑えたスープに、蟹粉の載せて混ぜて食べると、コクが出て思わずスープまで残さず飲み干してしまう。 -
蟹粉獅子頭(蟹みそ入り豚肉団子)。28元。
これはスープ代わりに頼んだ品。わりと定番の料理。
スープ自体は何てことないけど、肉団子を崩すとカニミソでスープが黄色くなるのがちょっと贅沢。
でも坦坦面の後に来ちゃったから、全然印象に残らなかった不運な品。コイツのせいではないんだが。スマン獅子頭。
どうしても蟹粉料理ばかり続くので、メニューの組み立てのバランスが悪くなってしまうのは仕方ないかな。 -
蒸し上海蟹。時価。
訊いてみるとこの日は1パイ108元から980元まである、とのこと。
1パイ980元てどんなカニよ。見せてもらえばよかったな。
誤解を恐れずに言うなら、蒸し上海蟹自体は日本でも食べられるので、中途半端なサイズで贅沢するより、
一番安いカニで妥協して、残った予算を別のメニューにまわすのもひとつの手かと思う。
個人的には、今回は頼まなかったがカニミソとフカヒレのスープ、480元あたりに手を出すとか。
というわけで言い訳がましいが108元のメス蟹。 -
ここは頼めば店員がさばいてくれます。
ひとりならこうやってパフォーマンスを見せてくれるけど、大人数での食事となると店員が店の隅でいっせいにガサゴソし始めてなかなか壮観。 -
解体完了。
自分でさばいて、爪の間までカニ臭くなるのもいいけど、やっぱりさばいてくれた方がスマートで楽チン。
最初にカニミソと卵の部分を甲羅に入れて出してくれるので、ご飯に載せてカニ丼ぶり。
あとからチマチマと足の身を食べて、これですべて完食。
前回の香港編に比べて、ハズレや後悔の少ない食事となった今回の上海旅行。
おいしかったなー上海料理。また来年食べに来よう。マイレージ貯めて。
次回は八宝鴨にチャレンジだ。アヒル1羽食べてやる。
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