日本の旅　関西を歩く　和歌山城天守閣周辺

2008/11/18 - 2008/11/18

和歌山城は、享保の改革（きょうほうのかいかく）を断行した８代将軍徳川吉宗（とくがわ よしむね１６８４−１７５１年）、公武合体政策で１８６２年に和宮（かずのみや１８４６−１８７７年）と結婚したが早世した１４代将軍徳川家茂（とくがわ いえもち１８４６−１８６６年）らを輩出した紀州徳川家の居城だ。
１９９５年のＮＨＫの大河ドラマ「八代将軍吉宗」、２００８年の「篤姫（あつひめ）」に登場した徳川家茂などで和歌山城一帯が全国に知られるようになっている。
和歌山城は標高５０ｍほどの、海上から見ると猛虎が伏している姿に似ているといわれる虎伏山（とらふすやま）に本丸、二の丸、三の丸が配されていた。海に近い平地の中の丘に築かれた平山城（ひらやまじろ）で「虎伏山竹垣城」とも呼ばれている。
本丸と二の丸一帯が１９０１年開設の和歌山公園にあり、本丸の周囲には護國神社、和歌山公園動物園などがあり市民の憩いの場所にもなっている。
公園内には重要文化財の岡口門と土塀、追廻門（おいまわしもん）が焼けずに残っているが１９４５年の和歌山大空襲で城のほとんどが焼失、破壊された。戦後１９５８年に天守閣まわり、１９８３年に大手門や一之橋が復元され、２００６年には日本１００名城に指定された。
名門、紀州徳川家の城だけあってどの方角から見ても風格ある美しい天守閣だ。
（写真は二の丸御殿跡から見る和歌山城天守閣）

エリア 和歌山市(和歌山)

和歌山城の高石垣。

高石垣の説明。

和歌山城の高石垣。

和歌山城の岡口門。かつて大手門だったが搦手門（からめてもん）として修復された。

和歌山城内の光景。

和歌山城内の光景。

二の丸御殿跡から見る天守閣。

二の丸御殿跡から見る天守閣。

二の丸御殿跡から見る天守閣。

高灯籠の説明。

二の丸御殿跡から見る天守閣。

西の丸の高灯籠。

伏虎像の説明。

猛虎が伏している姿に似ている和歌山城が建つ虎伏山（とらふすやま）にちなんだ伏虎像（ふっこぞう）。

西の丸に近い堀周辺の光景。

和歌山護国神社の参道。

西の丸に近い堀周辺の光景。

西の丸に近い堀から見る天守閣。

西の丸に近い堀周辺の光景。

南海和歌山駅前の光景。

西の丸に近い堀周辺の光景。

南海和歌山駅前の光景。

南海和歌山駅前の光景。

南海和歌山駅前の光景。

南海和歌山駅前の光景。