紅葉リベンジのリベンジ　その２(福岡県編)

2008/11/15 - 2008/11/18

　今ひとつ消化不良だった大分県。箇所を替えてみよう。
夜のデートも楽しみな１日。

エリア 福岡

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩

　単行のディーゼルカーに乗って、夜明から日田
彦山線に入る。「夜明」という駅名はなかなか
おつなものだ。

　九州で唯一というけど、九州以外であればほかに
あるんだろうか。看板に気を取られ、ホームに県境の
線が引いてあるかどうかを確認しなかったのは失敗
だった。

　彦山駅で降りるとどんより曇り、ぱらぱらと雨が
降り出してきた。午前中から天気は回復するという
予報だったはずなんだけど…。
　英彦山に登るつもりでいたが、かなり気が萎えて
きた。とはいえ、次の列車までも時間があるので、
とりあえず英彦山神宮までは行ってみる。

　ネットで調べたところでは紅葉が見頃のはず。
まぁ、境内にあるこの木はそこそこ色づいている。
けれど、他の木に色づきはそうでもない。

　上の方はそれなりに色づいているのだろうか。
ガスがかかっていてあまり気が進まないのだけど、
登ってみる。

　６６６俵という数にしたのは、オーメン好き
なんだろうか？（んなわけない）

　登ってしばらくすると、いきなり鎖場。昨日の
雨で濡れているので、慎重に登る。

　登っていくと紅い木は見あたらない。黄葉の
木はちらほらとあるけれど。

　もっと上に行けばあるのかもしれないけれど、
ガスが取れず、しかも急な階段の山道だと登る
気にならなくなってくる。確実に美しい紅葉が
見られるのならがんばるけど、階段の山道に
いいかげんうんざりしてしまい、神様には誠に
お見苦しいところを見せてしまうなと思いつつ
登るのをやめてしまった。
　降りていくと「もう行ってきたんですか？
早いですねぇ。紅葉どうでした？」とすれ違う
人から聞かれたが、はずかしいと思いながら、
「上に行くのやめたんです」と言うしかなかった。

　なんだかんだいっても山は山で、ガスで体が
冷える。境内の売店で売っているお汁粉につい
手がでる。

　しばらく体を休めて下山。参道にある紅葉の
中で、そこそこきれいなものを選んで写真に
収める。

　参道は石畳になっているけど、雨の後の石畳の
下りは滑ってかなりこわかった。

　振り向くと英彦山は厚いガスの中。登らなくて
正解かな。

　なんとかけがをせずに参道入口までたどり着いた。
こちらは銅の鳥居（かねのとりい）。1637年と、
江戸時代初期に肥前の鍋島氏が寄進したもので
国の重要文化財になっているそうだ。

　きれいなものもないではないけど、

　いかんせん、陽がないとくすんで見えてしまう。

　欲求不満で彦山駅に戻る。駅前には鯉料理の
お店が複数ある。こちらの熊は、鮭ではなくて
鯉をくわえるのか。でも、ジロさん情報によると
「九州にツキノワグマはいないのだ」そうだ。

　料理を待つ？鯉に

　ヤマメたち。活きはよかった。

　ふたたび日田彦山線に乗る。田川後藤寺で
後藤寺線に、新飯塚で筑豊本線（篠栗線へ直通）に
乗り換えて博多に向かう。

　石灰石を採掘しているのだろうか。関東で
いえば武甲山みたいな場所だろうか。なんだか
痛々しい。

　お昼をろくに食べていなかったので、駅地下街の
名代ラーメン店へ向かう。今回は前から気になって
いたぎょうざに

　ちゃんぽんをいただいてみる。なかなかうまかった。

　夜はいよいよビールコミュ仲間・ジロさんを襲撃。
ジロさんのマーキング場所・コットンフィールズで
待ち合わせして中に入る。久々に見かけたフィンランド
ビール「アミラリ」を注文。
　なぜフィンランドのビールに東郷平八郎氏の肖像が？
とお思いの方も多いでしょう。フィンランドはかつて
ロシアの圧政に苦しんでおり、そのロシアのバルチック
艦隊を日露戦争で打ち破り、やがては帝政ロシアの崩壊に
つながる勝利をもたらした東郷元帥は、かの国では英雄
なのです。

　二人（１匹の犬と１人？）で、１本ずつしかビールを
頼んでいない（しかもつまみなし）のに、１時間半近く
話しこんでから、某Ｎさんのアジトであらためてビール
コミュ２周年記念・九州大会を開催。かんぱ〜い。

　ご主人の包丁さばきや、まさに明朗快活なおかみさんに
つくづく「Ｎさん、いい店知っているなぁ」と感じ入った。
　福岡に来たら、やはり玄界灘の魚でしょう。こちらは
サバの刺身。かむほどに旨味が出てくる。

　そしてＮさんお勧めのごまさば。あまり食べると
ビールが進みすぎて身の危険を感じるので、抑え
ながら呑んだ。ジロさんも「猫化が進んでしまうのだ」
と嘆きつつも、しっぽを振っておられました。

　そしてあらかぶの素揚げ。頭からひれからばりばりと
いただいてしまう。２軒計４時間、味と楽しい話に満足。
ジロさん、お忙しい中時間を作ってくれてありがとう
なのだ。ジロさんはすてきな犬だったのだ。またぜひ
一緒に呑みたいのだ。そしてＮさんもアジト情報どうも
ありがとうございました。

　ジロさんと別れたあとも、自分の体をいじめるべく、
博多駅近くの旭軒で餃子をさっといただく。ぱりっと
しておいしゅうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• ジロさん 2008/12/17 06:16:34

  さば♪

  おはようでありますなのだ♪
  
  福岡に入ってもさらに悪天候だったようで申し訳ないのだ☆
  ジロも英彦山くらいは登ってみようと思うけど岩場の所でダウンなのだ☆
  アジト襲撃以来どうもジロはスーパーのサバさんを買ってしまうのだ
  ゴマサバさんを茶漬けなんかにしてコタツで喰って猫化してしまうのだ
  なので上京の際には犬らしく肉食獣用でお願いしたいのだ､､､羊とか｡｡｡
  バーガーキングのワッパーは必ず喰ってやろうと決意しているのだ
  他になにかデカくて安いステーキとかの情報あればヨロシクなのだ♪
  東京だとなんでもあるだろうからくれぐれも猫食はジロに喰わせないように｡｡｡
  小笠原では海亀さんでも喰ってみようかなぁ｡｡｡
  
  
  猫化はヤバいジロ

  めもるさん からの返信 2008/12/17 22:11:50

  RE: さば♪

  こんばんはなのだ♪
  
  　英彦山は逃げ場がなくてつらかったのだ。
  それでもけっこう登っている年配の方々もいて、
  めもる自身が軟弱者に思えてきて悲しくなって
  きてしまったのだ。
  　でも、夜が楽しかったから、いいのだ。
  
  　関東でもたまにだけど玄界灘とか西海のさば
  刺身がスーパーで売っていたりするのだ。足が
  早いからわりあい早い時間から割引販売される
  ので、そんなときは迷わず買って、部長にある
  まじき食生活をしているのだ。
  
  　東京には羊料理専門店「ひつじや」なんて
  お店もあるのだ（場所は代々木）。
  　でかくて安いステーきかぁ…。今日は自宅の
  近くに最近オープンしたステーキハウスに行って
  食べてみたのだが、テンダーロインのセットで
  2,000円ちょっとだったなぁ…(200g)。メキシコ
  産の肉だけど…。極端にまずくもないけど、
  びっくりするほどおいしくもないという感じ
  かなぁ…。
  
  　なにか見つけたらまたお知らせするのだ☆
  
  Noririnさんと猫化計画企み中？　めもる

• Noririnさん 2008/12/15 22:43:06

  アジトへようこそ〜

  やっと追いつきました。
  ふ〜。
  
  最初のコメント見た時は意味深だったんですが
  ジロさんとのデートだったんですね(=。=|||)
  な〜んだ（笑）
  
  サバ刺しにごまさばって、サバづくしですね！
  ああ･･･またごまさば食べたい〜〜
  以前ジロさんが１人でアジト襲撃に行った時もあらかぶ食べた気が･･･？
  この店に行くとジロさんは完全に猫化しますね（笑）
  
  東京に来た時も猫化させましょうか。
  Noririn

  めもるさん からの返信 2008/12/16 23:22:03

  ありがとうございました♪

  > 最初のコメント見た時は意味深だったんですが
  > ジロさんとのデートだったんですね(=。=|||)
  
  　そんな、誤解を招くようなことは（笑）。
  
  　サバはほんとにおいしかったです。ジロさんに
  「〆ていないサバを食べる習慣がない場所から
  来ているから、あたらないといいのだが…」と
  言われましたが、平気でした。
  　福岡に行ったときにぜひ再訪したい店が
  できました♪　ご紹介、ほんとにありがとう
  ございました。
  
  　ジロさん来訪時、お店の週末限定料理を魚に
  してもらいましょうかね(吠えられる・笑)。
  
  めもる