'08 欧州のX'mas Market 【４】　独ドレスデン?(Dresden)

2008/12/07 - 2008/12/07

ドレスデンの2日目は、ツヴィンガー宮殿内のアルテ・マイスター絵画館とシュタールホーフのクリスマスマーケットを目指す。また、昨日撮影できなかったドレスデンの旧市街の写真を撮影。

エリア ドレスデン(ドイツ)

今日は生憎の雨。昨日見ることができなかったドレスデン旧市街を歩く。まずは、中央駅まで出て、ブラーガー通りを歩く。

【ドレスデン中央駅】

【ブラーガー通り】

【聖十字架教会】

9時と時間が早く、アルトマルクト広場のクリスマスマーケットは、準備中で閑散としている。


【アルトマルクト広場】

【ドレスデン城】

そのまま、北へ進み、旧市街の中心部へ。最初に着いたのはザクセン王の居城ドレスデン城。

奥はツヴィンガー宮殿とゼンパーオペラ

【ドレスデン城】

そのまま進むと昨日夜景を撮影したカトリック旧宮廷教会の裏にでる。

【カトリック旧宮廷教会とドレスデン城】

さらに、エルベ川沿いに向かうとゼンパーオペラの前の劇場広場にでる。この劇場はゼンパーにより1816〜26年の間に建設。

発注者はザクセン王ヨハン。初代音楽監督はウェーバー。その後任がリヒャルト・ワーグナーであり、「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」はここで初演された。

【ゼンパーオペラ】

劇場広場にそびえるゼンパーオペラの発注者ザクセン王ヨハンの騎馬像

【ツヴィンガー宮殿】

足を南に向けるとツヴィンガー宮殿にはいる。ドレスデンのバロック建築の代表。建築家ペッペルマンの最高傑作で、アウグスト強王の時代の1732年に完成。

【アルテ・マイスター絵画館】

ツヴィンガー宮殿の北側は、ゼンパーオペラを設計したゼンパーが増築した部分。ここにアルテ・マイスター絵画館がある。この美術館はドレスデンで最も価値のあるもの。ラファエロの「システィーナのマドンナ」をはじめ、フェルメール、レンブラント、デューラー、ブリューゲルなどの傑作が所蔵されている。

外が雨でもあったので、ゆっくり2時間をかけてすばらしい絵画を鑑賞。

＜ルーベンス・酔っ払いのヘラクレス＞

＜ルーベンス・放蕩息子の帰還＞

＜フェルメール・窓辺で手紙を読む少女＞

＜ジョルジョーネ・まどろみのヴィーナス＞

＜ラファエロ・システィーナのマドンナ＞

アルテ・マイスター絵画館を出て、劇場広場を経て、アウグストゥス橋に出てエルベ川湖畔を眺める。

【劇場前広場】

【エルベ河畔】

再びドレスデン城とカトリック旧宮廷教会の前へ

【ドレスデン城】

【カトリック旧宮廷教会】

次にエルベ川湖畔のブリュールのテラスにあがる。エルベ川の眺めがすばらしい。また、そこからみたバロック建築群もとても絵になる。


【ブリュールのテラスから眺めたエルベ川】

【ブリュールのテラスから眺めたバロック建築群】

手前の銅像はリーチェル記念碑

【ドレスデン城】

【カトリック旧宮廷教会】

再びカトリック旧宮廷教会にもどり、今回は中に入った。この教会はドレスデン・マイセン司教区の大聖堂。ザクセン州最大の教会。この教会のパイプオルガンはジルバーマン製作で有名。

【カトリック旧宮廷教会祭壇】

【カトリック旧宮廷教会のパイプオルガン】

【君主の行列】

カトリック旧宮廷教会から町の中に入ると、ドレスデン城の北東側の欧州最古の武芸競技場だったシュタールホールの外壁にあたる。そこにはマイセン磁器のタイルに描かれた長さ１０１ｍの「君主の行列」という壮大な壁画が見られる。

【君主の行列中のアウグスト強王】

【シュタールホールのクリスマスマーケット】

シュタールホールでは、中世風のクリスマスマーケットが開かれている。売り子も中世の衣装をきていて、お店は古びた感じでつくられている。まるで、中世の映画のロケ現場のよう。アルトマルクト広場に比べて、落ち着いた感じ。ここで、また食べ物をつまんで昼食とした。

弓矢を楽しむ子供

ロバに乗る子供たち

【手動のメリーゴーランド】

【フラウエン教会】

昨日に引き続き、フラウエン教会へ。中では、コンサートが開かれていた。

【フラウエン教会前のマルティン・ルターの銅像】

外は大雨。もう一つの美術館アルベルティーヌムを探したが、どうやら工事中で閉館しているようだった。

【アルベルティーヌム】

最後に、ドレスデン城に入ったが、人が多すぎたので、結局見学を止めた。そのまま、中央駅に戻り、ドレスデン空港に向かった。


【ドレスデン城】