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京都の名庭園といわれる100寺院の写真集です。<br />「京都名庭100選」の一覧リストはコチラをご覧下さい。<br /> →http://shokyoto-kyoto.seesaa.net/<br /><br />東福寺は25の塔頭を持ちますが、庭園も見所満載です。<br />表紙の写真は「龍吟庵」の「龍の庭」です。<br />「普門院」(ふもんいん)は、通天橋を渡った先にある「開山堂」の左手にあり、江戸時代に作庭されたのものを昭和になって「重森三玲」が復元した庭園があります。<br />「開山堂」(常楽庵)は屋上の閣(伝衣閣)に特長がありますが、「京の五閣」(金閣、銀閣、西本願寺の飛雲閣、大徳寺芳春院の呑湖閣)に数えられます。<br />庭園は、中央の石畳の参道を挟んで、左側の平坦な白砂の枯山水庭と、右側の築山のある池泉庭が、独立しながら一つの庭園として共存しているという、非常に高尚な作品です。<br />そして、この庭にも「重森三玲」らしさが見られ、白砂の市松模様の美しい砂紋と、鶴亀の石組との対比が素晴らしく、池泉庭の無数のサツキと石組や石橋の対比は見応えがあります。<br />サツキの時期にも訪れたい庭園です。<br /><br />「東福寺三名橋」の一つである「偃月橋」(えんげつきょう)を渡ったところに、「龍吟庵」(りょうぎんあん)と「即宗院」(そくしゅういん)があります。このあたりは、通天橋の喧騒とは隔絶されて静かに紅葉を味わうことができる場所で、特別拝観のこの時期だけにしか見れない穴場です。<br /><br />「龍吟庵」は、禅宗寺院最古の国宝方丈を持つことで有名で、「足利義満」直筆の額があり、書院造に寝殿造が混じった方丈建築は建築史的にも価値のあるものだそうです。<br />庭園は、方丈を三方で取り囲む枯山水庭園で、昭和39年「重森三玲」作庭です。<br />方丈前の「南庭」は、白砂のみのシンプルな庭で、何もないからこそ一瞬ドキッとさせられる庭です。<br />「西庭」は「龍の庭」と呼ばれ、青石の龍が、白砂と黒砂の雲海を泳ぎ、昇天してゆく姿を表しているもので、これが真っ赤な紅葉に引き立てられて、まさに1枚の絵になっています。<br />もう一つの「東庭」は、ガラット変わって、赤砂の上に、いくつかの石を置いてあって(ちゃんとストーリーがあるのですが)、これも一瞬「何だこれは」とドキッとさせられます。<br />「日本庭園」の奥深さを知り尽くすのは大変なことだと、あらためて思い知らされます。<br /><br />「即宗院」は、九条家の別荘「月輪殿」があったところに島津家の菩提寺として建立されたもので、大河ドラマ「篤姫」に出てきた幕末の西郷隆盛と月照が、ここで密議を重ねていた所です。<br />庭園は、昭和になって復元されたものですが、平安時代の公家寝殿造系庭園の面影が残り、心字池と苔と紅葉がマッチして気品のある美しさになっています。<br />枯山水の多い東福寺塔頭の中で水っぽい癒しを感じました。<br />

京都名庭100選(26)秋巡り(5)「重森三玲」と紅葉の東福寺界隈?「普門院」、「即宗院」、「龍吟庵」

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2008/11/28 - 2008/11/28

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Bach

Bachさん

京都の名庭園といわれる100寺院の写真集です。
「京都名庭100選」の一覧リストはコチラをご覧下さい。
 →http://shokyoto-kyoto.seesaa.net/

東福寺は25の塔頭を持ちますが、庭園も見所満載です。
表紙の写真は「龍吟庵」の「龍の庭」です。
「普門院」(ふもんいん)は、通天橋を渡った先にある「開山堂」の左手にあり、江戸時代に作庭されたのものを昭和になって「重森三玲」が復元した庭園があります。
「開山堂」(常楽庵)は屋上の閣(伝衣閣)に特長がありますが、「京の五閣」(金閣、銀閣、西本願寺の飛雲閣、大徳寺芳春院の呑湖閣)に数えられます。
庭園は、中央の石畳の参道を挟んで、左側の平坦な白砂の枯山水庭と、右側の築山のある池泉庭が、独立しながら一つの庭園として共存しているという、非常に高尚な作品です。
そして、この庭にも「重森三玲」らしさが見られ、白砂の市松模様の美しい砂紋と、鶴亀の石組との対比が素晴らしく、池泉庭の無数のサツキと石組や石橋の対比は見応えがあります。
サツキの時期にも訪れたい庭園です。

「東福寺三名橋」の一つである「偃月橋」(えんげつきょう)を渡ったところに、「龍吟庵」(りょうぎんあん)と「即宗院」(そくしゅういん)があります。このあたりは、通天橋の喧騒とは隔絶されて静かに紅葉を味わうことができる場所で、特別拝観のこの時期だけにしか見れない穴場です。

「龍吟庵」は、禅宗寺院最古の国宝方丈を持つことで有名で、「足利義満」直筆の額があり、書院造に寝殿造が混じった方丈建築は建築史的にも価値のあるものだそうです。
庭園は、方丈を三方で取り囲む枯山水庭園で、昭和39年「重森三玲」作庭です。
方丈前の「南庭」は、白砂のみのシンプルな庭で、何もないからこそ一瞬ドキッとさせられる庭です。
「西庭」は「龍の庭」と呼ばれ、青石の龍が、白砂と黒砂の雲海を泳ぎ、昇天してゆく姿を表しているもので、これが真っ赤な紅葉に引き立てられて、まさに1枚の絵になっています。
もう一つの「東庭」は、ガラット変わって、赤砂の上に、いくつかの石を置いてあって(ちゃんとストーリーがあるのですが)、これも一瞬「何だこれは」とドキッとさせられます。
「日本庭園」の奥深さを知り尽くすのは大変なことだと、あらためて思い知らされます。

「即宗院」は、九条家の別荘「月輪殿」があったところに島津家の菩提寺として建立されたもので、大河ドラマ「篤姫」に出てきた幕末の西郷隆盛と月照が、ここで密議を重ねていた所です。
庭園は、昭和になって復元されたものですが、平安時代の公家寝殿造系庭園の面影が残り、心字池と苔と紅葉がマッチして気品のある美しさになっています。
枯山水の多い東福寺塔頭の中で水っぽい癒しを感じました。

  • 「普門院」

    「普門院」

  • 「普門院」

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  • 「龍吟庵」

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  • 「龍吟庵」東庭「不離の庭」

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  • 「即宗院」

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