2008/11/29 - 2008/11/29
1502位(同エリア4610件中)
一歩人さん
江戸切子の修行を始めて、お皿を何枚かカットしました。これは、切子模様を
全体にちりばめた初めての私の作品です。
真ん中には、六角籠目文(ろっかくかごめもん)、周りには、八角籠目文
(はっかくかごめもん)です。
江戸切子の代表的文様には約20種類あります。
この文様は、最初の関門で、よく見ると、大小の形や深さが一定でなく、
苦労の跡が見えます。
江戸切子は、カットの基本は、直線で構成されており、直線は、真っ直ぐ
ですが、複数が交差すると、
交差点の山を出すのにとても苦労しました。
それは、さておき、江戸切子を紹介する前に、切子のルーツをお話したいと
思います。
そう、あの正倉院に伝えれている「白瑠璃」のルーツを辿る旅です。
といっても、国内で。皆様方にはあまりなじみのない、文明やカット技法に
焦点をあてて、ご紹介する次第。
お楽しみ下さい。
江戸切子文様はこちら。
(先生が、工場長だったメーカーです)
http://www.horiguchi.biz/text/frame3.html
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
-
01 国立博物館
東洋館で現在、ペルシャのガラス展示が行われて
おります。来年の2月までです。
(撮影2008年11月29日) -
02 展示室
古代の輝き ペルシアのガラス器ー切子の世界ー
と題してありました。 -
03 円形切子碗
6世紀のササん朝のものです。
イランで出土とあります。
正倉院「白瑠璃」と形が似ていますよね。 -
04 製作工程
これ、これ、私が求めているものは。
グラインダーとよばれるもので、表面を
カットして行きます。
パネルの提供は、古代オリエント博物館と
なっております。例によって、そこでGO! -
05 古代オリエント博物館
池袋に行きました。
(撮影2007年12月17日、以下同じ) -
06 古代オリエント略年表
切子碗の展示はありませんでしたが、
シルクロードは楽しめました。
More Cut Glass!ということで、
大御所の中近東文化センターへGO!GO! -
07 中近東文化センター
三鷹へ行きました。
三笠宮崇仁親王殿下のご発意のもと、
故出光佐三氏(出光興産創立者)の
全幅のご協力によって、開館とあります。
(撮影2005年12月10日、以下同じ) -
08 古代の輝き
右側のカット装飾碗です。
前5世紀から前3世紀の北メソポタミアで
製作されたカット・グラスの系統に
属すると考えられております。
出土は、シリアです。
ルーツはここまで、
江戸切子へ戻りましょう。 -
09 江東区伝統工芸展
毎年、森下文化センターで行われている
伝統工芸展です。
実演と体験があります。
(撮影2004年11月2日、以下同じ) -
10 江戸切子実演
江東区無形文化財保持者の須田富雄先生です。
私の師匠です。
堀口硝子の工場長兼取締役を経て、
「秀石」を継ぎ、自宅に工房を開かれており、
生徒数100名弱を誇ります。 -
工房での風景です。
この一枚でカットの説明が十分です。
素材は、ピュアクリスタル。
(鉛の含有量24%以上)
グラインダーは、人口ダイヤを入れた円盤を
回転しております。形は、山鉾形。
グラインダーを回しているのは、研磨機。
摩擦熱を冷やす為にホースから水を
前からかけています。
図柄は油性ペンで後ろに描き、
反対側から線に沿ってカットします。
余談ですが、先生の姿勢は、微動だに
しません。大皿をカットするビデオを
拝見しましたが、巌流島の宮本武蔵のように、
気迫がみなぎっておりました。脱帽!
おしまい。
(撮影2006年3月5日、江東区の工房)
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