11月は、白骨も、平湯も、新穂高も、すでに雪

2008/11/22 - 2008/11/22

11月の連休を利用して、久々にスタンダードな旅行へ。
連休を利用してといっても、無職のボクは延々の連休・・・。

行き先もあれこれ考えたけど。
１．温泉
２．温泉
３．温泉
を検討した結果、奥飛騨に決めた。
久しぶりだから、温泉には妥協したくない。
それに、さすがにチェーンのお世話になるとは思っていなかったし。

画像の平湯大滝は、すでに半分ぐらい凍ってるし。
158号から白骨温泉への道は、真冬のような雪道だったおかげで、寒いのに手に汗握るドライビングだった。。。
ノーマル＆チェーンなしの車も結構いて、途中で引き返したり、高山に戻って、チェーンを購入してから宿に到着した人もいたりと。
雪の降らない地域にいる我々には、5月や11月の雪は、ちょっと想像できない・・・。

エリア 新穂高温泉(岐阜)

少しでも渋滞を避けられるよう、６時半前に高速に乗れるよう６時に出発。
しかし、事故があったようで、プチ渋滞に巻き込まれた。
でも、ほぼ予定通り。

いい天気の中央道は、くっきり見えた富士山に向かって走る。
しかし、写真がピンボケ。

それから１時間半後は、八ヶ岳に向かって走る。

八ヶ岳ＰＡで休憩。

八ヶ岳ＰＡから撮影した八ヶ岳。
そういえば、このときは無言だった。
八王子料金所を越えたあたりから、車内で険悪なムードに突入していた。

松本手前の塩尻北ICで降り、158号線をひた走る。

多少、紅葉が残っているけど、ほとんど落葉しちゃってる。

しかし、あっという間に、景色が変わる。

そばに、風穴の里という道の駅があったので、周辺の人々に話を聞いて周った結果、チェーン装着を決意。

恐るべし、豪雪地帯。

158号線は、たまに雪の残る箇所もあったが、比較的クリアだった。

チェーンを履くと、その振動で、音楽が全く聞こえなくなるし、バックミラーが振動で震える・・・。
非快適なドライブとなる。

やっぱり履いててよかったと思う白骨への道。

11月とは思えない。
冬の道である。

白骨温泉　泡の湯到着。

実は、『初』泡の湯。
バスクリン問題があったからという訳ではないが、白骨は草津と同じで、コストパフォーマンスに問題がある。
宿泊費が、われらの通例のしきい値より、高額なのである。
近くには、乗鞍もあるし、少し行くと平湯や新穂高があるわけで、白骨にこだわる必要もないからだ。
でも、有名な泡の湯は一度は経験しておかないと。

今回のために、マキオさんが自遊人を購入してきた。
自遊人には、全国100軒の日帰り無料チケットがあるからだ。
１チケット１名までなので、２冊を購入。
１冊７８０円だが、この泡の湯は、日帰り８００円なので、この１軒で元が取れる計算となる。
知っている人も多いと思うが、オススメです。
http://www.jiyujin.co.jp/saishin.html
会計の方が、ちょっと冷たいのが難点(笑)

残念ながら中を撮影することはできなかった。

有名な野天風呂は、広いし、お湯も繊細。
想像通り、なかなかのもの。

ただ、最大の問題は、お湯の温度。
３９．４度だったかなあ。
夏はいいかもしれないけど、冬はぬるくて身体が温まらない・・・。
露天の中心部の岩から、暖かい湯が出てる箇所があるんだけど、そこ以外には、いられない。
男性は、内湯から繋がっているので、内湯と露天を行き来することができるんだけど、女性は露天専用の脱衣所があって、内湯とは分かれてるので、我慢が必要。
加温しないのは、源泉を楽しむという宿のスタイルだとは思うが、真冬に暖まらない温泉はツライかも。

最後に、内湯で暖まって、一路平湯へ。
さっきの道を158号まで戻る。

お風呂に入っている間に除雪車が通ったようで、圧雪されて、ずいぶん走りやすくなっていた。

平湯大滝で、ランチ

この辺では一大スポットだけど、さすがに駐車場の車もまばら。

蕎麦を注文。

店内で食べることもできるが、足湯でもＯＫ

平湯大滝には、でっかい足湯があるんです。
で、このテーブルに器を置いて、足湯しながら食べることができるという、すばらしいシステム。

ただ、ちょっと温度が低め。
もう少し熱くないと、体まで温まらないんですよね。
さっきの泡の湯に続いて、あと一歩。

足湯に入ってランチが目的だったので、このまま次へ向かってもよかったんだけど、せっかくだから滝へ。

ちょっと距離あります。
行きは登りだから、まだいいんだけど、大変なのは、帰り道。
写真のような雪道じゃなくて、アスファルトが凍ったアイスバーン。
つるんつるんで、へっぴり腰で歩いた・・・。

懐かしの平湯大滝

白川郷編では、マキオさんは、進入禁止のこのロープの先へ行って、雪の中へ落ちそうになったんだ。
http://4travel.jp/traveler/area88/album/10101024/

あれは、ＧＷだった。
１１月も雪だから、１年の半分は雪に埋もれてる滝。

平湯大滝を後にして、本日の宿のある新穂高へ。

前方に見えるのは、槍か？
と思ったが、宿の人に聞いたところ、笠ヶ岳らしい。
結局、今回は、槍を見ることは１度もなかった。

宝山荘別館

ホントは、深山荘に泊まりたかったけど
深山荘は、本館も別館も、満室らった。

でも、この宝山荘別館の宿代は、１万円
休前日にも関わらず、このお値段は破格。

内湯（男／女）
露天（男女交代制＆混浴）
貸切（３０分まで）
と１０室の割には、お風呂も充実
部屋も、トイレは無いけど１０畳＋２畳で広い。
コストパフォーマンスのよい宿
ただ、お湯に特徴が無いのが残念。

内湯（女）

内湯（男）

貸切

檜の香りが強すぎて、温泉の匂いがしない・・・。

夕食

品数は、一般的な旅館より少なめかな。
までも、十分だけど。

部屋の窓からは、橋向えにある槍見館か一望。

よい宿と思われるが、値段が倍。
我らの手の届かないところにある。。。

露天

それなりの広さだ。
開放感も抜群。

部屋数と風呂の比率から、実質貸切。
夜は、満天の星空を眺めることができた。
雪見風呂だし、言うことなし。

とりあえず、朝から
新穂高ロープウェイに、行ってみる。

１．曇りがちで、山の上はガスってる。
２．終着駅は当然ながら雪の中で、歩けそうも無い。
３．往復２，８００円だ。

以上の理由から、却下。

ロープウェイから少し戻ると、満室で泊まれなかった深山荘本館があるので、様子を見に行った。

実は、今日の予定は、全くの未定。
高山に行って、飛騨牛を食べる。
郡上八幡に行く。
富山へ上がってみる。
乗鞍に行く
など、方向も決まってないのだ。

真ん中左側が露天風呂

眺めていると、だんだん入ってみたくなる。
この開放感に浸ってみたい。

その上、自遊人の深山荘日帰りチケットがあるので
タダだ。

予想通り、着水を決定

深山荘本館の露天

あの小屋が脱衣所
女性専用の露天　１
男性専用の露天　２
混浴露天　１

男性側の脱衣所を出ると
３つの風呂が段々になっていて、ここが一番上。

その下に、２つの風呂がある。

一番下だけが混浴らしい。
知らなかったので、マキオさんは３つとも入水していた。

大き目の湯の花が浮いていて、硫黄臭のする温泉らしい温泉であった。
それに、河原からの眺望も最高、温度も丁度いい。
格別の風呂。

つづく