2008/10/28 - 2008/11/05
7880位(同エリア40610件中)
shinoさん
- shinoさんTOP
- 旅行記2冊
- クチコミ1件
- Q&A回答2件
- 17,093アクセス
- フォロワー1人
30歳を過ぎての結婚式。お互いの実家は離れているし、30過ぎた花嫁姿を多くの知人の前でさらすのはちと恥ずかしいし、結婚式は色々大変そうだし…。そんな私の脳裏に浮かんだのは「そうだ、海外挙式にしよう!!」というJR西日本のパクリフレーズ。
海外挙式にするならば、場所はもちろんフィレンツェ。
初めて海外旅行をした場所でもあるし、ドキドキした初1人旅の場所でもあるし、なんと言っても大好きなミケランジェロのピエタ(ドォーモのピエタ)にもう一度会いたい!!…とどんどん妄想が膨らんで、その妄想がなんと実現してしまいました。
7泊9日の海外挙式&新婚旅行。色々なことがありました!!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- JAL
PR
-
10月28日出発(1日目)
フィレンツェまでは成田〜ローマ(JAL)、ローマ〜フィレンツェ(アリタリア)で移動しました。
成田では出発まで30分押し、天候不順とかで1時間多くかかり、結局ローマには予定よりも1時間30分も遅れて到着しました。…が、ここまではまだ良かったのかもしれません。
その日ローマは、何十年かぶりの雷雨に見舞われており、「これは、フィレンツェまで行けるのかなぁ」とかなり不安になりました。
案の定出発ロビーには人があふれ、座る場所もないほどでした。見ると4時間くらい押している便もあるようで、呆けたようにshinoが座っていると、隣に座っていたイタリアの初老の婦人が、shinoのマスク顔(飛行機内が乾燥していたので着用)を見るや、手を取りゲートの係員の元に引っ張っていきました。「何?何?」と思っているうちに初老のそのご婦人は係員と口論をはじめ、イタリア語だったので内容はほとんどわからなかったものの、ニュアンスでは「つらそうな病人をこんな所でいつまで待たせるの!早く出発しなさい!!」って感じでした。
もちろんそんな理由で飛ぶわけもなく、shinoは「グラッツェ」とお礼を言い、「主人がいるから大丈夫」とつたない英語と身振りで伝え、トイレに行っていた旦那の元に戻りました。(旦那さんはかなりうけていましたが、時々そのご婦人と目があったため、shinoは具合の悪いふりをし続けなければならなかったのでした)。
ただ、アリタリアはすごかった!!1時間押しではあったものの、雷雨の中を出発し、およそ40分(予定では1時間)でフィレンツェに着きました。もちろん、中は揺れに揺れ、乗り物嫌いのshinoははっきりいって発狂しそうになりました。
色々あったものの、何とか0時過ぎくらいにはホテルに着くことができました。
ほっとしたのもつかの間、スーツケースを開けた瞬間我が目を疑いました。「水が入ってきてる!!」。
雨を心配するような月に海外旅行をしたことがなかったため、スーツケースに水が入ってくることなど想像していませんでした。結局、私は一部の洋服(開閉部の近くにタオルやらパジャマなどがあったためそれが水をストップしてくれた)だけだったのですが、旦那さんはほとんど浸水し、ジャケットが駄目になってしまいました。ホテルについてすぐに、ぬれたものを干すはめになるとは…前途多難な予感です。
写真はフィウミチーノ空港内のモノレール。時間が遅かったためか、乗車していたのはshino夫婦だけでした。
-
10月29日(2日目)
移動の疲れを色濃く残したまま2日目を迎えてしまいました。今日は式の前日、打ち合わせの日です。
ホテルは「グランドバリオーニ」。老舗のホテルです。ドアマンはほとんど仕事をしていないように見受けられましたが、フロントの方はみなとても親切でした。
朝食のために5階にあがると、目の前にフィレンツェの町並みが広がり「あぁ、フィレンツェに来たんだぁ。」とはじめて実感しました。(ドゥオーモが本当によく見えます)。
朝食はビュッフェ方式で、パンやフレーク、ハムの種類も多く、その他にもベーコン、ゆで卵、スクランブルエッグ、ヨーグルト、フルーツなど色々ありました。私はパプリカが練りこんであるハムがお気に入りでした☆
毎朝カプチーノを頂いたのですが、泡がとても多くておいしかったのを記憶しています。
-
10月29日(2日目)
11時にワタベウエディング・フィレンツェ店の方がホテルにお迎えに来てくれることになっています。ただ、時間もあるので「メディチ家礼拝堂」に行くことにしました。
メディチ家礼拝堂には、君主の礼拝堂(椅子が置かれているため、座ってみるのもおすすめ)と私の大好きなミケランジェロ作のロレンツォ・デ・メディチの墓碑とジュリアーノ・デ・メディチの墓碑が対面する新聖具室があります。
目をハートにしている私をよそに、一通り見た旦那さんがぼそっと言いました。「もう、出ようよ。」
ええぇぇ〜〜新聖具室に入って15分くらいしか経ってないよぉ。でも、泣く泣く礼拝堂を出ました。所要時間は30分程度。ありえなーい!!!
…そう、旦那さんは美術にはほとんど興味がないのです。そんな興味の薄いものを何十分も見るのは苦痛でしかないのでしょう。
ここ数年は1人で旅行をしていたため、見たいものを好きなだけ見る…という感覚が当たり前になっていたshino。趣味や興味が異なる人と一緒にいるためには、我を通さず協調していかなければならない…とこの旅行ではじめて学びました。(遅い?)。たぶん、長い夫婦生活でも、この考えが大事になってくるような気がします。
写真は、メディチ家礼拝堂の入り口。 -
10月29日(2日目)
思いもかけぬスピードで礼拝堂を出たために、待ち合わせまでにまだ時間があります。
せっかくなので、「サン・ロレンツォ教会」に向かいます。とは言っても徒歩1分程度。ドナテッロ作の説教壇(サヴォナローラが説教をしたといわれる)を見上げたり、中庭を見たりしました。
残念だったのが、ラウレンティーナ図書館が開いていなかったこと。(11月2日には開くわ〜と窓口のお姉さん言われたので最後の日に来ようと思ったものの…後の旅行記で書きます)。
写真はサン・ロレンツォ教会の未完のファサード。 -
10月29日(2日目)
11時にお迎えに来てくれた方と、ワタベウェディング・フィレンツェ店に徒歩で向かいます。ドォーモが目の前…というところで古い建物のドアが開き、そこからウエディングドレスに身をつつんだ花嫁さんが出てきました。「!!?」目をむく私を尻目に、新郎も出てきて、ここがオフィスなのだとわかりました。
明日はこのドアから私も出てくるのね…と思いながら古いエレベーターで上がっていきました。中はそれほど広くはありませんでしたが、落ち着いた雰囲気の中、1時間強で打ち合わせが終了しました。
ワタベウエディングからドゥオーモまでは5分とかかりません。せっかくなので、ぐるっと1周。途中クーポラを見つめるブルネレスキの彫刻(写真)を見つけ、パチリ。彼の視線は死してなおクーポラを見つめつづける…物語性が強いなぁとフィレンツェのセンスの良さに感心してしまいます。 -
10月29日(2日目)
14時半にウッフィツィ美術館の予約をしています。が、1時間ほど余裕があったのでランツィのロッジア→オルサンミケーレ教会→新市場のロッジアをぶらぶらと歩きました。
写真は新市場の南側にある、いのしし像。鼻をなでると幸せになれるとか、フィレンツェにまた来ることができる…と言われているため、お鼻はピカピカ。もちろんshinoもなでなで♪ -
10月29日(2日目)
ウッフィツィ美術館に向かいます。美術館前には数人のパフォーマーがいましたが、一番面白そうな「おっさん天使」(shinoが勝手に命名)と写真を撮ることにしました。
普通に写真を撮り終え、「グラッツェ」と離れようとしたのにおっさん天使はなかなか放してくれません。最後には矢を胸に刺された上に、むちゅーっとされてしまいました。
ゲラゲラと色んな人に笑われ、ハートブレイクな嫁をその日一番の笑顔で旦那さんは迎えてくれました。
「口紅、ほっぺたについてるよ。」ちっ。 -
10月29日(2日目)
いよいよウッフィツィ美術館に入ります。日本から事前に予約していったため、10分と待たずに入れました。(「アーモ・イタリア」というホームページに1人500円で美術館等の予約代行をしてくれるページがあります。旅行代理店等よりも安かったので、こちらを利用しました)。
ウッフィツィ美術館は、本当に見所の多い美術館です。ただ、例の旦那さんがお疲れモードだったので2時間弱で出てきました。
この美術館は3回目ですが、1回目・2回目とも違う感動がありました。今回はボッティチェリの絵画の美しさを再確認しました。「ヴィーナス誕生」や「春」も有名ですが、shino個人的には、「受胎告知」に釘づけでした。
その日は、夕食をがっつり食べる気になれず、ホテル近くにあるスーパーでパンやサラダなどを買って食べました。
いよいよ明日は結婚式。23時にはベッドに入りました。
写真は、ウッフィツィ美術館の外部にあるミケランジェロの彫刻。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
前の日に23時にベッドに入ったものの、一睡もできずに朝を迎えてしまったshino。(夜中、1時間間隔くらいで鳴る鐘の音を数えながら、なんて小心者なんだろうと少し泣いてしまいました)。
私には、小学校高学年くらいから“トイレ不安”のようなものがあって、電車やバスなどの乗り物や試験のように自由にトイレに行けない環境になるのがとても苦手でした。にせものの尿意とわかっていながら、トイレのない電車(特に快速など)のドアが閉まる瞬間に恐怖を覚えることもしばしばです。緊張が高まると心臓がありえない速さで打ちはじめ、手が震えてくることもあります。(飛行機はトイレがついているので大丈夫です)。
式を挙げる際、一番初めに頭に浮かんだのは「式の最中にトイレに行きたくなったらどうしよう」でした。1番のハレの日を想像するのに本当に色気のない話です。ただ、「ミス・ネガティブ」と呼ばれたshinoは、同時に膀胱炎にまでかかっていました。
朝の5時、眠れないと腹をくくってバスタブにお湯をはって(日本から持参した入浴剤も入れて)ゆっくりと入りました。顔はここ1ヶ月でたくさん出てきた吹き出物がありましたが、メイクさんの腕を信じてせめてものパックをお風呂に入りながらしました。
7時、ようやく旦那さんが起きました。半泣きの花嫁を見て「大丈夫だから」と言ってくれました。
朝食を食べ(…たのかあまり記憶がない)、ユンケル(一応持参したのが役にたった)を一気に飲み、「頑張るぞ!!!」と花嫁らしからぬ気合いを入れてホテルを出ました。
写真は結婚指輪です。ピンクゴールドがshinoのもの。シャンパンゴールドが旦那さんのもの。shinoの指輪にだけダイヤがついています☆ -
10月30日(3日目・結婚式当日)
ふらふらのshinoを旦那さんが引っ張るような感じで何とかワタベウエディングへ。
着いたらすぐにメイクと髪のセットに入ります。日本人のメイクさんだったので、緊張せずに自分のイメージを伝えることができました。メイクとセットで約1時間。メイクさんは「さすがはプロ」という感じで、気にしていた吹き出物もほとんど目立たなくしてくれました。
着がえる前にトイレに入ります。その時外からバケツをひっくり返したようなザーっという雨音らしきものが聞こえました。「えぇ、雨!?」。確かに予報は雨でしたが、出てくる時は曇っていましたし、このまま持つかな…と思っていたのに(泣)。
トイレから出てきたらすぐに着がえです。日本での試着のように専属の方がいる訳ではなく、同行コーディネーターの方が着せてくれました。
昨日の花嫁が飛び出してきたドアから出発です。ドアを開けると、雨はすっかりあがっており、日差しすらありました。どうやらにわか雨のようでした。(ただし路面は水浸し)。
この時期のフィレンツェは日に何度も天気が変わるそうで、実際この日も、曇り・雨・晴れ・曇りのような天気でした。
さぁ、いよいよ出発です。花嫁・花婿、同行コーディネーターのマスミさん、運転手さん、カメラマンさんの5人の小規模部隊で移動します。
写真は入場(?)の1コマ。
-
10月30日(3日目・結婚式当日)
車でおよそ15分、フィエゾレにあるヴィラ・ディ・マイアーノに着きました。車から降り、簡単なリハーサルのためにヴィラの中にあるチャペルに入ります。
車から降りる際、「私がついているから心配しないで!」と心強い言葉をマスミさんからもらいました。
チャペルは拍子抜けするくらいこじんまりとしていましたが、その小ささが逆にshinoを安心させてくれました。少し余裕も出てきて、チャペルの内部をぐるっと見渡しました。天井画も美しく、2人で挙げるにふさわしいかわいらしい内装です。
宣誓の言葉の確認と簡単な流れを説明していただいた後、すぐに式に入りました。
写真は赤絨毯を歩き終え(とはいっても6メートル)、セレモニーマスターの前に立った2人です。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
写真は宣誓の時の二人です。手を握りながら、コーディネーターさんの言う言葉を繰り返します。最初は旦那さん。次はshinoの番です。イタリア語と日本語の選択ができますが、shinoは言葉の意味を心に刻んでおきたくて、日本語を選びました。
ハプニング!旦那さんの宣誓の最中、例の心臓バクバクがはじまりました。思わず、握っていた手を支えにしてしまいましたが、旦那さんが強く握り直してくれたので事なきをえました。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
途中でバイオリンの演奏が入ります。クラシック好きの旦那さんはもとより、狭いチャペルの中を繊細に響き渡るバイオリンの音に、shinoもうっとりしてしまいました。
写真は、マリア・ルイーザ・チャペルの天上画。内装のかわいらしさに30過ぎの花嫁はちょっと申し訳ない感じです。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
結婚証明書にサインをします。花婿→花嫁→セレモニーマスター(写真のダンディなおじ様)→証人(shinoたちは2人だけだったので、コーディネーターのマスミさん)の順。
法的効力がないとはいえ、緊張。
shinoと旦那さんは2007年の12月24日に入籍済みなので、もうとっくに婚姻届は書いていました。「婚姻届は旦那さんのアパートで書いたなぁ。緊張感ゼロだったなぁ。」と変なことを思い出しました。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
指輪の交換。
入れてもらうぶんには良かったものの、旦那さんの指輪を入れる際に、緊張のためか薬指と人差し指を間違えそうになりました。
変な間があった後、旦那さんの指輪は無事に薬指に納まりました。
※たぶん指輪の交換の後に宣誓だったような…(汗) -
10月30日(3日目・結婚式当日)
式も終わり、スパークリングワインで乾杯♪
このワイン、変な甘さがなくすっきりしていて、とてもおいしかったのを記憶しています。
チャペルを出たすぐわきのスペースで写真撮影。式の最中もカメラマンさんはフットワークが軽かったけれど、式が終わった後は指示出しまくりです。
「ハイ、花を見て」「視線は遠くに」…はじめての経験でちょっと良い気分の花嫁をよそに、旦那さんは2杯目のワインを空けていました。
-
10月30日(3日目・結婚式当日)
ワインを堪能する旦那さんにも、ついにカメラマンさんの指示が飛びました。
「こっちに来て、花嫁さんと向き合って額をくっつけて下さい。」…もちろんカメラマンさんはイタリア人。マスミさんが通訳をしているのですが、彼女独自のリクエストポーズっぽいのもあって、「さすが、ベテランコーディネーター」と感心するshino。もう、彼女に3分の2くらいゆだねていました。(3分の1は旦那さん…って、それじゃダメじゃん!)
ちなみに旦那さんは大の写真嫌い。式以外で写ったのは、250枚以上あって2枚だけ。
そんな旦那さんが(しぶしぶながらも)ポーズをとる姿に、心の中で「ニヤリ」なshinoでした。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
庭を歩き、ヴィラをバックに写ります。庭の木は黄色く紅葉していて、秋を感じました。足元には日本では見ないような大きなどんぐりがたくさん落ちていました。(ただ、今日は風が強くてとても寒い!マスミさんに露出している肩を何度かマッサージしてもらっちゃいました。感謝。)
ちなみに足元はかなりぬれています。ドレスは引きずるのでかなり水分を含んでしまいましたし、汚れてしまいました。ただ、shinoのドレスはファーストレンタルで持ち帰る気もなかったので、汚れをそれほど気にすることなく写真撮影に臨めました。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
雨が降ってきました。しかし同時に太陽の光もサーっと射してきました。
「きつねの嫁入りだなぁ。」と、旦那さんがぽそっとshinoにつぶやきました。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
ヴィラを後にして、ミケランジェロ広場へフォトツアーに向かいます。
その前にヴィラでトイレをお借りしてほっと一息。ワタベを出発してからおよそ1時間半くらいでしょうか。小規模部隊であったのと、旦那さん(車の中や写真を撮っている間、ずっと話かけてくれていた)とマスミさんのおかげでリラックスできたので、なんとか式を終えることができました。
終えてしまうと短いようでしたが、とても思い出深い式でした。
ミケランジェロ広場に着きました。階段を登る花嫁のベールは強風で舞い上がってしまいました。shinoの髪型は、あまりきっちりとしたくなかったので、耳の横で1房巻いてもらったのですが、これが風になびいてかなりシャッターチャンスを邪魔していました。
最後には、この房は耳の後ろにかけ、ヴェールもとることになりました。
風の強い日にガーデンウエディングやフォトツアーを考えている方には、きっちりした髪型がおすすめです。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
ミケランジェロ広場には、shinoたちの他に2組のカップルが写真撮影をしていました。1組は日本のカップルで最後に一緒に写真を撮りました。もう1組はどこの国の方かはわかりませんが、かなり「アモーレ」な感じで、キスしたり抱き合ったりしていました。(そんなカップルが写真の右側に!!)
ミケランジェロ広場で20分ほど写真を撮って終了しました。本当に、みんなに支えられて挙げることができた式だと思っています。
特にこの式と旅行は、ワタベウエディングのコーディネーター・アヤさん(日本でこの式と旅行を一緒に考えてくれた方)と巡りあえたことで実現したような気がします。
私の体調を本当に心配してくれ、面倒なお願いも聞き入れてくれ、本当に親身になってくれた方です。
旦那さんと出会ったことも運命ならば、アヤさんに出会ったことも、マスミさんに出会ったことも、同じように運命のような気がします。
「一期一会」という言葉がありますが、ひとつひとつの出会いをこれからも感謝し、大事にしていきたいと思いました。
-
10月30日(3日目・結婚式当日)
記念すべき結婚式の夜はおいしいものを…と思い、日本からお店を予約して行きました。お店の名前は、「リストランテ・ベルコーレ」。
私が毎日のように見ているお気に入りのブログ「フィレンツェ田舎生活便り2」の中で紹介され、且つフォートラベルの口コミでも人気だったので予約のメールをしてみました。
2日後くらいに日本語で丁寧な返信があり、予算の相談もして下さいました。
日本語で対応していただけるので、安心してお店に向かいました。予約は19時半。少々迷いながらも無事に辿り着くことができました。
時間が早かったせいか、お店には1組の先客のみ。メールを対応して下さった好恵さんがにこやかに出てきて下さいました。
日本語のメニューもありましたが、直接おすすめを聞きながらメニューを決めました。
写真は、生ハムの盛り合わせ。噛むごとに味が広がり、ワインが進みます。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
生ハム、パテをいただき、次に出てきたのはパスタです。季節柄どうしてもポルチーニを食べたかったので、お願いしてポルチーニのパスタを作っていただきました。
パスタは少し太め。ポルチーニは大きくカットされ、歯ごたえと独特の香りが食欲をそそります。「おいしーーーい♪♪」と二人でニッコリ。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
魚料理「黒こしょうをまぶしたまぐろのたたき」。疲れていたせいか少し塩気を強く感じたものの、おいしくいただきました。魚はもちろんですが、つけあわせの野菜にまできちんと配慮がいき渡り、旦那さんなんか私の野菜までパクリと食べてしまいました(泣)。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
寝ていなかったせいもあり、ワインもそんなに飲んでいないのにボーっとしてきました。
肉料理「牛フィレ肉のステーキ」。ソースにつけて食べるのですが、ソースがなくても十分においしい☆
ただ、体調のせいもあり、実は魚料理までで本当にお腹いっぱいでした。少し残してしまって本当に申し訳なかったです。
いつもの私ならもっともっと味わえたのに…と思うととっても悔しい。今この旅行ブログを打っている私ならもう一品いけたのになぁ…などとあほな事考えています。 -
10月30日(3日目・結婚式当日)
予約メールで「結婚式の後伺います」と打ったためか、こんな素敵なデザートが出てきました。
アイスの上にかかっているのは、チョコレートではなく、バルサミコソース!!。甘さと酸味がとっても「グー♪」でした。
(でも、お腹いっぱいだったのでほとんど旦那さんのお腹の中に…。かえすがえすも口惜しい)
サーブも、私たちが新婚さんな為か、つかず離れず丁度良いタイミングで行われ、ゆったりとして贅沢な時間を過ごすことができました。
10年後、20年後、もしまた2人でフィレンツェに来ることができたなら、また伺いたいです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- KOUMEさん 2009/05/31 09:47:46
- はじめまして
- フィレンチェ挙式、うらやましいです!
すっごい景色もいいし、見てるだけで楽しめました。
そして・・・
おめでとうございます!
私もまた、結婚式したいたいな〜と
思いはじめました(笑)
お幸せに〜
- shinoさん からの返信 2009/09/19 19:55:22
- RE: はじめまして
- 返信が大変、大変遅くなってしまいました。
パソコンの調子がかなり悪くて、打ち込みが不可能になっていたのです。そのため、一年近く経つのに「後編」をまだ書いていないのです(汗)。
一年しか経っていないのに、私もまた結婚式をあげたいわぁぁ〜なんて思ってしまいます。
雰囲気も良かったですし、本当に大切な時間と感動を味わうことができました。
まだまだ時間はかかりそうですが、「後編」も書きますので、ぜひ読んで下さい。(パソコン、そろそろ買い替えどきなのかも・・・)。
-
- tomo4715さん 2009/01/15 19:49:04
- ありがとうございました
- shino様
こんにちは。
tomo4715と申します。
先日は、ウッフィツィ美術館のネット予約について、質問をした際、お答えいただき、ありがとうございました。
最終的には、予約をせずに12月26日の開館時間に列に並び、8時30分くらいには入場ができました。
フィレンツェには、5泊したので、その後何度か美術館前を通ったのですが、年末年始のためか日を追うごとに行列が長くなっていました。
早めに行って、よかったなと思いました。
御回答いただきありがとうございました。
tomo4715
- shinoさん からの返信 2009/01/25 20:00:54
- RE: ありがとうございました
- 返事が大変遅くなって失礼しました。最近ちょっとバタバタしていて、未だ旅行記を完成させていません。久しぶりに来てみたら、tomo4715さんの丁寧なメッセージを見て、恐縮しています。
ウッフィッツィ美術館、そんなに並ばずに入れたようですね。12月の寒さの中で並ぶのは大変でしょうから・・・。
それと、旅行記のローマ編を読ませていただきました。私も数年前に一人旅をした時に、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂で、30分以上もちょこちょこ移動したがら見上げたことを思い出しました。ミケランジェロは、私にとっても特別な人です。
旅行記の続き、楽しみにしています。(私も早く完成させないと)。
では、失礼致します。 shino
-
- spumamiさん 2008/12/04 23:13:27
- 素敵ですね☆
- shinoさん、遅ればせながら『おめでとうございます♪』
フィレンツェに旅行されるだけでも羨ましいのに
そのフィレンツェで挙式なんて…うっとりです(*^^*)
「ミケランジェロ広場」でフィレンツェの街並みをバックに撮影。。。
フィレンツェの街並みに純白姿が映えて、素敵な写真です。
本当に良い想い出を作られましたねっ♪
まだまだ、写真をUPされるご予定のようですので
また訪れて楽しませていただきます。
spumami
- shinoさん からの返信 2008/12/05 23:47:17
- RE: 素敵ですね☆
ありがとうございます。
今回で3度目のフィレンツェですが、1回目は街中で馬車に乗った日本人の花嫁・花婿と出会い、2回目はミケランジェロ広場で中国人のフォトツアーに出会いました。美しい街で式を挙げられてうらやましいなぁ…と思っていたので、自分がウエディングドレスでミケランジェロ広場に立った時には、とても感動しました。
旦那さんが許してくれたならば、馬車で街中を走りたかったくらいです(笑)
spumamiさんの旅行記も拝見しました。長期の滞在…いいですねぇ。私の憧れです。10年後、20年後くらいに、ゆ〜〜〜くりと滞在し、1日1美術館くらいのつもりで時間をかけてすごしたいです。今度は、もう少し気候の良いときがいいかな☆
旅行記は、まだ続きます。拙い文章でお恥ずかしい限りですが、また覘いてみて下さい。こんな旅行記でも読んでくれる方がいて、本当にうれしいです。ありがとうございます♪
-
- ippuniさん 2008/11/28 21:18:08
- おめでとうございます♪
- shinoさん
はじめまして。
フィレンツェでの素敵な挙式を拝見致しました。
フィレンツェという素敵な街で、一生に一度の結婚式。
大好きな場所で式が挙げられて良かったですね♪
雨のせいで大変だったでしょうけど、写真を撮るときや
移動の際には雨が上がって、空もshinoさんの挙式を
祝ってくれていたようですね。
心温まる旅行記を見せて頂き、ありがとうございました。
ippuni
- shinoさん からの返信 2008/11/28 22:34:30
- RE: おめでとうございます♪
メッセージ、ありがとうございます。
式からおよそ1ヶ月、何だかもっと前のできごとのような気がしてなりません。
式も旅行も、色々なことを思い、そして学んだ気がします。この思いを風化させないようにと挑んだ旅行記ですが、書き慣れない為か、なかなか思うように文章をつくることができません。
実は、年内には中編・後編と考えているのですが、いやはやいつになることやら…と自分にため息です。
ippuniさんの旅行記も読ませていただきました。(とは言っても、最新のものだけですが…。これからじっくり読ませて頂きます。)高校生から色々なところに行かれているなんて、本当に羨ましいです。私が海外旅行って楽しいと思ったのは社会人になってからで、時間のたくさんあった学生時代にもっと旅行をしておけばよかった…と、かなり後悔しています。
旦那さんは外出嫌い(家大好き人間)なので、1人で行くことになるだろうけどそれも楽しみ…と新婚早々悪いことを考えています。
でも、フランス在住のまったく面識のない方からお祝いのメッセージがいただけるなんて、何だか自分の世界が広がったようでうれしいです。
本当にありがとうございました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
26