2007/06/16 - 2007/06/17
38位(同エリア50件中)
松村博司さん
山口はおもしろい!
心底そう思える旅でした。
高千穂の旅で九州に向かう途中、休憩で寄った壇ノ浦PA。
その時、次いつか観光で壇ノ浦に行こう。
何となくそう思って6ヶ月。
GWの岩国フレンドシップデーに先輩と行く予定が中止になり、代案を探すことになって色々プランを練っているときでした。
そこでたまたま見た国宝、住吉神社の本殿。
一目惚れしてしまいました。
そこから始まった今回の旅。
下関、日帰りの弾丸ツアーが不可能になり、急遽トド君と泊まりの旅に変わったわけですが、当初の予定では岩国の陸奥記念館や周南の回天記念館など大戦関連や防府天満宮、瑠璃光寺や秋吉台を回り、湯田温泉で宿泊。
翌日に下関に入る予定でした。
しかしその前の京都の旅で霊山護国神社に行ったこともあり、できれば萩に行きたいということで、ルート的にはかなりトリッキーになってしまいましたが、そちらの方向で計画が進んでいくことになったのです。
そこでギリギリまで迷ったのが瑠璃光寺と秋芳洞。
特に秋芳洞は朝の8時半からということでどんなに急いでも1時間。
そこから日本海に抜けるのに1時間。
そこから長門から萩に抜けるのは時間的にかなり厳しいだろうと。
さらにそこに別府弁天と瑠璃光寺を加えればどうなるか。
結果は読んでいただければわかると思うのですが、萩城址や伊藤博文旧家など何カ所か見ることができませんでした。
今にして思えば初日に山口から下関。
二日目に長門・萩でもよかったかも。
そうすれば、時間いっぱいまで萩で過ごすことができなぁと。
5時に閉館になる場所を優先的に回って5時を回ったら時間を気にしなくていい場所を回るって感じで。
まあ、それはそれで問題があったでしょうが。
そんな感じで出発前にはかなり無理のある計画ですごく心配していたのですが、いざ回ってみると何の心配もありませんでしたね。
これを書いているのがすでに2008年ということで言えるのですが、私個人としては間違いなく2007年度、ナンバー1の旅でしたね。
どの旅もよかったし高千穂の旅も素晴らしかったのですが、山口の旅は本当におもしろかったです。
大内文化の最高傑作、瑠璃光寺の五重塔から始まったこの旅。
秋吉台の雄大な自然と別府弁天池の幻想的な風景。
長門の海でのまるでロディオのような遊覧船の揺れと青海島。
維新胎動の地、萩での散策。
奇兵隊や高杉晋作、伊藤博文に桂小五郎。
吉田松陰。
長州・長府、両藩主毛利家。
源平合戦終焉の地、そして平家滅亡の地、壇ノ浦。
そして川棚のクスの森は大内義隆の愛馬雲雀毛が息を引き取り、供養されている地でもありました。
結局写真には撮れませんでしたが、長門湯本の源氏ボタル鑑賞は生まれて初めての体験であり、本当に感動的でした。
あのタイミングは多分狙ってもなかなか難しいかったと思います。
ピーク直前、雨のない無風、月のない夜。
自分が蛍の光の中に立っているという幻想的な体験は多分今後、できるかどうかわからないくらい、本当に素晴らしい体験でした。
それでもまだまだ見逃しているところは沢山あります。
行きたいところ、興味のあるところも沢山あります。
C57とC56の重連運転も見てみたいし、再び山口号にも乗りたい!
萩にももう一度行きたい。
下関にも。
今度こそ、青海島の遊覧船で島を一周したい。
岩国、防府にも行ってみたい。
まだまだ行きたいところがいっぱいあります。
もう一度行きたいところがいっぱいあります。
またいつか、近いうちに山口へリベンジに行きたいです。
てなわけで梅雨なのに水の無い月とは今一つピンとこなかったので水月の長州と付けたタイトルですが、結局雨も降らずに文字通り、
「水無月の長州、蛍と歴史の旅」
となった今回の旅。
これにて終了です!
-完-
挫折禁止(松村博司の貧乏旅日記)
「水月の長州、蛍と歴史の旅」
http://bonkuraii.blog56.fc2.com/blog-category-42.html
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
-
川棚のクスの森を離脱した私たち。
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先ほどまで海岸沿いを走っていたのですが、すっかり山道に突入です。
-
しかし山口の道を走っていて思ったのですが、本当に温泉が多いですね。
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あちらこちらに温泉の看板を見かけます。
-
まあ、岡山も温泉は多いのですが・・・
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そしてこれは長谷ダム。
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もう少し走ると川棚温泉に突入。
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ようこそ看板を撮影するのを忘れてました^^;
-
そして到着。
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クスの森からここまでの道のりです。
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なぜここの川棚温泉を選んだかというと?
実はどうしても食べたいものがあったから。 -
それが元祖瓦そば「たかせ」です。
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玄関でお店の人が立っていたので、店の写真を取り損ねました。
私たちが訪れたのはたかせ別館です。 -
てなわけで食べましょう、元祖瓦そば!
アツアツの瓦の上に茶そばを乗せその上にいっぱい具を乗せて。
お出汁につけて食べるのですが瓦の上で焼かれたそばがパリパリしてとっても美味。
ちなみに私とトド君の二人前です。
さすがにそれだけでは足らないのでトド君は鯛茶漬けだったっけ? -
私はうなめしをゲット。
まずはしゃもじでガシガシ混ぜて茶碗によそってまず一杯。
続いてやくみをのせて二杯目。 -
最後はわさびを乗せてつゆをかけてうな茶漬け〜
あ〜腹いっぱい。 -
最後はデザートのソフトクリームの抹茶仕様を注文。
余は満足じゃ〜
さて、私たちが新館、本館とある中で別館を選んだ理由。
それはこの別館には温泉があるからです。 -
食事をすると150円で入浴できます。
-
てな訳で露天岩風呂です!
ちょうど湯に浸かっているお客さんもいなかったので、一枚写真を撮ってみました。
露天風呂だよ岩風呂だよ〜。
てなわけでゆっくりしてしまいました・・・ -
美味しいものを食べてゆっくり温泉に浸かって。
気が付いたら時間は7時。
ETCの深夜割引を適応するために12時過ぎまで高速を降りることができません。
今ならここから高速まで移動して、途中休憩を挟んでいれば12時過ぎくらいに岡山に到着できるはず。 -
英気も充分養ったし、岡山に帰りましょう!
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少しばかり来た道を戻るかたちになります。
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なので反対方向から長谷ダム。
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これから南下。
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中国道へ合流します。
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で、再び途中で休憩w
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道の駅「きくがわ」です。
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午前中、蛍街道西ノ市とどちらに寄るか迷ったもう一つの道の駅です。
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ここまでのルート。
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ここでコーヒーなどを購入、さすがに食事をしたばかりでつまみ食いなど無しで再出発です。
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そして7時40分。
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小月ICを通過です。
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さあ、ここから後は高速です。
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一気に帰りましょう!
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しかし、いつもの旅ならだいたい5時頃現地を離脱していました。
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今回の旅は最後の訪問地であるたかせを脱出したのが7時過ぎ。
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結構遅い時間までゆっくりしてしまいました。
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日帰り不可能ということで一泊旅行になった今回の旅。
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とは言え、同じ中国地方。
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無理をすれば日帰りも可能な距離。
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そしてETCの深夜割引を適応させるために夜12時を過ぎる必要があります。
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てなわけで7時過ぎまで現地でノンビリしていたのは必然だったわけです。
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それよりも、今回の旅で行った最後の温泉。
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たまたまお食事処である瓦そばのたかせに温泉があったのでそれに浸かることができました。
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それに味をしてた私とトド君。
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次の旅から最後に温泉。
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これをデフォルトに。
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山登りとか、長い距離を歩いたりとかで汗を一杯かきますしね。
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さっぱりして帰りたいです。
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時間は気が付いたら22時になっています。
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すでに広島JCTまで戻ってきています。
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最後にはお約束が待っています。
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楽しみが待っています。
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てかあれだけ晩飯食って、
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まだ食うのか!
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福山SA到着。
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ピリ辛尾道ラーメンセットをゲット!!
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商品名は忘れてしまいました^^;
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12時10分、倉敷JCTを通過。
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そしていよいよ出口です。
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一泊二日の山口の旅。
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12時15分、出発地点となった早島ICを通過。
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行きに大渋滞に巻き込まれた国道二号線。
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やっぱり渋滞だったよ^^;
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それでも比較的スムーズに進むことができました。
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右手に工事中の高架橋を眺めつつ。
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現在は片側一車線のみ開通といった感じです。
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そしてここで事件!
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トド君を自宅に降ろし我が家へ向かう途中。
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雨だよ・・・
まあ、ここまでもってくれた天気に感謝です。
天気予報では二日間とも雨だったのですから。 -
朝、ホテル枕水を出発してから16時間30分経過、一時ジャストに我が家に到着です。
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平均燃費。
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そして走行距離。
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同じ中国地方という割には結構距離を走っていましたね。
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最後に高速料金、ナビが新しくなって詳細が表示されるようになりました。
そんなわけで、突然決まった山口の旅。
色々ありましたがトラブルもなくいろんな歴史に触れとても充実した旅になりました。
そんな旅もこれにて終了。
お疲れ様でした!
-完-
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