2008/07/26 - 2008/07/27
21位(同エリア31件中)
トリさん
突然とれるようになった長い休み。
南インドを駆け足でやってみました。
2008/07/18 成田→シンガポール→チェンナイ
2008/07/19 チェンナイ→
2008/07/20 →タンジョール→ティルチィ
2008/07/21 ティルチィ→マドゥライ
2008/07/22 マドゥライ→
2008/07/23 →カニャークマリ
2008/07/24 カニャークマリ→
2008/07/25 →トリヴァンドラム→コヴァーラム・ビーチ→トリヴァンドラム→
2008/07/26 →チェンナイ→カーンチープラム
2008/07/27 カーンチープラム→マハーバリプラム
2008/07/28 マハーバリプラム→チェンナイ
2008/07/29 チェンナイ→
2008/07/30 →シンガポール→成田
-
チェンナイからバスに揺られ
3時間ほどでカーンチープラム到着。
昨夜からの移動で一刻も早く休みたいのに
こういうときに限って宿が見つからない!
ここカーンチープラムは
ヒンドゥー7大聖地のひとつ。
巡礼者の宿泊客が多いのだろうか?
そもそも24時間制をとっている南インドの宿。
宿泊客は宿に荷物を置いて観光するはずなので、
チェックアウトは自ずと午後になると思われる。
午前中に宿が空かないのも当然じゃん! -
仕方がないので観光する。
眠いし、疲れているし、
濡れた洗濯物も干せないし、
重い荷物を背負ってるし、
傍らの物乞い少女も
面倒くさくなってきました。
正直ここにきて、
かなり愚痴モードです。
前向きに!
まずは、街の西側から始める。
カイラーサナータ寺院への往路。
花飾りの不思議な集団とすれちがう。 -
カイラーサナータ寺院、到着。
ナンディを含めた全体像はこんな感じ。
ナンディ、ゴープラム、本殿と、
すべての造りがこじんまりしてるのは、
この寺院がドラヴィダ様式初期のものだから。
シヴァ殿の原型と理解する。 -
愛らしい舌ペロなナンディ。
7世紀に造られたそうなのだけど、
11世紀のタンジョールのナンディに
通じてる気がする。
長い年代を経て、
寺院の建築規模も
拡大していったのですね。
チョーラ朝の繁栄を想像すると
感慨深いものがある。 -
ゴープラムと本殿。
境内を取り囲むのが
58の小さな神殿、兼外壁。
小規模で簡素な造りだが、
その中にシヴァ殿としての必要な要素が
すべてつぎ込まれているように思われる。
完成された美しさと、力強さがあります。
タンジョール(ブリハディーシュワラ寺院)の
外壁は、外壁然とした大味な造りたったはず。
元々の造りが次第に変化していったのだろうか? -
境内の中。
外壁の小さな神殿に加えて、
本殿の周囲にも
それを取り囲む小さな神殿たち。
執拗な拘りが自分好み。
ちなみに、見学してるのは、
地元の学生さんたち。 -
境内のガイドに案内されて、
小さな神殿の内部を覗く。
壁画には鮮明な極彩色が残っている。
「Original?」と尋ねると、
「Yes」と答えが返ってくるのだが、
さすがにそれはないでしょ。
なにせ7世紀の建造物。
高松塚の飛鳥美人(6世紀)なんか、
国宝級の扱いを受けてるってのに。
でも本当のところ、どうなんだろ? -
前殿正面から本殿を望む。
本殿の壁には窓が設えてある。
本殿内部に入れてもらい、
身丈ほどのリンガを拝む。
(※写真撮影禁止) -
ここカーンチープラムでは、
昼間、多くの寺院で閉門してしまいます。
観光もできなくなってしまったので、
午前当たった安宿へ再び挑戦。 -
シングルが見つかり、
すかさずチェックイン。
やっと荷物を下ろせてひと安心です。
それにしても、
なんだろ、この疲労感…。
思い返すとそれもそのはず、
クマリを出てからの2日間、
まとまった休憩をとっていなのでした。
開門の16時までしばし休憩だ! -
腹が減ってはなんとやら。
16時前に動き出し、併設された食堂へ。 -
チャパティーで腹ごしらえです。
-
エーカンバラナタール寺院、到着。
途中、往路を歩きながら
大人サイズの自転車を
器用に乗りこなしてる
子供たちと擦れ違う。
「Welcome to India!」
ひとりの少年の言葉。
誇りっぽい道を
ひとり歩いてる観光客が
単に珍しかっただけなんだろうけど、
感動するやら、感激するやらで、
疲れなど一瞬にして吹っ飛んでしまう。
「Welcome to Japan!」、
果たして日本にいて
見知らぬ外国人に
逆のことができるだろうか? -
入口のゴープラムを通り抜ける。
-
ゴープラムの通路に掲げられた絵画。
シヴァ・リンガを大事そうに抱えるパルヴァティと、
それを取り囲む川みたいなのはサラスバティ?
しばらく眺めてると
流しのガイドに声をかけられる。 -
建造年代の説明は以下の通り。
1500年前 チョーラ朝
1400年前 パッラヴァ朝
400年前 ヴィジャヤナガル朝
さっき通り抜けてきた
寺院最大のゴープラムが
400年前のヴィジャヤナガル朝のもので
年代ごとに規模を拡大してきたのだとか。
でもチョーラ朝(845年頃〜1279年頃)って
1500年前じゃないんだけど…。 -
入口に吊るされたマンゴーの葉。
シヴァとパルヴァティが
マンゴーの下で結婚したから、
マンゴーの葉っぱに意味があるらしい。 -
寺院入口の敷居石。
ご利益の為に手で触れるのだとか。 -
惑星の神仏がここにもある。
彼らの周りを時計回りに9周すると
なんか良いことがあるらしい。 -
観光客用の拝殿の前にて。
あれよあれよという間に
ティラカとか付けられ、
お経とかあげられて、
結局、お布施とか要求されます。
で、いいカモになったという一枚。
あいにく細かいのがなくて
100Rsの出費…とほほ。 -
境内にあるマンゴーの木。
樹齢2000年の巨木があったらしいのだが、
去年枯れてしまったとのこと。
で、これが新しいマンゴーの木。
「Next Generation」なんだとか。 -
境内はこんな感じ。
毎年3月7日の午前7時に、
2000人の参拝客がここに詰め掛け、
高い窓から差し込む日の光が
シヴァ像を照らし出す瞬間を祝うのだとか。
その他、教わること多数あり。
確かにガイドの説明があることで、
多くを知ることができるのだが、
結局、ガイド料100Rsを払う羽目に。
細かいのを用意しておくべし! -
夕方過ぎ、今日のノルマを済ませるべく、
ヴァイクンタ・ペルマール寺院へ向かう。
途中、今まで見たことない店舗を発見。
広い店舗、明るい照明に、豊富な品揃え。
垢抜けた感じが、なんだかコンビニの様。 -
よく見ると「土足厳禁」なのでした。
清潔感をウリに
他店との差別化を図っているようです。
お客さんが入ってるところを見ると、
より洗練されたものも求める
顧客心理というものに気づかされる。
インドでは小売業への
保護政策をとっていたはず。
外資参入を抑止することで
国内の雇用を確保しているらしいのですが、
今後、自国の産業発展によってインド社会が
どのように変わっていくのか興味深いところ。 -
閉門まぎわのヴァイクンタ・ペルマール寺院。
こんな夜更けに観光するなんて初めて。
寺院巡りにもそろそろ飽きてきたという証拠です。
気を取り直して門の中へ。
寺院のガイドに聞くと、
まだ、なんとか入れるみたい。
言い値だから本当の料金は不明だけど、
入場料10Rs + ガイド料50Rsでした。 -
懐中電灯片手に説明を受ける。
で、これが、ガイド曰く「Chinese」。
建造された8世紀からすでに
中国人との貿易あったみたいです。
(恐るべし華僑!) -
で、これが「Punishment」。
首を切られています。
駆け足の説明だったので、
処刑されてるのが誰かは不明。
その他にも壁面の彫刻には
当時の家族や、社会の様子など、
興味深いものが多く、一見の価値あり。
昼間来て、ちゃんとした説明、
聞くべきだったよ…反省。 -
寺院からの帰り道。
信号のある交差点なのに
交通整理の警官が必要なのはどうして?
考察1:見張ってないと信号無視するから。
考察2:停電で信号が消えたときに対応するため。
考えても分からないのがインドのカルマ。
下手な考え休むに似たり、おとなしく就寝です。
明日は、街の東側の寺院を観光して、
その後、マハーバリプラムへ移動します。
おやすみなさい。 -
翌朝、隣の食堂から始める。
今朝はなんとなくドーサな気分。 -
食事中、目の前にいた女の子。
イヤリングに腕輪、
いいとこのお嬢さんでしょうか。
水色の服がカワイイです。 -
ワラダラージャ寺院への往路。
途中、玄関先に描かれた
様々な模様に目が留まる。
床絵(ランゴリ)と呼ばれるもらしい。
白砂にフリーハンドで描かれた素朴さと、
幾何学パターンによる多様な美しさが、
いかにもインド的で、心引かれる。 -
街の中心から南東へ2.5km。
道なりに進むとワラダラージャ寺院の
ゴープラムが見えてくる。
途中、わき道に逸れて
迷いそうになるも、問題なし。
子供たちがワイワイと
行き先を教えてくれるのでした。
ゴープラムの前には観光バスがいっぱい。
脇を通り抜けて中へ入ります。 -
ワラダラージャ寺院の正面。
ここの祭祀はヴィシュヌ神。
故に、ご覧の通り、
シヴァの乗り物・ナンディは不在なのでした。
代わりにあるのが、
この高床式住居みたいな建造物。
何の意味があるのかは不明。 -
ワラダラージャ寺院の本殿。
当然、ヒンドゥー・オンリーです。
入口に制服着た警備員みたいなのがいて、
近づくと注意される。
わかってますって。 -
境内の中の沐浴池。
ちらほらと沐浴する人あり。 -
沐浴するヴィシュヌ派の僧侶。
池を一周しようと歩いてると、
対岸の木陰の前で、
また注意されました。
女の人が着替えをしているんだとか。
わかりましたって。 -
石柱のホール。
外側から柱を近き見るだけで、
彫刻の精巧さが窺い知れます。
ちょっぴり期待して中へ。 -
熱心に説明を聞く外国人観光客。
ホールを支える数多くの柱は、
細かい彫刻を施されたものばかり。
ここでもやはり説明を受けるべきかもね。 -
ホール中央の祭殿。
正面からに近づいていくと、
待ってましたとばかりに、
ガイドの手招きを受ける。 -
で、ガイドの爺さん。
ここで40年ガイドをしてきて、
たくさんの言葉を知ってるんだとか。
当然、英語でお願いします。
で、ヴィシュヌが10の姿に変身して
地上に現れたとされる化現の話とか、
柱の1本1本に物語が刻まれていることとか、
ひとつひとつの彫刻の意味はもちろん、
説明がないと気づかないような細部至るまで、
丁寧で分かりやすい説明を受ける。
それにしても豊富なエロスが楽しい。 -
例えば、この彫刻。
爺さん曰く「ラブ・ストーリー」なんだけど、
加えて「ビッグ・リンガム」とのこと。
よく見ると左の男性には、
巨大なイチモツが! -
例えば、この彫刻。
爺さん曰く「カーマツーストラ」なんだけど、
加えて「イート」とのこと。
食べる(Eat)というか、フェラな。 -
例えば、この彫刻。
爺さん曰く「ラバーズ」なんだけど、
加えて、乳揉んでるとの説明あり。
舌まで入れてます。
カーマツーストラ万歳! -
誤解の無いように
他の彫刻のひとつをご紹介。
爺さん曰く「ギーター・ストーリー」。
ギーターはヒンドゥー教の重要な聖典の1つである
バガヴァッド・ギーターのことと思われます。
これはクリシュナが悪魔と戦ってるシーン。
悪魔の躍動感が素晴らしいです!
で、40分近く説明を受けたのち、
ガイド料100Rsを要求される。
それがフツーに相場なのでしょうか?
結局、30Rs払って出てくる。
面白かったんで、もっと払っても
よかったのだけどね…ゴメン。 -
宿の前に出ていた果物屋台で購入。
部屋に戻って腹ごしらえです。
シャワーを浴び、身支度を整える。 -
14時前に、チェックアウト。
近くのバス・スタンドで
マハーバリプラム行きを尋ねると、
今日の直行便は終わってしまったらしい。
「アレンジメントしろ」とのこと。
先日、リキシャを乗るときに
「アレンジメントしろ」と言われたのは
「乗り合わせろ」の意味だったけれど、
今回のは「乗り継げ」の意味のよう。 -
そういうわけで、乗車する。
「チャンガルパル」とかいう町で、
マハーバリプラム行きのバス(No.108)に
乗り継げばいいみたい。
どんどん行きます。 -
のどかな田園風景を横切って。
マハーバリプラムへつづく。
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